説明

会葬者お礼用の不祝儀袋

【課題】簡単な構造で組み合わせが容易であり、コンパクトで、安価な、告別式の受付側にも会葬者側にも便利な会葬者お礼用の不祝儀袋。見た目がよく、個人的に名前を記入することができ、懇篤な謝意を表すことができる一方で、再利用ができ、経済的に安価に済ませられるものを提供すること。
【解決手段】正面の少なくとも一部分に透明な窓が形成されており、背面には清め塩を入れるポケットが設けられている外袋1と、緑茶などの香料返しを入れた内袋2と、表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片3を組み合わせてなる会葬者お礼用の不祝儀袋。外袋1の正面側は、外袋内に入れた紙片3に記載された文字が見られるように透明な部分12が設けてあり、正面の他の部分は内部が見えないようになされている。外袋1の表側に水引が印刷されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、葬儀、告別式などの弔事に際し、会葬者に対して渡される略式会葬礼状や清め塩と香料返しとをひとまとめにして葬儀の会葬者に渡せるようにした会葬者お礼用の不祝儀袋に係り、簡便にこれらのものをセットとしてまとめられるものを提供しようとするものである。
【背景技術】
【0002】
葬儀、告別式などの弔事に際し、会葬者に対して渡される香料返しとして、一般に例えば緑茶、タオル、ハンカチ、風呂敷、はがき、その他テレホンカードなど各種カードが用いられることが多い。香料返しは、葬儀、告別式などの弔事に来場した会葬者が、受付で記帳して香料を渡したときに、お礼として受付担当者から略式会葬礼状や清め塩と別包みで、同時に渡されることが多い。
【0003】
ところが、香料返しと略式会葬礼状や清め塩の包みがばらばらであるため、受領後、会葬者が式場に列席し焼香に移ったときに手がふさがっていて扱いに困り、仮置きするにも置き場に困ることが多かった。このような場合に、これらの物が一つにまとまっていて洋服のポケットに入れられれば便利である。
【0004】
一方、香料返しを渡す側にとっては、香料返しは一般に会葬者の数が読めないために葬儀社などの納入業者から仕入れる場合には多めに購入することになる。しかし、緑茶の包みなど香料返しの表書きに家名などが印刷してあると、返品がきかず無駄な品物を抱え込むことがあった。そこで印刷部分が差し替えでき、しかも会葬者の名前を自由に記入できれば、会葬者の受付け中に受付簿から名前を読み取り、その名前を香料返しに表記することによって、会葬者個人に対する謝意をより丁重懇篤に表すことができ、好ましいこととなる。
【0005】
従来のこの種、慶弔時の引き出物、香典返し収納用ケースとしては、特許文献1に開示されたもののように、ハンカチ、挨拶状、テレホンカード、袋入り清め塩などの小物を一まとめにしてコンパクトに収納するものとして、二つ折り自在なシート状本体の内側に、慶弔時の引き出物、香典返しを収納する複数のポケット部を設けることにより慶弔時の引き出物、香典返し収納用ケース61を構成したものがあった。
【0006】
図6は下記特許文献1に開示された慶弔時の引き出物、香典返し収納用ケースを示す正面図である。
下記特許文献1に示す収納ケースは、図6に示すように、二つ折り自在な略四角形のビニール製シート状本体62と、四角形のシート状本体62の両側部71,72をそれらの縁辺部間に若干の間隔Xをもたせて本体62の内側に折り返し、かつ、この折り返し部71,72の縁辺部63a,64aを除く他の全ての縁辺部をシート状本体62の対応する縁辺部に夫々溶着することによってシート状本体の内側に構成された比較的サイズの大きな第一及び第二のポケット部63,64と、第一及び第二のポケット部63,64を構成しているシート状本体62の折り返し部71、72における下部表面上に、夫々ほぼ四角形の小さいサイズの第一及び第二のビニール製シート材73,74を配置して、これら第一及び第二のビニール製シート材の上縁辺部73a、74aを除く他の全ての縁辺部をシート状本体の折り返し部の対応する縁辺部に夫々溶着することによって構成された比較的サイズの小さい第三及び第四のポケット部65,66と、を有し、第一及び第二のポケット部63,64を構成しているシート状本体62の折り返し部における溶着されていない縁辺部とシート状本体62の折り返し部との間に構成された引き出物、香典返し出し入れ口を介してハンカチ、挨拶状等の比較的サイズの大きな引き出物又は香典返しを第一及び第二のポケット部63、64内に収納するとともに、第三及び第四のポケット部65,66を構成している第一及び第二のシート材73,74における溶着されていない上縁辺部とシート状本体の折り返し部72との間に構成された引き出物、香典返し出し入れ口65a、66aを介してテレホンカード、袋入り清め塩等の比較的サイズの小さな引き出物又は香典返しを第三及び第四のポケット部65,66内に収納できるようにしている。
【0007】
しかしながら、このような慶弔時の引き出物、香典返し収納用ケースは、多くの収納部分を持つだけに製造に当たって多くの工数がかかるし、材料のコストや製造コストが高い。また、必ずしも全てのポケットを使用するわけではなく使用しないポケットもあるし、折り返し部分を設けるとかさ張るという欠点があった。
【0008】
さらに、単に収納をまとめて行なうのみで、焼香の際の問題を解決するものではない。また、香料返しに緑茶袋などを使用した場合の、返品のできない問題を解決するものではない。そして会葬者の名前を自由に記入して、会葬者個人に対する謝意をより懇篤に表すこともできない。
【0009】
【特許文献1】実用新案登録第3010903号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、上記のような問題を解決することが望まれている。
本願の発明者は、前記の課題を解決すべく種々検討を行った結果、複雑なポケットを設けるのは最小限にとどめ、弔事にふさわしい体裁を整えた袋をプラスチックフィルムで構成し、香料返しを略式会葬礼状や清め塩と一緒に収納すれば、これらがまとめられて会葬者には取り扱いが便利であり、他方簡単な構造であるから会葬者お礼用の不祝儀袋は安価に製造でき、表書用の紙片を取り替えるのみで再利用でき、返品が可能な無駄の発生しないものとして本発明を完成させるに至ったものである。
【0011】
すなわち、本発明は簡単な構造で組み合わせが容易であり、コンパクトで、コストが安価な、告別式の受付側にも会葬者側にも便利な会葬者お礼用の不祝儀袋のセットを提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、見た目がよく、個人的に名前を記入することができ、懇篤な謝意を表すことができる一方で、再利用ができ、経済的に安価に済ませられる、会葬者お礼用の不祝儀袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的は、以下の手段により達成できる。
すなわち、本発明の請求項1に係る会葬者お礼用の不祝儀袋は、
正面の少なくとも一部分に透明な窓が形成されており、背面には略式会葬礼状と清め塩を入れるポケットが設けられている外袋と、
香料返しを入れた内袋と、
表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片と、を組み合わせてなることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の会葬者お礼用の不祝儀袋において、前記外袋に形成された透明な窓は、該外袋内に入れた前記紙片に記載された文字が見えるように形成されており、正面の他の部分は内部が見えないようになされていることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の会葬者お礼用の不祝儀袋において、前記外袋の表側に水引が印刷されていることを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋において、前記外袋がプラスチックフィルムで作られたことを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項5にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋において、前記外袋が紙で作られたことを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋において、前記外袋の幅寸法を背広のポケットに収められる大きさにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
請求項1の発明によると、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、表側の少なくとも一部分が透明の窓で裏側には略式会葬礼状と清め塩を入れるポケットが設けられている外袋と、緑茶などの香料返しを入れた内袋と、表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片とを組み合わせてなることによって、かさばることなく香料返しの内袋、略式会葬礼状、清め塩を一緒に収納して保持でき、引渡しにも持ち運びにも都合がよい。しかも、単なる透明な袋ではなく、表書きや家名等を記載する紙片が組み合わせられることにより、葬儀にふさわしい丁重さを表すことができる。さらに、紙片の入れ替えによって再利用できるので、返品も可能になり無駄が省けることになる。
【0020】
請求項2の発明によると、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、上述の効果に加えて、外袋の表側の一部分には外袋内に入れた前記紙片に記載された文字が見られるように透明に処理され、他の部分には内部が見えないようにする処理が施されていることによって、中身がむき出しの感じが無くなりかつ外からは「志」などの表書きの字あるいは会葬者の氏名と何々家の文字などが見られるので、会葬者に対して丁重な謝意を表すのにふさわしい外観の袋となる効果がある。特に、表書の文字の代わりに会葬者の姓名を書けば、謝意をより直接的に丁重懇篤に伝えることができる。
【0021】
請求項3の発明によると、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、上述の効果に加えて、外袋の表側に水引が印刷されていることにより会葬者に対して丁重な謝意を表すのにふさわしい外観の袋となる。
【0022】
請求項4の発明によれば、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、上述の効果に加えて、外袋がプラスチックフィルムで作られているので、丈夫で安価で経済的であるという効果がある。
【0023】
請求項5の発明によれば、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、上述の効果に加えて、外袋が紙で作られたことによって、外袋に趣のある印刷を施すことがかのうとなり、会葬者に対して丁重な謝意を表すのにふさわしい袋を提供できるという効果がある。
【0024】
請求項6の発明によれば、この会葬者お礼用の不祝儀袋は、上述の効果に加えて、外袋の幅寸法を背広のポケットに収められる大きさにしたことによって、焼香のときに背広や礼服のポケットに入れておけるので、便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下に本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施態様は、本発明の技術思想を具体化するための会葬者お礼用の不祝儀袋を例示するものであって、本発明をこの態様に限定することを意図するものではなく、種々の変更が可能であり、特許請求の範囲に包含されるその他の実施態様のものにも及ぶことは言うまでもない。
【実施例1】
【0026】
図1は、本発明にかかる一実施例のプラスチックフィルム製会葬者お礼用の不祝儀袋の構成を説明する正面図、図2は図1に示す会葬者お礼用の不祝儀袋のポケットの取り付け状態を説明する背面図、図3は香料返しが包まれた内袋の一実施例を示す平面図であり、図4は紙片が短冊の場合の実施例を示す平面図である。また、図5は紙片が外袋正面大の実施例を示す平面図である。図6は従来の慶弔事の引き出物、香典返し用ケースを示す平面図である。
【0027】
本発明の会葬者お礼用の不祝儀袋は、正面の少なくとも一部分に透明な窓が形成されており、背面には略式会葬礼状と清め塩を入れるポケットが設けられている外袋1と、緑茶などの香料返しを入れた内袋2と、表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片3とを組み合わせてなるものである。
【0028】
外袋1は、図1および図2に示すように、矩形状の正面部分1a、背面1c、背面に設けられるポケット部分1bを備えて構成される。この外袋1は、正面部分1aに背面のポケット部分1bを加えて所定寸法に裁断したポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチックフィルムを二つ折りに折り返し、正面部分1aとポケット部分1bの間に、背面の寸法に裁断したプラスチックフィルムを挟みこんで左右両側の縁辺11a、11bを溶着して袋状にすることにより形成される。両縁辺11a、11bは溶着されることによって、また折り返し部分11cは折り返されることによってそれぞれ閉鎖されているが、他の一辺11dは開口部を形成する。また、外袋1の正面側は上方に延長されて、香料返し等の収容部の開閉可能な蓋1dを形成し、背面側に折り返し可能である。正面側に連接するこの封緘部分には、その端部に施された接着剤等1eにより背面に接着できるが、不使用時には粘着テープに見られるように接着剤の上にシール防止片1fが付着されていて開口状態に保持される。外袋1はプラスチックフィルムで作られており、これによって丈夫で、汚れにも強い利点を有する袋とすることができる。
【0029】
外袋1の正面部分1aの中央部には、縦長に透明な部分12が設けてあり、外袋1内に入れた紙片3に記載された文字が見られるようにされる。正面部分1aの透明な部分12を除く他の部分の内面又は外面には、表から内部が見えないように灰色の印刷膜などが施されている。そして、さらに外袋の表側には黒白の水引13が印刷されている
【0030】
外袋1の背面側には、浅いポケットが形成される。このポケット部分1bは、上述したように、正面部分1aから延長したプラスチックフィルムの短い小片を背面側に折り返しし、その左右両側の二辺を背面1cの左右両側の縁辺11a、11bに溶着して形成される。このポケットには、図示しないはがきに印刷されている略式会葬礼状と清め塩が収納される。外側面のポケットであるので、清め塩は速やかに取り出しやすい。なお、溶着は必要に応じて底辺部分にも行なってもよい。
【0031】
外袋1は、緑茶などの厚みのある香料返しを入れるため、奥行きとして若干の余裕が取れる寸法に形成されるのが好ましい。また、外袋の幅寸法を背広のポケットに収められる大きさにすると、会葬者は焼香のときなどにこの袋を一時的に背広の内ポケット等に入れて必要な動作ができるので、望ましい。はがき大よりやや大きい寸法であれば、通常の背広の内ポケットに収納できるが、例えば袱紗包みと同等の120mm×200mm程度ならば差し支えない。
【0032】
香料返しは、外袋とは別の内袋2に入れられている。緑茶などが内袋2で包装されているのは勿論であるが、タオル、ハンカチ、風呂敷、はがき、その他テレホンカードなど各種カードも内袋に入れた状態にして保存しておくなら、外袋1と組み合わせるのが便利であるし、汚れなどがつかないので、好ましい。
【0033】
表書きや家名等を記載する紙片3の大きさまた寸法は、外袋1の中に挿入された際に安定に保持され、印刷された表書3aや家名3bあるいは受付で書かれた会葬者の氏名3cが所定の位置で安定するような寸法に定められている。例えば、図4に示すように、正面中央で保持され、外袋1に設けられた透明な部分12から記載された字が現れるようにした縦長の短冊状の紙片31であってもよいし、図5に示すように、外袋1の正面部分1aと略同じ大きさであってその中央に縦に字が記載された紙片32であってもよい。後者の場合には、大きさが外袋1の面と略同じであるので袋の中で安定する。さらに後者の場合には、中央の字が書かれる部分以外の部分に弔事にふさわしい図柄の印刷などを施して、外袋の装飾に代えることもできる。表書きには、贈答の趣旨を示す例えば「志」と何々家という文字を印刷したり、また、表書の文字の代わりに会葬者の姓名を書いたりして、謝意をより直接的に丁重懇篤に伝えることができる。
【0034】
以上には、外袋1がプラスチックフィルムで作られた例について述べたが、プラスチックフィルムとして分解性フィルムを使用すれば環境にやさしい包装とすることができる。或いは、外袋1は紙で作られていてもよく、外袋が紙の場合には、その透明な部分は切り抜かれて窓状にされたり、透明のフィルムが張られたりしている。外袋が紙の場合には、模様、色彩などに深みのあるデザインを施すことが可能となる。
【0035】
外袋1には、緑茶などの香料返しを入れた内袋2と、表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片3が組み合わされて販売される。告別式や葬儀においてはさらに背面のポケットに略式会葬礼状と清め塩が入れられて配布される。
【0036】
上記の実施例にかかわらず、外袋1の寸法や形体は、収納する香料返しの種類や大きさに応じて適宜設定することができる。又、製造の形体方法も、例えばプラスチックフィルムを、内袋2が納まり易いように、様々な形体に裁断して張り合わせて製造することも可能である。
【0037】
本発明の、会葬者お礼用の不祝儀袋は、キットにして保有しておけば必要時に組み合わせて使用することができる。その場合には、分離して保有しておいてもよいし、また、外袋1に香料返しの内袋2と清め塩とを組み合わせたものを保有しておいて、販売の際にさらに紙片3と略式会葬礼状を組み合わせるようにしてもよい。かかる会葬者お礼用の不祝儀袋は、構造が簡単であるので、取り扱いが容易で、組み合せ作業を迅速、的確かつ効率的に行うことができる。
【0038】
このように、本発明に係る会葬者お礼用の不祝儀袋によると、弔事にふさわしい体裁を整えた袋をプラスチックフィルムや紙で構成し、香料返しを略式会葬礼状や清め塩と一緒にまとめられて収納できるので、会葬者には取り扱いが便利となる。他方、この袋は簡単な構造であるから、袋は安価に製造でき、表書用の紙片を取り替えるのみで再利用でき、返品が容易で無駄の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、本発明にかかる実施例のプラスチックフィルム製会葬者お礼用の不祝儀袋の構成を説明する正面図である。
【図2】図2は、図1に示す会葬者お礼用の不祝儀袋のポケットの取り付け状態を説明する背面図である。
【図3】図3は、香料返しが包まれた内袋の一実施例を示す平面図である。
【図4】図4は、紙片が短冊の場合の実施例を示す平面図である。
【図5】図5は、紙片が外袋正面大の実施例を示す平面図である。
【図6】図6は、従来の慶弔事の引き出物、香典返し用ケースを示す正面図である。
【符号の説明】
【0040】
1 外袋
1a 正面部分
1b ポケット部分
1c 背面
1d 蓋
1e 接着剤等
1f シール防止片
2 内袋
3 紙片
11a、11b 縁辺
11c 折り返し部分
12 透明な部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面の少なくとも一部分に透明な窓が形成されており、背面には略式会葬礼状と清め塩を入れるポケットが設けられている外袋と、
香料返しを入れた内袋と、
表書きや家名等を記載する所定寸法の紙片と、を組み合わせてなることを特徴とする会葬者お礼用の不祝儀袋。
【請求項2】
前記外袋に形成された透明な窓は、該外袋内に入れた前記紙片に記載された文字が見えるように形成されており、正面の他の部分は内部が見えないようになされていることを特徴とする請求項1に記載の会葬者お礼用の不祝儀袋。
【請求項3】
前記外袋の表側に水引が印刷されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の会葬者お礼用の不祝儀袋。
【請求項4】
前記外袋がプラスチックフィルムで作られたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋。
【請求項5】
前記外袋が紙で作られたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋。
【請求項6】
前記外袋の幅寸法を背広のポケットに収められる大きさにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の会葬者お礼用の不祝儀袋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−331833(P2007−331833A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−169373(P2006−169373)
【出願日】平成18年6月19日(2006.6.19)
【出願人】(591038026)福岡丸本株式会社 (20)
【Fターム(参考)】