説明

低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置

【課題】 低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置を提供する。
【解決手段】 ワンセット又はワンセット以上の正電極ポイント11および負電極ポイント12を並列又は直列の組合せで銅箔板、導電ゴム又は導電フィルムに設置することにより、電気激発薄片10を形成する。正電極ポイント11および負電極ポイント12は導電パス111又は導電パス121を経由して、正電極の極性接点部112又は負電極の極性接点部122に接続される。極性接点部112および極性接点部122は個別にワイヤ113又はワイヤ123で正電極ポイント11又は負電極ポイント12の導電挿入接続ピンに接続される。正電極ポイント11および負電極ポイント12が人体の胸部のつぼに対応するように分布され、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発および按摩する。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置を提供することにある。主に、ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを並列又は直列の組合せで銅箔板、導電ゴム又は導電フィルムに設置することにより、電気激発薄片を形成する。
【0002】
そんな電気激発薄片は女性のブランジャーの内面に適用できる。また、制御装置により、ワンセットやマルチセットを選択して、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発する。
【0003】
【従来の技術】
従来から、既存の低周波の補助装置(按摩器又は治療器と呼ぶ)は、大体、制御器、シリコンゴム電極薄片、シリコン軟膏(俗名導電のゲル)および碗状のシリコン電極カップなどの要素から形成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
でも、その製造コストはとても高いし、使用の時期および場所が特定の制限を受ける。また、導電の効果が良くないし、特に、体の使用部位にシリコン軟膏を塗布しなければならないので、濃くどろどろしているように流れて、ユーザはいつも気持ち悪いばかりでなく、洗浄も容易ではない。その他、シリコン電極薄片又は碗状のシリコンカップを問わず、身に貼り付けるように隠すことができないので、空間が必要である以外に、身に付けて隠すように使えない。
したがって、本考案の主な目的は、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
主に、ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを並列又は直列の組合せで銅箔板、導電ゴム又は導電フィルムに設置することにより、電気激発薄片を形成する。
【0006】
そんな電気激発薄片は女性の胸部のつぼに沿って分布され、ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを具有する。電気激発薄片はブランジャーの内面に付けて結ぶように又は一体化のように成型される。また、制御装置でワンセットやマルチセットの正負電極ポイントを操作および制御することにより、低周波で人体の胸部の選定つぼを電気激発したり、胸を豊かなようにしたり、体を健康にするという効果に役立つ。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の目的、特徴および効果などをご了解 なさるために、以下、さらに具体的な実施例を図面にあわせて詳しく説明してみよう。
まずは図1および図2を御覧下さい。本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の設計は、主に、ワンセット又はワンセット以上の正電極ポイント11および負電極ポイント12を並列又は直列の組合せで導電フィルム1(銅箔板又は導電ゴム材質)に設置することにより、電気激発薄片10を形成する。正電極ポイント11および負電極ポイント12は導電パス111又は導電パス121を経由して、正電極の極性接点部112又は負電極の極性接点部122に接続される。極性接点部112および極性接点部122は個別にワイヤ113又はワイヤ123で正電極ポイント11又は負電極ポイント12の導電挿入接続ピン114又は導電挿入接続ピン124に接続される。また、前述の導電パス111および導電パス121は、図2に示すように、導電フィルム1の薄片体で挟まれる層に設けられるので、正電極ポイント11と負電極ポイント12との間は絶縁の状態となる。
【0008】
前掲のワンセット又はワンセット以上の正電極ポイント11および負電極ポイント12を並列又は直列の組合せで導電フィルム1(銅箔板又は導電ゴム材質)
に設置することにより形成される電気激発薄片10としては、正電極ポイント11および負電極ポイント12を人体の胸部のつぼに対応させ、図3に示すように、ワイヤコントロール(又はリモコン)の制御器2でいずれのワンセット又はマルチセットの正負電極ポイントも操作および制御することができる。結局、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発および按摩して、人体の使用部位の血液を促進することにより、体の健康のために筋および脈をくつろがせると言う効果を遂げる。
【0009】
上述の制御器2は電流出力の開閉および強弱を制御および調節し、各種の選定効果を具有する。その内部に電池を設置し、二本の異なる正負極性の導電挿入接続ピン21および導電挿入接続ピン22をそれぞれ電気激発薄片10の導電挿入接続ピン114又は導電挿入接続ピン124に導く。制御器2は、選定箇所にニーズに応じてクリップ23を設置してもよく、使用のときに、身に付けることができる。制御スイッチ24および制御スイッチ25は開閉するように操作および制御できる。電流強弱の調節スイッチ26はプッシプール又はノッブのステップレススイッチ形態を採用してもよい。
【0010】
図4および図5を御覧下さい。上述の電気激発薄片10を女性のブランジャーのカップ3内面に実施する場合、正電極ポイント11および負電極ポイント12(又はエリア)が胸部のつぼに対応するように分布する。そうすると、通電のとき、特定のつぼを個別又は同時に低周波で電気激発および按摩することにより、胸部の曲線を美化する効果を果たす。前掲のカップ3内面に実施した電気激発薄片10における各セットの正電極ポイント11および負電極ポイント12の分布又は形態は限定されない。図6および図7に示すように、異なる正電極エリア11および負電極エリア12の電気激発薄片10が胸部の“天谿”つぼに対応すれば、電気激発および按摩するときに、乳房のはれふくれを除く効果がある。胸部の“輒筋”つぼを電気激発および按摩するとき、気を塞ぐことを解除する効果が発揮される。
【0011】
上述の女性のブランジャーカップ3の内面に実施する電気激発薄片10については、電気激発薄片10を適当にブランジャーの内面に付け結んでもよいし(図8に示すのは植え入れて結合する形態である)、又は、一体化してブランジャーの内面に直接に設けてもよい(図9に示すのは一体化の結合形態である)。しかも、ワイヤコントロール(又はリモコン)の制御器2を利用して、いずれのワンセット又はマルチセットの正電極ポイント11および負電極ポイント12も操作および制御する。図9および図10に示すように、調節スイッチ26をそれぞれブランジャーの両側に設けて、電流の強弱を制御する。そうすると、低周波で人体のつぼを電気激発したり、血液の循環を促進したり、胸を豊かなように綺麗にさせるという効果に役立つ。前述の一体化成型でブランジャーの内面に設けた電気激発薄片10としては、ブランジャーの外側に電流強度の制御器2を追加してもよく、図9および図10に示すように、便利に電流を調節する。
【0012】
図12から図17の様々な実施例を御覧ください。それらはワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを持つ電気激発薄片を自由に人体の様々な選定つぼに分布して設けることを表す。
【0013】
本考案の実施例により、女性のブランジャーカップ3の内面に実施する電気激発薄片10の材質は限られない。図18に示す導電フィルム1は銅箔板又は導電ゴムなどの厚くて堅実の材質であり、内部放置式の電気激発薄片10を構成する。(図19を御参照)。カップ3の内面に実施する内部放置式の電気激発薄片10も、図20および図21に示すように、ワイヤコントロール又はリモコン方式でいずれのワンセット又はマルチセットも制御する。
【0014】
上述の女性の胸を豊かにし、体を強化する電気激発薄片10は、図22から図24に示すように、分離式の正電極貼り付け薄片101および負電極貼り付け薄片102の形態を採用しても良い。また、肌および皮膚に貼り付ける接触表面に、単層の導電シリコン103を覆う。それで、融通するように貼り付けられ、自由に胸部の選定のつぼに貼り、低周波で電気激発および按摩することを行う。
【0015】
しかしながら、前述の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の様々な形態は、本考案の実施例だけで本考案の技術範囲を限定しない。同様効果の応用、前項技術手段の簡易変更および類似の改善などはすべて本考案の請求範疇に含まれる。
【0016】
本考案は、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の設計を提供する。ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを並列又は直列の組合せで銅箔板、導電ゴム又は導電フィルムに設置することにより、電気激発薄片を形成する。正負電極ポイントを人体の胸部の選定つぼに対応させ、ワイヤコントロール(又はリモコン)の制御器でいずれのワンセット又はマルチセットの正負電極ポイントも操作および制御することができる。つまり、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発および按摩して、人体の使用部位の血液を促進させることにより、体の健康のために筋および脈をくつろがせると言う効果を遂げる。
【0017】
本考案は、低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の設計を提供することにある。ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを持つ電気激発薄片を女性のブランジャーの内面に実施する場合、各正負電極ポイントが胸部のつぼに対応するように分布する。そうすると、特定のつぼを個別又は同時に低周波で電気激発および按摩することにより、胸部の曲線を美化する効果を果たす。例えば、胸部の“天谿”つぼを電気激発および按摩するとき、乳房のはれふくれを除く効果がある。胸部の“輒筋”つぼを電気激発および按摩するとき、気を塞ぐことを解除する効果が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片の局部を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片の局部を示す断面図である
【図3】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の制御器を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置のブラジャーカップの内面に応用される状態を示す模式図である。
【図5】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置のブラジャーカップの内面に応用される状態を示す断面図である。
【図6】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片が異なる正負電極エリアを持つ形態を示す模式図である。
【図7】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片が異なる正負電極エリアを持つもう一つの形態を示す模式図である。
【図8】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片をブラジャーの内面に植えいれて結ぶ方式を示す模式図である。
【図9】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片をブラジャーの内面に一体化して直接設ける方式を示す模式図である。
【図10】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の制御器で正負電極ポイントを操作および制御するブラジャーの形態を示す模式図である。
【図11】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置のブラジャーの外側面に設ける調節スイッチで電流を調節する状態を示す模式図である。
【図12】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図13】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図14】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図15】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図16】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図17】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の正負電極ポイントを人体の胸部のつぼに分布する状態を示す模式図である。
【図18】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の導電フィルムで構成した電気激発薄片をブラジャーカップに実施する状態を示す断面図である。
【図19】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の銅箔板又は導電ゴムで構成した電気激発薄片をブラジャーカップに実施する状態を示す断面図である。
【図20】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置のワイヤコントロール方式で正負電極ポイントを選定および制御するブラジャーの形態を示す模式図である。
【図21】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置のワイヤコントロール方式で正負電極ポイントを選定および制御するブラジャーのもう一つの形態を示す模式図である。
【図22】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片を貼り付け薄片の形態に作る状態を示す模式図である。
【図23】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片を貼り付け薄片の形態に作る状態を示す断面図である。
【図24】本考案の一実施例による低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置の電気激発薄片を貼り付け薄片の形態に作る状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 導電フィルム
2 制御器
3 カップ
10 電気激発薄片
11 正電極ポイント
12 負電極ポイント
21 導電の挿入接続ピン
22 導電の挿入接続ピン
23 クリップ
24 制御スイッチ
25 制御スイッチ
26 調節スイッチ
101 正電極の貼り付け薄片
102 負電極の貼り付け薄片
103 導電シリコン
111 導電パス
112 正電極の接点部
113 ワイヤ
114 導電の挿入接続ピン
121 導電パス
122 負電極の接点部
123 ワイヤ
124 導電の挿入接続ピン

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントを並列又は直列の組合せで銅箔板、導電ゴム又は導電フィルムに設置することにより、電気激発薄片を形成し、ワンセット又はワンセット以上の正負電極ポイントが人体の胸部のつぼに対応するように分布されることを特徴とする低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項2】 各正負電極ポイントは導電パスを経由して、正電極又は負電極の極性接点部に接続されることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項3】 極性接点部(112)および極性接点部(122)は個別にワイヤで正電極ポイント(11)又は負電極ポイント(12)の導電挿入接続ピンに接続されることを特徴とする請求項2記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項4】 導電パスが導電フィルム(1)の薄片体で挟まれる層に設けられ、正負電極ポイントの間は絶縁の状態となることを特徴とする請求項2記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項5】 電気激発薄片としては、ワイヤコントロール又はリモコンの制御器でいずれのワンセット又はマルチセットの正負電極ポイントも操作および制御可能であることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項6】 制御器は電流出力の開閉および強弱の調節を制御し、選定の機能を具有することを特徴とする請求項5記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項7】 電気激発薄片は女性のブランジャーのカップ内面に設けられ、ワンセット又はマルチセットの正負電極ポイント又はエリアは胸部のつぼに対応するように分布されることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項8】 電気激発薄片は植えいれる形態でブランジャーの内面に貼り付けることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項9】 電気激発薄片は一体化成型の形態で直接にブランジャーの内面に設けることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項10】 ブランジャーの外側面に電流強度を制御する調節スイッチを取り付けることを特徴とする請求項9記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項11】 電気激発薄片は分離式の正負電極貼り付け薄片のように作られることを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。
【請求項12】 分離式の正負電極貼り付け薄片は肌および皮膚と貼り付けて接触する表面に単層の導電シリコンを覆うことを特徴とする請求項1記載の低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図21】
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【図23】
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【図19】
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【図20】
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【図22】
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【図24】
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【登録番号】実用新案登録第3095714号(U3095714)
【登録日】平成15年5月28日(2003.5.28)
【発行日】平成15年8月15日(2003.8.15)
【考案の名称】低周波で人体の胸部のつぼを電気激発させる補助装置
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願2003−506(U2003−506)
【出願日】平成15年2月4日(2003.2.4)
【出願人】(500118171)