説明

使い捨て式単回使用飲料パッケージ

使い捨て式単回使用飲料パッケージが開示されている。パッケージには、不透過性バリアが透過性単層壁バスケットを取り囲んで含まれている。透過性バスケットは、フレームとフィルタを含むことができる。透過性バスケットは更に蓋を含んでいてもよい。透過性バスケットには、飲料粉末が事前に装填されて提供されていてもよいし、使用中に飲料粉末が装填されるようになっていてもよい。飲料パッケージは、生物分解性か、堆肥化できるか、又はそれ以外に環境に優しい材料で製造することができる。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
飲料を1杯ずつ抽出する方式は消費者に好評である。市場には1杯用抽出器の多様な形式が出回っている。これらの抽出器は、1杯分のコーヒー又は茶を素早く抽出するように設計されている。コーヒー粉末又は葉茶は、1杯分として調製されて販売されている。
【0002】
1杯用抽出器では、金属製又はスチール製フィルタの様な再使用式デバイスは、状況によって適さない場合がある。一例として、忙しい自宅、事業所環境、或いは待合室環境での様に、効率が求められている場合がそうである。再使用式デバイスは洗浄が必要であり、洗浄は飲料殻がフィルタの孔へこびり付く傾向のせいで面倒になる。その上、再使用式デバイスの洗浄に対応するには、1杯用抽出器を給水源及び流し台又は排水管の付近に設置することが必要になる。流し台又は排水管を用意するのは非実用的であろう。
【発明の概要】
【0003】
使い捨て式単回使用飲料パッケージである。パッケージには、不透過性バリアとされているバリアが透過性単層壁バスケットとされているバスケットを取り囲んで含まれている。バスケットは、フレームとフィルタ材を含むことができる。バスケットは更に蓋を含んでいてもよい。バスケットには、飲料粉末が事前に装填されて提供されていてもよいし、使用中に飲料粉末が装填されるようになっていてもよい。
【0004】
本発明の他のシステム、方法、特徴、及び利点は、添付の図並びに以下の詳細な説明がつぶさに考察されれば当業者には自明であり、或いは明らかとなってゆくであろう。その様な更なるシステム、方法、特徴、及び利点は、本記載に含まれるものであり、本発明の範囲に含まれるものであるとし、よって付随の特許請求の範囲によって保護されるべきものであるとする。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】使い捨て式飲料1杯分バスケットを包装資材と共に示している。
【0006】
【図2】使い捨て式飲料1杯分バスケットと蓋を示している。
【0007】
【図3】使い捨て式飲料1杯分バスケットを例示としての寸法と併せて示している。
【0008】
【図4】使い捨て式飲料1杯分バスケットの使用を示している。
【0009】
【図5】使い捨て式飲料1杯分バスケット用の例示としての蓋を示している。
【0010】
【図6】例示としての、使い捨て式飲料1杯分バスケット複数個組パッケージを示している。
【0011】
【図7A】バスケットへと成形されるように構成されている、例示としてのフィルタ材の側面部分を示している。
【0012】
【図7B】例示としてのフィルタ材の底面部分を示しており、当該底面部分は必要に応じてバスケットのフレームの底面に成形されるように構成される。
【0013】
【図7C】バスケットに成形されている、例示としてのフィルタ側面部分とフィルタ底面部分を示している。
【0014】
【図8A】例示としての蓋へのロゴの設置を示している。
【0015】
【図8B】バスケットのロゴの設置を示している。
【0016】
【図8C】バスケットの下面へのロゴの設置を示している
【発明を実施するための形態】
【0017】
飲料を1杯ずつ抽出する方式は、それがもたらす利便性と融通性の良さにより消費者に好評である。多くの1杯用飲料抽出器が市場に投入されている。従来式の抽出器では、典型的に、一度に4杯から20杯分の飲料が出来上がる。飲料は消費されるまで温熱板上に載せられる。時間が経過するにつれ、飲料の味質は下降してゆく。1杯用抽出器は、消費者が、コーヒーや茶の様な飲料を、効率的な様式で且つ飲料の味質プロファイルに下降を来すことなく楽しめるようにする。
【0018】
図1では、1杯用抽出器で使用されるコーヒー粉末又は葉茶は、使い捨て式単回使用飲料パッケージ100に包装されている。使い捨て式単回使用飲料パッケージ100は、透過性バスケットとされているバスケット110と、使い捨て式不透過性バリアとされているバリア112と、を含んでいる。
【0019】
バリア112は、第1辺114と第2辺116を有するものとすることができる。第1辺114は、筋、つまみ、ジッパー、又は埋込紐を含んでいるか、或いは別のやり方で、使用者がバリア112を開封するのを支援するための手段を提供していてもよい。バリア112は、第2辺116又は他の辺が、ガゼット加工、ピンチング、ヒートシール、ステープリング、又は別のやり方によってシールされている。代替的又は追加的に、バリア112は、中でも特に、シュリンクラップバリア又はワックスバリアであってもよい。
【0020】
バリア112は、液体、気体、及び固体の通過を実質的に防止する。例えば、バリア112は、湿気及び酸素がパウチの中へ進入するのを封じコーヒーの芳香を維持するように、密封シールされていてもよい。追加的又は代替的に、幾つかのバスケットが事前に充填され、ひとまとめにして、出荷中及び保存中の鮮度が保たれるように卵ケース型の構成や管状或いは他の荷姿に包装されていてもよい。バリア112は、中でも特に、箔ラミネート、金属化フィルム、EVOHフィルム、ポリオレフィンを基材とする材料、パラフィン、プラスチック、及びそれらの組合せ、の様な材料で作ることができるであろう。
【0021】
使用者は、例えば、バリア112を第1辺114に沿って裂くことによって、パッケージ100を開封して、バスケット110を露出させることができる。使用者は、バスケット110をバリア112から取り出し、当該バスケット110を1杯用抽出器の中へ設置する。バスケット110に粉末が事前に充填されていてもよいし、或いは代わりに、使用者が粉末をバスケット110に加えることができるようになっていてもよい。
【0022】
バスケット110は、可逆的に開閉できるとされている第1端118と、閉鎖端であるとされている第2端120と、を含む単層壁透過性バスケットとすることができる。バスケット110は、カップ形状をしているバスケットであってもよく、蓋122付きで使用されていてもよい。バスケット110は、更に、側壁124とリム126を有することができる。側壁124は、第2端120とリム126を接続している。側壁124は、フレーム128とフィルタ材130を含んでいる。
【0023】
フレーム128は、フィルタ材130に構造と安定性と完全性を提供している。フレーム128は、射出成形によるか、又は比較的可撓性であるフィルタ材の周りに剛性な形を加工するのに適した異なったプロセスによって、形成することができるであろう。フレーム128は、多数の市販されている材料、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリエステル、ポリアミド即ちナイロン、又は他の合成或いは天然のプラスチック類、又はそれらの組合せなど、のうちの何れで作られていてもよい。フレームは、バイオベースポリマーの様な他の材料、例えば、ポリ乳酸(PLA)、ポリヒドロキシ酪酸(poly hydroxybutaric acid)(PHA)、又はデンプンを基材とするポリマーなどから作られていてもよい。フレーム128は、当業者に知られている他の材料で作られていてもよい。
【0024】
図2では、バスケット110の側壁124は、フレーム128とフィルタ材130とによって画定されている。フィルタ材130は、バスケット110の、例えば、第2端120、リム126、及び/又は当該フレーム128に、固着されている。フィルタ材130は、例えば、フレーム128用に使用されているプラスチックの熱接着又は接着剤を用いた熱接着、クリンプ加工、ヒートシール、又はその他のやり方によって、固着させることができるであろう。フィルタ材130は、フィルタ材インサートの周りにプラスチックフレームを成形するインサート射出成形でフレーム128に固着させることができるであろう。例えば、フィルタ材の事前にダイカットされたブランクを、当該ダイカットブランクの形状の周りに溝を有するマンドレルに載せてもよいであろう。インサート射出成形中に、溶かしたプラスチックを流し入れてフィルタ材130のブランクに接着させる。プラスチックは、例えば、冷却されて、フレーム128へと固化する。図7A−図7Cを参照して、或る代わりの実施形態では、フィルタ材700と705は、最初に、略円筒形先細部分700と、以下に円形部分705と呼称されている随意的な底部円形フィルタ材705とに形成される。フィルタ材700と705は、次いで、インサート射出成形用の金型上へ設置又は挿入されて、フィルタ材700と705がバスケット710のフレームによって支持されているバスケット710が形成される。バスケット710のフレームの下端715は実質的に開口しており、円形フィルタ部分705が当該開口部分を覆うことになる。
【0025】
フィルタ材130は、多孔質材料であり、液体又は一部の油類を透過させるものとすることができる。それは、多くの材料で形成することができ、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ乳酸、セルロース系繊維類、ポリヒドロキシアルカン酸類、熱可塑性デンプン、濾紙、他の紙材料、ポリマー材料、それらの組合せ、又はその他の材料、の様な不織材料で形成することができるであろう。フィルタ材130は、同様に、ポリマー又はプラスチックの濾過用メッシュから形成されていてもよいし、又はポリプロピレンやナイロン6や高密度ポリエチレンの様な各種プラスチック材料又は当業者に知られている他の材料で作られている微小孔性又は孔あきフィルムから形成されていてもよい。代わりに、フィルタ材130は、ポリ乳酸(PLA)、ポリヒドロキシ酪酸(poly hydroxybutaric acid)(PHA)、又はデンプンを基材とするポリマー、の様なバイオベースポリマーから形成されていてもよい。
【0026】
フィルタ材130の特性は、挽きコーヒー、茶粉末又は茶葉、又は他の抽出させる製品の様な、異なった製品の濾過の必要性に適うように選択することができる。例えば、フィルタ材130の、秤量、厚さ、ストランド数、メッシュサイズ、流量、及び強度は、抽出させようとする製品に基づいて選択することができる。
【0027】
フィルタ材130は、堆肥化できでもよいし、生物分解性であってもよいし、再生されていてもよいし、及び/又は再生可能であってもよい。フィルタ材130は、不織材料であったなら、例えば織材料又は金属のフィルタより大きな抵抗性を有することであろう。不織フィルタ材130は、例えば織材料又は金属のフィルタに比べて、水をバスケットの中により長く停留させることができる。水が粉末の入ったバスケットの中に停留する時間の長さは得られる飲料の強さひいては味質のプロファイルに影響する。これは、織材料又は金属材料ではそれらを貫く開口のサイズに技術的制限があるからである。不織材料にはその様な技術的制限はない。従って、相違は、織材料又は金属材料では水の経路は壁を直線的に貫いており、不織材料では経路は非直線状で入り組んでいるということである。
【0028】
バスケット110は、蓋122を含んでいてもよい。蓋122は、リム202と覆い200を含んでいる。覆い200は、バスケット110と確実に嵌まり合うためにリム202の下方に配置されている。代わりに、覆い200はリム202を含んでいなくてもよい。覆い200は、液体がバスケットの中へ進入できるように孔を開けられる材料から作ることができる。例えば、覆い200は、透過性バスケット110中に内容物を維持するために当該バスケット110のリム126に又はリム126を横断してシールされている、箔、フィルム、被覆の施されたフィルム、又は多層ラミネート、の様な材料であってもよい。覆い200は、乾燥している内容物は乾燥した状態に、湿潤している内容物は湿潤した状態に保つことができ、内容物の鮮度を維持することができるであろう。覆い200は、プラスチック、金属箔、フィルタ材料、熱可塑性デンプン、又はラミネート或いはラミネート複合材で形成されていてもよい。
【0029】
バスケット110は、商業用の1杯用コーヒー抽出器と共に使用する寸法であってもよい。図3は、例示としてのバスケット110を示している。バスケット110は、開口端の幅312と高さ316を有している。開口端312は、限定するわけではなく一例として約38−42mmであってもよい。高さ316は、限定するわけではなく一例として38−42mmであってもよい。リム126は、限定するわけではなく一例として3.5−5.5mmの直径314を有していてもよい。フレーム128は、限定するわけではなく一例として5mmの寸法320と、限定するわけではなく一例として2mmの寸法318を有していてもよい。これらの寸法は、単に例示であり限定を課すものではない。バスケット110は、同様に他の寸法又は他の形状を有していてもよく、例えば、様々な1杯用飲料機で使用できる寸法を有するものとすることができる。
【0030】
図4では、バスケット110には、限定するわけではなく一例としてコーヒー粉末又は葉茶の様な、飲料粉末414が事前に充填されている。代替的又は追加的に、バスケット110は、使用直前に、飲料粉末414が装填されるようになっていてもよい。バスケット110に飲料粉末414が事前に充填されている場合、バスケット110は蓋122でシールされている。代わりに、透過性バスケット110に飲料粉末414が事前に装填されていない場合、バスケット110には蓋122がなくてもよいが、追加的又は代替的に、バスケットは取り外しできる蓋122を有していてもよいし、或いは別のやり方であってもよい。
【0031】
使用時、使用者はバリア112を開封し、バスケット110を取り出して、当該バスケット110を1杯用飲料機の中へ設置する。温められた液410が、覆い200の開口部を通って或いは別のやり方でバスケット110に受けられる。例えば、使用時、中身が事前に装填されているバスケット110は、1杯用飲料機用のカートリッジ400内部に設置されることになる。カートリッジ400は、再使用式であってもよいし、使い捨て式であってもよいであろう。抽出サイクル中に、覆い200はプローブ416によって刺し貫ぬかれ、温められた液410がバスケット110の中へ通される。温められた液は飲料粉末414と作用し合って、中間飲料物を生じさせる。中間飲料物418は、フィルタ材130を通って流れ、カートリッジ400の開口部を抜けて出てゆく。
【0032】
第2の例として、使用時、中身が装填されていない透過性バスケット110は、1杯用飲料機用のカートリッジ400内部に設置されることになる。カートリッジ400は、再使用式であってもよいし、使い捨て式であってもよいであろう。飲料粉末414がバスケット110の中へ設置される。バスケット110の内容物を維持するべく覆い200が装着される。抽出サイクル中に、覆い200はプローブ416によって刺し貫ぬかれ、温められた液410がバスケット110の中へ通される。温められた液は飲料粉末414と作用し合って、中間飲料物を生じさせる。中間飲料物414は、フィルタ材130を通って流れ、カートリッジ400の開口部を抜けて出てゆく。代わりに、覆い200は省略されてもよいであろう。その場合には、温められた液410は、直接バスケット110の中へ流れ込むことになる。
【0033】
図5は、バスケット110用の蓋122の1つの例を示している。蓋122の覆い200は、液体プローブを進入させるための開口部500を含んでいてもよい。開口部500は、覆い200の材料の、プローブに押されると容易に屈する脆弱部分であってもよい。
【0034】
図6では、中身が装填されていない先細バスケット110は、効率良く入れ子にできるように構成されている。バスケット110は、積層状又は管状に入れ子にされ、それをプラスチックフィルムのスリーブ又は別のものに詰めて販売されてもよいであろう。中身が装填されていないバスケット110は、末端使用者が自身の1杯用抽出器での使用に際し各種飲料粉末414を選択できるようにしている。末端使用者は、自身の1杯用抽出器での使用に際し飲料粉末414の量を加減することもできる。
【0035】
単回使用飲料パッケージ100の構成要素は、環境に優しい製品を創出するという意図に沿うように選択することができる。例えば、フィルタ材130は、合成又は生物分解性の再生されているか又は再生可能である或いは堆肥化できる材料の範囲から作ることができ、例えば、ポリオレフィン類、ポリ乳酸、セルロース誘導体類、ポリヒドロキシアルカン酸類、熱可塑性テンプン、それらの組合せ、又は他の材料などから作ることができる。バスケットのフレーム128材料、覆い200、及びバリア112も同様に、これらの材料又は類似の合成又は生物分解性の再生されているか又は再生可能である或いは堆肥化できる材料であって、構造的完全性(例えばフレーム128)と不浸透性(例えばバリア112)という特性を保持する材料から作ることができる。
【0036】
実施形態について様々な実施形態を説明してきたが、当業者には、付随の特許請求の範囲に入るものとして更に多くの実施形態及び実装形態が実施可能であることが自明であろう。例えば、図8A−図8Cに関連して、様々な構成のロゴ805を、蓋122(図8A)、バスケット110(図8B)、又はバスケット110の下面に設置することができるであろう。ロゴ805はフィルタ材130上に印刷されてもよいであろう。ロゴ805は、販売元が、例えば、バスケットの中に在る製品についての説明情報、例えば製品がコーヒーであるか茶であるかということやブレンドの種類など、を載せることができるようにしている。当業者には知られている他の情報が印刷されてもよいであろう。
【0037】
以上より、当業者には、付随の特許請求の範囲に入るものとして更に多くの実施形態及び実装形態が実施可能であることが自明であろう。従って、記載されている実施形態は、特許請求の範囲の理解を助けるためにのみ提供されており、特許請求の範囲による範囲を限定するものではない。
【符号の説明】
【0038】
100 使い捨て式単回使用飲料パッケージ
110 バスケット
112 バリア
114 バリアの第1辺
116 バリアの第2辺
118 バスケットの第1端
120 バスケットの第2端
122 バスケットに付属の蓋
124 バスケットの側壁
126 バスケットのリム
128 バスケットのフレーム
130 バスケットのフィルタ材
200 蓋の覆い
202 蓋のリム
312 バスケットの開口端の幅
314 リムの直径
316 バスケットの高さ
318、320 フレームの寸法
400 カートリッジ
410 温められた液
414 飲料粉末
416 プローブ
418 中間飲料物
500 覆いの開口部
700 フィルタ材の略円筒形先細部分
705 フィルタ材の底部円形部分
710 バスケット
715 フレームの下端
805 ロゴ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使い捨て式単回使用飲料パッケージにおいて、
使い捨て式透過性バスケットを収容するように構成されている使い捨て式不透過性バリアと、
飲料粉末を収容するように構成されている前記使い捨て式透過性バスケットと、を備え、
前記透過性バスケットは、フレームとフィルタ材料とを備えている、使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項2】
前記使い捨て式透過性バスケットは、単層壁バスケットである、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項3】
前記フレームは、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸類、ポリアミド、ポリエステル、及び熱可塑性デンプンから成る群より選択された材料を備えている、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項4】
前記フレームは、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸類、ポリアミド、ポリエステル、及び熱可塑性デンプンから成る群より選択された材料の配合物を備えている、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項5】
前記フィルタ材料は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸類、ポリアミド、ポリエステル、及び熱可塑性デンプンから成る群より選定された、不織か又は織られたメッシュ材料を備えている、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項6】
前記使い捨て式透過性バスケットは、前記フィルタ材の周りにフレームをインサート射出成形することによって形成されている、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項7】
前記使い捨て式不透過性バリアは、密シールされたラップである、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項8】
前記使い捨て式不透過性バリアは、袋である、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項9】
前記使い捨て式不透過性バリアは、パウチである、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項10】
前記不透過性バリアは、箔ラミネート、金属化フィルム、EVOHフィルム、ポリエチレン、及び他のバリアプラスチックから成る群より選択された材料を備えている、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項11】
前記透過性バスケットは蓋を含んでいる、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項12】
前記蓋は、箔ラミネート、金属化フィルム、EVOHフィルム、ポリエチレン、及びバリアプラスチックから成る群より選択された材料を備えている、請求項11に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項13】
前記飲料粉末は、コーヒー粉末である、請求項1に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項14】
使い捨て式単回使用飲料パッケージにおいて、
使い捨て式透過性バスケットを備え、
前記使い捨て式透過性バスケットは、フレームとフィルタ材料を備え、
前記フレームは第2の透過性バスケットと入れ子になるように構成されている、使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項15】
取り外しできる蓋を更に備えている、請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項16】
前記取り外しできる蓋は、箔ラミネート、金属化フィルム、EVOHフィルム、ポリエチレン、ナイロン、及びポリエステルから成る群より選択された材料を備えている、請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項17】
前記取り外しできる蓋は、単層材料又は多層材料のうちの一方を備えている、請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項18】
前記フィルタ材料は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸類、ポリアミド、ポリエステル、及び熱可塑性デンプンから成る群より選定された、不織か又は織られた材料を備えている、請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項19】
前記フレームは、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロリレン、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカン酸類、ポリアミド、ポリエステル、熱可塑性デンプン、及びそれらの射出成形できる配合物から成る群より選択された材料を備えている、請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。
【請求項20】
積層状に入れ子にされて不透過性バリアの中に密封されている、複数個の請求項14に記載の使い捨て式単回使用飲料パッケージ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【公表番号】特表2013−505810(P2013−505810A)
【公表日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532233(P2012−532233)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【国際出願番号】PCT/US2010/050505
【国際公開番号】WO2011/041295
【国際公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(505343664)エルビーピー マニュファクチャリング,インコーポレイテッド. (3)
【氏名又は名称原語表記】LBP MANUFACTURING,INC.
【Fターム(参考)】