説明

光線治療パッチ

【課題】内部に電源を配置させることがなく、そのため、薄型設計を実現するのに有利であり、したがって、携帯が可能で、ユーザー自身による貼りつけが可能な、光線治療パッチを提供すること。
【解決手段】第1面11、および反対の第2面12を有する接着層1;接着層1の第1面11に配される薬剤層2;および、薬剤層2の上に配され、光照射または化学反応によって治療光線を発射することが可能な自発的発光層4、を含む光線治療パッチが開示される。したがって、光線治療パッチは、その内部に電源を配置させず、そのため、特に薄型で目立たないデバイスとして製造するのに好適である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光線治療パッチに関し、より詳細には、その内部に電源を配置させない、屈曲性(フレキシブル)光線治療パッチに関する。
【背景技術】
【0002】
クォリティ・オブ・ライフの向上と共に、美容術業界は急速な発達を見せ、ホームメディカル美容術が次第に注目を集めている。特に、比較的単純で、個人的に操作が可能な美容法が人気を集めている。医学的美容術業界では、美容術または処置目的をより効率的に果たすために、従来の薬剤およびケア製品の外に、光線治療も発達を遂げている。ある医学雑誌の報告によれば、プロピオン酸菌(propionibacterium)面皰(にきび)−これが面皰に伴う赤味および炎症の原因である−はポルフィリンを含み、青色光(その波長は、約400 nmから470 nmの範囲にある)とポルフィリンとの間の反応によってフリーラジカルが生成される可能性があり、これが、プロピオン酸菌面皰を根絶し、面皰に伴う赤味および炎症を緩和するという。さらに、赤色光(その波長は、約600 nmから700 nmの範囲にある)は、傷口の治癒および抗炎症を助け;黄色光(その波長は、約550 nmから600 nmの範囲にある)は、皮膚細胞の循環を改善し、皮膚細胞の再生を増進する可能性があり;かつ、緑色光(その波長は、約500 nmから550 nmの範囲にある)は、皮膚の分泌腺および皮脂分泌の機能の調節、および面皰の抑制に使用することが可能である。
【0003】
多くの美容術関連製品が、個人的使用のために市販されている。中でも、顔面の傷または面皰の治療には、薬剤パッチがよく使用される。従来の薬剤パッチの外に、携帯が可能で、ユーザー自身による貼りつけが可能な、パッチ型光線治療システムが提案されている。しかしながら、提案されるこれらの光線治療パッチは、治療光線を発射するために電源に接続しなければならず、したがって、薄型に設計することができない。
したがって、薄型光線治療パッチを開発することが本発明の重要な目的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、内部に電源を配置させることがなく、そのため、薄型設計を実現するのに有利であり、したがって、携帯が可能で、ユーザー自身による貼りつけが可能な、光線治療パッチを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために、本発明は、光線治療パッチであって:第1面、および反対の第2面を有する接着層;該接着層の第1面に配される薬剤(pharmaceutical drug)層;および、該薬剤層の上に配され、光照射または化学反応を介して治療光線を発射することが可能な自発的発光層、を含む光線治療パッチを提供する。
【0006】
したがって、本発明は、薄層技術を用いて、自発的発光層をパッチの中に組み込み、その薄型外観を維持することが可能であり、そのため、薬剤と光線治療の組み合わせが、複数の治療作用を実現し、治療の促進を可能とする。特に、本発明による光線治療パッチは、光照射または化学反応を介して治療光線を発射することが可能であり、したがって、本発明による光線治療パッチの中に電源を配することは不要である。したがって、本発明による光線治療パッチは、薄型設計の実現に有利であり、したがって、携帯が可能で、ユーザー自身による貼りつけが可能である。
【0007】
本発明においては、自発的発光層は、化学反応を通じて駆動することが可能で、それによって治療光線を発射することが可能な蛍光層であってもよい。それとは別に、本発明による自発的発光層は、光照射によって駆動され、それによって治療光線を発射する、太陽光吸収層および有機発光層を含んでもよい。この態様では、太陽光吸収層は、入射光を、有機発光層を駆動する電気エネルギーに変換することが可能であり、有機発光層は、太陽光吸収層と薬剤層の間に配されてもよい。
【0008】
本発明においては、蛍光層は、酸化剤、蛍光染料、およびエステル化合物を含んでもよい。好ましくは、蛍光層は、蛍光染料およびエステル化合物から酸化剤を隔離するように、その内部に隔離要素を配置させる。本態様では、蛍光染料およびエステル化合物は、該隔離要素の内部に配され、一方、酸化剤は、該隔離要素の外部に配されてもよい。それとは別に、酸化剤が、隔離(遮断)要素の内部に配され、一方、蛍光染料およびエステル化合物が、隔離要素の外部に配されてもよい。したがって、本発明による光線治療パッチを用いる場合、ユーザーは、隔離要素を破壊して、酸化剤、蛍光染料、およびエステル化合物を混ぜ合わせ、そうすることによって、蛍光染料が治療光線を発射することを可能とする化学反応を引き起こすことが可能となる。本態様では、エステル化合物は、シュウ酸エステル化合物であってもよく、酸化剤は、過酸化水素であってもよい。さらに、蛍光層は、約400-470 nm、500-550 nm、550-600 nm、600-700 nm、700-1000 nm、またはそれらの混合の波長範囲内の治療光線を発射することが可能であってもよい。
【0009】
本発明では、有機発光層は:薬剤層の上に配される第1電極層;第1電極層の上に配される有機物質層;および、有機物質層の上に配される第2電極層を含んでもよい。本態様では、有機発光層は、約400-470 nm、500-550 nm、550-600 nm、600-700 nm、700-1000 nm、またはそれらの混合の波長範囲内の治療光線を発射することが可能であってもよい。さらに、太陽光吸収層は:第2電極層の上に配される光電変換層;および、光電変換層の上に配され、第1電極層に電気的に接続される第3電極層を含んでもよい。本態様では、第3電極は、回路を介して第1電極層に電気的に接続される。したがって、ユーザーが本発明による光線治療パッチを皮膚に貼りつけた場合、太陽光吸収層において、周辺光の照明によって光起電力効果が駆動され、これが入射光を電気エネルギーに変換し、そのため、有機発光層が駆動されて、治療光線を発射することが可能となる。
【0010】
本発明による光線治療パッチはさらに:薬剤層を自発的発光層から隔離するために、該薬剤層と該自発的発光層の間に配される隔離層を含んでもよい。本態様では、自発的発光層から発射される治療光線が、隔離層を通過して、治療される部位を照射し、それによって光線治療作用を実現可能となるよう、隔離層は、光透過材料から製造されてもよい。
【0011】
本発明による光線治療パッチはさらに:薬剤層、自発的発光層、および隔離層が損傷されないよう保護するために、該薬剤層、自発的発光層、および隔離層を覆うパッシベーション層を含んでもよい。本態様では、パッシベーション層は、屈曲性設計のために好適であるように、屈曲性プラスチック材料から製造されてもよい。
【0012】
本発明による光線治療パッチはさらに:接着層の第2面を保護するために、該接着層の第2面の上に配される剥離フィルムを含んでもよい。本態様では、この光線治療パッチを用いる場合、ユーザーは、該剥離フィルムを剥がし、その光線治療パッチを治療される部位に貼ることが可能である。
【0013】
本発明においては、薬剤層は、薬学または美容術作用を有する、少なくとも一つの活性成分を含んでもよい。例えば、薬剤層は、レチノイン酸、ステロイド、アルブチン、アゼライン酸、硫黄、サリチル酸、過酸化ベンゾイル、またはそれらの混合物を含んでもよい。薬剤層は、治療光線が、該薬剤層を通過して治療される部位を照射することが可能となるよう、光透過性であることが好ましい。
【0014】
本発明においては、第1電極層は、治療光線が、該第1電極層を通過して治療される部位を照射することが可能となるよう、光透過導電層であってもよい。第1電極の材料は、例えば、ITO、IZO、AZO、またはZnOであってもよい。
【0015】
本発明においては、第2電極層は、周辺光が太陽光吸収層から有機物質層の中に入り込むことがないよう、光不透過(lightproof)導電層であってもよい。
【0016】
本発明においては、第3電極層は、周辺光が該第3電極層を通過して、太陽光吸収層において光起電力効果を引き起こすことが可能となるよう、光透過導電層であってもよい。第3電極の材料は、例えば、ITO、IZO、AZO、ZnOなどであってもよい。
【0017】
本発明においては、自発的発光層が光照射によって駆動されて治療光線を発射し、そのため、周辺光が該光線治療パッチの内部に達し、自発的発光層を駆動して治療光線を発射することが可能となる場合、パッシベーション層は、光透過性材料から製造されることが好ましい。自発的発光層が、化学的反応を介して駆動されて治療光を発射する場合、パッシベーション層は、光透過性、または光不透過性材料から製造されてもよい。
【0018】
本発明においては、光線治療パッチが、接着層の第2面を介して治療される皮膚に接着することが可能となり、治療光線が、該接着層を通過して治療される部位を照射することが可能となるよう、該接着層は、光透過接着材料から製造されてもよい。
【発明の効果】
【0019】
前述のように、本発明は、薬剤および光線治療を組み合わせ、かつ、パッチの薄型外観を維持して、複数の治療作用を実現し治療を促進することを可能とする。したがって、本発明による光線治療パッチは、外傷治癒、しみの除去、および面皰処置などの、医学的治療および美容術に応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の好ましい実施例による光線治療パッチの断面図を示す。
【図2】本発明の、別の好ましい実施例による光線治療パッチの断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本発明の実施態様を具体的に説明するために実施例を提示する。本発明の他の利点および作用も、本発明の開示からより明らかとなろう。さらに、本発明においては、外にも様々な局面が実行または応用が可能であり、かつ、本発明の精神から逸脱することなく、種々の概念および用途に基づいて種々の改変および変異態様を実行することが可能である。
【実施例1】
【0022】
図1を参照すると、本発明の好ましい実施例による光線治療パッチの断面図が示される。
【0023】
図1に示すように、本実施例による光線治療パッチは:接着層1、薬剤層2、隔離層3、自発的発光層4、パッシベーション層5、および剥離フィルム6を含む。詳細には、接着層1は、第1面11、および反対の第2面12を持つ。本実施例では、薬剤層2は、接着層1の第1面11に配され、一方、剥離フィルム6は、接着層1の第2面12に配される。さらに、隔離層3および自発的発光層4が、薬剤層2の上に順次に積層され、そのため、隔離層3は、薬剤層2と、自発的発光層4の間に配される。最後に、パッシベーション層5は、この光線治療パッチの内部構造が外力によって損傷されることがないよう、薬剤層2、隔離層3、および自発的発光層4を覆う。
【0024】
本実施例において使用されるパッシベーション層5は、薬剤層2、隔離層3、および自発的発光層4を覆い、そうすることによって、該薬剤層2、隔離層3、および自発的発光層4が外力によって損傷されることがないように保護するために、屈曲性プラスチック材料によって製造される。
【0025】
本発明による自発的発光層4は蛍光層であり、これは、酸化剤、蛍光染料、およびエステル化合物を含み、かつ、該酸化剤を、該蛍光染料およびエステル化合物から隔離するように、その内部に隔離要素41を配置させる。本実施例においては、酸化剤およびエステル化合物は、それぞれ、過酸化水素およびフェニルオキザレートエステル(シュウ酸フェニルエステル)である。本実施例では、過酸化水素は、隔離要素41の内部に配置され、フェニルオキザレートエステルおよび蛍光染料は、隔離要素41の外部に配置される。したがって、本実施例による光線治療パッチを使用する場合、ユーザーは、隔離要素41を破壊して、隔離要素41の内部の酸化剤を、隔離要素41の外部の蛍光染料およびフェニルオキザレートエステルと混ぜ合わせ、それによって、蛍光染料が治療光線を発射することを可能とする化学反応を引き起こすことが可能となる。この場合、本実施例は、傷の治癒および美白作用を実現するために、赤色光(その波長は約600 nmから700 nmの範囲を持つ)を発射することが可能な蛍光染料を用いる。さらに、本実施例による薬剤層2は、美白作用を持つ各種の活性成分を含み、かつ、光透過性である。したがって、自発的発光層4および薬剤層2は、ユーザーに対し同時に作用を及ぼし、二重の美白作用を実現することが可能であり、美白を促進する。
【0026】
本実施例に使用される隔離層3は、薬剤層2から自発的発光層4を隔離するために使用され、光透過性材料から製造される。これは、治療光線が、自発的発光層4から、隔離層3を通過して治療部位を照射することを可能とするためである。
【0027】
本実施例による接着層1は、光透過性接着材料から製造される。したがって、本実施例の光線治療パッチは、接着層1の第2面12を介して皮膚に接着させることが可能であり、かつ、自発的発光層4からの治療光線は、接着層1を通過して、治療される部位を照射することが可能である。本実施例では、その光線治療パッチの接着前、剥離フィルム6が接着層1の第2面12を覆い、ユーザーは、この剥離フィルム6を剥がして、光線治療パッチを治療される部位に貼りつけることが可能である。
【実施例2】
【0028】
図2を参照すると、本発明の、別の好ましい実施例による光線治療パッチの断面図が示される。
【0029】
図2に示すように、本実施例による光線治療パッチは、本実施例による自発的発光層7が、光照射によって駆動されて治療光線を発射することを除いては、実施例1に示すものと同じである。詳細には、図2に示すように、本実施例による自発的発光層7は、有機発光層71および太陽光吸収層72を含む。本実施例では、有機発光層71は、太陽光吸収層72と、隔離層3の間に配置され、かつ、太陽光吸収層72は、有機発光層71を駆動して治療光線を発射させるよう、入射光を電気的エネルギーに変換することが可能である。
【0030】
本実施例では、有機発光層71は:隔離層3の上に配される第1電極層711;第1電極層の上に配される有機物質層712;および、有機物質層712の上に配される第2電極層713、を含む。この構成において、本実施例は、治療光線が第1電極層711を通過して、治療部位を照射することを可能とするために、第1電極層711として光透過導電層を用いる。さらに、第2電極層713は、周辺光が太陽光吸収層72から有機物質層712に達することがないよう、光不透過導電層である。
【0031】
本実施例において使用される太陽光吸収層72は:第2電極層713の上に配される光電変換層722;および、光電変換層722の上に配され、回路8を介して第1電極層711に電気的に接続される第3電極層723、を含む。この構成において、本実施例は、第3電極層723として光透過層を使用する。そのため、周辺光は、この第3電極層723を通過して、太陽光吸収層72において光起電力効果を引き起こすことが可能となる。その他、本実施例のパッシベーション層5は、光透過性、屈曲性プラスチック材料から製造される。そのため、周辺光は、光線治療パッチの内部に達し、太陽光吸収層72において光起電力効果を駆動することが可能となる。
【0032】
本実施例による薬剤層2は、プロピオン酸菌面皰の活動を抑制するために、種々の活性成分を含み、有機発光層71は、面皰治療を促進し、症状を緩和するために、約400 nm-470 nmの青色光を発射することが可能である。
【0033】
したがって、ユーザーが、本実施例による光線治療パッチを皮膚に貼りつけると、太陽光吸収層72において、周辺光の照射によって光起電力効果が駆動され、入射光の電気エネルギーへの変換が可能となる。そのため、有機発光層71が駆動されて治療光線を発射し、これが、薬剤層2と相俟って、光線治療および薬剤による二重作用を実現する。
【0034】
上述の実施例は、主題発明の実施態様、およびその技術的特色を具体的に説明することを意図するものであるが、主題発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本主題発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に基づく。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光線治療パッチであって:
第1面、および反対の第2面を有する接着層;
該接着層の第1面に配される薬剤層;および、
該薬剤層の上に配され、光照射または化学反応を通じて治療光線を発射することが可能な自発的発光層、
を含む光線治療パッチ。
【請求項2】
前記薬剤層と前記自発的発光層の間に配される隔離層をさらに含む、請求項1に記載の光線治療パッチ。
【請求項3】
前記薬剤層、前記自発的発光層、および前記隔離層を覆うパッシベーション層をさらに含む、請求項2に記載の光線治療パッチ。
【請求項4】
前記接着層の第2面の上に配される剥離フィルムをさらに含む、請求項1に記載の光線治療パッチ。
【請求項5】
前記自発的発光層が、太陽光吸収層および有機発光層を含み、該太陽光吸収層は、入射光を電気エネルギーに変換して該有機発光層を駆動することが可能であり、該有機発光層は、該太陽光吸収層と前記薬剤層の間に配される、請求項1に記載の光線治療パッチ。
【請求項6】
前記自発的発光層が蛍光層である、請求項1に記載の光線治療パッチ。
【請求項7】
前記有機発光層が:前記薬剤層の上に配される第1電極層;該第1電極層の上に配される有機物質層;および、該有機物質層の上に配される第2電極層を含む、請求項5に記載の光線治療パッチ。
【請求項8】
前記太陽光吸収層が:前記第2電極層の上に配される光電変換層;および、該光電変換層の上に配され、前記第1電極層に電気的に接続される第3電極層を含む、請求項7に記載の光線治療パッチ。
【請求項9】
前記第3電極が、回路を介して第1電極層に電気的に接続される、請求項8に記載の光線治療パッチ。
【請求項10】
前記蛍光層が、酸化剤、蛍光染料、およびエステル化合物を含む、請求項6に記載の光線治療パッチ。
【請求項11】
前記蛍光層は、その内部に隔離要素を配置させ、前記蛍光染料および前記エステル化合物は、該隔離要素の内部に配され、かつ、前記酸化剤は、該隔離要素の外部に配される、請求項10に記載の光線治療パッチ。
【請求項12】
前記蛍光層は、その内部に隔離要素を配置させ、前記酸化剤は、該隔離要素の内部に配され、かつ、前記蛍光染料および前記エステル化合物は、該隔離要素の外部に配される、請求項10に記載の光線治療パッチ。
【請求項13】
前記エステル化合物が、シュウ酸エステル化合物である、請求項10に記載の光線治療パッチ。
【請求項14】
前記酸化剤が過酸化水素である、請求項10に記載の光線治療パッチ。
【請求項15】
前記第1電極層が、光透過導電層である、請求項7に記載の光線治療パッチ。
【請求項16】
前記第2電極層が、光不透過導電層である、請求項7に記載の光線治療パッチ。
【請求項17】
前記第3電極層が光透過導電層である、請求項8に記載の光線治療パッチ。
【請求項18】
前記自発的発光層が、約400-470 nm、500-550 nm、550-600 nm、600-700 nm、または700-1000 nmの波長範囲内の治療光線を発射することが可能である、請求項1に記載の光線治療パッチ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−255157(P2011−255157A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−260286(P2010−260286)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【出願人】(505428282)フォワード エレクトロニクス カンパニー リミテッド (6)
【Fターム(参考)】