説明

低周波鍼通電療法用の鍼

【課題】手軽に施術できる低周波鍼通電療法用の鍼を提供することを目的とする。具体的には、身体へ鍼を適用する際の痛みを和らげて、鍼を使用する抵抗感を減ずること、さらには従来は産業廃棄物とするしかなかった鍼を再利用することを目的とする。
【解決手段】鍼3の貫通孔21を有し人体の皮膚に当接させる台座2と、前記貫通孔21に挿通される先端を鈍角に構成した鍼3と、鍼3を台座の貫通孔21に挿通した際に台座2の上面から突出する鍼3の部分に設けられる電極4とからなる低周波鍼通電療法用の鍼1により上記の課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低周波鍼通電療法に用いる鍼に関する。
【0002】
低周波鍼通電療法とは経穴(つぼ)に複数の鍼を刺して、その鍼を陽極と陰極としてパルス電流を流して経穴を刺激する方法であるが、本発明では鍼が皮膚を押圧する(鍼先が皮膚を破ることがない)ように鍼を構成するので、従来の低周波鍼通電療法とは厳密に言えば異なる。
【背景技術】
【0003】
例えば、特許文献1には実施例3(図5)には、身体に刺した二本の鍼を陰極及び陽極として電流供給器から電流を供給する機器が開示されている。
【0004】
引用文献1の段落[0002]に記載のように、このような鍼は人体の経穴へ数ミリから数十ミリ刺し込んで使用する。先端には血液が付着するため、使用後の鍼は衛生上の問題から当然に廃棄しなければならなかった。また、鍼を身体に刺すことに対する抵抗感から、鍼灸師や医師以外の者が気軽に施術できるものでもなかった。
【0005】
さらに、引用文献1のような鍼では、鍼を身体に刺し込む量を調節するのは素人には難しく、低周波鍼通電療法を行うには鍼灸師に頼らざるを得なかった。
【0006】
特許文献2には、貫通孔を有する台座に鍼を刺し通して台座から鍼の先端を突出させた状態で固定し、台座の上から突出する鍼をカットした上で、この台座を絆創膏で人体に貼り付けることが開示されている。
【0007】
特許文献2の鍼は、刺入感覚(痛み)を減じ、鍼を身体に刺す抵抗感を減じた点で優れている。また、台座によって鍼が身体に刺し込まれる量も規制される点でも優れている。しかし、皮膚を押圧するものではない点で本発明とは異なり、当然に鍼の再利用は容易でない。さらに、図1(c)に示されるように、台座に鍼を刺し通した後には、鍼の余った部分はカットされてしまうので、低周波鍼通電療法用の電極として利用することは不可能である。
【0008】
特許文献3には、鍼灸治療に用いられる皮内鍼が開示されている。図2には鍼先を平坦又は球面とした構成が示されているが、段落0016に「先端部1aから生体内に挿入される」と記載されているように、皮下組織に鍼の先端を刺し込むことを前提としている点で本発明とは異なる。このように鈍角な鍼が刺さるまで押圧することを考慮すると、むしろ患者に痛みを与えるおそれがある。また、引用文献2と同様に低周波鍼通電療法用の電極として利用することは不可能である。
【0009】
一方、特許文献4に鍼と灸を組み合わせた温灸器が開示されている。図7は一見すると、本発明と類似するように見えるが、鍼は台座に対して固定されておらず、鍼の挿入量は規制されない点で異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平6−78967号公報
【特許文献2】特開2008−113714号公報
【特許文献3】特開2007−61200号公報
【特許文献4】登録実用新案第3056071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
手軽に施術できる低周波鍼通電療法用の鍼を提供することを目的とする。具体的には、身体へ鍼を適用する際の痛みを和らげて、鍼を使用する抵抗感を減ずること、さらには従来は産業廃棄物とするしかなかった鍼を再利用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、鍼の貫通孔を有し人体の皮膚に当接させる台座と、前記貫通孔に挿通される先端を鈍角に構成した鍼と、鍼を台座の貫通孔に挿通した際に台座の上面から突出する鍼の部分に設けられる電極とからなる低周波鍼通電療法用の鍼により上記の課題を解決する。
【0013】
すなわち、本発明では鍼の先端を鈍角に構成し、鍼の先端で経穴を押圧できるように構成したのである。鍼は皮膚を破ることがないので鍼に血液が付着するおそれがないので、鍼を廃棄せずとも、煮沸やアルコールの噴霧等の殺菌を行うことで鍼を繰り返し使用することが可能となる。さらに、鍼が皮膚を破ることがないので使用者は抵抗なく治療を行うことができる。
【0014】
ここでいう鈍角とは皮膚に鍼の先端をあてがって皮膚が数ミリくぼむ程度に押圧しても、皮膚が損傷しない程度の角度をいう。具体的には鍼の先端を平滑面として角を面取りした構成や、球面にした構成が考えられる。
【0015】
鍼の直径が小さすぎると、皮膚が損傷してしまう。逆に鍼の直径が大きすぎると経穴に対する刺激が不十分となってしまうので鍼の直径は0.20〜1mmとすることが好ましい。より好ましくは0.20〜0.5mmとするとよい。同様に鍼が台座から突出する量が大きすぎると、皮膚が損傷したり、肌に貼着した台座が肌から剥離し、逆に突出量が小さすぎると経穴に対する刺激が不十分になってしまうので、鍼が台座の下面から突出する量は0.3〜1.5mmとすることが好ましく、0.5〜1mmとすることがより好ましい。
【0016】
電極及び鍼の材質は導電性があればよく、特に限定されない。例えば、鍼の材質としては一般的に使用されるステンレス鋼が使用できる。電極の材料としては、導電性が高く加工しやすい銅などが使用可能である。
【0017】
電極は外径を台座の貫通孔の径よりも大きくし、鍼先端の他の他端に位置固定することで、電極の端部(下端)を貫通孔の縁に当接させることができる。鍼と電極は相互に位置固定されているため、電極の下端と貫通孔の当接により、鍼の先端が台座の裏面から突出する量を規制することができる。
【0018】
電極は鍼と一体に成形してもよいが、別体とすると市販の鍼を使用することができるので好ましい。別体とする場合は、中実のブロック形状の電極を鍼の柄の部分(先端に対しての他端)に適宜の手段により形成してもよいが、銅パイプ等の導電性を有する中空の成形体を鍼の上部に挿して、銅パイプを塑性変形によって位置固定することで簡便に形成することができる。
【0019】
導電性を有する中空の成形体としては、金属製のパイプ、導電性樹脂製のパイプ、金属板を鍼の外周に密に巻きつけたもの、導電性フィルムを鍼の外周に巻きつけたもの等が例示される。導電性フィルムや導電性樹脂を使用する場合は、熱セットにより位置固定すればよい。
【0020】
電極には通電のための端子を接続する。端子の自重や端子が揺動することによって、身体に打った鍼が倒れてしまうおそれがあるので、台座に設けた貫通孔の縁には凸部を設けることがこのましい。これにより鍼が倒れてしまうことを予防することができる。端子の重量によって異なるが、凸部が台座の上面から突出する量は電極の長さの1/20〜1/2とするとよい。
【0021】
電極と台座を固定するには、台座と電極を接着剤を使用して固定してもよいし、台座に係合用の凹孔を設け、電極には突起を設けて係合してもよい。接着剤を使用して電極を固定する場合は、接着力を高めるために電極が台座に対して接着される部分の表面積を大きくするようにすることが好ましい。また、台座の形状に対応する形状を有する型枠に電極と鍼を固定し射出成形により、台座と電極を固定してもよい。
【0022】
台座、鍼及び電極からなる本発明の低周波鍼通電療法用の鍼を固定するには、台座の裏面(皮膚と当接する面)に粘着層を設けるか、電極が通る径の穴を空けた台座より外径が大きい粘着シートを台座の上から被せて台座ごと皮膚に貼着すればよい。
【0023】
台座の材質は台座から身体に電流が流れないようにするために、非導電性の材料を用いて形成することが好ましい。たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、種々のナイロンなどが使用可能であるが、耐疲労性に優れるジュラコン(登録商標)を用いることが好ましい。
【発明の効果】
【0024】
本発明は、鍼の先端を鈍角に構成し、台座の裏面からの鍼の突出量を小さくしたことで、使用者の皮膚を損傷することなく皮膚を押圧することができる。鍼を皮膚に刺さないので気軽に低周波鍼通電療を行うことができる。また、鍼の先端に血液が付着しないので簡単な処理で鍼を再利用することができる。
【0025】
また、電極の外径を台座の貫通孔の径よりも大きくすることで、台座の裏面から鍼が突出する量を規制することができる。鍼が皮膚に刺さることもないので、熟練した手技がなくとも、意図した刺激を経穴に与えることができる。
【0026】
導電性を有する中空の成形体を鍼の柄の部分に挿して位置固定ことにより、市販の鍼の先端をカミヤスリ等を使用して鈍角としたものを使用して本発明の低周波鍼通電療法用の鍼とすることもできる。
【0027】
台座に凸部を設けてあるので、安定して鍼を支持することができる。電源の端子を電極につないでも鍼が倒れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の低周波鍼通電療法用の鍼の拡大断面図である(実施例1)。
【図2】電極の下端に設けられた係合用の突起と台座の凸部に設けられた係合用の凹孔に前記突起を係合させて電極を台座に固定した低周波鍼通電療法用の鍼の拡大断面図である(実施例2)。
【図3】電極の下部に接続用のフランジを設けて、同フランジと台座を接着剤で接着した低周波鍼通電療法用の鍼の拡大断面図である(実施例3)。
【図4】図3の低周波鍼通電療法用の鍼の分解斜視図である。
【図5】図4の鍼を粘着シートを使用して皮膚に適用した状態を示す拡大断面図である。
【図6】台座形成用の金型の断面図である。
【図7】図6の金型で形成した台座とそれに固定された電極及び鍼の断面図である。
【図8】本発明の低周波鍼通電療法用の鍼を電源に接続した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、図を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
【0030】
[実施例1]
図1に本発明の低周波鍼通電療法用の鍼の基本構造となる実施例1を示す。本発明の低周波鍼通電療法用の鍼1は鍼の貫通孔21を有し人体の皮膚に当接させる台座2と、前記貫通孔21に挿通される先端を鈍角に構成した鍼3と、鍼3を台座2の貫通孔21に挿通した際に台座2の上面から突出する鍼3の部分に設けられる電極4とからなる。
【0031】
上記の電極4は外径を台座2の貫通孔21よりも大きく構成する(本実施例では、貫通孔の直径は0.3mm、電極の直径は1.2mmとした)。そのように構成することで電極4の端部41を貫通孔21の台座2の上面に当接させて鍼3の先端が台座2の先端から突出する量(P)を規制することができる。上述のとおり、Pは0.3〜1.5mmとすることが好ましい。本実施例ではP=0.5mmとした。鍼の太さは0.3mm、鍼の先端の形状は平滑面に構成した鍼先の角を面取りした構成とした。電極の長さは電圧印加用の端子が接続できる長さであれば足りる。電極の長さは本実施例では12mmとした。
【0032】
本実施例の台座2には、鍼3の姿勢を安定させるための凸部23を設けた。台座の上面から凸部が突出する量は1mmとし、凸部の幅は2mm(半径1mm)とした。
【0033】
本実施例では電極4として銅製のパイプを使用した。銅製のパイプを図5(図5は後述の図3に示される実施例3相当品である)に示した要領で鍼3に挿して、台座2から突出する鍼の量が0.5mmとなるように位置決めした後、銅パイプをペンチによりプレスして、銅パイプに対して鍼3を固定した。本発明ではこのプレスする工程で台座2から鍼先が突出する量(P)を簡便に決定することができる。
【0034】
銅パイプ(電極4)に固定された鍼3を台座2に対して固定するには、電極4の下端と台座の間に接着剤を充填して貼着した。接着前にサンドペーパーで台座2と電極4の接着面を粗面にし、脱脂した後、エポキシ系接着剤で台座2と電極4を固定した。
【0035】
[実施例2]
実施例2では、上記の実施例1の構成を基本として、電極4と台座2の固定を係合により行った。具体的には、図2に示されるように台座2(凸部23と台座の境目付近に)に係合用の凹孔22を設け、電極の下端に係合用の突起42を設けて、前記凹孔22と突起42の係合によって電極4と台座2の固定を行った。本実施例では電極4の突起42の弾性により電極4と台座2を係合、固定できるので、接着剤を用いる煩わしさがなく、簡便に低周波鍼通電療法用の鍼を構成することができた。鍼先の突出量(P)や、鍼の太さは実施例1と同様とした。
【0036】
[実施例3]
実施例3では、上記の実施例1の構成を基本として、図3に示されるように電極4の下端に固定用のフランジ43を設けた。フランジ43の半径は台座2の半径と同じ長さ(半径6mm)とした。図4に示される要領で鍼3、電極4及び台座2に台座より底面積の大きい粘着シート5を被せて、患者の皮膚6に固定して使用する。粘着シート5の皮膚当接面は粘着剤を塗布してあるため、この粘着シート5によって、台座2と電極4のフランジ43は皮膚に対して固定されることとなる。本実施例で使用した粘着シート5の半径は12mmとした。台座の厚みは0.5mmとしたので、半径にして約5.5mmの範囲で粘着シート5が皮膚に張着されることとなる。図5に皮膚に本実施例の低周波鍼通電療法用の鍼1を適用した部分断面図を示す。台座2と電極4の接着は実施例1と同様に接着面を粗面にし、脱脂を行った後にエポキシ系の接着剤で台座2と電極4を固定した。鍼先の突出量(P)は1mmとした。鍼の太さは実施例1と同様とした。
【0037】
[実施例4]
実施例4では、射出成形により台座2を電極4及び鍼3に固定した。具体的には、図6
に示したように台座の形状に対応する型24を有する金型9に鍼3を固定した電極4をセットし、ノズル91から溶融樹脂(本実施例では、ジュラコンを使用した)をスプルー92、ランナー93、型24へと流し込む。本実施例の電極4の下端にはフランジ43´を形成しているので、フランジが43´が返しとなり、台座2に対して電極4と鍼3を固定することができる(図7参照)。
【0038】
[比較例1]
比較例1では、上述の特許文献2(特開2008−113714)の図5相当品を使用した。鍼の太さは実施例1と同様にした。
【0039】
上述の実施例1〜3の低周波鍼通電療法用の鍼1を図4に示した要領で、電極挿通用の孔51を空けた粘着シート5で台座2を覆うようにして皮膚に貼り付けた。本発明の実施例1〜3の低周波鍼通電療法用の鍼1は図5に示したように、皮膚6に適用した際に、鍼先が患者の皮膚6を破ることなく、経穴を適切に押圧することができた。
【0040】
比較例1は、台座の上部から突出する鍼を切断した後、上から絆創膏を貼って皮膚に固定した。比較例1は、鍼の先端が鋭角となっているため、鍼先が患者の皮膚を破り血液が付着してしまったため、使用後の鍼は廃棄処分とした。
【0041】
次に実施例1〜3の低周波鍼通電療法用の鍼1と電源7を導線8を介して接続し(図8参照)、パルス幅0.2ミリ秒、パルス高約25V、パルス間隔0.7秒として、パルス電流により経穴(肩こりに効果を発揮するといわれる肩井と呼ばれるつぼ)を刺激した。
【0042】
比較のために、市販されている導子がパッドとなっている従来の低周波治療器(例えば特開2008−119310の図1)を使用して、同様にパルス幅0.2ミリ秒、パルス高約25V、パルス間隔0.7秒として、パルス電流により経穴(肩こりに効果を発揮するといわれる肩井と呼ばれるつぼ)が存在する部分を広範囲に刺激した。
【0043】
実施例1〜3の低周波鍼通電療法用の鍼1を使用した場合、効率的に経穴を刺激することができた。結果として、数分間の使用で肩こりの症状の改善が見られた。一方、パッド式の低周波治療器の場合は、経穴を効率的に刺激できなかったためか、上記の数分間の使用では肩こりの症状を改善するには不十分であった。
【符号の説明】
【0044】
1 低周波鍼通電療法用の鍼
2 台座
21 貫通孔
22 凹孔
23 凸部
24 台座の型
3 鍼
4 電極
41 電極の端部
42 突起
43 フランジ
5 粘着シート
51 電極挿通用の孔
6 皮膚
7 電源
8 導線
9 金型

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍼の貫通孔を有し人体の皮膚に当接させる台座と、前記貫通孔に挿通される先端を鈍角に構成した鍼と、鍼を台座の貫通孔に挿通した際に台座の上面から突出する鍼の部分に設けられる電極とからなる低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項2】
電極は鍼に金属製のパイプを挿通して位置固定し、該金属製のパイプを塑性変形することにより鍼に圧着してなる請求項1に記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項3】
電極は外径を台座の貫通孔よりも大きくすることで、電極の端部を前記貫通孔の縁に当接させて、鍼の先端が台座の裏面から突出する量を規制する請求項1又は2のいずれかに記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項4】
台座の貫通孔の縁に凸部を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項5】
電極の下部に配される係合用の突起と、台座の凸部に配される係合用の凹孔との係合によって台座と電極が固定される請求項4に記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項6】
電極と鍼をセットした台座は、電極挿通用の孔を有し台座よりも底面積が大きい粘着シートを前記電極総通用の孔に電極を挿し通すようにして台座の上から張着して皮膚に固定される請求項1〜4のいずれかに記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項7】
電極の下部には固定用のフランジが配され、粘着シートを該フランジの上から張着することにより台座に対して電極を固定する請求項6記載の低周波鍼通電療法用の鍼。
【請求項8】
鍼が台座の裏面から突出する量は0.3〜1.5mmである請求項1〜7のいずれかに記載の低周波鍼通電療法用の鍼。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−115347(P2011−115347A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−274871(P2009−274871)
【出願日】平成21年12月2日(2009.12.2)
【出願人】(509332062)有限会社ヒガシモリフライス工業 (1)
【Fターム(参考)】