説明

加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法

【課題】加熱炉用バーナとして、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造するに際して、大幅な改造を必要とせず、工期および改造コストを削減することを可能とする加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法を提供する。
【解決手段】複数個のバーナを配する加熱炉について、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造する際に、空気供給口13aを備えたバーナ一体物13と燃料ノズル14とを別のものとして分離した蓄熱式バーナ11を用い、従来型バーナ31の炉壁設置孔32にバーナ一体物13を設置し、燃料ノズル14のみの改造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱炉用バーナとして、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造するための加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、省エネルギーおよび地球環境問題から、金属片の加熱炉の燃焼バーナとして、高温の排ガスから直接熱回収が可能な蓄熱式バーナが開発され、熱回収率の高さからその導入が増加している。
【0003】
しかし、既設の加熱炉を改造して、燃料ガスと空気をバーナに供給して燃焼させ、排ガスは別に設けた専用の出口から排出する従来型バーナに換えて、蓄熱式バーナを導入する場合は、加熱炉に配した1対のバーナの直近に蓄熱体を設け、その蓄熱体に排ガスと空気を交互に流す必要がある。また、1対のバーナのどちらかが燃焼状態となり反対側が蓄熱状態となるために、バーナ1台当たりの熱量を従来同等とするには約2倍の面積が必要となって、加熱炉に面するバーナの大きさが大きくなり、蓄熱式バーナに改造するには、既に設置されている従来型バーナを撤去するのみならず、加熱炉壁のバーナ面積を拡大して一部改造しなければ設置できないといった問題点があった。
【0004】
仮に、加熱炉壁のバーナ取り付け面積を拡大せずに、既設の従来型バーナのバーナ面積に納まり熱量をほぼ同じとする蓄熱式バーナを導入しようとしても、バーナ口径が拡大することから、取り囲む耐火物の寸法が薄くなり、かつ加熱炉に面する部分は1200℃以上の高温で、配管内ガス流速も100m/秒と高速であることから、耐火物に亀裂が生じ、更には高速の熱風により排ガス、空気の流路が壊れる問題があった。
【0005】
ちなみに、特許文献1には、蓄熱式バーナとして蓄熱体を炉壁に収納するコンパクトな構造を目指したものが記載されているが、これは蓄熱体を壁面に内蔵するなど、加熱炉を新設する際に適用することができるものであり、既設の加熱炉を改造して蓄熱バーナを導入する場合には適用することが困難である。
【0006】
なお、[発明を実施するための最良の形態]の欄において特許文献2〜5を引用するので、ここに併せて記載しておく。
【特許文献1】特開平8−049835号公報
【特許文献2】特開平9−159149号公報
【特許文献3】特開平9−159150号公報
【特許文献4】特開平9−194931号公報
【特許文献5】特開平10−30812号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述したように、従来型バーナが設置されている加熱炉を改造して、蓄熱式バーナを導入するには、加熱炉壁のバーナ面積を拡大するなど、多くの期間と改造費用を必要とし、それに伴って、既設の加熱炉を長期間停止する必要があるという問題点があった。
【0008】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、加熱炉用バーナとして、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造するに際して、大幅な改造を必要とせず、工期および改造コストを削減することを可能とする加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
【0010】
[1]複数個のバーナを配する加熱炉において、燃料ガスと空気をバーナに供給して燃焼させ、排ガスは別に設けた専用の出口から排出する従来型バーナから、燃料ガスと空気をバーナに供給して燃焼させ、排ガスも同じ供給口から排出させつつ交互に繰り返して、排ガスの熱を蓄えて次の燃焼における空気の予熱に利用する蓄熱式バーナへ改造するに際して、従来型バーナのバーナ部分を、供給口から空気を供給し排ガスを排出しつつ交互に繰り返すバーナ一体物に置き換えるとともに、燃料ガスを供給する燃料ノズルについて別途加熱炉壁に設置することを特徴とする加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。
【0011】
[2]前記バーナ一体物の供給口の中心と前記燃料ノズルの中心との距離Pが、前記バーナ一体物の供給口の直径Daに対して、下式で表される範囲にあることを特徴とする前記[1]に記載の加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。
【0012】
0.15<Da/2P<0.33
[3]前記バーナ一体物の炉壁面積が、従来型バーナのバーナ部分の炉壁面積以下であることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。
【発明の効果】
【0013】
本発明においては、従来型バーナから蓄熱式バーナへ改造するに際して、従来型バーナのバーナ部分を、空気を供給し排ガスを排出しつつ交互に繰り返すバーナ一体物に置き換えるとともに、燃料ガスを供給する燃料ノズルについて別途加熱炉壁に設置するようにしているので、大幅な改造を必要とせず、工期および改造コストを削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
まず、基本的な蓄熱式バーナの基本的な構造を図10に示す。図10に示すように、基本的な蓄熱式バーナ1(1a、1b)は、加熱炉壁2に設置される蓄熱バーナ3と、蓄熱バーナ3の直近に設けられたハニカム状あるいはボール状のセラミック製蓄熱体6と、蓄熱体6への燃焼空気と蓄熱体6からの排ガスを切り替える切替弁7とを備えており、蓄熱バーナ3は、バーナバッフル3bで囲まれた空気供給口兼排ガス吸引口(以下、単に、空気供給口または排ガス吸引口とも言う)3aと、燃料ガスを噴射する燃料噴射口(図示せず)を有している。なお、図10中の4は被加熱スラブ、5は蓄熱バーナ3により形成される火炎、8は燃焼用空気送風機、9は排ガス用送風機である。
【0016】
そして、上記の構造によって、まず、炉内ガス(排ガス)を排ガス吸引口3aから直接吸引し、その顕熱を蓄熱体6に蓄熱する。その後、切替弁7を切り替えて、燃焼空気を空気供給口3aから炉内に吐出・供給する。燃焼空気は蓄熱体6により超高温空気(1000℃以上)となり、通常のレキュペレータ(予熱温度:〜700℃)に比較しても、高温の空気を利用可能であり、その結果、圧倒的な省エネルギーが計られる。
【0017】
ただし、排ガスの吸引と燃焼空気の吐出は、対向する蓄熱式バーナ1a、1bが組み合って交互に30〜60secサイクルで行われる。このため、従来と同一の熱量を得るには、蓄熱式バーナ1の炉壁面積は従来型バーナの約2倍となり、炉壁のバーナ径は約1.4倍となる。
【0018】
したがって、従来型バーナを基本的な蓄熱式バーナ1に改造する場合、図7に示すように、(1)炉の冷却、(2)従来型バーナ(既設バーナ)31の撤去、(3)敷きスラブ41の装入、(4)足場の設置、(5)炉壁2の改造、(6)蓄熱式バーナ1の設置、(7)キャスタブル42の施工という工程が必要となり、キャスタブル42施工後の乾燥、昇熱まで入れると長期(20日〜1ヶ月)の炉停止が必要となってしまい、その間、全く生産ができず大きな能率低下につながる。これらの工程は、炉壁2のバーナ径が従来型バーナ51に比べて蓄熱式バーナ1が大きいため、蓄熱式バーナ1用に炉壁のバーナ径を大きくする必要があって、そのための(5)炉壁2の改造を行うに当たり、事前準備としての(3)敷きスラブ41の装入による床の設置、工事のための(4)足場の設置が必要であり、さらに、炉壁改造の後には、蓄熱式バーナ1を固定するための(7)キャスタブル42の施工が必要となる。すなわち、従来型バーナ31を蓄熱式バーナ1に改造するには、合計7工程が必要であって、しかも、この中でバーナの大きさが異なることを原因として4工程が必要になっており、工期が長くなっていることが明らかになった。
【0019】
そこで、蓄熱式バーナ1について、図8(a)に示す従来型バーナの炉壁取り付け孔32に収まるように、空気供給口と燃料噴射口を分離してコンパクト化を図ることも検討したが、図8(b)に示すように、空気供給口23aと燃料噴射口24との壁面での距離が短くて、しかも、燃料噴射口24と壁面2との距離も著しく短くなる。
【0020】
また、蓄熱式バーナ1は超高温の空気が発生するため、バーナの炉壁取り付け部は著しく破損しやすい。そこで、熱対策として、燃料噴射口と空気供給口を一体物とするキャスタブル構造とする必要があった。これらは、特許文献2〜特許文献5に記載される構造であり、図9(a)に示す炉壁取り付け孔33に対して、図9(b)に示すように、蓄熱バーナ3を設置後、内面から燃料孔25、空気供給口23aを開口したキャスタブル壁26を築炉する方法がとられている。この場合、築炉の面積が大きくなることから、前述の図7に示す従来型バーナ31を蓄熱式バーナ1に改造する場合と同様に、約1ヶ月の炉停止を伴う工期となる。また、度重なる昇降温を繰り返すと、図10の風力調整用のバーナバッフル3bに亀裂が入り、最終的には燃料噴射口と空気供給口を一体物とするキャスタブル構造が割損しやすいことがわかった。
【0021】
ちなみに、特許文献2〜特許文献5においては、一見すると燃料噴射口と空気供給口が個々に炉壁に開放されている図が掲載されているが、詳細に見ると燃料噴射口と空気供給口は図9(b)と同じく、一体物として施工されている。
【0022】
そこで、本発明者らは、蓄熱式バーナへの改造工事の日程を大幅に短縮するために、工期が長くなる根本原因として、バーナの径に着目した。すなわち、蓄熱式バーナのバーナ径が、従来型バーナと同等あるいはそれ以下の径であれば、従来型バーナを抜き出して、その取り付け孔に蓄熱式バーナを装着するだけで改造を行えることを見出したわけである。
【0023】
つまり、上記の問題がなく工期を著しく短縮できる方法として、蓄熱式バーナの加熱炉に面するバーナの排ガスと燃焼空気を交互に流す炉壁部分を一体物(バーナ一体物)とするとともに、燃料ガスを供給する部分を別の一体物(燃料ノズル)として、昇降温に耐える構造とした。
【0024】
また、バーナの排ガスと燃焼空気を交互に流す炉壁部分について、既設の従来型バーナの炉壁面積以下として、小さく製作することにより、蓄熱式バーナの炉壁部分を従来型バーナと容易に置き換えることができて、施工時間の大幅な短縮を実現可能にした。
【0025】
上記の考え方に基づく本発明の一実施形態を以下に示す。
【0026】
図1、図2は、本発明の一実施形態において、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造した後の状態を示す図であり、図1は加熱炉の断面図、図2は炉壁の部分正面図である。
【0027】
図1、図2に示すように、この実施形態における蓄熱式バーナ11(11a、11b)は、加熱炉壁2の従来型バーナの取り付け孔32に設置されたバーナ一体物13と、バーナ一体物13の直近に設けられたハニカム状あるいはボール状のセラミック製蓄熱体6と、蓄熱体6への燃焼空気と蓄熱体6からの排ガスを切り替える切替弁7と、バーナ一体物13から所定距離だけ離れた炉壁2に設置されて燃料ガスを噴射する燃料ノズル14とを備えており、バーナ一体物13は、バーナバッフル13bで囲まれた空気供給口兼排ガス吸引口(以下、単に、空気供給口または排ガス吸引口とも言う)13aを有している。なお、図1中の4は被加熱スラブ、5は蓄熱式バーナ11(バーナ一体物13と燃料ノズル14)により形成される火炎、8は燃焼用空気送風機、9は排ガス用送風機である。
【0028】
上記のような蓄熱式バーナ11が設置された加熱炉においては、まず、被加熱スラブ4は、蓄熱式バーナ11aにより形成される火炎5により加熱される。被加熱スラブ4の加熱に寄与されなかった蓄熱式バーナ11aの排ガスは蓄熱式バーナ11bの排ガス吸引口から吸引されて蓄熱式バーナ11bの蓄熱体6に蓄熱される。一定時間蓄熱後、切替弁7を切り替えることにより、燃焼用空気送風機8によって送り込まれた燃焼空気は、蓄熱体6に蓄熱された熱により加熱され、蓄熱式バーナ11bへ吹き込まれる。
【0029】
このように、蓄熱式バーナへの改造にあたり、上記のように、空気供給口13aを備えたバーナ一体物13と燃料ノズル14とを別のものとして分離し、従来型バーナの設置孔(炉壁取り付け孔)32にバーナ一体物13を設置し、燃料ノズル14のみの改造をすることにより、従来型バーナを蓄熱式バーナに改造する際の工期を大幅に短縮できる。
【0030】
ここで、この蓄熱式バーナ11を導入する改造工事の概要を図3に示す。図3に示すように、(1)炉の冷却、(2)従来型バーナ(既設バーナ)31の撤去、(3)蓄熱式バーナ11の設置(バーナ一体物13の設置、燃料ノズル14の設置)という工程となる。図2に示す既存の炉壁バーナ孔32が利用可能となったことにより、図7に示した基本的な蓄熱式バーナ1への改造工事に比べて、図3の改造工事では大幅な炉壁改造が不要となり、大幅な工期の短縮と工事費の削減が可能になる。
【0031】
そして、この様な改造を行う際、火炎特性として、燃焼性、即ち未燃分COが発生しないことと、低NOx性が重要である。図4に示すような、バーナ一体物13の空気供給口13aの直径Daと、空気供給口13aの中心と燃料ノズル14の中心との間隔(ピッチ)Pとの比であるPCD(=Da/2P)をパラメータにした火炎特性を図5、図6に示す。なお、図4中のDoは、バーナ一体物13の外径である。
【0032】
図5に示すように、PCDが0.15未満では排ガス中に未燃分COが発生し、また、図6に示すように、PCDが0.33を超えると規制値を超えてNOx発生量が増大することが判った。従って、空気供給口13aの直径Daと、空気供給口13a−燃料ノズル14との間隔Pとの関係を、
0.15<Da/2P<0.33
とすることで、燃焼性と低NOx性を達成できることが判った。
【0033】
上記のようにして、この実施形態においては、複数個のバーナを配する加熱炉について、既設の従来型バーナから蓄熱式バーナに改造する際に、図2に例を示すように、空気供給口13aを備えたバーナ一体物13と燃料ノズル14とを別のものとして分離した蓄熱式バーナ11を用い、図1に示すように、従来型バーナ31の炉壁設置孔(炉壁取り付け孔)32にバーナ一体物13を設置し、燃料ノズル14のみの改造とするとともに、図4〜図6に示すように、バーナ一体物13と燃料ノズル14との距離を適正な範囲にすることにより、従来型バーナから蓄熱式バーナへ改造する工期と工事費を大幅に削減し、生産阻害を著しく低減することが可能となった。
【実施例1】
【0034】
本発明の実施例1として、上記の本発明の一実施形態に基づいて、従来型バーナ31から、図1、図2に示した蓄熱式バーナ11に改造した。
【0035】
その結果、バーナバッフル13bの亀裂の発生もなく、割損によるバーナ損壊も発生せず、図9に示した基本的な蓄熱式バーナ1に改造する際に20日〜1ヶ月掛かっていた工期を、7日間と大幅に短縮できた。さらには工事費も大幅に削減できた。
【0036】
また、空気供給口13aの直径Daを380mm、空気供給口13aと燃料ノズル14との距離Pを810mmとして、PCDを0.234としたことにより、未燃の発生は無く、NOxも規定値以下を達成できた。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における改造工程を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における空気供給口と燃料ノズルの関係を示す図である。
【図5】PCDと排ガス中の未燃分CO濃度の関係を示す図である。
【図6】PCDとNOx濃度の関係を示す図である。
【図7】従来型バーナから基本的な蓄熱式バーナへの改造工程を示す図である。
【図8】蓄熱式バーナへの改造方法の検討例を示す図である。
【図9】蓄熱式バーナへの改造方法の検討例を示す図である。
【図10】基本的な蓄熱式バーナの説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1、1a、1b 蓄熱式バーナ
2 加熱炉壁
3 蓄熱バーナ
3a 空気供給口兼排ガス吸引口
3b バーナバッフル
4 被加熱スラブ
5 火炎
6 蓄熱体
7 切替弁
8 燃焼用空気送風機
9 排ガス用送風機
11、11a、11b 蓄熱式バーナ
13 バーナ一体物
13a 空気供給口兼排ガス吸引口
13b バーナバッフル
14 燃料ノズル
23a 空気供給口
24 燃料噴射口
25 燃料孔
26 キャスタブル壁
31 従来型バーナ
32 取り付け孔
33 取り付け孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個のバーナを配する加熱炉において、燃料ガスと空気をバーナに供給して燃焼させ、排ガスは別に設けた専用の出口から排出する従来型バーナから、燃料ガスと空気をバーナに供給して燃焼させ、排ガスも同じ供給口から排出させつつ交互に繰り返して、排ガスの熱を蓄えて次の燃焼における空気の予熱に利用する蓄熱式バーナへ改造するに際して、従来型バーナのバーナ部分を、供給口から空気を供給し排ガスを排出しつつ交互に繰り返すバーナ一体物に置き換えるとともに、燃料ガスを供給する燃料ノズルについて別途加熱炉壁に設置することを特徴とする加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。
【請求項2】
前記バーナ一体物の供給口の中心と前記燃料ノズルの中心との距離Pが、前記バーナ一体物の供給口の直径Daに対して、下式で表される範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。
0.15<Da/2P<0.33
【請求項3】
前記バーナ一体物の炉壁面積が、従来型バーナのバーナ部分の炉壁面積以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱炉用バーナの蓄熱式バーナ化方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−71582(P2010−71582A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−240857(P2008−240857)
【出願日】平成20年9月19日(2008.9.19)
【出願人】(000001258)JFEスチール株式会社 (8,589)
【Fターム(参考)】