説明

予約管理システム

【課題】 年間利用会員証等の利用者からの予約を利用日の前の日から受け付けることにより年間利用会員証等の利用者が利用日にこうむる不便さを低減する。
【解決手段】 年間利用会員は予約端末機201にログインし、IDカード101に記録されている会員情報をIDカードリーダ202から読ませ、入力部203からパスワードを入力すると、予約端末機201は予約サーバ301に接続し、予約サーバ301は入力された会員情報とパスワードが会員データベース501に登録されている情報であれば予約画面を出力する。年間利用会員は利用したいアトラクション等を表示部204上の予約画面で選択し、予約日時、人数等の必要事項を入力する。予約サーバ301は、施設管理データベース503から施設毎の予約可能な人数等を取得するとともに予約データベース502から現在の予約状況を取得し、入力された予約が可能であるかを判断し、予約可能であれば予約データベース502に入力された予約の情報が記録され予約が完了する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、アミューズメント施設等の施設内の予約管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アミューズメントパーク等の遊戯場におけるアトラクション等の予約管理システムとしては、例えば特開平8‐315188号公報に記載されているようなものがある。これは、ID番号等が付与された入場カードと園内に設けてある予約機とを利用して遊戯場内の個々のアトラクション等の予約を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のものはアミューズメントパーク等内に設けてある予約機を用いてアトラクションやレストラン等の予約を行うため、予約機の前に予約を行うための行列ができる可能性がある。よって、予約するための待ち時間が発生してしまうという問題点がある。この予約のための行列を解消する1つの方法としては、予約機を数多く設けることが考えられるが、この場合予約機の数を増やすだけコストがかかってしまう。
【0004】特に、アミューズメントパークによっては利用日より前の日に利用者が手にできるチケット、例えば年間利用会員証等を採用しているところがあるが、このようなパスポートのユーザもアトラクションやレストランを利用する場合には利用日の当日にアミューズメントパーク等内の予約機により予約しなければならなかった。つまり、年間利用会員証等の利用者は、利用日の当日に入場券を買うために窓口に並ぶ必要はないが、アトラクションを利用する際に当日券を買って入場してきた人たちと同様に予約機を利用してアトラクションの予約を行わなければならないという不便な点があった。また、予約機を設置していないアミューズメントパーク等においては、年間利用会員証等の利用者はアトラクションを利用するために行列を作って並ばなければならなかった。
【0005】本発明の目的は、利用日より前の日にアミューズメントパークなどの遊戯場の利用券等を入手している利用者が、利用日の当日にこうむる不便さを少なくできる予約管理システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定期間内の特定の日における施設内の所望施設の利用の予約を上記所定期間内で有効でありかつ特定の利用者に対して付与される識別情報と関連づけて上記特定の日より前の日に受け付ける予約受付部と、上記予約受付部で受け付けた予約内容を登録する予約内容登録部とを含むので、上記特定の利用者は、施設の利用日よりも前の日に所望施設の予約を行えるので、利用日の当日に利用したい施設の前や予約機の前に行列を作って並ばずに所望の施設を利用できる。したがって、上記特定の利用者は、従来ただ並んで待っていた時間を有効に使うことが可能となる。
【0007】上記施設への入場の際にその入場者が上記予約内容登録部に登録されている予約に対応した上記特定の利用者であるか否かを上記識別情報に基づき識別する識別部をさらに含む構成とすれば、特定の利用者の予約を確実に実行可能となる。
【0008】上記識別情報を記録する記録部をさらに含む構成とすれば、識別情報の管理が容易になる。
【0009】上記記録部を上記識別情報を記憶する記憶部と上記識別情報を無線信号で送出する送信部とを備えるデータキャリアを含む構成とすれば、識別情報の管理が容易となり、バーコードよりも複製が困難となる。
【0010】上記予約受付部での予約受付の際に上記データキャリアから上記識別情報を読み取りこの読み取った識別情報を上記予約受付部に出力する第1の読取部と、上記施設への入場の際に上記データキャリアから上記識別情報を読み取りこの読み取った識別情報を上記識別部に出力する第2の読取部とをさらに含む構成とすれば、接触読み取り方式のICカードや磁気カード等を利用する場合に比べて利用者に読み取り動作を強いることを少なくできる。
【0011】上記予約内容登録部に登録されている予約に対応した上記特定の利用者が、上記予約に対応した日に上記施設内に入場たか否かを検出する検出部をさらに含む構成とすれば、予約したのに施設に来ないような施設運営者にとって好ましくない年間利用会員を特定できる。よって、施設運営者は好ましくない年間利用会員に対して種々の対処が可能となる。
【0012】上記予約受付部を上記検出部の検出結果に基づいて上記予約に対応した日に上記施設内に入場していない上記特定の利用者による上記予約の受付を禁止する構成とすれば、予約したのに施設に来ないという施設運営者にとって好ましくない行為を防止可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図面に示す実施例に基づき具体的に説明する。本例では遊戯施設としてのアミューズメントパーク内の予約システムに適用した例について説明する。なお、アミューズメントパーク内の予約システムに適用する場合に限るものではない。例えば、テーマパーク等でもよい。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示すアミューズメントパーク内の予約管理システムのブロック図である。同図において、記録部としてのIDカード101は、アニューズメントパークの年間利用会員に対して発行されるいわゆる年間利用会員証であり、その表面には利用者を識別するための顔写真やアニューズメントパークやアニューズメントパーク内の所望の施設を利用可能な期間(本例では所定の1年間)等が印刷してあり、その内部にはアニューズメントパークやアニューズメントパーク内の所望の施設を利用可能な期間内で有効となる識別情報としての会員番号等の会員情報が記録されているデータキャリア101aを備える。年間利用会員はアミューズメントパークの運営者に所定の会員料金を支払うことにより会員登録され、アミューズメントパークの運営側からIDカード101が渡される。このとき渡されるIDカード101には、アミューズメントパークの運営側で設定した年間利用会員を識別するための会員番号等の会員情報(会員として登録された1年間だけ有効なもの)が記録されてある。なお、記録部としてのIDカード101は年間利用会員に対して発行される年間利用会員証に限るものではない。例えば、利用日の前の日に利用者が入手できるいわゆる前売りチケット等でも良い。ただし、この場合も前売りチケットにアニューズメントパークやアニューズメントパーク内の所望の施設を利用可能な期間(1日でも可)内で有効となる識別情報としての会員番号等の会員情報が記録されているデータキャリア101aを備えさせておく。
【0015】図2はデータキャリア101aの回路構成を示したブロック回路図である。同図において、送信部としてのアンテナ部101a1は後述する予約入力端末201内のIDカードリーダ202〜202や入場ゲート部401内のIDカードリーダ401aや入口ゲート部402内のIDカードリーダ402a等から送られる質問信号を受信し、上述したIDカードリーダに会員情報を含んだ応答信号を送信する。復調回路101a2はアンテナ部101a1で受信した質問信号を復調し制御回路101a3へ送る。制御回路101a3は復調回路101a2から送られてくる質問信号に応じて種々の動作を行い、IDカードリーダへの送信時は変調回路101a4へ会員情報に応じた送信データを出力する。なお、会員情報は記憶回路(記憶部)101a5に予め記憶されており、この内容はアミューズメントパークの運営側のIDカードリーダから送られる信号により書き換え可能なものである。よって、年間利用会員を複数年にわたって継続する利用者に対して、同じIDカードを使うことができ省資源化が図れる。なお、この場合、IDカードの表面に更新されたアニューズメントパークやアニューズメントパーク内の所望の施設を利用可能な期間を追加印刷したり更新された期間を示すシール等を貼付することが望ましい。電源回路101a6はアンテナ部101a1が受信した信号に基づき電源を得て上述した種々の回路に電源を供給する。なお、復調回路101a2、制御回路101a3、変調回路101a4、記憶回路101a5、電源回路101a6はIC101a7内に設けてある。
【0016】図1に戻って、予約端末機201はIDカード101を有する年間利用会員の自宅等にそれぞれ設置(アミューズメントパーク外すなわち施設外に設置)されるもので、第1の読取部としてのIDカードリーダ202やキーボード等の入力部203および表示部204などを備え、IDカードリーダ202でIDカード101から会員情報を読み取り、入力部203により年間利用会員が会員登録時に予め設定したパスワードが入力される。予約端末機201はインターネット経由で予約サーバ301に接続される。
【0017】予約サーバ301は年間利用会員の予約受付処理を行うもので、会員データベース501、予約データベース502、施設管理データベース503、待ち時間データベース504、来園状況データベース505等を備えるデータベース群500に接続されている。予約サーバ301と会員データベース501とで予約受付部を構成する。この例では、予約受付部は施設外から行われる所定期間内の特定の日における施設内の所望施設の利用の予約を上記所定期間内で有効でありかつ特定の利用者に対して付与される識別情報と関連づけて上記特定の日より前の日に受け付ける。
【0018】会員データベース501は、年間利用会員の会員情報と年間利用会員が会員登録時に予め設定したパスワードとが関連付けられた会員データを記憶してある。予約内容登録部としての予約データベース502は、予約端末機201からの予約を登録していくもので、予約可能なアトラクションやレストランなどの施設の予約状況を1日単位で複数日にわたり記憶していく。施設管理データベース503は、予約可能なアトラクションやレストランなどの施設の予約可能な人数を記憶してある。待ち時間データベース504は今日の予約状況が記憶される。具体的には、顧客管理サーバ302により日付の更新に伴い予約データベース502から今日の予約状況のみが抜き出されそれが記憶される。来園状況データベース505は、年間利用会員の来園状況を記憶していく。データベース群500には顧客管理サーバ302も接続されている。
【0019】顧客管理サーバ302は、アミューズメントパーク1内に設置してある入場ゲート部401や予約可能なアトラクションやレストランの入口に設けてある入口ゲート部402に備えてあるIDカードリーダ401a、402a等と有線または無線LANにより接続されており、これらから送られてくる信号に基づき種々の処理を行う。
【0020】入場ゲート部401は、IDカードリーダ401aやプリンタ401bを備えている。入口ゲート部402は第2の読取部としてのIDカードリーダ402aや利用者の入場の許可と禁止を行う入口ゲート402bを備えている。顧客管理サーバ302と待ち時間データベース504とで識別部を構成する。
【0021】次に、図3を参照して予約時の動作を説明する。
【0022】年間利用会員はアミューズメントパーク等の施設外にある予約端末機201にログインし、IDカード101に記録されている会員情報をIDカードリーダ202から読ませ、入力部203を操作してパスワードを入力する(ステップ3a)。この操作により、予約端末機201はインターネット経由で予約サーバ301に接続される(ステップ3b)。
【0023】予約サーバ301は入力された会員情報とパスワードを会員データベース501と照合し(ステップ3c)、入力された会員情報とパスワードが会員データベース501に登録されていないと(ステップ3d)、再度会員情報とパスワードを入力するよう促す画面を出力し(ステップ3e)ステップ3aに戻る。入力された会員情報とパスワードが会員データベース501に登録されている情報であれば年間利用会員からの入力であると判断して予約画面を出力する(ステップ3d、3f)。
【0024】年間利用会員は利用したいアトラクションやレストラン等を予約端末機201の表示部204上の予約画面で選択し、予約日時、人数等の必要事項を入力部203から入力する(ステップ3g)。
【0025】予約サーバ301は、施設管理データベース503から施設毎の予約可能な人数等を取得するとともに予約データベース502から現在の予約状況を取得し、入力された予約が可能であるかを判断する(ステップ3h)。
【0026】予約可能であれば予約データベース502に入力された予約の情報が登録され予約が完了する(ステップ3i)。
【0027】このように、IDカード101を有する年間利用会員は、施設の利用日よりも前の日に所望の施設の予約を行えるので、利用日の当日に利用したい施設の前に行列を作って並ばずに所望の施設を利用できる。したがって、年間利用会員は従来ただ並んで待っていた時間を有効に使うことが可能となる。また、アミューズメントパーク等の施設外から予約可能なので、わざわざ予約のためにアミューズメントパーク等の施設まで出向かなくてすむ。
【0028】次に、図4を参照してアミューズメントパークヘの入場時の動作を説明する。
【0029】年間利用会員は予約した当日、入場ゲート部401に設置されたIDカードリーダ401aにIDカード101に記録された会員情報を読ませる(ステップ4a)。
【0030】顧客管理サーバ302は、入力された会員情報に対応したその日の予約状況を予約データベース502から読み出し(ステップ4b)、読み出した予約状況をプリンタ401bによりプリントアウトさせると同時に来園状況データベース505に来園した年間利用会員の来園情報を記録する(ステップ4c、4d)。
【0031】このように、年間利用会員がアミューズメントパークに入場した際に予約状況をプリントアウトできるので、年間利用会員はこの予約状況を示したものをみて予約状況を確認しながらアミューズメントパークを利用可能となり、時間を有効に使える。
【0032】また、IDカード101に年間利用会員の顔写真が印刷してあるので、入場ゲート部401の近くで入場を管理するアミューズメントパークの係員により、IDカード101を携帯している人物が年間利用会員の本人であるか否かを確認できる。よって、IDカード101の不正使用を防止可能になる。
【0033】次に、図5を参照して各アトラクションやレストラン等への入場時の動作を説明する。
【0034】年間利用会員は入場ゲート部401でプリントアウトされたその日の予約状況を参照し、アトラクション・レストラン等の入口毎に設置された入口ゲート部402のIDカードリーダ402aにIDカード101に記憶された会員情報を読ませる(ステップ5a)。
【0035】顧客管理サーバ302は、会員情報を読み込んだ入口ゲート部402に該当する施設の待ち時間データベース504を参照し(ステップ5b)、読み込んだ会員情報に対応した予約が確認されかつ現在時刻が予約時刻に対応しているか否かを識別し、対応していれば(ステップ5c)、入口ゲート402bを開けて入場を許可する(ステップ5d)。読み込んだ会員情報に対応した予約がない場合や、現在時刻が予約時刻に対応していない場合は(ステップ5c)、入口ゲート402bを開けずに入場を禁止する(ステップ5e)。
【0036】このように、IDカード101に付与されている会員情報に基づいてIDカード101を有している者が登録されている予約に対応した者であるか否かを識別するので、IDカード101を有する利用者の予約を確実に実行可能となる。
【0037】また、IDカード101に年間利用会員の顔写真が印刷してあるので、入口ゲート部402の近くでアトラクション等への入場を管理するアミューズメントパークの係員により、IDカード101を携帯している人物が年間利用会員の本人であるか否かを確認できる。よって、IDカード101の不正使用を防止可能になる。
【0038】また、年間利用会員の利点が増すので、アミューズメントパーク運営者にしてみれば年間利用会員の新規獲得が容易になり経営上有利となる。
【0039】なお、アミューズメントパーク内に予約機を設け、この予約機により予約可能なアトラクションやレストラン等の予約を行えるようにしてもよい。この場合、アミューズメントパーク内に設けた予約機は、アミューズメントパークに入場した利用者全員が利用可能なものとする。このような場合でも、年間利用会員は、利用日より前の日に予約可能なアトラクション等の予約が行えるので、利用日の当日に予約のために予約機の前に行列を作って並ぶという行動を回避可能となる。よって、行列を作って並ばないので時間を有効に使える。
【0040】また、上記ではデータキャリア内に会員情報(識別情報)を記録させるようにしたが、会員情報を記録させる媒体はデータキャリアに限るものではない。例えば、バーコード等でも良いし、接触読み取り方式のICカードや磁気カード等でも良い。但し、データキャリアに会員情報(識別情報)を記録させるようにすれば、バーコードよりも複製が困難となり、接触読み取り方式のICカードや磁気カード等よりも利用者に読み取り動作を強いることを少なくできる。特に、アミューズメントパーク等の遊戯場は子供が多く利用するので、利用者に読み取り動作を強いることを少なくできることは運営上特に有効となる。
【0041】また、予約したのにアミューズメントパーク等の施設に来なかった年間利用会員を特定し、そのような行為を所定回数行った年間利用会員に対し、予約禁止等のペナルティを与えるようにしてもよい。具体的には、例えば1日の終わりに顧客管理サーバ302が来園状況データベース505と待ち時間データベース504を参照して予約したのに施設に来なかった年間利用会員を特定し、会員データベース501内に登録されているこの特定した年間利用会員の会員情報に不良会員情報を付加し、この不良会員情報が付加された年間利用会員からの予約を予約サーバ301が受け付けなくするようにするようにすればよい。このようにすれば、予約したのに施設に来ないような施設運営者にとって好ましくない年間利用会員を特定でき、このような好ましくない行為を防止可能になる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、所定期間内で有効な識別情報が付与された特定の利用者は、施設の利用日よりも前の日に所望の施設の予約を行えるので、利用日の当日に利用したい施設の前や予約機の前に行列を作って並ばずに所望の施設を利用できる。したがって、その特定の利用者は、従来ただ並んで待っていた時間を有効に使うことが可能となる。
【0043】また、施設への入場の際にその入場者が予約内容登録部に登録されている予約に対応した特定の利用者であるか否かを識別情報に基づいて識別すれば、特定の利用者の予約を確実に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック図。
【図2】図1のデータキャリア101aのブロック回路。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図5】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
101 記録部
101a データキャリア
101a1 送信部
101a5 記憶部
202 第1の読取部
301、501 予約受付部
302、504 識別部
402a 第2の読取部
502 予約内容登録部
302、504、505 検出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定期間内の特定の日における施設内の所望施設の利用の予約を上記所定期間内で有効でありかつ特定の利用者に対して付与される識別情報と関連づけて上記特定の日より前の日に受け付ける予約受付部と、上記予約受付部で受け付けた予約内容を登録する予約内容登録部とを含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項2】 請求項1において、上記施設への入場の際にその入場者が上記予約内容登録部に登録されている予約に対応した上記特定の利用者であるか否かを上記識別情報に基づき識別する識別部をさらに含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項3】 請求項1または2において、上記識別情報を記録している記録部をさらに含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項4】 請求項3において、上記記録部は、上記識別情報を記憶する記憶部と上記識別情報を無線信号で送出する送信部とを備えるデータキャリアを含むものであることを特徴とする予約管理システム。
【請求項5】 請求項4において、上記予約受付部での予約受付の際に上記データキャリアから上記識別情報を読み取りこの読み取った識別情報を上記予約受付部に出力する第1の読取部と、上記施設への入場の際に上記データキャリアから上記識別情報を読み取りこの読み取った識別情報を上記識別部に出力する第2の読取部とをさらに含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項6】 請求項1において、上記予約内容登録部に登録されている予約に対応した上記特定の利用者が、上記予約に対応した日に上記施設内に入場したか否かを検出する検出部をさらに含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項7】 請求項6において、上記予約受付部は、上記検出部の検出結果に基づいて上記予約に対応した日に上記施設内に入場していない上記特定の利用者による上記予約の受付を禁止するものであることを特徴とする予約管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2002−140594(P2002−140594A)
【公開日】平成14年5月17日(2002.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−334746(P2000−334746)
【出願日】平成12年11月1日(2000.11.1)
【出願人】(396004981)セイコープレシジョン株式会社 (481)
【Fターム(参考)】