説明

分岐管路の補修方法、補修用バッグ及び補修材

【解決手段】 短尺の基部8と当該基部8から分岐した枝部9とよりなる略T字状の補修部材7内に、前記基部8及び枝部9に適合する基部バッグ11及び枝部バッグ12よりなる略T字状の気密性の補修用バッグ10を嵌合してなる補修材6を、分岐管路の分岐部4及び枝管3内に配置し、その補修用バッグ10を膨脹させて補修部材7を本管1及び枝管3に圧接接着せしめ、次いで前記基部バッグ11の両端末を内方に引張ることにより、基部バッグ11及びそれに続いて枝部バッグ12を外側が内側となるように裏返しながら補修部材7から剥離させ、枝管3を通じて引抜いて除去する。
【効果】 分岐管路における枝管3及び分岐部4近傍の本管1を一体として補修するので、分岐管路の損傷部を確実に補修できる。また補修に供した補修用バッグ10を裏返しながら枝管3から引抜くので、容易に且つ確実に補修用バッグ10を除去することができる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として下水道管などの地中に埋設された分岐管路の補修に関するものであって、特に当該分岐管路における本管から分岐した枝管及び、当該枝管に続く分岐部付近の本管部分を補修するための方法、補修用バッグ及び補修材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から管路を補修するために、管路の内面に内張り材を貼付けて内張りすることが行われている。
【0003】しかしながら特に末端に近い管路においては、その管路の途中で分岐していることが多く、その管路を内張り材で内張りすると分岐部が閉塞されて、枝管と本管との接続が失われる。
【0004】そのため従来分岐を有する管路においては、分岐部を含めてその本管に内張り材を張付けて内張りした後、分岐部の内張り材に穿孔し、枝管を本管に通ぜしめることが行われている。
【0005】また枝管に内張りする場合には、本管の内張りとは別個の工程で枝管に対する内張り作業が必要であった。
【0006】しかしながら特に下水道管などにおいては、枝管が細く且つ埋設深さが浅いためにその枝管に損傷が生じ易く、さらにその枝管から損傷が派生して、本管における分岐部付近に損傷が生じることが多い。
【0007】そのため本管のみの内張りでは不十分であって枝管も内張りすることが必要であるが、本管と枝管とを別個に内張りしたのでは、その両者の継目である分岐部を確実に補修することができず、その分岐部の損傷から地下水が浸入して下水に混入したり、また汚水が損傷部から漏出して地下水を汚染するのを避けることができなかった。
【0008】かかる管路における分岐部を重点的に補修する方法として、特開平6−15738号公報に記載された方法が知られている。この方法は、本管及び分岐部に近い枝管に適合する略T字状の補修部材を分岐管路の分岐部に嵌合して、略同形のバッグで拡圧して接着するものである。
【0009】しかしながらこの方法では、分岐部及びその付近のみしか補修されないため、その分岐部から続く枝管は別の工程で内張りしなければならず、工程が複雑なものとならざるを得ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、前記従来例の方法を改良し、分岐管路における枝管から分岐部付近の本管にかけて一体の略T字状の補修部材を嵌合し、これを略同形の補修用バッグで拡圧して補修することを目的とするものであり、その補修に供した略T字状の補修用バッグの除去を可能ならしめるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】而して本発明の分岐部の補修方法は、本管から枝管が分岐した分岐管路における、前記枝管及び当該枝管が分岐した本管の一部を補修する方法であって、前記本管内面に適合する短尺の基部と、当該基部から分岐した前記枝管の内面に全長に亙って適合する枝部とよりなる略T字状の補修部材内に、前記基部内面に適合し且つ当該基部より若干長く両端が閉塞された基部バッグと、当該基部バッグから分岐した前記枝部内面にその全長に亙って適合する枝部バッグとよりなる、略T字状の気密性の補修用バッグを嵌合してなる補修材を、前記本管内に挿入し、基部バッグを嵌合した補修部材の基部を本管における分岐部に位置せしめると共に、枝部バッグを嵌合した補修部材の枝部を前記枝管の全長に亙って挿通し、前記枝部バッグの端末から圧力流体を送入して補修用バッグを膨脹させ、補修部材を本管及び枝管に圧着せしめ、次いで前記基部バッグの両端末を枝部バッグ内を通じて内方に引張ることにより、基部バッグ及びそれに続いて枝部バッグを外側が内側となるように裏返しながら補修部材から剥離させ、補修した分岐管路の枝管を通じて引抜くことを特徴とするものである。
【0012】この方法においては、前記補修用バッグを裏返しながら引抜く際には、当該補修用バッグ内に大気圧より若干高い流体圧力を作用させつつ、引抜くことが好ましい。
【0013】また本発明の補修用バッグは、補修すべき分岐管路の本管内面にほゞ適合する両端が閉塞された気密性の基部バッグと、当該基部バッグから分岐した前記分岐管路の枝管内面にほゞ適合する気密性の枝部バッグとよりなり、前記基部バッグの閉塞された両端間が当該基部バッグ内において連結手段により連結されており、且つ当該連結手段に結合された紐体が前記枝部バッグ内に挿通されていることを特徴とするものである。
【0014】この補修用バッグにおいては、前記基部バッグの閉塞された両端の内側にその両端を結合した紐状体を、前記連結部材とすることができる。
【0015】また前記基部バッグの構造として、気密性の柔軟な筒体の両端部を内側に反転して当該筒体内に挿入し、その両端をその筒体内において接続してなり、当該筒体における内側に挿通された部分が、前記連結手段を構成しているものとすることもできる。
【0016】また本発明の補修材は、上記補修用バッグの外側に、その補修用バッグにおける前記基部バッグの外側に適合する両端が開放された基部と、前記枝部バッグの外側に適合する枝部とよりなる略T字状の補修部材を嵌合したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に従って説明する。図1は本発明の方法により分岐管路を補修する準備状態を示すものであって、1は分岐管路としての下水道管の本管であり、その本管1の一部にはマンホール2が形成されている。3は分岐部4において本管1から分岐した枝管であって、その先端は地表に開口した汚水升5に通じている。
【0018】6は補修材であって、その一実施例が図2に示されている。この補修材6において7は補修部材であって、前記本管1の内面に適合する基部8と、当該基部8から分岐して前記枝管3に適合し得る枝部9とよりなっており、全体として略T字状をなしており、基部8の両端及び枝部9の端末は開いている。
【0019】この補修部材7は、織布若しくは不織布又はそれらの積層物に硬化性樹脂液を含浸させたものや、硬化性樹脂液にガラス繊維などを分散させて部分的に増粘させた未効果FRPシートなどを筒状に丸め、その両縁を重ね合わせた状態で基部8及び枝部9を形成することができる。また筒状の織布又は不織布又はそれらの積層物を所定の形状に縫合し、それに硬化性樹脂液を含浸させたものを使用することもできる。
【0020】10は補修用バッグであって、気密性の材料よりなり、前記補修部材7の基部8の内面に適合する基部バッグ11と、当該基部バッグ11から分岐し、前記補修部材7の枝部9内面にその全長に亙って適合する枝部バッグ12とよりなっており、全体として略T字状をなしている。
【0021】そしてこの補修用バッグ10は、基部バッグ11が前記補修部材7の基部8に嵌合され、枝部バッグ12が補修部材7の枝部9に嵌合されて、補修材6を形成している。
【0022】補修用バッグ10の基部バッグ11の長さは前記補修部材7の基部8より若干長く、その両端部は基部8の端末から突出しており、且つその両端末は閉塞されている。そして基部バッグ11の両端末は、その内面において連結手段としての紐状体13で連結されており、当該紐状体13の中央部に結合された紐体14が前記枝部バッグ12内に挿通されている。
【0023】なお補修用バッグ10は上記構造に代えて、基部バッグ11の両端にそれぞれ端末を結合した二本の紐体を、それぞれ枝部バッグ12を通じてその開口端にまで引出したものとすることもできる。
【0024】図3は本発明における補修用バッグ10の他の例を示すものであって、柔軟な気密性の材料よりなる筒体15の両端部が内側に反転して当該筒体15内に挿入されており、その両端末をその筒体15内において接続して二重筒となし、これを基部バッグ11としている。
【0025】そしてその筒体15の外側部分15aの中央部に枝部バッグ12が結合されており、内側部分15bが基部バッグ11の両端末を連結する連結手段を構成し、当該内側部分15bの中央部に紐体14が結合され、当該紐体14が前記枝部バッグ12に挿通されている。
【0026】再度図1(a)において、補修材6はマンホール2から本管1内に挿入されており、枝部バッグ12を嵌合した枝部9も基部8に対して折曲げられ、本管1内に挿入されている。
【0027】16a及び16bは牽引索であって、一方の牽引索16aは補修部材7を載置したシート状物などの運搬手段17に結合されて本管1に挿通されており、他方の牽引索16bは補修部材7の枝部9の先端に結合され、本管1から分岐部4を経て枝管3に挿通され、汚水升5から引出されている。
【0028】そして補修材6は牽引索16a,16bによって牽引されて本管1内に進入し、図1(b)に示すように、枝部9は牽引索16bによって分岐部4から枝管3内に引込まれ、その先端は汚水升5内に露出せしめられると共に、基部8は牽引索16aによって牽引され、分岐部4付近の本管1内に配置される。配置後運搬手段17は本管1内から除去しておく。
【0029】ここで補修用バッグ10の枝部バッグ12の先端から補修用バッグ10内に圧力流体を挿入すると、図4に示すように基部バッグ11及び枝部バッグ12が膨まされ、その外側に嵌合された補修部材7を拡開し、基部8を本管1の内面に、枝部9を枝管3の内面に、それぞれ圧着せしめる。
【0030】この状態で補修部材7に含浸された硬化性樹脂液を硬化せしめ、、これによって枝管3及びこれに続く分岐部4の近傍の本管1において、略T字状のFRP管が形成され、補修される。
【0031】補修部材7を硬化させる際に、加熱手段として加圧水蒸気を使用する場合には、図4に示すように基部バッグ11の端部にドレン抜き穴18を設けておくことが好ましい。また加熱手段として温水を使用する場合には、枝部バッグ12の先端から基部バッグ11にまで温水注入チューブ(図示せず)を送入し、当該温水注入チューブから温水を注入し、余剰の温水を枝部バッグ12の先端から溢れさせて排出することにより、バッグ10内における当該温水の循環を良好ならしめるのが好ましい。
【0032】次いで補修用バッグ10内に若干の内圧を作用させつつ、当該補修用バッグ10の補修部材7の先端から前記紐体14を牽引する。これにより紐体14が紐状体13を引張り、当該紐状体13が補修用バッグ10における基部バッグ11の端末を内方に引込んで、基部バッグ11はその両端において外側が内側となるように反転しながら引込まれる。
【0033】そして基部バッグ11は両端から内側に反転することにより、本管1に圧着された補修部材7の基部8の内面から剥がされる。基部8から剥がされて内側に反転した基部バッグ11の部分は、紐状体13で牽引されて図5に示すように分岐部4から枝管3内の枝部バッグ12内に引込まれる。
【0034】基部バッグ11がその全体に亙って補修部材7の基部8から剥がされ、反転しながら枝部バッグ12内に引込まれたならば、それに続いて枝部バッグ12も分岐部4側の端末から外側が内側となるように反転し、枝管3に圧着された枝部9の内面から剥がされる。
【0035】このようにして枝管3の端末から紐体14を牽引することにより、先ず基部バッグ11を、それに続いて枝部バッグ12を外側が内側となるように反転しながらそれぞれ補修部材7の基部8及び枝部9の内面から剥がし、剥がされた補修用バッグ10を枝管3の開口端から取出すことができる。そして補修用バッグ10を除去した後には、分岐管路並びに、当該分岐管路における枝管3及び分岐部4に続く本管1部分を補修した補修部材7が残される。
【0036】なお本発明において、補修材6における基部8の両端及び枝部3の端末の外周に水膨脹性ゴムのパッキングなどの止水材を取付け、当該止水材を補修材6と管路内面との間に挟圧せしめることにより、管路のより完全な水密性を確保することができる。
【0037】
【作用】本発明の方法においては、下水道管などにおいて損傷の生じ易い枝管3及び分岐部4が同時に補修され、その損傷部を閉塞して地下水の混入や汚水の漏出が有効に防止されると共に、その枝管3と分岐部4とが一体として補修されるので、それらを別個に補修する場合と異り、両者の補修の継目からの漏水などを有効に阻止することができる。
【0038】またその補修部材7の内側に補修用バッグ10が嵌合されており、通常の方法によってはこの補修用バッグ10を除去することが困難であるが、本発明においては、補修用バッグ10を外側が内側となるように反転しながら補修部材7から剥がすことにより、枝管3を通じて取出すことが可能である。
【0039】また本発明の補修用バッグ10においては、基部バッグ11の閉塞された両端の内側を紐状体13などの連結部材で連結し、その連結部材に結合された紐体14が枝部バッグ12に挿通されているので、補修部材7を分岐管路に貼着した後紐体14を引張ることにより、基部バッグ11及び枝部バッグ12を外側が内側となるように裏返しながら、補修部材7から剥がして枝部バッグ12から引抜くことができる。
【0040】さらに本発明の補修材6においては、前記補修用バッグ10の外側に補修部材7が嵌合された状態で供給されるので、これをそのまま前述の補修方法に適用することができる。またこの補修材6を使用して分岐管路を補修した後は、紐体14を引張って容易に補修用バッグ10を除去することができる。
【0041】
【発明の効果】従って本発明の方法によれば、分岐管路の枝管3から分岐部4の近傍の本管1にかけてを、一体として容易に且つ確実に補修することができ、漏水や地下水の管路への進入を有効に防止することができる。また枝管3と分岐部4とを一体として補修するので、これらを別個に補修する場合のように補修の接続部からの漏水などが生じることがない。
【0042】また補修材6を分岐管路の分岐部に設置した後は、枝管3の端末からの操作のみによって補修を行うことができるので、本管1に複数の分岐部4が形成されている場合においては、これらの分岐部4及び枝管3を並行して同時に補修することが可能である。
【0043】また本発明によれば補修用バッグ10を外側が内側となるように裏返しながら枝管3から引抜くので、補修工事に供した補修用バッグ10を枝管3の先端からの操作によって容易に除去することができ、あとに補修用バッグ10が残って流通の障害となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により分岐部を補修する準備段階を示す中央縦断面図であって、(a)は補修材6をマンホール2から挿入した状態、(b)は補修材6を分岐部4及び枝管3に設置した状態を示す。
【図2】 本発明の補修材6の一例を示す中央縦断面図
【図3】 本発明の補修用バッグ10の一例を示す中央縦断面図
【図4】 本発明により分岐部4及び枝管3を補修する工程を示す中央縦断面図
【図5】 本発明により補修した後補修用バッグ10を除去する状態を示す中央縦断面図
【符号の説明】
1 本管
3 枝管
4 分岐部
6 補修材
7 補修部材
8 基部
9 枝部
10 補修用バッグ
11 基部バッグ
12 枝部バッグ
13 紐状体
14 紐体
15 筒体
15b 筒体の内側部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】 本管(1)から枝管(3)が分岐した分岐管路における、前記枝管(3)及び当該枝管(3)が分岐した本管(1)の一部を補修する方法であって、前記本管(1)内面に適合する短尺の基部(8)と、当該基部(8)から分岐した前記枝管(3)の内面に全長に亙って適合する枝部(9)とよりなる略T字状の補修部材(7)内に、前記基部(8)内面に適合し且つ当該基部(8)より若干長く両端が閉塞された基部バッグ(11)と、当該基部バッグ(11)から分岐した前記枝部(9)内面にその全長に亙って適合する枝部バッグ(12)とよりなる、略T字状の気密性の補修用バッグ(10)を嵌合してなる補修材(6)を、前記本管(1)内に挿入し、基部バッグ(11)を嵌合した補修部材(7)の基部(8)を本管(1)における分岐部に位置せしめると共に、枝部バッグ(12)を嵌合した補修部材(7)の枝部(9)を前記枝管(3)の全長に亙って挿通し、前記枝部バッグ(12)の端末から圧力流体を送入して補修用バッグ(10)を膨脹させ、補修部材(7)を本管(1)及び枝管(3)に圧着せしめ、次いで前記基部バッグ(11)の両端末を枝部バッグ(12)内を通じて内方に引張ることにより、基部バッグ(11)及びそれに続いて枝部バッグ(12)を外側が内側となるように裏返しながら補修部材(7)から剥離させ、補修した分岐管路の枝管(3)を通じて引抜くことを特徴とする、分岐管路の補修方法
【請求項2】 前記補修用バッグ(10)内に大気圧より若干高い流体圧力を作用させつつ、当該補修用バッグ(10)を裏返しながら引抜くことを特徴とする、請求項1に記載の分岐管路の補修方法
【請求項3】 補修すべき分岐管路の本管(1)内面にほゞ適合する両端が閉塞された気密性の基部バッグ(11)と、当該基部バッグ(11)から分岐した前記分岐管路の枝管(3)内面にほゞ適合する気密性の枝部バッグ(12)とよりなり、前記基部バッグ(11)の閉塞された両端間が当該基部バッグ(11)内において連結手段(13,15b)により連結されており、且つ当該連結手段(13,15b)に結合された紐体(14)が前記枝部バッグ(12)内に挿通されていることを特徴とする、分岐管路の補修用バッグ
【請求項4】 前記連結手段が、その両端を前記基部バッグ(11)の閉塞された両端に結合された紐状体(13)であることを特徴とする、請求項3に記載の分岐管路の補修用バッグ
【請求項5】 前記基部バッグ(11)が、気密性の柔軟な筒体(15)の両端部を内側に反転して当該筒体(15)内に挿入し、その両端をその筒体(15)内において接続してなり、当該筒体(15)における内側に挿通された部分(15b)が前記連結手段を構成していることを特徴とする、請求項3に記載の分岐管路の補修用バッグ
【請求項6】 請求項3、4又は5に記載の補修用バッグ(10)の外側に、その補修用バッグ(10)における前記基部バッグ(11)の外側に適合する両端が開放された基部(8)と、前記枝部バッグ(12)の外側に適合する枝部(9)とよりなる略T字状の補修部材(7)を嵌合したことを特徴とする、分岐管路の補修材

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図5】
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【図4】
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