説明

制御装置

【課題】電流の流入を検知するための回路を基板上に設ける際における配線レイアウトの制約を低減する。
【解決手段】絶縁基板30の表面には、銅箔32が形成される配線パターン領域30aと、配線パターンが形成されてない、つまり銅箔32が接着されていない非配線パターン領域30b、32b’とが存在する。銅箔32の表面温度を検知するサーミスタSoは、これらの領域のうち、表面の非配線パターン領域30b’に銅箔32と非接触状態で配置され、裏面に形成された配線パターンに電気的に接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板上に配置された回路や素子に過電流が流入することを防ぐ技術に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車に搭載される制御装置として、例えば、ドライバシート、助手席、リアシートの内部に設けられた電動機(モータ)を制御して、シートを車両前後方向にスライドさせる、あるいはシートの背もたれを傾ける制御装置がある。
【0003】
このような制御装置では、電源からの電力を電動機に供給するためのワイヤーハーネスの噛み込みによるショートや電動機の故障などにより、過電流が流れることがある。このような過電流の流入により制御装置に設けられた回路あるいは素子などが発熱し、回路や素子などに支障を来すおそれがある。
【0004】
特許文献1には、スイッチング電源装置に設けられた制御電圧検出用の定電圧ダイオードの近傍に温度ヒューズを設けて、定電圧ダイオードの異常発熱時に温度ヒューズを溶断させて、定電圧ダイオードなどの素子や回路に過電流が流れることを防止する技術が開示されている。
【0005】
特許文献2には、過電流が流れるとその電流が流れる回路に挿入された抵抗の温度が上昇し、その温度上昇によって感温素子の抵抗値が変化し、その抵抗変化量が所定値以上となったときに電流を抑圧する電流抑圧回路が作用して回路の電流を抑圧する技術が開示されている。
【0006】
【特許文献1】特開平5−184142号公報
【特許文献2】特開平5−137251号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のように温度ヒューズを用いて過電流の流入を防止する回路の場合、一度温度ヒューズが断線してしまうと温度ヒューズを交換するまで装置を稼働させることができなくなる。
【0008】
特許文献2の技術では、感温素子のほかに抵抗素子が必要であり、抵抗と感温素子とを1つの部品として構成する場合には、特許文献2の図4,5,6,7に示されているように、その部品には4つの端子が必要になる。4つの端子を基板上に効率的に取り付けるには、その部品を設置する場所を考慮して回路の配線レイアウトを設計しなければならない。
【0009】
本発明は、過電流の流入を検知するための回路を基板上に設ける際における配線レイアウトの制約を低減することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る制御装置は、少なくとも2つの独立した配線パターンが形成された絶縁性の基板と、一方の配線パターンに電気的に接続され、電源からの電力を負荷へ出力することを制御するスイッチング回路と、他方の配線パターンに電気的に接続され、前記一方の配線パターンの表面温度を検知する温度検知素子と、前記スイッチング回路と前記一方の配線パターンを介して電気的に接続され、前記スイッチング回路のオンオフを制御する制御回路であって、前記温度検知素子と前記他方の配線パターンを介して電気的に接続され、前記温度検知素子で検知された前記一方の配線パターンの表面温度を前記他方の配線パターンを介して取得し、前記表面温度が所定の基準温度を超える場合に、前記スイッチング回路をオフして前記電源からの電力の前記負荷への出力を停止する制御回路と、を備えることを特徴する。
【0011】
本発明に係る制御装置の1つの態様では、前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、前記温度検知素子は、前記一方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記一方の配線パターンが形成されていない領域に前記一方の配線パターンと非接触状態で配設されることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る制御装置の1つの態様では、前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、前記温度検知素子は、前記一方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記一方の配線パターンが形成されていない前記一方の配線パターンに取り囲まれた領域に前記一方の配線パターンと非接触状態で配設されることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る制御装置は、少なくとも2つの独立した配線パターンが形成された絶縁性の基板と、一方の配線パターンに電気的に接続され、他方の配線パターンの表面温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子で検知された前記他方の配線パターンの表面温度を前記一方の配線パターンを介して取得し、前記表面温度が所定の基準温度を超える場合に、前記他方の配線パターンに流れる電流を遮断する手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
本発明に係る制御装置の1つの態様では、前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、前記温度検知素子は、前記他方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記他方の配線パターンが形成されていない領域に前記他方の配線パターンと非接触状態で配設されることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る制御装置の1つの態様では、前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、前記温度検知素子は、前記他方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記他方の配線パターンが形成されていない前記他方の配線パターンに取り囲まれた領域に前記他方の配線パターンと非接触状態で配設されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、温度検知対象の配線パターンの表面温度を検知する温度検知素子を、温度検知対象の配線パターンとは独立した配線パターンに電気的に接続している。よって、温度検知対象の配線パターンを基板上に形成する際に、温度検知素子が接続される配線パターンの制約を少なくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明を実施するための最良の形態について、以下図面を用いて説明する。
【0018】
図1は、本実施形態に係る負荷制御システム100の回路構成を示す図である。
【0019】
図1において、負荷制御システム100は、負荷としてのモータM1,M2(以下、区別する必要がない場合は、「モータM」と総称する。)と、モータMに電力を供給するバッテリBと、バッテリBからモータMへの電力の供給を制御する制御装置10とを含む。
【0020】
負荷制御システム100は、例えば、車両に搭載され、モータMを駆動することで、車両のシートの前後のスライドを行う。なお、本実施形態では、モータMを駆動させることでシートを前後方向に移動させる場合について説明する。しかし、本実施形態に係る負荷制御システム100は、バッテリBなどの電源から制御装置を介して供給される電力によりモータMなどの負荷を駆動あるいは作動させるシステムであれば他のシステムでも適用可能である。よって、シートの前後のスライド以外の用途に利用されるシステム、例えば、空調システム、オーバヘッドコンソールなどに組み込まれる照明システム、カーナビゲーションシステム、オーディオシステムなどにも適用可能である。
【0021】
制御装置10には、コネクタ20が設けられており、コネクタ20にはワイヤーハーネスWが接続される。制御装置10は、モータMおよびバッテリBとワイヤーハーネスWを介して電気的に接続される。
【0022】
制御装置10は、CPU12、操作スイッチSW(SW1,SW2,SW3,SW4)、モータ駆動リレーRe(Re1,Re2)、操作信号検知回路14、リレー駆動回路16、および温度検出回路18を備える。
【0023】
負荷制御システム100が、車両の後部座席をスライドするために設けられる場合には、操作スイッチSWは、例えば、図2に示すように、後部座席の中央部に設けられた肘掛け40に組み込まれる。
【0024】
CPU12は、操作信号検知回路14を介して、操作スイッチSWがオンすることで出力される操作信号を受信し、受信した操作信号に応じてリレー駆動回路16に設けられたNPN形接合トランジスタQをオンしてモータ駆動リレーReを駆動する。
【0025】
モータ駆動リレーReには、シートを前進させるための前進用リレースイッチSWaとシートを後退させるための後退用リレースイッチSWbとの2つのリレースイッチが設けられている。CPU12は、これらのリレースイッチのオンオフを切り替えることで、モータMに通電させる電流の方向を変更し、シートのスライド方向の切り替えを行う。より具体的には、CPU12は、シートをスライドさせない場合には、各リレースイッチSWa,SWbをオフにする。シートを前進させる場合には、CPU12は、前進用リレースイッチSWaのみオンしてモータMに対して矢印a方向の電流を流し、シートを後退させる場合には、後退用リレースイッチSWbのみオンしてモータMに対して矢印b方向の電流を流す。
【0026】
なお、各リレースイッチSWa,SWbに並列して接続されるダイオードD(Da,Db)は、モータMの駆動を停止した際にコイルL(La,Lb)の自己誘導作用により発生する起電力を短絡するために設けられる。
【0027】
温度検出回路18は、PNP形接合トランジスタQo、サーミスタSo、コンデンサCoなどを備える。
【0028】
温度検出回路18の回路構成についてさらに説明する。CPU12のADDポートには、信号線Lo1を介してトランジスタQoのエミッタが接続される。トランジスタQoのコレクタには抵抗Ro1の一端が接続される。サーミスタSoは、抵抗Ro1の他端と接続され、抵抗Ro1と直列回路を形成し、かつ、コンデンサCoと並列回路を形成する。抵抗Ro1とサーミスタSoとの共通接続点tからは信号線Lo2が分岐し、信号線Lo2は抵抗Ro2を介して、CPU12のA/Dポートに接続される。また、CPU12の汎用ポート2(出力)には、信号線Lo3を介してトランジスタQoのベースが接続される。
【0029】
このように、構成された温度検出回路18において、CPU12から信号線Lo3を介して出力されたオン信号がトランジスタQoのベースに印可されることで、トランジスタQoがオンして、サーミスタSoに所定電圧が印可される。また、サーミスタSoに所定電圧が印可されると、サーミスタSoと並列接続されているコンデンサCoにはサーミスタSoの抵抗値に応じた電荷が蓄積される。つまり、サーミスタSoの温度に応じた電荷が蓄積される。この状態で、CPU12がオン信号の出力を停止してトランジスタQoのベースへの印可を停止すると、つまりトランジスタQoをオフすると、コンデンサCoに蓄積された電荷は、抵抗Ro2を通じて、CPU12のA/Dポートに温度信号として入力される。つまり、CPU12は、A/Dポートから入力される温度信号を、サーミスタSoが検知する温度情報として取得する。
【0030】
CPU12は、温度検出回路18から取得した温度情報に基づいて、制御装置10に過電流が流入しているか否かを検出し、過電流が流入している場合には、リレー駆動回路16のトランジスタQをオフすることで、モータ駆動リレーReをオフして、モータMへの電力供給を停止する。
【0031】
ところで、本実施形態において、制御装置10は、銅箔などの導電体からなる配線パターンが表面および裏面に形成された絶縁基板を備え、制御装置10を構成する各回路や各素子は、これら配線パターンを介して電気的に接続される。ここで、配線パターンは、回路や素子の電流路である。よって、制御装置10に過電流が流入すると配線パターンにも過電流が流れ、発熱する。そこで、本実施形態では、配線パターンの表面温度をサーミスタSoにより検出して、その検出された温度に基づいて、制御装置10に流入する過電流を検知することとした。
【0032】
以下、説明上、制御装置10を構成する回路や素子のうち、過電流の流入を防止する対象であるCPU12、操作スイッチSW、モータ駆動リレーRe、操作信号検知回路14、リレー駆動回路16などを主回路群とし、主回路群に過電流が流入することを検知するために、主回路群が接続される配線パターンの表面温度を検知する温度検出回路18を副回路とする。
【0033】
主回路群は、表面の配線パターンを介して電気的に接続され、図1に示す回路を構成する。さらに、副回路としての温度検出回路18は、基板上の裏面の配線パターンを介して、CPU12と電気的に接続され、図1に示す回路を構成する。
【0034】
なお、本実施形態では、主回路群が電気的に接続される配線パターンと、副回路が電気的に接続される配線パターンとが、基板の異なる面(表面および裏面)に形成される例について説明する。しかし、本実施形態において、特徴的なことは、主回路群が接続される配線パターンと、主回路群の配線パターンの表面温度を検知する温度検出回路18が接続される配線パターンとが、電気的に独立して設けられることである。よって、主回路群が電気的に接続される配線パターンと、副回路が電気的に接続される配線パターンとは、基板の同一面に形成してもよい。また、主回路群の配線パターンの一部は、副回路の配線パターンと同一の基板の面に形成してもよい。さらに、基板が多層構造の場合には、少なくとも副回路が接続される配線パターンは、基板の内部に形成された配線パターンであってもよい。
【0035】
図3は、サーミスタSoを絶縁基板30上に実装した場合の模式的な斜視図であり、図4は、絶縁基板30のうち、サーミスタSoが配設される箇所を拡大した絶縁基板30の表面の実装図の一例を示す。
【0036】
図3において、絶縁基板30の表面および裏面(図示せず)には、配線パターンとして銅箔32が接着され、コネクタ20の各端子が表面の銅箔32に電気的に接続されるように設けられる。バッテリBからの電流は、コネクタ20に接続されるワイヤーハーネスWを介して銅箔32に入力される。図3,4に示すように、絶縁基板30の表面(および裏面)には、銅箔32が形成される配線パターン領域30aと、配線パターンが形成されてない、つまり銅箔32が接着されていない非配線パターン領域30b,30b’とが存在する。サーミスタSoは、これらの領域のうち、表面の非配線パターン領域に配置され、裏面に形成された配線パターンに電気的に接続される。
【0037】
本実施形態では、上記の通り、サーミスタSoにより、基板30の表面に形成された配線パターンの温度を測定し、温度変化に基づいて過電流の有無を検知する。そのため、サーミスタSoは、過電流が流入した場合に温度変化が大きい箇所に隣接して設置することが好ましい。そこで、本実施形態では、図3,4に示すように、バッテリBからの電流が入力されるコネクタ20付近で、かつ、表面の銅箔32に取り囲まれた非配線パターン領域30b’にサーミスタSoを設置する。
【0038】
なお、非配線パターン領域は、絶縁基板上に形成される配線パターンによって異なる。つまり、サーミスタSoは、絶縁基板上に形成される配線パターンによって異なる。しかし、一般的に、絶縁基板上には、銅箔が接着されていない非配線パターン領域は存在する。よって、絶縁基板上に形成される配線パターンに応じて適宜サーミスタSoの設置位置を決定すればよい。
【0039】
本実施形態によれば、主回路群が接続される配線パターンとは独立して、温度検出回路18が接続される配線パターンが形成される。よって、主回路群が接続される配線パターンを基板上に形成する際に、温度検出回路18(サーミスタSo)が接続される配線パターンの制約を少なくすることができる。また、主回路群の配線パターンの表面温度を検知するサーミスタSoを、主回路群が接続される配線パターンのうち、過電流が流れやすい箇所、つまり、過電流により発熱しやすい箇所に配設することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本実施形態に係る負荷制御システム100の回路構成を示す図である。
【図2】制御装置を構成する操作スイッチSWが後部座席の中央部に設けられた肘掛けに組み込まれる場合の設置例を示す図である。
【図3】過電流の流入を検知するサーミスタを絶縁基板上に実装した場合の模式的な斜視図である。
【図4】サーミスタが配設される箇所を拡大した絶縁基板の表面の実装の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0041】
10 制御装置、14 操作信号検知回路、16 リレー駆動回路、18 温度検出回路、20 コネクタ、30 絶縁基板、32 銅箔、100 負荷制御システム、So サーミスタ、W ワイヤーハーネス、Re1,Re2 モータ駆動リレー。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2つの独立した配線パターンが形成された絶縁性の基板と、
一方の配線パターンに電気的に接続され、電源からの電力を負荷へ出力することを制御するスイッチング回路と、
他方の配線パターンに電気的に接続され、前記一方の配線パターンの表面温度を検知する温度検知素子と、
前記スイッチング回路と前記一方の配線パターンを介して電気的に接続され、前記スイッチング回路のオンオフを制御する制御回路であって、前記温度検知素子と前記他方の配線パターンを介して電気的に接続され、前記温度検知素子で検知された前記一方の配線パターンの表面温度を前記他方の配線パターンを介して取得し、前記表面温度が所定の基準温度を超える場合に、前記スイッチング回路をオフして前記電源からの電力の前記負荷への出力を停止する制御回路と、
を備える制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の制御装置において、
前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、
前記温度検知素子は、前記一方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記一方の配線パターンが形成されていない領域に前記一方の配線パターンと非接触状態で配設される、
ことを特徴とする制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の制御装置において、
前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、
前記温度検知素子は、前記一方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記一方の配線パターンが形成されていない前記一方の配線パターンに取り囲まれた領域に前記一方の配線パターンと非接触状態で配設される、
ことを特徴とする制御装置。
【請求項4】
少なくとも2つの独立した配線パターンが形成された絶縁性の基板と、
一方の配線パターンに電気的に接続され、他方の配線パターンの表面温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子で検知された前記他方の配線パターンの表面温度を前記一方の配線パターンを介して取得し、前記表面温度が所定の基準温度を超える場合に、前記他方の配線パターンに流れる電流を遮断する手段と、
を備える制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の制御装置において、
前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、
前記温度検知素子は、前記他方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記他方の配線パターンが形成されていない領域に前記他方の配線パターンと非接触状態で配設される、
ことを特徴とする制御装置。
【請求項6】
請求項4に記載の制御装置において、
前記一方および他方の配線パターンは、それぞれ前記基板の異なる2面に形成され、
前記温度検知素子は、前記他方の配線パターンが形成された前記基板の面上であって、前記他方の配線パターンが形成されていない前記他方の配線パターンに取り囲まれた領域に前記他方の配線パターンと非接触状態で配設される、
ことを特徴とする制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−153237(P2009−153237A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−326327(P2007−326327)
【出願日】平成19年12月18日(2007.12.18)
【出願人】(000185617)小島プレス工業株式会社 (515)