説明

代用乳組成物

【課題】 脱脂粉乳やホエー類等の乳成分及び油脂を含有してなる代用乳組成物であって、油脂含有量を20〜70%と高くすることができ、しかも水や温水に溶解または分散させたときに、良好な乳化安定性によって非水溶性の成分が分離せず、かつ泡立ちが少ない代用乳をプラントスケールでも滞りなく調製することが可能な代用乳組成物を提供する。
【解決手段】 代用乳組成物をショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを含有するものとする。ショ糖脂肪酸エステルとソルビタン脂肪酸エステルとの含有比率が、重量比でショ糖脂肪酸エステル:ソルビタン脂肪酸エステル=1:1.0〜2.0であり、かつこれらを含む乳化剤の合計含有量が代用乳組成物の総重量中0.5〜5.0重量%であることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、代用乳組成物に関するものであり、詳しくは、子牛、子豚、子山羊等の子畜類やその他の幼動物に給与される代用乳組成物に係るものである。
【背景技術】
【0002】
子牛、子豚、子山羊等の子畜類の生産やその他の幼動物の飼育において、人工的につくられた代用乳が使用されている。代用乳は、特に家畜産業の合理化のために、長期にわたって授乳して成長する子畜類に対し、母乳・牛乳に代わるものとして広く使用されている。そのような代用乳は、脱脂粉乳、乾燥ホエー等などのような乳成分を主原料とし、これに油脂類、糖類、ビタミン、ミネラル、抗生物質などを配合して製造された粉末状の代用乳組成物を水あるいは温水に溶解ないし乳化分散させて調製される。
【0003】
この代用乳組成物は、母乳・牛乳などの代わりとして用いられるものであるので、栄養面で母乳・牛乳に近いことが望まれ、栄養成分や有効成分が付加されて栄養面を補うことが期待されるほか、水や温水に溶解または分散させた際に成分の分離などが生じないことが必要であり、しかも低価格であることも求められている。
【0004】
添加する栄養成分にはカロリー価値を上げる油脂などの非水溶性のものがあるが、非水溶性成分を含有する代用乳組成物を水や温水に分散させると、経時的にそれらの成分が分離し、代用乳の品質や給餌時の作業効率を低下させる原因となる。それを防ぐために乳化剤を添加することが行われているが、水や温水への溶解性や分散性の向上だけを考慮して乳化剤を選択すると泡立ちやすくなって大量の泡が発生し、そのことも作業効率が低下する原因となる。成分の分離を抑制することと泡立ちを抑制することは技術的に相反しており、非水溶性成分の分離も泡立ちもない代用乳を調製することは困難で、適切な乳化剤を選定することが肝要となる。
【0005】
従来から、高カロリーの代用乳組成物を調製するために、高油脂含有量とし、水や温水への溶解性や分散性の向上を目的として、代用乳組成物に乳化剤としてショ糖脂肪酸エステルを使用することが提案されていた。例えば、HLB値が異なるショ糖脂肪酸エステルを組み合わせて使用した例(特開昭49−41162号公報)や、ショ糖脂肪酸エステルとレシチンを組み合わせて使用した例(特公昭46−5005号公報)などが知られている。
【0006】
しかし、代用乳組成物中の油脂含有量を高くするほど水や温水への溶解性や分散性が低下し、上記のような従来の粉末状代用乳組成物では、油脂の含有量を高くてもせいぜい15〜18重量%程度にするのが限界であり、20重量%以上の高油脂含有とすると、乳化安定性が悪くなって油脂の分離を起こすケースが多かった。
【特許文献1】特開昭49−41162号公報
【特許文献2】特公昭46−5005号公報
【特許文献3】特開平10−084868号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、油脂含有量を20〜70%と高くすることができ、しかも水や温水に溶解または分散させたときに、良好な乳化安定性によって非水溶性の成分が分離せず、かつ泡立ちが少ない代用乳を、プラントスケールでも滞りなく調製することが可能な代用乳組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の代用乳組成物は、乳成分及び油脂を含有してなる代用乳組成物であって、上記の課題を解決するために、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを含有するものとする(請求項1)。
【0009】
上記本発明の代用乳組成物において、ショ糖脂肪酸エステルとソルビタン脂肪酸エステルとの含有比率が、重量比でショ糖脂肪酸エステル:ソルビタン脂肪酸エステル=1:1.0〜2.0であり、かつこれらを含む乳化剤の合計含有量が代用乳組成物の総重量中0.5〜5.0重量%であることが好ましい(請求項2)。
【0010】
本発明の代用乳組成物は、油脂含有量が代用乳組成物の総重量中20〜70重量%であるものとすることができる(請求項3)。
【発明の効果】
【0011】
本発明の代用乳組成物は、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを含有することにより、水または温水に溶解または分散させて代用乳を調製したときに、長時間安定な乳化状態を保つことができ、油脂等の非水溶性成分の分離が生じないことから、代用乳の品質を低下させず、製造機械の汚染を抑制することができる。また、泡の発生が少ないことから、発生した泡がパイプやホースなどの栓子となったり機械から溢れたりすることなく、円滑に給餌することを可能とする。
【0012】
従って、本発明によれば、油脂の含有量が20〜70重量%と高く、高い栄養価と長時間良好な乳化安定性を有し、かつ泡立ちが少ない代用乳を調製することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明の代用乳組成物について詳細に説明する。一般に、代用乳組成物は、脱脂粉乳やホエー類などの乳成分を主成分とし、これに油脂類、糖類、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分を添加して調製するが、本発明の代用乳組成物もこれらの成分からなるものとすることができる。
【0014】
代用乳組成物における乳成分の含有量は、代用乳組成物の総重量中約30〜60重量%であるのが好ましい。
【0015】
油脂としては、通常用いられる油脂類のいずれもが使用でき、例えばトウモロコシ油、綿実油、大豆油、ゴマ油、落花生油、パーム油、ヤシ油、ココナッツ油等の植物性油脂などを挙げることができ、これら油脂類は1種類のみを使用しても、または2種以上を用いてもよい。油脂の含有量は代用乳組成物の総重量中20〜70重量%程度が好ましく、コスト等を考慮すると20〜60重量%程度がより好ましい。油脂含有量が60重量%以上となると、乳化剤の添加量が増えてコストがかかり、さらに水あるいは温水に乳化分散したときに粘度が上昇する場合がある。
【0016】
そして、本発明の代用乳組成物は、必須の成分としてショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを含有することを特徴とする。本発明ではこれら両者を併用することにより、上記のように油脂の含有量が20重量%以上でも問題の生じない代用乳組成物を得ることが可能となる。すなわち、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを併用することによって、代用乳組成物を水あるいは温水で溶解あるいは乳化分散させるとき、その特異な乳化作用によって脂肪球の径を小さくし、且つ均一なものにするという作用が得られ、これによって、油脂の分離などが生じにくくなって乳化安定性が向上し、しかも溶解あるいは乳化分散した際に泡立ちが少ないという優れた効果が得られる。従って、油脂の含有量が上記のように20重量%以上で高カロリーであっても、代用乳組成物を水や温水に溶解または分散させて代用乳にしたときに、油脂などの分離がなくて安定性に優れ、しかも泡立ちが少ない代用乳組成物を得ることができる。
【0017】
本発明の代用乳組成物におけるショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの合計含有量は、代用乳組成物の総重量中、0.5〜5.0重量%であるのが好ましい。また、本発明の代用乳組成物におけるショ糖脂肪酸エステルとソルビタン脂肪酸エステルの含有割合は、ショ糖脂肪酸エステル:ソルビタン脂肪酸エステル=1:1.0〜2.0(重量比)であるのが好ましい。
【0018】
代用乳組成物におけるショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの合計含有量が上記した0.5重量%よりも少ないと、油脂含有量を20重量%以上とした場合に、十分な乳化効果が発揮できにくくなって、代用乳組成物を水や温水で希釈して得られる代用乳中での脂肪球のサイズが大きくなり、不均一で、乳化安定性が不安定なものとなり易い。一方、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの合計含有量が上記した5.0重量%を超えると、コスト的に不利となる。また、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルの含有比が上記した割合から外れて、ショ糖脂肪酸エステル1重量部に対するソルビタン脂肪酸エステルの量が1.0重量部よりも少なくなると、還元した時の液が起泡しやすくなり、2.0重量部よりも多くなると、やはり代用乳が不安定となり油脂が分離し易くなる。
【0019】
本発明の代用乳組成物において用いられるショ糖脂肪酸エステルは、HLB値が3〜10であることが好ましく、HLB値が5〜10であることがより好ましい。また、ショ糖脂肪酸エステルを構成する脂肪酸成分としては、炭素数14〜22程度の脂肪酸が好ましく、その中でも炭素数16〜18程度の脂肪酸がより好ましい。
【0020】
また、本発明の代用乳組成物は、上記した以外の他の成分として、代用乳組成物の重量に基づいて、必要に応じてグリセリン脂肪酸エステルやポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等を乳化安定性及び泡立ち性の改善のために代用乳組成物の総重量中約0.1〜0.2重量%の割合で含有させることができる。その場合使用するグリセリン脂肪酸エステルとしては、蒸留モノグリセリドまたは未蒸留モノグリセリドが好ましく用いられ、例えば硬化パーム油モノグリセリド、硬化ナタネ油モノグリセリドなどを挙げることができ、それらは単独で使用してもまたは2種以上を併用してもよい。
【0021】
さらに、本発明の代用乳組成物は、上記したように必要に応じて、ビタミン、ミネラルなどの他の栄養成分、ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステル以外の乳化剤を含有することができる。また、レシチンを添加して、乳化安定性、泡立ち性及び栄養価を改善せしめることもできる。レシチンを添加する場合の添加量は、代用乳組成物の総重量中0.5〜3.0重量%が好ましい。
【0022】
本発明の代用乳組成物の製造に当たっては、従来から採用されている既知の方法を任意に使用できるが、例えば、次の方法によって製造するのが好ましい。すなわち、ソルビタン脂肪酸エステル等の親油性乳化剤を油脂に溶解し、その油脂混合物を50〜60℃程度の温度で液状を保ち、またショ糖脂肪酸エステル等の親水性乳化剤および乳成分の水溶液を50〜60℃程度の温度で保ち、2つの溶液を混合・均質化し、スプレードライにより乾燥して粉末状の代用乳組成物を得る方法である。スプレードライは、ディスクタイプ、ノズルタイプのいずれでもよい。しかしながら、ソルビタン脂肪酸エステルを水に溶解させる方法も使用可能であり、またショ糖脂肪酸エステルを油脂に溶解させる方法も使用可能である。
【0023】
そして、上記した本発明の代用乳組成物に、必要に応じて、脱脂粉乳、ビタミン類、ミネラル類、抗生物質等を加えて最終製品とする。使用時は、水または温水、好ましくは温水に溶解または分散させることによって、子畜類などの幼動物に給与するための代用乳が調製される。温水を用いる場合は40〜60℃のものを用いるのが、代用乳組成物を円滑に溶解または分散させてダマの発生を防止でき、しかも熱による栄養成分の変性などが生じない点から好ましい。代用乳を調製する際の水または温水による希釈倍率は、代用乳組成物の組成などによって調整し得るが、約1重量倍以上の水又は温水を用いて代用乳組成物を希釈して代用乳を調製するのが好ましい。
【実施例】
【0024】
以下に本発明の実施例を示すが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
【0025】
[実施例1]
(1)下記に示す成分配合量(重量部)で子牛用の代用乳組成物配合を準備した。
【0026】
脱脂粉乳145.5部、
乳化剤1.5部(ショ糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「DK−エステル F−30」(HLB値3)0.5部+ソルビタン糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「ソルゲン50V」1.0部)、
植物性油脂150部、
レシチン3.0部、
水300部。
【0027】
(2)上記の植物性油脂150重量部を60℃に加熱して溶かし、これにレシチン3.0重量部および乳化剤(ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン糖脂肪酸エステル)1.5重量部を加えて、液状の油脂混合物を調製した。
【0028】
(3)一方、上記の残りの成分の全量を均一に混合し、撹拌しながら上記(2)で調製した60℃の液状の油脂混合物を添加後、60℃で5分間、プロペラ攪拌により予備乳化してさらにホモジナイザー(一次圧:10MPa、二次圧:5MPa)で均質化した。
【0029】
(4)上記(3)の水層−油層混合溶液をスプレードライヤーで乾燥し、油脂含有量が50重量%である子牛用の粉末状代用乳組成物を製造した。
【0030】
スプレードライする前の水層−油層混合溶液は、60℃で一晩放置しても油脂やその他の成分の分離や沈降が生じず、安定状態を保っていた。泡立ちについては、その混合溶液をミキサーにて激しく攪拌したところ、径が0.5〜5mm程度の小さな泡が20vol%程度生じ、問題となるほどの泡立ちは生じないことが確認された。
【0031】
[実施例2]
(1)下記の成分配合量(重量部)で子牛用の代用乳組成物配合を準備した。
【0032】
脱脂粉乳115.5部、
乳化剤1.5部(ショ糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「DK−エステル F−50」0.5部+ソルビタン糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「ソルゲン50V」1.0部)、
植物性油脂180部、
レシチン3.0部、
水300部。
【0033】
(2)上記の植物性油脂180重量部を60℃に加熱して溶かし、これにレシチン3.0重量部および乳化剤(ソルビタン糖脂肪酸エステル)1.0重量部を加えて、液状の油脂混合物を調製した。
【0034】
(3)一方、上記の残りの成分の全量を均一に混合し、撹拌しながら上記(2)で調製した60℃の液状の油脂混合物を添加後、60℃で5分間、プロペラ攪拌で予備乳化してさらにホモジナイザー(一次圧:10MPa、二次圧:5MPa)で均質化した。
【0035】
(4)上記(3)の水層−油層混合溶液をスプレードライヤーで乾燥し、油脂含有量が60重量%である子牛用の粉末状代用乳組成物を製造した。
【0036】
スプレードライする前の水層−油層混合溶液は、60℃で一晩放置しても油脂やその他の成分の分離や沈降が生じず、安定状態を保っていた。泡立ちについては、その混合溶液をミキサーにて激しく攪拌したところ、径が0.5〜5mm程度の小さな泡が20vol%程度生じ、問題となるほどの泡立ちは生じないことが確認された。
【0037】
[実施例3]
(1)下記に示す成分配合量(重量部)で子牛用の代用乳組成物配合を準備した。
【0038】
脱脂粉乳176.4部、
乳化剤1.2部(ショ糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「DK−エステル F−50」0.5部+ソルビタン糖脂肪酸エステル:第一工業製薬(株)製「ソルゲン50V」0.5部+グリセリン脂肪酸エステル:花王製「V−95」0.5部)、
植物性油脂120部、
レシチン2.4部、
水300部。
【0039】
(2)上記の植物性油脂120重量部を60℃に加熱して溶かし、これにレシチン3.0重量部および乳化剤(ソルビタン糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル)1.0重量部を加えて、液状の油脂混合物を調製した。
【0040】
(3)一方、上記の残りの成分の全量を均一に混合し、撹拌しながら上記(2)で調製した60℃液状の油脂混合物を添加後、60℃で5分間、ホモディスパー5000rpmで予備乳化してさらにホモジナイザー(一次圧:10MPa、二次圧:5MPa)で均質化した。
【0041】
(4)上記(3)の水層−油層混合溶液をスプレードライヤーで乾燥し、油脂含有量が40重量%である子牛用の粉末状代用乳組成物を製造した。
【0042】
スプレードライする前の水層−油層混合溶液は、60℃で一晩放置しても油脂やその他の成分の分離や沈降が生じず、安定状態を保っていた。泡立ちについては、その混合溶液をミキサーにて激しく攪拌したところ、径が0.5〜5mm程度の小さな泡が20vol%程度生じ、問題となるほどの泡立ちは生じないことが確認された。
【0043】
[実施例4]
実施例1の組成物300重量部に脱脂粉乳300重量部、プレミックス(ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、抗生物質の混合品)6重量部を加えて、粉体混合した。これに10重量%乳化剤水溶液(第一工業製薬(株)製「ソルゲンTW−80F」)15重量部を噴霧し、嵩比重を高めることにより、水への分散性を向上させた。
【0044】
これを湯水(60℃)3000重量部に投入したところ、ダマが発生せず、均一に分散した。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の代用乳組成物は、子牛、子豚、子山羊、子馬など子畜類、子犬、子猫などのその他の幼動物に給与する代用乳用に適しており、そのうちでも子畜類により適しており、子牛用の代用乳組成物として特に適している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乳成分及び油脂を含有してなる代用乳組成物であって、
ショ糖脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルを含有する
ことを特徴とする代用乳組成物。
【請求項2】
ショ糖脂肪酸エステルとソルビタン脂肪酸エステルとの含有比率が、重量比でショ糖脂肪酸エステル:ソルビタン脂肪酸エステル=1:1.0〜2.0であり、かつこれらを含む乳化剤の合計含有量が代用乳組成物の総重量中0.5〜5.0重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の代用乳組成物。
【請求項3】
油脂含有量が代用乳組成物の総重量中20〜70重量%であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の代用乳組成物。

【公開番号】特開2006−296370(P2006−296370A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−126502(P2005−126502)
【出願日】平成17年4月25日(2005.4.25)
【出願人】(000003506)第一工業製薬株式会社 (491)
【Fターム(参考)】