説明

二輪車判別方法及び判別装置

【課題】従来の車種判別装置は、検知手段に用いられる光電センサーを、路面に対応した所定の高さの位置に設けているため、例えば自動二輪車の車輪の周縁部であるタイヤの空気圧が低い状態の場合に、自動二輪車の自重等により接地部ではタイヤの厚さが通常より薄くなり、周縁部内周の路面からの高さも通常より低い位置となるため、検知センサーで通常では遮光と検知されるが、透光の状態となり自動二輪車と判別するものを自転車と誤判別する場合がある。
【解決手段】路面に対応した検知センサーの位置での判別は誤判別する場合があり、本発明では、周縁部の空気圧と自重の影響を受けない個所での周縁部を検知して判別することにより、二輪車の車種判別を自転車かまたは自動二輪車かに精度よく判別することのできる判別方法と、その方法を利用した車種判別装置を提供することにある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐輪場ゲートシステムとして駐車料金等の管理に使用するもので、入場する二輪車の自転車と通称バイクと呼ばれている自動二輪車を判別する判別方法と、判別方法に用いる車種判別装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、二輪車の駐輪場ゲートでは自転車と自動二輪車の駐車料金に差を設けて徴収している。この場合の駐輪場ゲートシステムにはゲートの出入り口又はどちらか一方に自転車と自動二輪車を判別する判別装置を設置している。この種の判別装置として、例えば特許文献1に記載されている発明は、車両の判別方法の検知手段として路面に対応した所定の高さの位置に複数の光電センサーを配置し、周縁部の厚みが所定値よりも厚いか否かを検知して光電センサーの遮光若しくは透光を組合せた判別手段及び判別装置が開示されている。
【0003】
また、特許文献1に記載されている別の発明として、前記光電センサーの遮光と透光の組合せと、且つ、圧力スイッチを組み合わせた判別手段及び車種判別装置が開示されている。
【0004】
特許文献2に記載の発明には、路面に対応して所定の高さの位置に複数の光電管ビームを配置した検知センサーで路面からの車両の周縁部の位置を検知し、遮光及び透光の組み合せから自転車又は自動二輪車を判別する判別方法及び車両判別システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許4061316号
【特許文献2】特許4268175号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記特許文献1或いは特許文献2に開示されている車両判別の方法は、車両の車輪の周縁部を検知手段による遮光或いは透光の組合せ、或いは別の検知センサーとの組合せで車両の判別を行うものであるが、前記検知手段に用いられる光電センサーを、路面に対応した所定の高さの位置に設けているため、例えば自動二輪車の車輪の周縁部であるタイヤの空気圧が低い状態の場合に、自動二輪車の自重等により接地部ではタイヤの厚さが通常より薄くなり、周縁部内周の路面からの高さも通常より低い位置となるため、検知センサーで通常では遮光と検知されるが、透光の状態となり自動二輪車と判別するものを自転車と誤判別する場合がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、路面に対応した位置での判別は誤判別する場合があり、本発明では、空気圧と自重の影響を受けない個所での周縁部を検知して判別することにより、二輪車の車別を自転車かまたは自動二輪車かに精度よく判別することのできる判別方法と、その方法を利用した車種判別装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
二輪車の車輪の周縁部を検知する光軸ビームを発する投光側と受光側からなる一対の検知センサーS2乃至S4の配置を、前記周縁部を路面12に対応しない個所で検知する位置に配置した検知手段から成ることを特徴とする。
【0009】
二輪車の車輪の周縁部を検知する光軸ビームを発する投光側と受光側からなる一対の検知センサーS2乃至S4の配置を、前記光軸ビームを二輪車の接地部を除く周縁部で遮光する一対の検知センサーS4を基準に、一対の検知センサーS2乃至S3を、二輪車の進入側に角度40度乃至50度の線上に略直角で対称的に、且つ前記二輪車の周縁部で前記一対の検知センサーS4が遮光された直後の状態で、前記光軸ビームを前記二輪車が自転車の場合には車輪の周縁部で遮らない位置で透光し、また前記二輪車が自動二輪車の場合には車輪の周縁部で遮光される位置に配置した検知手段と、二輪車の周縁部で前記一対の検知センサーS4が透光状態から遮光状態に変化した直後の状態時に、前記検知センサーS2乃至S3の両方か、若しくはどちらかの一方が透光状態の場合には二輪車を自転車と判別し、S2乃至S3の両方が遮光状態の場合には二輪車を自動二輪車と判別する判別システムから成ることを特徴とする。
【0010】
前記検知手段から成り、且つ一対の検知センサーS2乃至S3のどちらか一方が自転車の周縁部に設けられた空気ノズル14で遮光され、他方を透光する位置に配置したことを特徴とする。
【0011】
光軸ビームを発する投光側と受光側一対の検知センサーを複数個組み合わせた検知手段からなる二輪車の車種判別装置において、前記請求項1乃至請求項2に記載の車種判別方法による検知手段の検知センサーS2乃至S4を備え、且つ前記検知センサーS2乃至S3の位置より二輪車の進入側にあり、且つ二輪車の車輪の周縁部で1番目に遮光される位置の検知センサーS0と、前記二輪車の進入により二輪車の周縁部で2番目に遮光され、前記検知センサーS0の下方に位置し、且つ進入者の足のつま先を検知して前記光軸ビームを遮光する路面12からの高さの位置に検知センサーS1を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、車両である二輪車の周縁部の厚さを路面12に対応しない個所で検知する方法と車種判別装置であり、空気圧や二輪車の自重に関係なく二輪車の種別を自転車であるのか、自動二輪車であるのかを、精度よく判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の車種判別のための、検知センサーを配した検知手段に、二輪車が進入する状態の平面図である
【図2】本発明の車種判別のための、検知センサーの配置と各周縁部の関係を示す図である。
【図3】本発明の車種判別のための、車種判別装置と連繋する駐輪場システムの概要を示す図である。
【図4】本発明の車種判別のための、車種判別装置の検知センサーを配置した検知手段と、各周縁部との初期の関係を示した図である。
【図5】本発明の車種判別のための、車種判別装置の検知センサーを配置した検知手段と、つま先の関係を示した図である。
【図6】本発明の車種判別のための、車種判別装置の検知センサーを配置した検知手段と、各周縁部との車種判別時の関係を示した図である。
【図7】従来の、車種判別装置の路面に対応した位置に配置した検知センサーと、周縁部の関係を示した図である。
【図8】本発明の車種判別のための、車種判別装置の検知センサーを配置した検知手段と、各周縁部の空気圧が低い状態での、車種判別時の関係を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る二輪車の車種判別方法に用いる検知手段に、二輪車1が進入する状態の概要を平面図で示したものである。検知手段は、二輪車1の車種を判別するために、光軸ビーム10を投光する投光側センサー7と光軸ビーム10を受光する受光側センサー8の一対の複数の一対の検知センサーS2乃至S4を配置し、二輪車1の周縁部11を検知する。本発明の車種判別方法は、前記検知手段と、検知手段に配置した複数の一対の検知センサーの透光或いは遮光の組合せ状態を判断して車種を判別するための判別手段から構成されている。
【0015】
図7に、従来から提案されている車種判別方法による検知センサー20の配置と、二輪車の周縁部の概要を示している。検知センサー20が路面12に対応した位置で通常の空気圧の周縁部18で遮光を基準にした位置に配置されていると、例えば、判別される二輪車が通常の空気圧より低い周縁部19の場合には自重などの影響で接地部eが平坦となり、周縁部19が全体に路面からの高さが低くなり、前記路面12から対応した位置に配置された検知センサー20が透光の状態となり、当初の設定と違った車種に誤判別する不具合があった。
【0016】
本発明は、前記の従来から提案されている不具合の状況を鑑み、提案するものである。図2に、本発明の前記検知手段の一対の検知センサーS2乃至S4の配置と、二輪車の自転車周縁部5及び自動二輪車周縁部6の関係を示す。前記一対の検知センサーS4の配置を、二輪車1の接地部を除く周縁部、例えば図8に示す自転車周縁部5の路面12との接地部9、或いは自動二輪車(バイク)周縁部6の接地部9aのように、二輪車1の自重で接地により変形する個所及び近傍を除いた周縁部11を検知する一対の検知センサーS4を配置する。
【0017】
次に、一対の検知センサーS2乃至S3の配置は、前記一対の検知センサーS4を基準にして、二輪車の進入側に角度Aを40度乃至50度の線上に略直角Bで対称的な位置に、二輪車1の車輪の周縁部11の外周側で検知センサーS4を遮光した直後の状態が、二輪車1が自転車周縁部5の場合には一対の検知センサーS2乃至S3の光軸ビーム10を遮ることなく対応する受光側検知センサーS2乃至S3に透光し、自動二輪車周縁部6の場合には、一対の検知センサーS2乃至S3からの光軸ビーム10を遮り、対応する受光側検知センサーを遮光する位置に配置した検知手段とする。
【0018】
本発明である二輪車の車種判別方法は、前記構成の検知手段により配置された一対の検知センサーS2乃至S3の光軸ビーム10が、二輪車1の車輪の周縁部11の進入過程で一旦遮られて遮光し、その後、周縁部内側が光軸ビーム10を通過して一対の検知センサーS2乃至S4が再度透光された状態で、一対の検知センサーS4が周縁部外側で遮光された場合には、判別手段が二輪車1の車種を自転車と判別し、また、この状態時で例えば空気ノズル14で一対の検知センサーS2又はS3のどちらか一方が遮光され、他方が透光の状態の場合も前記同様に自転車と判別される。
【0019】
さらに、一対の検知センサーS4が周縁部外側で遮光された直後の状態で、前記一対の検知センサーS2乃至S3の両方が遮光されている場合には、二輪車1を判別手段で自動二輪車と判別する車種判別方法である。
【0020】
次に、他の本発明である車種判別装置2を図3乃至図6で説明する。図3は、本発明の車種判別装置2の概要を示し、進入する二輪車1の車種を判別するために、光軸ビーム10を投光する投光側センサー7と光軸ビーム10を受光する受光側センサー8の一対の複数の一対の検知センサーS2乃至S4を配置し、さらに、二輪車1の入場を察知するための一対の検知センサーS0乃至S1を追加した検知手段と、透光と遮光の組合せで車種を判別するための、判別システムを備えている。
【0021】
図3に示す、駐輪場システムは一般的に、進入した二輪車1が車種判別装置2により自転車又は自動二輪車と判別された後、車種に応じた所定の金額を利用者が料金精算機4に投入して適正と認証された後、通路上に連続したゲート装置3の扉15を開き駐輪場内に入場して駐輪する。これらの装置は認証や判別を適宜に行い、信号によって連結された装置を的確に稼働させるシステムで連繋されている。尚、前記記載の料金精算機4とゲート装置3及び連繋システムは本発明から除くため説明を省略する。
【0022】
図4乃至図6に、本発明の車種判別装置2の前記一対の検知センサーの配置について説明する。図4に示す、一対の検知センサーS2乃至S4の配置の位置は、前記本発明の車種判別方法で説明した検知手段と同じであり、車種判別装置2は前記検知手段に一対の検知センサーS0乃至S1を追加して配置したもので、前記一対の検知センサーS2乃至S4の配置の位置より進入側に配置され、一対の検知センサーS0を進入した自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6により、最初に遮光される位置に設ける。さらに、一対の検知センサーS1を前記一対の検知センサーS0の下方にあり、利用者のつま先16を検知して遮光する路面12からの高さの位置に一対の検知センサーS1を配置している。図5は、利用者のつま先16を一対の検知センサーS1が検知の状態を示す。
【0023】
車種判別装置2に進入した二輪車1が、自転車か自動二輪車かを判別するために前記に配置した位置の一対の検知センサーS0乃至S4が検知する状態を、図4乃至図6で説明する。図4は車種判別装置2に各一対の検知センサーS0乃至S4の配置と自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6との関係を側面から示した図である。自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6が、進入の過程で一番目に遮光する一対の検知センサーS0は透光或いは遮光の変化が車種の判別には関知せず、遮光することで自転車若しくは自動二輪車が入場したことを察知し、判別システムに判別を開始するための信号を出す。さらに進入して、自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6が、一対の検知センサーS4を遮光した直後の状態を図6に示す。
【0024】
一対の検知センサーS1は、透光或いは遮光の変化が車種の判別には関知せず、図5に示すように、自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6で一対の検知センサーS0が遮光される以前に、一対の検知センサーS1が入場者等のつま先を検知して遮光した場合には判別手段は始動せずゲート装置3の扉15を開かず、或いは警告ブザーを鳴らす等の手段で不正入場等を防止する。
【0025】
一対の検知センサーS4を、自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6で遮光した直後の一対の検知センサーS2乃至S4の状態を図6に示す。自転車周縁部5及び自動二輪車周縁部6が車種判別装置2に進入の過程で、一対の検知センサーS4を遮光した瞬間の状態時において、一対の検知センサーS2乃至S3の両方を遮光せず透光し、或いは、どちらか一方が、例えば空気ノズル14等でセンサー光軸が遮光されても、一方が透光の状態あれば自転車と判別し、また、一対の検知センサーS4を遮光した瞬間の状態時において、一対の検知センサーS2乃至S3両方がセンサー光軸を遮光している場合には自動二輪車と判別する。
【0026】
自転車周縁部5或いは自動二輪車周縁部6が進入し、一対の検知センサーS4を遮光するまでの過程で、一対の検知センサーS0乃至S3で各々が透光している光軸ビームを遮蔽され遮光の状態となり、その後に透光の状態に変化した場合や、或いは遮光の状態のままでも車種判別には影響を与えず、一対の検知センサーS4が遮光された瞬時の、一対の検知センサーS2乃至S3の遮光或いは透光の組合せ状態から車種を判別する。
【0027】
本発明の車種判別装置2は、以上に述べた一対の検知センサーS0乃至S4を配置した検知手段と、一対の検知センサーS4が遮光された瞬時の一対の検知センサーS2乃至S3の透光或いは遮蔽の組合せ状態から車種を判別する判別手段から構成される。
【0028】
本発明の、車種判別方法及びその方法を利用した車種判別装置は、図8に示す、自転車周縁部5或いは自動二輪周縁部6の空気圧の低い場合に、接地部9及び9aが平坦状に変形し、各周縁部5又は6の路面12からの高さが低く変化しても、車種を正確に判別する。
【0029】
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
【符号の説明】
【0030】
1 二輪車
2 車種判別装置
3 ゲート装置
4 料金精算機
5 自転車周縁部
6 自動二輪車周縁部
7 投光側センサー
8 受光側センサー
9 接地部
9a 接地部
10 光軸ビーム
11 二輪車周縁部
12 路面
14 空気ノズル
15 扉
16 つま先
18 通常の周縁部
19 空気圧の低い周縁部
20 従来配置の検知センサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二輪車の車輪の周縁部を検知するための、光軸ビームを発する投光側と受光側からなる一対の検知センサーS2乃至S4の配置を、前記周縁部を路面12に対応しない個所で検知する位置に配置した検知手段から成ることを特徴とする車種判別方法。
【請求項2】
二輪車の車輪の周縁部を検知する光軸ビームを発する投光側と受光側からなる一対の検知センサーS2乃至S4の配置を、前記光軸ビームを二輪車の接地部を除く周縁部で遮光する一対の検知センサーS4を基準に、一対の検知センサーS2乃至S3を、二輪車の進入側に角度40度乃至50度の線上に略直角で対称的に、且つ前記二輪車の周縁部で前記一対の検知センサーS4が遮光された直後の状態で、前記光軸ビームを前記二輪車が自転車の場合には車輪の周縁部で遮らない位置で透光し、また前記二輪車が自動二輪車の場合には車輪の周縁部で遮光する位置に配置した検知手段と、二輪車の周縁部で前記一対の検知センサーS4が透光状態から遮光状態に変化した直後の状態時に、前記検知センサーS2乃至S3の両方か、若しくはどちらかの一方が透光状態の場合には二輪車を自転車と判別し、S2乃至S3の両方が遮光状態の場合には二輪車を自動二輪車と判別する判別システムから成ることを特徴とする請求項1に記載の車種判別方法。
【請求項3】
前記検知手段から成り、且つ一対の検知センサーS2乃至S3のどちらか一方が自転車の周縁部に設けられた空気ノズル14で遮光され、他方を透光する位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至2に記載の車種判別方法。
【請求項4】
光軸ビームを発する投光側と受光側一対の検知センサーを複数個組み合わせた検知手段からなる二輪車の車種判別装置において、前記請求項1乃至請求項3に記載の車種判別方法による検知手段である検知センサーS2乃至S4を備え、且つ前記検知センサーS2乃至S3の位置より二輪車の進入側にあり、且つ二輪車の車輪の周縁部で1番目に遮光される位置の検知センサーS0と、前記二輪車の進入により二輪車の周縁部で2番目に遮光され、前記検知センサーS0の下方に位置し、且つ進入者の足のつま先を検知して前記光軸ビームを遮光する路面12からの高さの位置に検知センサーS1とを備えたことを特徴とする車種判別装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−243294(P2012−243294A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−124653(P2011−124653)
【出願日】平成23年5月17日(2011.5.17)
【出願人】(394004996)日本ハルコン株式会社 (7)
【Fターム(参考)】