【課題】乳児用おしゃぶりの吸口は、中に空気が入り、厚みのある袋状のもので、吸い込むと口唇が外へ開く状態になることが多かった。形のよい美しい口元を作るためのおしゃぶりを提供する。
【解決手段】受け皿１から出る吸口２の部分を空気が入らない薄い一枚の板状のものにし、先端を少しふくらませる。おしゃぶりは薄く短いため、口をすぼめてしゃぶるので、口元がしまり、口唇が内側へ引きこまれるようになり、美しい良い形になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、乳児の口に含ませて口元の形をよくする頑具である。
【背景技術】
【０００２】
従来、乳児の気持を落ちつかせるため、おしゃぶりは乳を飲むのと似たような感触にさせるものだった。皿の部分より出る吸口は中に空気が入り厚みのある袋状のものが使われている。
【先行技術文献】
【０００３】
特表２０００−５４４４０４
【特許文献１】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
乳児の心を満足させるため、おしゃぶりの吸口は乳首を薄くしたような形で、乳を飲むような感覚にさせ、乳児によっては深く吸い込もうとすることもあった。その結果、上下の口唇が大きく外へめくれる状態になり生来の形が崩れることがあった。めくれない場合でも外へ開く傾向があった。一度口元の形がくずれると元へ戻すことは難しい。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
おしゃぶりの受け皿の部分より出るしゃぶる部分を空気が入らない一枚の薄めの板状のものにし、先端に少しふくらむ部分を設ける。
【発明の効果】
【０００６】
本発明のおしゃぶりは薄く短いため、口をすぼめてしゃぶるので、口元がしまり、口唇が内側へ引きこまれるようになり、美しい良い形にする。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】 本発明の斜視図
【図２】 本発明の断面側面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ） 受け皿（１）の中央上部に吸口（２）をとりつける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは吸口（２）を乳児の口に当てる。
【符号の説明】
【０００９】
（１） 受け皿
（２） 吸口

【特許請求の範囲】
【請求項１】
受け皿から出る吸口の部分を短く、一枚の薄めの板状にし、先端にややふくらむ部分を設けた乳児用おしゃぶり。

【図１】

【図２】

【公開番号】特開２０１１−２２９８９３（Ｐ２０１１−２２９８９３Ａ）
【公開日】平成２３年１１月１７日（２０１１．１１．１７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１３０４６８（Ｐ２０１０−１３０４６８）
【出願日】平成２２年４月２６日（２０１０．４．２６）
【出願人】（５１００９７１８３）
【Ｆターム（参考）】