説明

再生装置

【課題】 オーディオ再生装置において、より高度化されたタイマ機能を内蔵させる。
【解決手段】 電子音のデータを記憶する記憶手段18aを備えて、操作手段での操作により予め設定した時間が経過したとき、記憶手段に記憶された電子音のデータに基づいた音をスピーカ17L,17Rから出力させる再生装置とした。このとき、例えばオーディオの再生中に電子音を出力させるとき、オーディオをミュートするようにした。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオーディオディスク,テープカセット,ラジオ放送などを再生する装置に適用して好適な再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの筐体の中に、コンパクトディスク(CD)などのオーディオディスクの再生部や、テープカセットの再生部や、ラジオ受信部などのオーディオ信号源を備えて、そのオーディオ信号源からのオーディオ信号を増幅などの再生処理をして、内蔵されたスピーカから出力させるようにしたオーディオ再生装置が各種製品化されている。この場合、テープ再生部やディスク再生部は、記録できる機能を備えて、記録再生装置として構成されている場合もある。
【0003】従来のこの種の再生装置において、時計機能を内蔵させて、予めセットした時刻になると、ディスク再生部にセットされたディスクを再生させるスタンバイ機能や、セットした時刻になると再生を停止させるスリープ機能などのタイマ機能を備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなスタンバイ機能やスリープ機能などのタイマ機能は、例えばベッドサイドに再生装置を置いて、目覚ましに使用したり、音楽を聞きながら眠る場合などに使用される機能であり、使用範囲が限られたものになっていた。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、この種の再生装置において、より高度化されたタイマ機能を内蔵させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子音のデータを記憶する記憶手段を備えて、操作手段での操作により予め設定した時間が経過したとき、記憶手段に記憶された電子音のデータに基づいた音をスピーカから出力させるようにした再生装置としたものである。
【0007】本発明によると、設定した時間が経過すると電子音が出力されるカウントダウンタイマとして再生装置が機能するようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0009】本実施の形態においては、1つの筐体に一体的に収納されたオーディオ再生装置に適用したものである。図1は、本例のオーディオ再生装置の全体構成を示すブロック図であり、以下その構成を説明すると、オーディオ再生装置10は、デジタルオーディオディスクを再生するディスク再生部11と、テープカセットの再生又は記録を行うテープ記録再生部12と、FM放送,AM放送などのラジオ放送(或いはテレビジョン放送の音声)を受信するチューナ部13とをオーディオ信号源として備える。各オーディオ信号源11,12,13が出力するオーディオ信号は、プリアンプ部14に供給し、この再生装置の動作制御を行うコントローラ18の制御でいずれかの信号源からのオーディオ信号を選択して、その選択したオーディオ信号に対して増幅などの処理を行う。
【0010】なお、ディスク再生部11で再生されるオーディオ信号は、デジタルオーディオ信号であるが、プリアンプ部14に供給される再生オーディオ信号は、アナログ信号に変換されたオーディオ信号が供給される。また、テープ記録再生部12でテープカセットにオーディオ信号の記録を行う際には、他のオーディオ信号源11又は13からプリアンプ部14に供給されるオーディオ信号を、コントローラ18の制御で、テープ記録再生部12に供給して、テープカセットに記録させる。
【0011】プリアンプ部14で処理されたオーディオ信号は、サウンドコントロール部15に供給して、コントローラ18からの制御データに基づいたオーディオ信号処理を行う。例えば、ボリューム制御データに基づいた再生音量調整処理や、再生サウンドモードデータに基づいた音質などの調整処理を行う。また、コントローラ18からのミュート信号に基づいて、オーディオ信号を無音状態とするミュート処理が実行できるようにしてある。
【0012】サウンドコントロール部15で処理されたオーディオ信号は、パワーアンプ部16に供給し、スピーカを駆動するための増幅処理を行い、その増幅処理されたオーディオ信号を、左右のスピーカ17L,17Rに供給し、出力させる。なお図1では、オーディオ信号源11,12,13からパワーアンプ部16までのオーディオ信号の信号経路は、1系統だけを示してあるが、実際には左右2チャンネルのステレオオーディオ信号を処理できるように2チャンネル分の信号経路及び処理回路が用意されている。
【0013】このオーディオ信号源からスピーカまでの信号処理を制御するコントローラ18は、マイクロコンピュータで構成されて、装置に取付けられた各種操作釦21〜25の操作に基づいて、デジタル再生部11での再生、テープ記録再生部12での記録や再生、チューナ部13でのラジオ放送の受信の制御が行われると共に、スピーカ17L,17Rから出力される音の音量,音質などの調整が行われる。また、コントローラ18の制御により、各種数字,文字,図形を表示できる液晶表示パネル19を備え、ディスクやテープの再生時間,再生トラック番号などの再生状況や、チューナが選局している周波数などの作動状態を表示する。また、後述するカウントダウンタイマ機能による曲の登録時には、この液晶表示パネル19に、簡単な音譜を表示する。さらに、コントローラ18の制御で点灯する発光ダイオード19aを備える。この発光ダイオード19aは、後述するカウントダウンタイマ機能の実行時に点灯する。
【0014】また本例のコントローラ18が内蔵するメモリ18aには、電子音に関するデータを記憶させるエリアが設定してある。さらにコントローラ18は、予め設定された時間(例えば1分から数十分程度の時間)をカウントする機能(以下この機能をカウントダウンタイマ機能と称する)を備えて、その設定された時間をカウントしたとき、メモリ18aに記憶された電子音のデータを、パワーアンプ部16に記憶して、左右のスピーカ17L,17Rから電子音を出力させることができる構成としてある。
【0015】なお、このカウントダウンタイマ機能を実行したときに、メモリ18aの記憶データに基づいてスピーカ17L,17Rから出力される電子音としては、複数種類用意してあり、単純な警告音(いわゆるブザー音)の他に、数秒程度の短い曲の電子音のデータが予め記憶させてある。また、所定の操作釦の操作により、ユーザが任意の曲の電子音のデータを記憶させることもできるようにしてある。また、いずれかのオーディオ信号源11,12,13からのオーディオ信号を出力処理してスピーカ17L,17Rから出力させているときに、このカウントダウンタイマ機能で電子音を出力させるときには、コントローラ18の制御でオーディオ信号を一時的にミュートさせるようにしてある。
【0016】図2は、本例のオーディオ再生装置10の外観の形状の一例を示した図である。本例のオーディオ再生装置10は、1つの筐体に収めてあり、上部にはディスク装着部11aが配置してあり、このディスク装着部11aに装着されたディスクが、ディスク再生部11で再生される。このディスクの再生は、ディスク装着部11aの左脇に配置されたディスク操作釦21の操作で実行される。また、ディスク装着部11aの右脇には、ラジオ操作釦22が配置してあり、このラジオ操作釦22の操作で、チューナ部13でのラジオ放送などの受信が実行される。さらに、左右のスピーカ17L,17Rの間に、テープ装着部12aが配置してあり、このテープ装着部12aの下にテープ操作釦23が配置してあり、このテープ操作釦23の操作で、装着されたテープの再生や記録がテープ記録再生部12で実行される構成としてある。
【0017】テープ装着部12aとディスク装着部11aとの間には、表示パネル19と、再生モードなどの各種設定を行う複数の釦24,25,26‥‥と、発光ダイオード19aとが配置してある。この複数の釦の内の一部の釦24,25,26は、カウントダウンタイマ機能の操作用として使用される。但し、この釦24〜26は、カウントダウンタイマ機能専用の釦である必要はなく、他の再生動作や記録動作などを指示する釦と兼用しても差し支えない。
【0018】次に、本例のオーディオ再生装置10で、カウントダウンタイマ機能を使用する場合の処理を説明する。まず、カウントダウンタイマ機能が実行されるときの全体の動作を、図3のフローチャートを参照して説明すると、コントローラ18は、カウントダウンタイマを作動させる操作が行われたか否か判断する(ステップ101)。
【0019】カウントダウンタイマ機能を作動させる操作については、例えば図4のフローチャートに示す手順で操作される。即ち、所定の釦の操作で、カウントダウン時間の設定処理(ステップ111)と、鳴らす電子音の強弱の設定処理(ステップ112)と、鳴らせる電子音の種類の選択処理(ステップ113)とが行われる。カウントダウン時間の設定については、例えばカウントダウンタイマ釦24を押す回数で、設定される時間が1分,2分,3分‥‥と変化させたり、或いは別の釦の操作(例えばディスク再生トラック指示用の数字キーなどを使用して直接に値を指示する操作など)で設定されるようにしても良い。このカウントダウンタイマ機能で設定された時間は、例えば液晶表示パネル19に数字(例えば分と秒)で表示させる。電子音の強弱については、例えば強と弱の2種類が設定できるようにする。電子音の種類については、例えば単純な警告音と、予めコントローラ18内のメモリ18aに記憶された曲による電子音と、後述する処理でユーザが入力させた曲による電子音とが選択できるようにしてある。単純な警告音についても、鳴り方のパターンなどで複数種類用意しても良い。但し、ユーザが曲の入力操作をしてない場合には、単純な警告音と予め用意された曲の電子音だけが選択できる。これらの設定や選択の動作を行う際には、液晶表示パネル19に設定状態を選択状態を表示させる。
【0020】図3のフローチャートの説明に戻ると、ステップ101でカウントダウンタイマを作動させる操作が行われたと判断したとき、コントローラ18内で設定された時間からのカウントダウンを開始させる(ステップ102)。また、発光ダイオード19aを点灯させて、カウントダウンタイマが作動中であることを告知させる。
【0021】このカウントダウンを開始させた後は、時間の経過に伴って、液晶表示パネル19で表示される時間を1秒ずつ小さな値とし、コントローラ18ではその値が0分0秒になったか(即ち設定された時間が経過したか)否か判断する(ステップ103)。ここで、設定された時間が経過して0分0秒になったと判断したとき、現在のこの装置の状態が、いずれかのオーディオ信号源11,12,13からのオーディオ信号をスピーカから出力させている状態であるか(即ちディスクやテープの再生中又は放送の受信中であるか)否か判断する(ステップ104)。この判断でオーディオ出力中であると判断したとき、コントローラ18はサウンドコントロール部15に対して、出力中のオーディオ信号をミュートさせる制御(即ち無音状態とする制御)を行う(ステップ105)。
【0022】そして、ステップ104でオーディオ出力中でないと判断したときと、ステップ105でミュート処理を行った後に、ステップ113で選択された種類の電子音のデータをメモリ18aから読出して、パワーアンプ部16に供給して、スピーカ17L,17Rからステップ112で設定されたレベルで出力させる(ステップ106)。この電子音の出力を開始させると、その出力開始から予め決められた所定時間又は所定の小節の出力が行われたか否か判断し(ステップ107)、決められただけ出力させたと判断したとき、その電子音の出力を停止させる(ステップ108)。ステップ107での判断としては、例えば単純な警告音を出力させたときには、20秒経過したか否か判断し、記憶された曲による警告音を出力させたときには、1つの区切りとなる区間(所定小節分)出力させたか否か判断する。なお、ステップ107の判断でステップ108に移る前に、例えばカウントダウンタイマ釦24の操作などで、電子音を停止させる操作があったときには、直ちにステップ108に移って電子音の出力を停止させる。電子音が鳴り出す前に停止する操作があったときにも、その時点でカウントダウンを停止させることもできる。また、ステップ108で電子音を停止させたときには、発光ダイオード19aの点灯も停止させる。
【0023】ステップ108で電子音の出力を停止させたときには、現在の状態がオーディオ出力をミュートさせた状態であるか(即ちステップ105でミュート処理をしたか)否か判断する(ステップ109)。この判断で、ミュート中であると判断したときには、そのミュートを解除する処理を行う(ステップ110)。そして、ステップ109でミュート中でないと判断したときと、ステップ110でミュート解除処理を行った後に、カウントダウンタイマとしての動作を終了させる。
【0024】次に、カウントダウンタイマ機能で鳴らす電子音として、ユーザ操作でセットした曲とする場合に、その任意の曲をセットする処理の一例を、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、所定の操作で曲の入力モードとしたとき、装置内の所定の釦の操作で、セットする曲の最初の音の高さを入力する(ステップ121)。例えば、ラジオ操作部22内のプリセット用の+釦と−釦の操作で、ドから1オクターブ上のドまでの8音の中(或いは半音も含めた13音)から、任意の高さの音を選択する。このとき、液晶表示パネル19には、例えばその選択された音譜を、五線譜上に表示させる。次に、その入力させた高さの音の長さを入力する(ステップ122)。例えば、ラジオ操作部22内の選局用の+釦と−釦の操作で、四分音符,八分音譜などの長さを入力させる。このときにも、液晶表示パネル19に表示される音譜を対応して変化させる。
【0025】次に決定釦が押されたとき(ステップ123)、1つの音の高さと長さが決定し、作曲(曲の入力)が終了か否か判断し(ステップ124)、終了してない場合には、ステップ121に戻って次の音の入力を行う。このようにしてある程度の長さの曲の入力が1音ずつ行われ、その入力した音のデータがコントローラ18内のメモリ18aに記憶される。ステップ124で曲の入力が終了したと判断したとき、カウントダウン釦を押すことで(ステップ125)、その入力した曲による電子音のデータが読出されて、スピーカ17L,17Rから出力され、入力させた曲をユーザに確認させる(ステップ126)。
【0026】この確認で入力させた曲が良いか否かユーザに判断させて(ステップ127)、その曲で良いと判断したとき、曲の入力処理を終了する。このとき、何らかの確定操作を行うようにしても良い。そして、確認した曲が良くない場合には、決定釦などの操作で、修正する音譜が表示された部分を指示させた後(ステップ128)、ステップ121に戻ってその音の入力操作から再実行させる。
【0027】このように本例のオーディオ再生装置によると、カウントダウンタイマとしての機能を組み込んで、セットした時間が経過すると電子音が鳴るようにしたので、時間を計ることが簡単にできるようになる。例えば、音楽を聞きながら調理時間などを計ることが簡単にできるようになる。この場合、カウントダウンタイマとしての機能を設けたために新規に必要になる構成としては、出力させる電子音のデータを記憶するわずかな記憶容量のメモリ18aをコントローラ18に設けて、コントローラ18でカウントダウンタイマとしての制御処理を行うように設定するだけで良く、操作を行う釦についても、再生装置に予め用意された他の釦を兼用すれば良く、時間を表示する表示パネル19についても演奏時間などを表示するパネル19が使用できるので、ほとんど再生装置としてのコストを増大させることなく、カウントダウンタイマを組み込むことが可能になる。
【0028】また、カウントダウンタイマとしての電子音を鳴らせるときには、出力中のオーディオをミュートするようにしたので、再生中の音楽などに邪魔されて電子音が聞き取れなくなるようなことがなく、確実にユーザに時間が経過したことを告知できる。
【0029】さらに、本例の場合には、カウントダウンタイマとして鳴らす電子音として、任意の曲を入力できるようにしたので、好みの曲を電子音として鳴らすことができるようになる。
【0030】なお、上述した実施の形態では、ディスク再生部とテープ記録再生部と放送受信部とを備えた再生装置(記録再生装置)として構成したオーディオ再生装置に、カウントダウンタイマを組み込むようにしたが、その他の再生装置に、同様の機能を組み込むようにしても良いことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、設定した時間が経過すると電子音が出力されるカウントダウンタイマとして再生装置が機能するようになり、例えば何らかの調理に必要な時間を計る等の処理が、再生装置を利用して簡単に行える。この場合、カウントダウンタイマとして新規に必要になる構成としては、出力させる電子音のデータを記憶するわずかな記憶容量の記憶手段と、その用意された電子音を出力させるための制御手段を用意するだけで良く、制御手段については再生装置に予め用意された制御手段を対応した処理を行うように設定するだけで良いので、ほとんど再生装置としてのコストを増大させることなく、カウントダウンタイマを組み込むことが可能になる。
【0032】請求項2に記載した発明によると、請求項1に記載した発明において、記憶手段は、複数種類の電子音のデータを記憶できると共に、その内の少なくとも1つの電子音の記憶データは、操作手段の操作により、任意の高さ及び長さの音の組み合わせで設定した電子音のデータとしたことで、ユーザの好みの音楽をカウントダウン時の警告音として鳴らすことができるようになる。
【0033】請求項3に記載した発明によると、請求項1に記載した発明において、設定した時間が経過したときに、オーディオ信号源からのオーディオ信号をスピーカから出力中であると制御手段が判断したとき、そのオーディオ信号の出力をミュートさせて電子音を出力させるようにしたことで、オーディオの出力であっても、警告音としての電子音が確実に聞き取れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による装置の形状の例を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるカウントダウンタイマによる動作例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態によるカウントダウンタイマの設定処理例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による任意の曲をセットする処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…オーディオ再生装置、11…ディスク再生部、11a…ディスク装着部、12…テープ再生部、12a…テープカセット装着部、13…チューナ部、14…プリアンプ部、15…サウンドコントロール部、16…パワーアンプ部、17L,17R…スピーカ、18…コントローラ、19…表示部、19a…発光ダイオード、21〜26…操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作手段と、上記操作手段の操作に基づいてオーディオ信号を出力するオーディオ信号源と、上記オーディオ信号源から供給されるオーディオ信号を出力するスピーカと、電子音のデータを記憶する記憶手段と、上記操作手段での操作により予め設定した時間が経過したとき、上記記憶手段に記憶された電子音のデータに基づいた音を、所定時間上記スピーカから出力させる制御手段と、を備えた再生装置。
【請求項2】 請求項1記載の再生装置において、上記記憶手段は、複数種類の電子音のデータを記憶できると共に、その内の少なくとも1つの電子音の記憶データは、上記操作手段の操作により、任意の高さ及び長さの音の組み合わせで設定した電子音のデータとした、再生装置。
【請求項3】 請求項1記載の再生装置において、上記設定した時間が経過したときに、上記オーディオ信号源からのオーディオ信号を上記スピーカから出力中であると上記制御手段が判断したとき、そのオーディオ信号の出力をミュートさせて上記電子音を出力させるようにした、再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【図5】
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【公開番号】特開2001−57064(P2001−57064A)
【公開日】平成13年2月27日(2001.2.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−228648
【出願日】平成11年8月12日(1999.8.12)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】