作業機械のポンプ吸込配管
【課題】エンジン室内を通るポンプ吸込配管の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつエンジンとの隙間を取るための管径の変更を容易にする。
【解決手段】ポンプ吸込配管(22)が、作動油タンク(18)につながる側のタンクホース(24)と、油圧ポンプ(20)につながる側のポンプホース(26)と、タンクホースおよびポンプホースをエンジン室(14)の中で連結する連結管(28)を備え、連結管が、両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプ(28a)と、このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケット(28b)を有している。
【解決手段】ポンプ吸込配管(22)が、作動油タンク(18)につながる側のタンクホース(24)と、油圧ポンプ(20)につながる側のポンプホース(26)と、タンクホースおよびポンプホースをエンジン室(14)の中で連結する連結管(28)を備え、連結管が、両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプ(28a)と、このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケット(28b)を有している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械のポンプ吸込配管、さらに詳しくは、作業機械のエンジン室の中に配設されるポンプ吸込配管に関する。
【背景技術】
【0002】
ホイールローダ、油圧ショベルのような作業機械は、作業装置、走行装置などを駆動するための作動油の油圧源である油圧ポンプを備え、この油圧ポンプはエンジンに直結、あるいはエンジンの近傍に配置されている。油圧ポンプには、機体に設置された作動油タンクから作動油を供給するためのポンプ吸込配管が接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−9519号公報(図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の作業機械のポンプ吸込配管には、次のとおりの解決すべき課題がある。
【0004】
すなわち、例えばホイールローダのように、機体の両側に車輪が備えられ、作動油タンクの設置部位が限られる場合には、上述の場合(特許文献1)とは異なり、作動油タンクから油圧ポンプに作動油を供給するポンプ吸込配管は、エンジン室の中を通して配設されている。
【0005】
このポンプ吸込配管は、エンジン室の中の空間が狭いので、長い1本のホースによって形成されている。また、ポンプ吸込配管は、流れ抵抗を減らすために比較的大径に形成されている。
【0006】
したがって、空間が狭いエンジン室内を通るポンプ吸込配管には、機体への組付け時の取り回し、組付け性が悪化する問題、またエンジンとの隙間の必要な部位での管径を細くする変更が難しい問題、などがある。
【0007】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、エンジン室内を通るポンプ吸込配管の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつエンジンとの隙間を取るための管径の変更を容易にした、作業機械のポンプ吸込配管を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば上記技術的課題を解決するために、作業機械の作動油タンクの作動油をエンジン室の中を通して油圧ポンプの吸込口に供給するポンプ吸込配管が、作動油タンクにつながる側のタンクホースと、油圧ポンプにつながる側のポンプホースと、タンクホースおよびポンプホースをエンジン室の中で連結する連結管と、を備え、該連結管が、両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプと、このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケットと、を有している、ことを特徴とする作業機械のポンプ吸込配管が提供される。
【0009】
好適には、該タンクホースおよびポンプホースが、該パイプが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部を備え、該パイプが、この縮径部に挿入される外径を有している。
【発明の効果】
【0010】
本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管は、エンジン室を通る配管が、タンクホースと、ポンプホースと、タンクホースおよびポンプホースに挿入されエンジン室の中で連結しかつエンジン室に固定される連結管を備えている。したがって、ポンプ吸込配管の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつ連結管は小径にできるのでエンジンとの隙間を取るための管径の変更を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管について、代表的な作業機械であるホイールローダにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0012】
先ず図4を参照してホイールローダについて説明する。ホイールローダ2は、前輪4および作業装置6を有した前車体8と、後輪10、運転室12および後端部にエンジン室14を有した後車体16を備えている。前車体8と後車体16は、軸線Zを中心に屈折操向を自在に連結されている。
【0013】
エンジン室14にはエンジンEが、ホイールローダ2の前後方向に直交する左右方向(図4の紙面に垂直の方向)に配設されている。後車体16には運転室12とエンジン室14の間に作動油タンク18が設置されている。エンジンEにはその出力軸に、後に述べる油圧ポンプ20が直結され取付けられている。作動油タンク18と油圧ポンプ20の間には、後に述べるポンプ吸込配管22が、エンジン室14の中を通して配設されている。
【0014】
図1および図2を参照してポンプ吸込配管22について説明する。ポンプ吸込配管22は、作動油タンク18につながる側のタンクホース24と、油圧ポンプ20につながる側のポンプホース26と、タンクホース24およびポンプホース26をエンジン室14の中で連結する連結管28を備えている。
【0015】
連結管28は、両端部がタンクホース24およびポンプホース26にそれぞれが挿入されるパイプ28aと、このパイプ28aに備えられパイプ28aをエンジン室14の側壁15に固定するブラケット28bを有している。
【0016】
タンクホース24の他端には、作動油タンク18の底部につながるパイプ30が挿入され連結されている。ポンプホース26の他端には、二連式の油圧ポンプ20のそれぞれの吸込口につながるパイプ32が挿入され連結されている。
【0017】
タンクホース24およびポンプホース26のパイプ28aとの連結部、タンクホース24とパイプ30との連結部、ポンプホース26とパイプ32との連結部はそれぞれ、周知のバンドクランプ34によって締付け固定されている。連結管28は、エンジン室14の側壁15に、ブラケット28bを通した2本のボルト36によって固定されている。
【0018】
図1、図2とともに図3を参照してさらに説明する。タンクホース24およびポンプホース26は、合成ゴムの内層および外層と、補強繊維層を有し、エンジン室14の側壁15に沿うように曲げ成形されている。連結管28のパイプ28aが挿入される端部には、内外径を小さくした縮径部24a、26aが形成されている。すなわち縮径部24a、26aの部分の内径dは他の部分の内径Dよりも小径に形成されている。
【0019】
パイプ28aは、外径dの鋼管を曲げて形成され、縮径部24a、26aに挿入される端部には抜け止め用の環状突状のビード28cが形成されている。
【0020】
ブラケット28bは、パイプ28aの径dの両側に延びる断面L形に矩形の鋼板を曲げて形成され、L形の一辺がパイプ28aに溶接固定され、他辺に前述のボルト36が挿通されるボルト穴28dが2個形成されている。
【0021】
上述したとおりの作業機械のポンプ吸込配管22の作用効果について説明する。
【0022】
本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管22は、エンジン室14を通る配管が、タンクホース24と、ポンプホース26と、タンクホース24およびポンプホース26に挿入されエンジン室14の中で連結しかつエンジン室14に固定される連結管28を備えている。したがって、ポンプ吸込配管22の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつ連結管28は小径にできるのでエンジンEとの隙間を取るための管径の変更を容易に行うことができる。
【0023】
また、タンクホース24およびポンプホース26は、連結管28のパイプ28aが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部24a、26aを備え、パイプ28aはこの縮径部に挿入される24a、26a外径dを有している。したがって、エンジンEとの隙間を取るための管径の変更をより容易に行うことができる。
【0024】
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
【0025】
本発明の実施の形態においては、タンクホース24およびポンプホース26をエンジン室14の中で連結する連結管28は、エンジン室14の側壁15の部分に設けられているが、連結管28の位置は、エンジン室14の形態、エンジンEの形態などに応じて、吸込配管22の組付け時の取り回し組付け性を良好にできる部位、またエンジンEとの隙間を必要とする部位にすればよい。
【0026】
本発明の実施の形態においては、作業機械としてホイールローダ2が示されているが、本発明はホイールローダに限定されるものでなく、例えば油圧ショベルなど、他の作業機械にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管の側面図。
【図2】図1のA-A矢印方向に見た図。
【図3】ポンプ吸込配管の要部拡大図で、接続を分離した状態で示した図。
【図4】本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管を備えた作業機械の代表例であるホイールローダの側面図。エンジン室は内部が見えるように断面されている。
【符号の説明】
【0028】
2:ホイールローダ(作業機械)
14:エンジン室
18:作動油タンク
20:油圧ポンプ
22:ポンプ吸込配管
24:タンクホース
24a:縮径部
26:ポンプホース
26a:縮径部
28:連結管
28a:パイプ
28b:ブラケット
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械のポンプ吸込配管、さらに詳しくは、作業機械のエンジン室の中に配設されるポンプ吸込配管に関する。
【背景技術】
【0002】
ホイールローダ、油圧ショベルのような作業機械は、作業装置、走行装置などを駆動するための作動油の油圧源である油圧ポンプを備え、この油圧ポンプはエンジンに直結、あるいはエンジンの近傍に配置されている。油圧ポンプには、機体に設置された作動油タンクから作動油を供給するためのポンプ吸込配管が接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−9519号公報(図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の作業機械のポンプ吸込配管には、次のとおりの解決すべき課題がある。
【0004】
すなわち、例えばホイールローダのように、機体の両側に車輪が備えられ、作動油タンクの設置部位が限られる場合には、上述の場合(特許文献1)とは異なり、作動油タンクから油圧ポンプに作動油を供給するポンプ吸込配管は、エンジン室の中を通して配設されている。
【0005】
このポンプ吸込配管は、エンジン室の中の空間が狭いので、長い1本のホースによって形成されている。また、ポンプ吸込配管は、流れ抵抗を減らすために比較的大径に形成されている。
【0006】
したがって、空間が狭いエンジン室内を通るポンプ吸込配管には、機体への組付け時の取り回し、組付け性が悪化する問題、またエンジンとの隙間の必要な部位での管径を細くする変更が難しい問題、などがある。
【0007】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、エンジン室内を通るポンプ吸込配管の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつエンジンとの隙間を取るための管径の変更を容易にした、作業機械のポンプ吸込配管を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば上記技術的課題を解決するために、作業機械の作動油タンクの作動油をエンジン室の中を通して油圧ポンプの吸込口に供給するポンプ吸込配管が、作動油タンクにつながる側のタンクホースと、油圧ポンプにつながる側のポンプホースと、タンクホースおよびポンプホースをエンジン室の中で連結する連結管と、を備え、該連結管が、両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプと、このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケットと、を有している、ことを特徴とする作業機械のポンプ吸込配管が提供される。
【0009】
好適には、該タンクホースおよびポンプホースが、該パイプが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部を備え、該パイプが、この縮径部に挿入される外径を有している。
【発明の効果】
【0010】
本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管は、エンジン室を通る配管が、タンクホースと、ポンプホースと、タンクホースおよびポンプホースに挿入されエンジン室の中で連結しかつエンジン室に固定される連結管を備えている。したがって、ポンプ吸込配管の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつ連結管は小径にできるのでエンジンとの隙間を取るための管径の変更を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管について、代表的な作業機械であるホイールローダにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0012】
先ず図4を参照してホイールローダについて説明する。ホイールローダ2は、前輪4および作業装置6を有した前車体8と、後輪10、運転室12および後端部にエンジン室14を有した後車体16を備えている。前車体8と後車体16は、軸線Zを中心に屈折操向を自在に連結されている。
【0013】
エンジン室14にはエンジンEが、ホイールローダ2の前後方向に直交する左右方向(図4の紙面に垂直の方向)に配設されている。後車体16には運転室12とエンジン室14の間に作動油タンク18が設置されている。エンジンEにはその出力軸に、後に述べる油圧ポンプ20が直結され取付けられている。作動油タンク18と油圧ポンプ20の間には、後に述べるポンプ吸込配管22が、エンジン室14の中を通して配設されている。
【0014】
図1および図2を参照してポンプ吸込配管22について説明する。ポンプ吸込配管22は、作動油タンク18につながる側のタンクホース24と、油圧ポンプ20につながる側のポンプホース26と、タンクホース24およびポンプホース26をエンジン室14の中で連結する連結管28を備えている。
【0015】
連結管28は、両端部がタンクホース24およびポンプホース26にそれぞれが挿入されるパイプ28aと、このパイプ28aに備えられパイプ28aをエンジン室14の側壁15に固定するブラケット28bを有している。
【0016】
タンクホース24の他端には、作動油タンク18の底部につながるパイプ30が挿入され連結されている。ポンプホース26の他端には、二連式の油圧ポンプ20のそれぞれの吸込口につながるパイプ32が挿入され連結されている。
【0017】
タンクホース24およびポンプホース26のパイプ28aとの連結部、タンクホース24とパイプ30との連結部、ポンプホース26とパイプ32との連結部はそれぞれ、周知のバンドクランプ34によって締付け固定されている。連結管28は、エンジン室14の側壁15に、ブラケット28bを通した2本のボルト36によって固定されている。
【0018】
図1、図2とともに図3を参照してさらに説明する。タンクホース24およびポンプホース26は、合成ゴムの内層および外層と、補強繊維層を有し、エンジン室14の側壁15に沿うように曲げ成形されている。連結管28のパイプ28aが挿入される端部には、内外径を小さくした縮径部24a、26aが形成されている。すなわち縮径部24a、26aの部分の内径dは他の部分の内径Dよりも小径に形成されている。
【0019】
パイプ28aは、外径dの鋼管を曲げて形成され、縮径部24a、26aに挿入される端部には抜け止め用の環状突状のビード28cが形成されている。
【0020】
ブラケット28bは、パイプ28aの径dの両側に延びる断面L形に矩形の鋼板を曲げて形成され、L形の一辺がパイプ28aに溶接固定され、他辺に前述のボルト36が挿通されるボルト穴28dが2個形成されている。
【0021】
上述したとおりの作業機械のポンプ吸込配管22の作用効果について説明する。
【0022】
本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管22は、エンジン室14を通る配管が、タンクホース24と、ポンプホース26と、タンクホース24およびポンプホース26に挿入されエンジン室14の中で連結しかつエンジン室14に固定される連結管28を備えている。したがって、ポンプ吸込配管22の、機体への組付け時の取り回し組付け性を良好にし、かつ連結管28は小径にできるのでエンジンEとの隙間を取るための管径の変更を容易に行うことができる。
【0023】
また、タンクホース24およびポンプホース26は、連結管28のパイプ28aが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部24a、26aを備え、パイプ28aはこの縮径部に挿入される24a、26a外径dを有している。したがって、エンジンEとの隙間を取るための管径の変更をより容易に行うことができる。
【0024】
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
【0025】
本発明の実施の形態においては、タンクホース24およびポンプホース26をエンジン室14の中で連結する連結管28は、エンジン室14の側壁15の部分に設けられているが、連結管28の位置は、エンジン室14の形態、エンジンEの形態などに応じて、吸込配管22の組付け時の取り回し組付け性を良好にできる部位、またエンジンEとの隙間を必要とする部位にすればよい。
【0026】
本発明の実施の形態においては、作業機械としてホイールローダ2が示されているが、本発明はホイールローダに限定されるものでなく、例えば油圧ショベルなど、他の作業機械にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管の側面図。
【図2】図1のA-A矢印方向に見た図。
【図3】ポンプ吸込配管の要部拡大図で、接続を分離した状態で示した図。
【図4】本発明に従って構成された作業機械のポンプ吸込配管を備えた作業機械の代表例であるホイールローダの側面図。エンジン室は内部が見えるように断面されている。
【符号の説明】
【0028】
2:ホイールローダ(作業機械)
14:エンジン室
18:作動油タンク
20:油圧ポンプ
22:ポンプ吸込配管
24:タンクホース
24a:縮径部
26:ポンプホース
26a:縮径部
28:連結管
28a:パイプ
28b:ブラケット
【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業機械の作動油タンクの作動油をエンジン室の中を通して油圧ポンプの吸込口に供給するポンプ吸込配管が、
作動油タンクにつながる側のタンクホースと、
油圧ポンプにつながる側のポンプホースと、
タンクホースおよびポンプホースをエンジン室の中で連結する連結管と、を備え、
該連結管が、
両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプと、
このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケットと、を有している、
ことを特徴とする作業機械のポンプ吸込配管。
【請求項2】
該タンクホースおよびポンプホースが、該パイプが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部を備え、
該パイプが、この縮径部に挿入される外径を有している、
ことを特徴とする請求項1記載の作業機械のポンプ吸込配管。
【請求項1】
作業機械の作動油タンクの作動油をエンジン室の中を通して油圧ポンプの吸込口に供給するポンプ吸込配管が、
作動油タンクにつながる側のタンクホースと、
油圧ポンプにつながる側のポンプホースと、
タンクホースおよびポンプホースをエンジン室の中で連結する連結管と、を備え、
該連結管が、
両端部がタンクホースおよびポンプホースにそれぞれが挿入されるパイプと、
このパイプに備えられパイプをエンジン室に固定するブラケットと、を有している、
ことを特徴とする作業機械のポンプ吸込配管。
【請求項2】
該タンクホースおよびポンプホースが、該パイプが挿入される端部に内外径を小さく形成した縮径部を備え、
該パイプが、この縮径部に挿入される外径を有している、
ことを特徴とする請求項1記載の作業機械のポンプ吸込配管。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公開番号】特開2010−133165(P2010−133165A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−310701(P2008−310701)
【出願日】平成20年12月5日(2008.12.5)
【出願人】(000190297)キャタピラージャパン株式会社 (1,189)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月5日(2008.12.5)
【出願人】(000190297)キャタピラージャパン株式会社 (1,189)
【Fターム(参考)】
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