説明

冷気遮蔽板

【課題】パネル部材により区画されたフロント側の荷室に対する貨物の搬入搬出を従来よりも効率良く迅速に行い得るようにする。
【解決手段】冷凍保冷車の荷台15内を保管温度の異なる前後の荷室に区画するパネル部材16と、前記荷台15の床面を成し且つ該床面に貨物が積載されても冷気の床通路が確保されるよう車両前後方向に延びる溝形を付したキーストンプレート22との間の隙間を塞ぐ冷気遮蔽板14を構成するに際し、前記キーストンプレート22の溝形に対応した多数のフラップ片23を下方向きに一体形成して前記パネル部材16の下端部の全幅に亘り延在する可撓性の帯部材24と、該帯部材24を前記パネル部材16の下端部に対し適宜に跳ね上げ得るように取り付ける跳ね上げヒンジ25(展開手段)と、前記帯部材24を跳ね上げた状態に保持する面ファスナー(保持手段)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍保冷車の荷台内を区画するパネル部材と、荷台の床面を成すキーストンプレートとの間の隙間を塞ぐための冷気遮蔽板に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に冷凍貨物を保冷しながら輸送する冷凍保冷車には、キャブ後方のシャシフレーム上に冷凍保冷庫を成す箱形の荷台を搭載したバン型車両が用いられており、前記荷台の土台部分にあたる床構造を取り囲む前壁、後壁、左右の側壁、屋根の夫々が、断熱パネルにより構成されるようになっている。
【0003】
また、荷台の前壁の上部には、車両前方へ張り出すエバポレータハウスが設けられており、このエバポレータハウス内に収容されたエバポレータユニットにより冷気が荷室内に循環供給されて荷室内の冷却が図られるようになっている。
【0004】
そして、このような冷凍保冷車にあっては、荷台の気密性が良好であることから荷室内を極めて低い温度まで冷却することができ、アイスクリーム等の本格的な冷凍輸送商品を取り扱うことができるというメリットがある。
【0005】
ただし、冷凍保冷車一台分のまとまった冷凍輸送商品を毎回確保することは容易ではないため、積載効率をできるだけ下げなくて済むよう荷台内をパネル部材により前後に区画し、例えば、フロント側の荷室をエバポレータユニットにより冷却可能な冷凍保冷庫として要冷凍貨物を積み込み、リヤ側の荷室に特に冷凍する必要のない常温貨物等を積み込んで輸送することが行われている。
【0006】
図8は従来におけるパネル部材の一例を示すもので、ここに図示している例では、荷台内部の横断面形状と略合致する外形形状を有し且つ幅方向中央部で縦軸を中心に折れ曲がるようにした中折れ式のパネル部材1となっており、該パネル部材1の適宜な高さ位置には、複数のベルト通し部材2を通されて幅方向に亘るラッシングベルト3が装備されている。
【0007】
前記ラッシングベルト3は、一般的に用いられている貨物固定用のラッシングベルトと同様のものであり、この種の貨物固定用のラッシングベルトの端部を掛止させるべく荷台内部の左右の内側壁4(図9参照)に設けられたラッシングレール5(図9参照)に対して前記貨物固定用のラッシングベルトと同一の掛止機構で端部を掛止し得るようにしてある。
【0008】
即ち、前記ラッシングベルト3の端部は、図10に示す如き連結具6として構成されており、ここに図示している連結具6では、ラッシングレール5の長手方向に等間隔で形成された取付孔7(図9参照)のうち隣り合う二つのものに対して嵌め込み得る一対の挿入部8が備えられ、該各挿入部8の上下端が谷状に切り欠かれて切欠部9,10が形成されており、相対的に深く切り欠かれた上側の切欠部9を利用して前記各挿入部8を上部側からラッシングレール5の各取付孔7に対し斜めに嵌め込み、少し上方に持ち上げた状態で前記各挿入部8の下部側もラッシングレール5の各取付孔7に嵌め込んで降ろし、これにより前記各挿入部8の上下の切欠部9,10がラッシングレール5の各取付孔7の上下端に掛止されるようにしてある。
【0009】
また、各挿入部8の内部には、上側の切欠部9の深さを浅めに規定し得るストッパ11が回動ピン12を中心に傾動自在に設けられており、該各ストッパ11を一体的に連結する共通の操作部13を図示しないバネの弾撥力に抗して矢印方向に操作し、これにより各ストッパ11を上側の各切欠部9から退避させた状態として前述の如きラッシングレール5への取り付けを行い、然る後に、前記各ストッパ11を上側の切欠部9の深さを浅めに規定する位置に復帰させて各挿入部8の各取付孔7に対する上下方向の「遊び」を無くすことで各取付孔7から各挿入部8が抜脱するのを阻止し得るようにしてある。
【0010】
而して、斯かるパネル部材1により荷台内を前後に区画するにあたっては、このパネル部材1を幅方向中央部で折り曲げた状態で荷台内に搬入し、適宜位置でパネル部材1を展開して該パネル部材1の外縁部分が荷台の内側にぴったりと圧接するようにし、次いで、ラッシングベルト3の両端部を左右のラッシングレール5に掛止させて前記ラッシングベルト3を幅方向に張り渡すことによりパネル部材1を固定するようにすれば良い。
【0011】
尚、この種の荷台内部の間仕切りに関連する先行技術文献としては下記の特許文献1が、ラッシングレール5に対するラッシングベルト3の端部の掛止機構に関連する先行技術文献としては下記の特許文献2がある。
【特許文献1】特開平10−100944号公報
【特許文献2】特開2001−106255号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、冷凍保冷車における荷台の床面には、該床面に貨物が積載されても冷気の床通路が確保されるよう車両前後方向に延びる溝形を付したキーストンプレートが敷設されているため、従来のパネル部材を使用して荷台内を前後に区画するだけでは、パネル部材とキーストンプレートとの間に溝形が隙間として残ってしまい、ここから冷気が漏れ出てフロント側の荷室の冷却効率が低下する虞れがある。
【0013】
このため、従来にあっては、キーストンプレートの溝形を転写した如き逆位相の凹凸形状を備えたラバー製の冷気遮蔽体を別途用意し、これを床面の幅方向に設置してキーストンプレートの溝形を埋め、その冷気遮蔽体の上にパネル部材を設置して該パネル部材とキーストンプレートとの間の隙間を塞ぐようにしていたため、フロント側の荷室に対して貨物を搬入搬出しようとした際に、パネル部材と冷気遮蔽体とを個別に撤去してフロント側の荷室を開放しなければならず、しかも、その搬入搬出の完了後に再びパネル部材と冷気遮蔽体を個別に設置し直してフロント側の荷室を区画しなければならなかったため、パネル部材により区画されたフロント側の荷室に対する貨物の搬入搬出に手間がかかるという問題があった。
【0014】
即ち、キーストンプレートの溝形の中には、貨物の搬入搬出に使用されるカーゴやその他の庫内搬送機器の軌道を成すガイドレールが混在しており、冷気遮蔽体を床面に残したままでは、このガイドレールも一緒に堰き止められてしまうことになるため、貨物の搬入搬出時には冷気遮蔽体についてもパネル部材の撤去に併せて取り除かなければならなかった。
【0015】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、パネル部材により区画されたフロント側の荷室に対する貨物の搬入搬出を従来よりも効率良く迅速に行い得るようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、冷凍保冷車の荷台内を保管温度の異なる前後の荷室に区画するパネル部材と、前記荷台の床面を成し且つ該床面に貨物が積載されても冷気の床通路が確保されるよう車両前後方向に延びる溝形を付したキーストンプレートとの間の隙間を塞ぐ冷気遮蔽板であって、前記キーストンプレートの溝形に対応した多数のフラップ片を下方向きに一体形成して前記パネル部材の下端部の全幅に亘り延在する可撓性の帯部材と、該帯部材を前記パネル部材の下端部に対し適宜に跳ね上げ得るように取り付ける展開手段と、前記帯部材を跳ね上げた状態に保持する保持手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
而して、このようにすれば、パネル部材で冷凍保冷車の荷台内を保管温度の異なる前後の荷室に区画するにあたり、パネル部材の下端部の帯部材を展開手段を介し跳ね上げて保持手段により保持させ、これにより帯部材がパネル部材の設置の邪魔にならないように退避させた状態としてパネル部材を支障なく冷凍保冷車の荷台内に設置し、然る後に、保持手段による保持を解除して帯部材を下方に垂らし、該帯部材に一体形成された多数のフラップ片をキーストンプレートの溝形に嵌め込ませてパネル部材とキーストンプレートとの間の隙間を塞ぐことが可能となる。
【0018】
また、パネル部材を撤去するにあたっては、該パネル部材を設置する時と同様に、帯部材を展開手段を介し跳ね上げて保持手段により保持させ、これにより帯部材がパネル部材の撤去の邪魔にならないように退避させた状態としてパネル部材を撤去すれば良い。
【0019】
更に、本発明をより具体的に実施するに際しては、帯部材を跳ね上げ状態に保持する保持手段が、前記帯部材の跳ね上げ時に互いに向き合う部材間に設けられた面ファスナーにより構成されていることが好ましく、このようにすれば、帯部材を跳ね上げ状態に保持したり、その保持を解除したりする操作をワンタッチで極めて簡便に行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0020】
上記した本発明の冷気遮蔽板によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0021】
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、パネル部材の設置時に該パネル部材の下端部の帯部材を下方に垂らして各フラップ片によりキーストンプレートの溝形を直ちに塞ぐことができ、パネル部材の撤去時には帯部材を跳ね上げてパネル部材と一緒に簡単に撤去してしまうことができるので、パネル部材により区画されたフロント側の荷室に対する貨物の搬入搬出を従来よりも効率良く迅速に行うことができる。
【0022】
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、帯部材を跳ね上げ状態に保持したり、その保持を解除したりする操作をワンタッチで極めて簡便に行うことができるので、フロント側の荷室に貨物を搬入搬出する際の作業効率をより一層高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0024】
図1〜図7は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図8〜図10と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0025】
図1及び図2に示す如く、本形態例においては、荷台15内部の横断面形状と略合致する外形形状を有し且つ幅方向中央部で縦軸を中心に折れ曲がるようにした中折れ式のパネル部材16に冷気遮蔽板14を適用した例を示しているが、ここに一例として示しているパネル部材16は、荷台15内部の左右の内側壁4に対し着脱し且つその装着時に縦軸を中心に傾動し得るようにしたヒンジ手段17を左右の側端部16aに備えている。
【0026】
即ち、このヒンジ手段17は、貨物固定用のラッシングベルトの端部を掛止させるべく荷台15内部の左右の内側壁4に設けられたラッシングレール5に対して取り付け得るように構成されており、より具体的には、図3に詳細を示す通り、ラッシングレール5に対する掛止機構を備え且つそのラッシングレール5への装着時に荷室内に張り出すボス部18を一体的に備えた連結具19と、該連結具19のボス部18に対し挿脱自在なヒンジピン20を介しピン連結し得るよう形成されてパネル部材16の側端部16aに取り付けられたヒンジブラケット21とにより構成されている。
【0027】
尚、連結具19のラッシングレール5に対する掛止機構は、先に図10で説明した連結具6と同じ掛止機構であるため、その具体的な構成についての再度の説明は割愛するが、図10の連結具6と同じ符号を付した部分については機能的に同一の構成要素を成している。
【0028】
そして、斯かるパネル部材16に適用されて該パネル部材16とキーストンプレート22との間の隙間を塞ぐようにした冷気遮蔽板14は、前記キーストンプレート22の溝形に対応した多数のフラップ片23を下方向きに一体形成して前記パネル部材16の下端部の全幅に亘り延在する可撓性の帯部材24と、該帯部材24を前記パネル部材16の下端部に対し適宜に跳ね上げ得るように取り付ける跳ね上げヒンジ25(展開手段)と、前記帯部材24を跳ね上げた状態に保持する面ファスナー26(保持手段)とで構成されており、前記帯部材24及び跳ね上げヒンジ25は、パネル部材16の中折れ位置を挟んだ左右で対を成すように分割構成されていて、パネル部材16の折り曲げに対応し得るようになっている(図2参照)。
【0029】
ここで、図1は帯部材24を跳ね上げた状態を、図2は帯部材24を下方に垂らした状態を夫々示しているが、図2から明らかな通り、前記面ファスナー26は、帯部材24の跳ね上げ時に互いに向き合うことになる跳ね上げヒンジ25の上片と下片の夫々に装着されており、図4のように帯部材24を下方に垂らした状態から図5のように跳ね上げた際に、跳ね上げヒンジ25の上片と下片の面ファスナー26(フック側とループ側)相互が当接して帯部材24の跳ね上げ状態が良好に保持されるようにしてある。
【0030】
更に、図6に拡大して示す如く、前記帯部材24に一体形成された各フラップ片23には、その幅方向中央にスリット23aが入れられており、図7に示す如く、前記各フラップ片23がキーストンプレート22の溝形に対し嵌まり込む際に、各フラップ片23のスリット23aにより分割された左右半分ずつが互いに重なり合う等して柔軟に溝幅に対応し、これにより良好にキーストンプレート22の溝形が各フラップ片23で塞がれるようになっている。
【0031】
尚、前述した通り、キーストンプレート22の溝形の中には、貨物の搬入搬出に使用されるカーゴやその他の庫内搬送機器の軌道を成すガイドレール22aが混在しており、このガイドレール22aは周囲の溝形よりも幅広に形成されているので、このガイドレール22aに対応する位置のフラップ片23も他のフラップ片23より幅広に形成されるようにしてある。
【0032】
而して、このように冷気遮蔽板14を構成すれば、パネル部材16で冷凍保冷車の荷台15内を保管温度の異なる前後の荷室に区画するにあたり、パネル部材16の下端部の帯部材24を跳ね上げヒンジ25を介し跳ね上げて面ファスナー26により保持させ、これにより帯部材24がパネル部材16の設置の邪魔にならないように退避させた状態としてパネル部材16を支障なく冷凍保冷車の荷台15内に設置し、然る後に、面ファスナー26による保持を解除して帯部材24を下方に垂らし、該帯部材24に一体形成された多数のフラップ片23をキーストンプレート22の溝形に嵌め込ませてパネル部材16とキーストンプレート22との間の隙間を塞ぐことが可能となる。
【0033】
また、パネル部材16を撤去するにあたっては、該パネル部材16を設置する時と同様に、帯部材24を跳ね上げヒンジ25を介し跳ね上げて面ファスナー26により保持させ、これにより帯部材24がパネル部材16の撤去の邪魔にならないように退避させた状態としてパネル部材16を撤去すれば良い。
【0034】
従って、上記形態例によれば、パネル部材16の設置時に該パネル部材16の下端部の帯部材24を下方に垂らして各フラップ片23によりキーストンプレート22の溝形を直ちに塞ぐことができ、パネル部材16の撤去時には帯部材24を跳ね上げてパネル部材16と一緒に簡単に撤去してしまうことができるので、パネル部材16により区画されたフロント側の荷室に対する貨物の搬入搬出を従来よりも効率良く迅速に行うことができる。
【0035】
また、特に本形態例では、帯部材24を跳ね上げ状態に保持する保持手段として面ファスナー26を採用しているので、帯部材24を跳ね上げ状態に保持したり、その保持を解除したりする操作をワンタッチで極めて簡便に行うことができ、フロント側の荷室に貨物を搬入搬出する際の作業効率をより一層高めることができる。
【0036】
尚、本発明の冷気遮蔽板は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、図示例とは異なる形式のパネル部材に対しても適用し得ること、また、展開手段や保持手段は必ずしも図示例に限定されないこと、その他に本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す正面図である。
【図2】図1の冷気遮蔽板を装備したパネル部材の斜視図である。
【図3】図2のヒンジ手段の詳細を示す斜視図である。
【図4】図2の冷気遮蔽板の帯部材を下方に垂らした状態を示す断面図である。
【図5】図4の冷気遮蔽板の帯部材を跳ね上げた状態を示す断面図である。
【図6】図2の帯部材の各フラップ片の詳細を示す拡大図である。
【図7】図6の各フラップ片が溝形に嵌まり込んだ状態を示す斜視図である。
【図8】従来のパネル部材の一例を示す斜視図である。
【図9】既存のラッシングレールの詳細を示す正面図である。
【図10】ラッシングベルトの端部を成す連結具の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
14 冷気遮蔽板
15 荷台
16 パネル部材
22 キーストンプレート
23 フラップ片
24 帯部材
25 跳ね上げヒンジ(展開手段)
26 面ファスナー(保持手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷凍保冷車の荷台内を保管温度の異なる前後の荷室に区画するパネル部材と、前記荷台の床面を成し且つ該床面に貨物が積載されても冷気の床通路が確保されるよう車両前後方向に延びる溝形を付したキーストンプレートとの間の隙間を塞ぐ冷気遮蔽板であって、前記キーストンプレートの溝形に対応した多数のフラップ片を下方向きに一体形成して前記パネル部材の下端部の全幅に亘り延在する可撓性の帯部材と、該帯部材を前記パネル部材の下端部に対し適宜に跳ね上げ得るように取り付ける展開手段と、前記帯部材を跳ね上げた状態に保持する保持手段とを備えたことを特徴とする冷気遮蔽板。
【請求項2】
帯部材を跳ね上げ状態に保持する保持手段が、前記帯部材の跳ね上げ時に互いに向き合う部材間に設けられた面ファスナーにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷気遮蔽板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−162405(P2008−162405A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−354127(P2006−354127)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(000232911)株式会社トランテックス (11)