説明

人間アース

【課題】乾燥した季節に体に帯電した静電気が指先等から放電されるときに受ける不快なショックを軽減させる。
【手段】靴にアクセサリーの要素を盛り込んだアースを取り付け、体に溜まった静電気を足から1導電部、2留め金、3アース部を通し、地面に放電する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は体に溜まった静電気が、指先を通して放電されるショックを軽減するために、足と地面の間に金属等で電気を流すアースを設け、静電気のショックを和らげるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来靴やスリッパ等の履物を履いているため、地面と人体の間で絶縁してしまい体に静電気が溜まってしまった。回避するための手段としてキーホルダーに静電気除去をつけたタイプの商品はあったが、毎回静電気を気にしながら放電しなければならず、そのキーホルダーが無い場合は回避できなかったが、足と地面に電気を流すようなアースを設けることにより、静電気が放電されるショックを気にすることなく生活することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
乾燥した寒い時期に車から降りたときや、家のドアノブ等に触ったとき、体に溜まった、静電気が指先から放電し、ショックを受けるという難点があった。本発明はこの課題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
足と地面の間に電気を流すため、導電部1(金属板や、金属線)とアース部3(チェーン等のしなやかな導電体)を設け人間アースを靴のサイドに装着し、足から地面に静電気を放出する。また、靴に金属がふれて痛まないよう保護部2(ゴムやビニール等の緩衝材)でカバーをすれば靴が傷みにくい。
【発明の効果】
【0005】
体に帯電した静電気が本発明品を装着することにより、足から地面に静電気が放電され、車や家のドアノブに触ったときのショックを軽減することができる。また、アンクレットのような装飾を加えることにより、靴につけるワンポイントファッションの要素も加えることができる。靴への装着方法はいろいろ考えられるが、靴のサイドへの装着や、クリップ等での固定、靴に穴を明けての固定も考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の図面である。
【図2】本発明の使用状態を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ).図1のように導電部1、留め金2、アース部3の順番につながっており、体に溜まった静電気が流れるようになっている。
(ロ).図2のように足と地面に電気が流れるよう靴に装着する。
(ハ).留め金2ある程度のバネ性を持たせることにより保持金具の役割を持ち、かつ電極としての役割も兼ねている。
(ニ).留め金2は靴が傷付きにくいようゴムや樹脂でコーティングしてもよい。
(ホ).留め金2はクリップやピンチ等で靴に装着してもよい。
【符号の説明】
【0008】
1・・・導電部
2・・・留め金
3・・・アース部
4・・・装飾部
5・・・靴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
この発明は体にたまった静電気が放出されるときに受けるショックを軽減させるため、比較的にショックの少ない足から放電させるため、本品を靴に取り付け、体に溜まった静電気を足から導電部1、留め金2、アース部3を通し、地面に放電する。
また本品に装飾を施すことにより、靴にワンポイントのアクセサリーを追加する新しいおしゃれアイテムとして楽しむことができる。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−105936(P2012−105936A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−270872(P2010−270872)
【出願日】平成22年11月15日(2010.11.15)
【出願人】(592106269)
【Fターム(参考)】