説明

免疫系ボツリヌス毒素血清型A活性アッセイに有用な細胞

本明細書は、BoNT/A中毒感受性クローン細胞株、それらクローン細胞株の作出方法およびそれらクローン細胞株を用いたボツリヌス毒素血清型A活性の検出方法を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
BoNT/Aによる中毒になりやすい細胞を含む、樹立されたクローン細胞株であって、ここで、
前記細胞は、3つ以上の遺伝子の遺伝子発現レベルにおいて、親SiMa細胞株DSMZ ACC 164由来の細胞におけるこれら遺伝子の発現レベルと比較して、少なくとも1.5倍の差を示し;
前記遺伝子発現レベルはADAMTS9、ASCL1、BASP1、DOK5、DPYD、GNB4、GNG11、GTSF1、MAOA、MINA、MSN、PEG3、PLK2、PRSS12、RNF182、SLC44A5、SPARC、TFPI2、およびTPTEからなる群より選択され;かつ、
前記クローン細胞株は、約100pM以下のBoNT/AによるBoNT/A中毒になりやすい細胞を含む、
樹立されたクローン細胞株。
【請求項2】
前記細胞が、1つ以上の遺伝子の遺伝子発現レベルにおいて、親SiMa細胞株DSMZ ACC 164由来の細胞におけるこれら遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも2.0倍の差を示すか、1つ以上の遺伝子の遺伝子発現レベルにおいて、親SiMa細胞株DSMZ ACC 164由来の細胞における発現レベルと比較して少なくとも3.0倍の差を示すか、または1つ以上の遺伝子の遺伝子発現レベルにおいて、親SiMa細胞株DSMZ ACC 164由来の細胞における発現レベルと比較して少なくとも4.0倍の差を示す、請求項1に記載の樹立されたクローン細胞株。
【請求項3】
前記遺伝子発現レベルが前記細胞の分化の前、または前記細胞の分化の後に測定される、請求項1に記載の樹立されたクローン細胞株。
【請求項4】
前記樹立されたクローン細胞株由来の細胞が、少なくとも5回以上の細胞継代に渡って約100pM以下のBoNT/Aを示す、請求項1に記載の樹立されたクローン細胞株。

【公表番号】特表2012−520083(P2012−520083A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554258(P2011−554258)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027242
【国際公開番号】WO2010/105234
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(591018268)アラーガン、インコーポレイテッド (293)
【氏名又は名称原語表記】ALLERGAN,INCORPORATED
【Fターム(参考)】