説明

効果に優れる農薬組成物

【課題】 有害生物の防除効果の進展と最終防除効果に優れる農薬組成物を提供する。
【解決手段】 農薬活性成分、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およびHLB12以下のアセチレン系界面活性剤を含有する農薬組成物。当該カチオン性界面活性剤としては四級アルキルアンモニウム塩が好ましく、当該ノニオン性界面活性剤としてはアルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドまたはポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。当該農薬活性成分としては、除草剤、特にアミノ酸系除草剤が適している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容易に散布でき、有害生物の防除効果に優れている農薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
農薬活性成分、特に除草剤は、一般に高い農薬活性を得るために適切な界面活性剤の存在を必要とする。界面活性剤は、高濃度配合物において提供され得るか、あるいは稀釈された噴霧溶液に最終使用者によって添加され得る。例えば、下記非特許文献1に報告されている広範囲な研究において、WyrillおよびBurnsideは、アミノ酸系除草剤の除草活性を高める能力が界面活性剤の中で広く変化していることを見出した。
【0003】
また、特許文献1にはアセチレン系ジオールを用いてアミノ酸系除草剤の耐雨性を向上させる方法が開示されている。
【0004】
しかし、防除が困難である草種(たとえばスギナ、シロツメクサ、ツユクサ、セイタカアワダチソウなどの難防除雑草)には、未だ有効な界面活性剤が見出されていない。そのためこれらの草種を防除するために実際には通常薬量の数倍のアミノ酸系除草剤が使われている。特にスギナは地下部の繁殖力が旺盛でなるべく速い効果が求められる。そして地上部が枯死しても根が非常に深くかつ広範囲に分布しているため根の節々から新たに地上部が再生し栄養繁殖を続けることが出来る。根には多数の塊茎が発達しその塊茎からも多数の栄養茎が発生する。このことから地上部から吸収されたアミノ酸系除草剤の根部への移行が非常に優れることが求められる。また、スギナは地上部の形状から、他の草種に比べて薬剤の付着量も少ないと考えられ、付着に関しても優れた製剤が求められる。
【非特許文献1】ウィード サイエンス(Weed Science)、1977年、第25巻、p.275−287
【特許文献1】特開平06−024918号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、有害生物の防除効果の進展と最終防除効果に優れる農薬組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、鋭意研究した結果,農薬活性成分、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およびHLB12以下のアセチレン系界面活性剤を含有する農薬組成物は、該農薬活性成分の有害生物防除効果が顕著に向上することを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明は、下記〔1〕〜〔11〕に関するものである。
【0008】
〔1〕 農薬活性成分、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およびHLBが12以下のアセチレン系界面活性剤を含む農薬組成物。
【0009】
〔2〕 カチオン性界面活性剤が四級アルキルアンモニウム塩である上記〔1〕記載の組成物。
【0010】
〔3〕 ノニオン性界面活性剤がアルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドまたはポリオキシアルキレンアルキルエーテルである上記〔1〕または〔2〕記載の組成物。
【0011】
〔4〕 農薬活性成分が除草剤である上記〔1〕ないし〔3〕記載の組成物。
【0012】
〔5〕 除草剤がアミノ酸系除草剤である上記〔4〕記載の組成物。
【0013】
〔6〕 アミノ酸系除草剤がグリホサート、ビアラホスおよびグルホシネート並びにそれらの塩から選ばれる1種以上である上記〔5〕記載の組成物。
【0014】
〔7〕 アミノ酸系除草剤がグリホサートおよびその塩から選ばれる1種以上である上記〔5〕記載の組成物。
【0015】
〔8〕 難防除雑草防除用である上記〔4〕ないし〔7〕記載の組成物。
【0016】
〔9〕 上記〔4〕ないし〔7〕記載の組成物を難防除雑草に施用することを特徴とする難防除雑草の防除方法。
【0017】
〔10〕 難防除雑草がスギナまたはツユクサである上記〔8〕記載の組成物。
【0018】
〔11〕 難防除雑草がスギナまたはツユクサである上記〔9〕記載の防除方法。
【発明の効果】
【0019】
本発明の農薬組成物は、従来の農薬組成物よりも有害生物防除効果の進展が速く、最終的な防除効果にも優れるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の農薬活性成分は、有害生物を防除する効果を有するものであればよく、例えば、除草剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤および殺バクテリア剤等が挙げられる。以下に本発明の農薬活性成分を具体的に例示するが、本発明の農薬組成物はこれらの1種または2種以上を含有することができる。
【0021】
除草剤:ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron ethyl/一般名)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron methyl/一般名)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron methyl/一般名)、イマゾスルフロン(imazosulfuron/一般名)、アジムスルフロン(azimsulfuron/一般名)、シノスルフロン(cinosulfuron/一般名)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron/一般名)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron/一般名)、エスプロカルブ(esprocarb/一般名)、ベンチオカーブ(benthiocarb/一般名)、モリネート(molinate/一般名)、ジメピペレート(dimepiperate/一般名)、ピリブチカルブ(pyributicarb/一般名)、メフェナセット(mefenacet/一般名)、ブタクロール(butachlor/一般名)、プレチラクロール(pretilachlor/一般名)、テニルクロール(thenylchlor/一般名)、ブロモブチド(bromobutide/一般名)エトベンザニド(etobenzanid/一般名)、ダイムロン(dymron/一般名)、クミルロン(cumyluron/一般名)、ベンタゾン(bentazone/一般名)、ベンタゾンの塩、2,4−D(一般名)、2,4−Dの塩、2,4−Dのエステル、MCP(一般名)、MCPの塩、MCPのエステル、MCPB(一般名)、MCPBの塩、MCPBのエステル、フェノチオール(MCPA-thioethyl/一般名)、クロメプロップ(clomeprop/一般名)、ナプロアニリド(naproanilide/一般名)、オキサジアゾン(oxadiazon/一般名)、ピラゾレート(pyrazolate/一般名)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen/一般名)、ベンゾフェナップ(benzofenap/一般名)、オキサジアルギル(oxadiargyl/一般名)、ジメタメトリン(dimethametryn/一般名)、シメトリン(simetryn/一般名)、ピペロホス(piperophos/一般名)、アニロホス(anilofos/一般名)、ブタミホス(butamifos/一般名)、ベンスリド(bensulide/一般名)、ジチオピル(dithiopyr/一般名)、ピリミノバックメチル(pyriminobac methyl/一般名)、CNP(一般名)、クロメトキシニル(chlormethoxynil/一般名)、シハロホップブチル(cyhalofop butyl/一般名)、ビフェノックス(bifenox/一般名)、カフェンストロール(cafenstrole/一般名)、ペントキサゾン(pentoxazone/一般名)、インダノファン(indanofan/一般名)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone/一般名)、フェントラザミド(fentrazamide/一般名)、ブテナクロール(butenachlor/一般名)、ACN(一般名)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon/試験名)、ベンフレセート(benfuresate/一般名)、シンメチリン(cimmethylin/一般名)、シマジン(simazine/一般名)、ジクロベンジル(dichlobenil/一般名)、ジウロン(diuron/一般名)、クロロIPC(chlorpropham/一般名)、アトラジン(atrazine/一般名)、アラクロール(alachlor/一般名)、イソウロン(isouron/一般名)、クロルフタリム(chlorphtalim/一般名)、シアナジン(cyanazin/一般名)、トリフルラリン(trifluralin/一般名)、ブタミホス(butamifos/一般名)、プロピザミド(propyzamide/一般名)、プロメトリン(prometryn/一般名)、ペンディメタリン(pendimethalin/一般名)、メトラクロール(metolachlor/一般名)、メトリブジン(metribuzin/一般名)、リニュロン(linuron/一般名)、レナシル(lenacil/一般名)、プロパニル(propanil/一般名)、MCPA(一般名)、アイオキシニル(ioxynil octanoate/一般名)、アシュラム(asulam/一般名)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl/一般名)、プロパキザホップ(propaquizafop/一般名)、キザロホップテフリル(quizalofop-tefuryl/一般名)、セトキシジム(sethoxydim/一般名)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl/一般名)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl/一般名)、フェンメディファム(phenmedipham/一般名)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl/一般名)、ベンタゾン(bentazone/一般名)、SAP(bensulide/一般名)、TCTP(chlorthal-dimethyl,tetorachlorothiophene/一般名)、アミプロホスメチル(amiprophosmethyl/一般名)、アメトリン(ametryn/一般名)、イソキサベン(isoxaben/一般名)、オルソベンカーブ(orbencarb/一般名)、カルブチレート(karbutilate/一般名)、ジチオピル(dithiopyr/一般名)、シデュロン(siduron/一般名)、チアザフルロン(thiazafluron/一般名)、ナプロパミド(napropamide/一般名)、プロジアミン(prodiamine/一般名)、ベスロジン(benefin/一般名)、メチルダイムロン(methyl dymron/一般名)、2,4−PA(一般名)、MCPPA(一般名)、フラザスルフロン(flazasulfuron/一般名)、メトスルフロンメチル(metsulfuron-methyl/一般名)、イマザキン(imazaquin/一般名)、イマザピル(imazapyr/一般名)、テトラピオン(flupropanate/一般名)、テブティウロン(tebuthiuron/一般名)、ブロマシル(bromacil/一般名)、ヘキサジノン(hexazinone/一般名)、グリホサート(glyphosate/一般名)、グリホサートの塩、ビアラホス(bialaphos/一般名)、グルホシネート(glufosinate/一般名)、グルホシネートの塩及びMCC(一般名)等。
【0022】
殺菌剤:アシベンゾラール(acibenzolar/一般名)、アムプロピルホス(ampropyfos/一般名)、アニラジン(anilazine/一般名)、アザコナゾール(azaconazole/一般名)、アゾキシストロビン(azoxystrobin/一般名)、ベナラキシル(benalaxyl/一般名)、ベノダニル(benodanil/一般名)、ベノミル(benomyl/一般名)、ベンザマクリル(benzamacril/一般名)、ビナパクリル(binapacryl/一般名)、ビフェニル(biphenyl/一般名)、ビテルタノール(bitertanol/一般名)、ベトキサジン(bethoxazine/一般名)、ボルドー液(bordeaux mixture/一般名)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S/一般名)、ブロモコナゾール(bromoconazole/一般名)、ブピリメート(bupirimate/一般名)、ブチオベート(buthiobate/一般名)、カルシウムポリスルフィド(calcium polysulfide/一般名)、キャプタフォール(captafol/一般名)、キャプタン(captan/一般名)、カッパーオキシクロリド(copper oxychloride/一般名)、カルプロパミド(carpropamid/一般名)、カルベンダジン(carbendazim/一般名)、カルボキシン(carboxin/一般名)、キノメチオネート(chinomethionat/一般名)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone/一般名)、クロルフェナゾール(chlorfenazol/一般名)、クロロネブ(chloroneb/一般名)、クロロタロニル(chlorothalonil/一般名)、クロゾリネート(chlozolinate/一般名)、クフラネブ(cufraneb/一般名)、シモキサニル(cymoxanil/一般名)、シプロコナゾール(cyproconazol/一般名)、シプロジニル(cyprodinil/一般名)、シプロフラム(cyprofuram/一般名)、デバカルブ(debacarb/一般名)、ジクロロフェン(dichlorophen/一般名)、ジクロブトラゾール(diclobutrazol/一般名)、ジクロフラニド(diclhlofluanid/一般名)、ジクロメジン(diclomedine/一般名)、ジクロラン(dicloran/一般名)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb/一般名)、ジクロシメット(diclocymet/一般名)、ジフェノコナゾール(difenoconazole/一般名)、ジフルメトリン(diflumetorim/一般名)、ジメチリモール(dimethirimol/一般名)、ジメトモルフ(dimethomorph/一般名)、ジニコナゾール(diniconazole/一般名)、ジニコナゾール−M(diniconazole-M/一般名)、ジノカップ(dinocap/一般名)、ジフェニルアミン(diphenylamine/一般名)、ジピリチオン(dipyrithione/一般名)、ジタリムホス(ditalimfos/一般名)、ジチアノン(dithianon/一般名)、ドデモルフ(dodemorph/一般名)、ドジン(dodine/一般名)、ドラゾクソロン(drazoxolon/一般名)、エデフェノホス(edifenphos/一般名)、エポキシコナゾール(epoxiconazole/一般名)、エタコナゾール(etaconazole/一般名)、エチリモル(ethirimol/一般名)、エトリジアノール(etridiazole/一般名)、ファモキサゾン(famoxadone/一般名)、フェナリモル(fenarimol/一般名)、フェブコナゾール(febuconazole/一般名)、フェンフラム(fenfuram/一般名)、フェンピクロニル(fenpiclonil/一般名)、フェンプロピジン(fenpropidin/一般名)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph/一般名)、フェンチン(fentin/一般名)、フェルバン(ferbam/一般名)、フェリムゾン(ferimzone/一般名)、フルアジナム(fluazinam/一般名)、フルジオキソニル(fludioxonil/一般名)、フルオロイミド(fluoroimide/一般名)、フルキンコナゾール(fluquinconazole/一般名)、フルシラゾール(flusilazole/一般名)、フルスルファミド(flusulfamide/一般名)、フルトラニル(flutolanil/一般名)、フルトリアフォール(flutriafol/一般名)、フォルペット(folpet/一般名)、フォセチル−アルミニウム(fosetyl-aluminium/一般名)、フベリダゾール(fuberidazole/一般名)、フララキシル(furalaxyl/一般名)、フェナミドン(fenamidone/一般名)、フェンヘキサミド(fenhexamid/一般名)、グアザチン(guazatine/一般名)、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene/一般名)、ヘキサコナゾール(hexaconazole/一般名)、ヒメキサゾール(hymexazol/一般名)、イマザリル(imazalil/一般名)、イミベンコナゾール(imibenconazole/一般名)、イミノクタジン(iminoctadine/一般名)、イプコナゾール(ipconazole/一般名)、イプロベンホス(iprobenfos/一般名)、イプロジオン(iprodione/一般名)、イソプロチオラン(isoprothiolane/一般名)、イプロバリカルブ(iprovalicarb/一般名)、カスガマイシン(kasugamycin/一般名)、クレソキシム−メチル(kresoxim-methyl/一般名)、マンカッパー(mancopper/一般名)、マンゼブ(mancozeb/一般名)、マンネブ(maneb/一般名)、メパニピリム(mepanipyrim/一般名)、メプロニル(mepronil/一般名)、メタラキシル(metalaxyl/一般名)、メトコナゾール(metconazole/一般名)、メチラム(metiram/一般名)、メトミノストロビン(metominostrobin/一般名)、ミクロブタニル(myclobutanil/一般名)、ナバム(nabam/一般名)、ニッケルビス(ジメチルジチオカーバメート)(nickel bis(dimethyldithiocarbamate)/一般名)、ニトロタール−イソプロピル(nitrothal-isopropyl/一般名)、ヌアリモル(nuarimol/一般名)、オクチリノン(octhilinone/一般名)、オフレース(ofurace/一般名)、オキサジキシル(oxadixyl/一般名)、オキシカルボキシン(oxycarboxin/一般名)、オキポコナゾールフマール酸塩(oxpoconazole fumarate/一般名)、ペフラゾエート(pefurzoate/一般名)、ペンコナゾール(penconazole/一般名)、ペンシクロン(pencycuron/一般名)、フタライド(phthalide/一般名)、ピペラリン(piperalin/一般名)、ポリオキシン(polyoxins/一般名)、プロベナゾール(probenazole/一般名)、プロクロラズ(prochloraz/一般名)、プロシミドン(procymidone/一般名)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb hydrochloride/一般名)、プロピコナゾール(propiconazole/一般名)、プロピネブ(propineb/一般名)、ピラゾホス(pyrazophos/一般名)、ピリフェノックス(pyrifenox/一般名)、ピリメタニル(pyrimethanil/一般名)、ピロキロン(pyroquilon/一般名)、キノキシフェン(quinoxyfen/一般名)、キントゼン(quintozene/一般名)、硫黄(sulfur)、スピロキサミン(spiroxamine/一般名)、テブコナゾール(tebuconazole/一般名)、テクナゼン(tecnazene/一般名)、テトラコナゾール(tetraconazole/一般名)、チアベンダゾール(thiabendazole/一般名)、チフルザミド(thifluzamide/一般名)、チオファネート−メチル(thiophanate-methyl/一般名)、チラム(thiram/一般名)、トルクロホス−メチル(tolclofos-methyl/一般名)、トリルフラニド(tolylfluanid/一般名)、トリアジメホン(triadimefon/一般名)、トリアジメノール(toriadimenol/一般名)、トリアゾキシド(triazoxide/一般名)、トリシクラゾール(tricyclazole/一般名)、トリデモルフ(tridemorph/一般名)、トリフルミゾール(triflumizole/一般名)、トリホリン(triforine/一般名)、トリチコナゾール(triticonazole/一般名)、バリダマイシン(validamycin/一般名)、ビンクロゾリン(vinclozolin/一般名)、ジネブ(zineb/一般名)、ジラム(ziram/一般名)及びオキシン銅(oxine-copper/一般名)等。
【0023】
殺バクテリア剤:ストレプトマイシン(streptomycin/一般名)、オキシテトラサイクリン(oxyterracycline/一般名)及びオキソリニックアシド(oxolinic acid/一般名)等。
【0024】
殺線虫剤:アルドキシカルブ(aldoxycarb/一般名)、フォスチアゼート(fosthiazate/一般名)、フォスチエタン(fosthietan/一般名)、オキサミル(oxamyl/一般名)及びフェナミホス(fenamiphos/一般名)等。
【0025】
殺ダニ剤:アミトラズ(amitraz/一般名)、ブロモプロピレート(bromopropylate/一般名)、チノメチオネート(chinomethionat/一般名)、クロロベンジラート(chlorobezilate/一般名)、クロフェンテジン(clofentezine/一般名)、サイヘキサチン(cyhexatine/一般名)、ジコフォール(dicofol/一般名)、ジエノクロール(dienochlor/一般名)、エトキサゾール(etoxazole/一般名)、フェナザキン(fenazaquin/一般名)、フェンブタチンオキシド(fenbutatin oxide/一般名)、フェンプロパトリン(fenpropathrin/一般名)、フェンプロキシメート(fenproximate/一般名)、ハルフェンプロックス(halfenprox/一般名)、ヘキシチアゾックス(hexythiazox/一般名)、ミルベメクチン(milbemectin/一般名)、プロパルギット(propargite/一般名)、ピリダベン(pyridaben/一般名)、ピリミジフェン(pyrimidifen/一般名)及びテブフェンピラド(tebufenpyrad/一般名)等。
【0026】
殺虫剤:アバメクチン(abamectin/一般名)、アセフェート(acephate/一般名)、アセタミピリド(acetamipirid/一般名)、アジンホス−メチル(azinphos-methyl/一般名)、ベンジオカルブ(bendiocarb/一般名)、ベンフラカルブ(benfuracarb/一般名)、ベンスルタップ(bensultap/一般名)、ビフェントリン(bifenthrin/一般名)、ブプロフェジン(buprofezin/一般名)、ブトカルボキシン(butocarboxim/一般名)、カルバリル(carbaryl/一般名)、カルボフラン(carbofuran/一般名)、カルボスルファン(carbosulfan/一般名)、カルタップ(cartap/一般名)、クロルフェナピル(chlorfenapyr/一般名)、クロルピリホス(chlorpyrifos/一般名)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos/一般名)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron/一般名)、クロチアニジン(clothianidin/一般名)、クロマフェノジド(chromafenozide/一般名)、クロピリホス−メチル(chlorpyrifos-methyl/一般名)、シフルトリン(cyfluthrin/一般名)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin/一般名)、シペルメトリン(cypermethrin/一般名)、シロマジン(cyromazine/一般名)、シハロトリン(cyhalothrin/一般名)、ラムダ−シハロトリン(lambda-cyhalothrin/一般名)、デルタメトリン(deltamethrin/一般名)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron/一般名)、ダイアジノン(diazinon/一般名)、ジアクロデン(diacloden/一般名)、ジフルベンズロン(diflubenzuron/一般名)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos/一般名)、ジオフェノラン(diofenolan/一般名)、ジスルフォトン(disulfoton/一般名)、ジメトエート(dimethoate/一般名)、EPN、エスフェンバレレート(esfenvalerate/一般名)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb/一般名)、エチプロール(ethiprole/一般名)、エトフェンプロックス(etofenprox/一般名)、エトリムホス(etrimfos/一般名)、フェニトロチオン(fenitrothion/一般名)、フェノブカルブ(fenobucarb/一般名)、フェノキシカーブ(fenoxycarb/一般名)、フェンプロパトリン(fenpropathrin/一般名)、フェンバレレート(fenvalerate/一般名)、フィプロニル(fipronil/一般名)、フルシトリネート(flucythrinate/一般名)、フルフェノクスウロン(flufenoxuron/一般名)、フルフェンプロックス(flufenprox/一般名)、タウ−フルバリネート(tau-fluvalinate/一般名)、ホノホス(fonophos/一般名)、フォルメタネート(formetanate/一般名)、フォルモチオン(formothion/一般名)、フラチオカルブ(furathiocarb/一般名)、ハロフェノジド(halofenozide/一般名)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron/一般名)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon/一般名)、イミダクロプリド(imidacloprid/一般名)、イソフェンホス(isofenphos/一般名)、インドキサカルブ(indoxacarb/一般名)、イソプロカルブ(isoprocarb/一般名)、イソキサチオン(isoxathion/一般名)、ルフェヌウロン(lufenuron/一般名)、マラチオン(malathion/一般名)、メタルデヒド(metaldehyde/一般名)、メタミドホス(methamidophos/一般名)、メチダチオン(methidathion/一般名)、メタクリホス(methacrifos/一般名)、メタルカルブ(metalcarb/一般名)、メソミル(methomyl/一般名)、メソプレン(methoprene/一般名)、メトキシクロール(methoxychlor/一般名)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide/一般名)、モノクロトホス(monocrotophos/一般名)、ムスカルーレ(muscalure/一般名)、ニテンピラム(nitenpyram/一般名)、オメトエート(omethoate/一般名)、オキシデメトン−メチル(oxydemeton-methyl/一般名)、オキサミル(oxamyl/一般名)、パラチオン(parathion/一般名)、パラチオン−メチル(parathion-methyl/一般名)、ペルメトリン(permethrin/一般名)、フェントエート(phenthoate/一般名)、フォキシム(phoxim/一般名)、ホレート(phorate/一般名)、ホサロン(phosalone/一般名)、ホスメット(phosmet/一般名)、ホスファミドン(phosphamidon/一般名)、ピリミカルブ(pirimicarb/一般名)、ピリミホス−メチル(pirimiphos-methyl/一般名)、プロフェノホス(profenofos/一般名)、ピメトロジン(pymetrozine/一般名)、ピラクロホス(pyraclofos/一般名)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen/一般名)、ロテノン(rotenone/一般名)、スルプロホス(sulprofos/一般名)、シラフルオフェン(silafluofen/一般名)、スピノサド(spinosad/一般名)、スルホテップ(sulfotep/一般名)、テブフェノジド(tebfenozide/一般名)、テフルベンズロン(teflubenzuron/一般名)、テフルトリン(tefluthorin/一般名)、テルブホス(terbufos/一般名)、テトラクロロビンホス(tetrachlorvinphos/一般名)、チオジカルブ(thiodicarb/一般名)、チアメトキサム(thiamethoxam/一般名)、チオファノックス(thiofanox/一般名)、チオメトン(thiometon/一般名)、トルフェンピラド(tolfenpyrad/一般名)、トラロメスリン(tralomethrin/一般名)、トリクロルホン(trichlorfon/一般名)、トリアズロン(triazuron/一般名)、トリフルムロン(triflumuron/一般名)及びバミドチオン(vamidothion/一般名)等。
【0027】
上記農薬活性成分の中でも、除草剤、特にアミノ酸系除草剤を用いた場合に、本発明は特に優れた有害生物防除効果を奏する。アミノ酸系除草剤とは、非選択性の除草剤であり、例えばグリホサート、ビアラホスおよびグルホシネート並びにそれらの塩が挙げられる。好ましいアミノ酸系除草剤は、グリホサートおよびその塩である。グリホサート、ビアラホスおよびグルホシネートは、一般には、それらの塩の形で用いられる。当該塩は、有機または無機の塩であって農薬として使用できるものであれば特に限定はないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシウム塩のようなアルカリ土類金属塩、アンモニウム、イソプロピルアミン塩、トリメチルスルホニウム塩等があげられる。好ましい塩としては、イソプロピルアミン塩、アンモニウム塩、カリウム塩である。
【0028】
本発明の農薬組成物は、アミノ酸系除草剤とアミノ酸系除草剤以外の農薬活性成分の両方を含有することもでき、この場合には一層優れた効果を示すことがある。
【0029】
本明細書中で使用されている用語「カチオン性界面活性剤」は、正に帯電した基またはプロトン化により正の電荷を獲得し得る基を有する任意の界面活性剤を意味し、両性界面活性剤および双性イオン性界面活性剤を包含する。
【0030】
適切なカチオン性界面活性剤の種類には、一級、二級および三級のアルキルアミン、一級、二級および三級のアルキルアミニウム塩(ただし、アミン基は配合物中で実質的にプロトン化される)、四級アルキルアンモニウム塩などのオニウム塩、ならびにそれらの混合物が含まれる。広範囲の一級、二級、三級および双性イオン性のアルキルアミンおよび四級のアルキルアンモニウム塩の界面活性剤を、本発明の実施において利用することができる。本発明のカチオン性界面活性剤と組み合わせるのに適切なアニオンには、塩化物アニオン、水酸化物アニオン、グリホサートアニオン、硫酸塩アニオンおよびリン酸塩アニオンが含まれる。
【0031】
本発明における使用に好ましい一級、二級および三級のアルキルアミン界面活性剤は、三級のポリオキシアルキレンアルキルアミンおよび三級のポリオキシアルキレンアルキルエーテルアミンである。
【0032】
本発明における使用に好ましい双性イオン性または両性のアルキルアンモニウム界面活性剤は、アルキル、ジアルキルまたはアルキル低級アルキルを有するグリシン、β−アラニンおよびアスパラギン酸などのアミノ酸誘導体である。
【0033】
好ましいアルキルアンモニウム塩は、四級アルキルアンモニウム塩である。本発明において有用な四級アルキルアンモニウム塩には、四級化(例えば、N−メチル)アルキルアミン、四級化ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ピリジン類の四級塩、カルボキシル化イミダゾリン類の四級塩(開鎖および閉鎖)、およびトリアルキルベタインが含まれる。トリアルキルアミンオキシドは、水に加えたときに四級アンモニウム水酸化物塩を形成し、本発明の実施においてもまた有用な種類の化合物である。
【0034】
本発明における使用に好ましい四級アルキルアンモニウム塩は、アルキル低級アルキルジ(ヒドロキシ低級アルキル)アンモニウム塩化物、ジアルキルジ(低級アルキル)アンモニウム塩化物、アルキルトリ(低級アルキル)アンモニウム塩化物、カルボキシメチル化イミダゾリン類およびアルキルジ(低級アルキル)ベタインである。特に好ましいものは、ジアルキルジメチルアンモニウム塩化物およびアルキルトリメチルアンモニウムクロリドである。
【0035】
本発明における使用に適切な四級アンモニウム塩を下記に例示するが、これらに限定されない。
1.四級化長鎖アミン:
a)アルキルトリ(低級アルキル)アンモニウム塩化物
i)トリメチルココアンモニウム塩化物(ココ:C12〜15アルキル)
ii)トリメチルオクタデシルアンモニウム塩化物
b)ジアルキルジ(低級アルキル)アンモニウム塩化物
i)ジメチルジオクタデシルアンモニウム塩化物
2.四級化ポリオキシアルキレン長鎖アミン:
a)ジアルキルジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩化物
i)メチルビス(2−ヒドロキシエチル)ココアンモニウム塩化物
ii)メチルビス(2−ヒドロキシエチル)ラウリルアンモニウム塩化物
iii)メチルビス(2−ヒドロキシエチル)オレイルアンモニウム塩化物
b)アルキルジ(ポリオキシエチレン)低級アルキルアンモニウム塩化物
i)メチルビス(ω−ヒドロキシポリオキシエチレン)ココアンモニウム塩化物(ただし、ポリオキシエチレンは3モル〜20モルのエチレンオキシドから誘導される)
ii)メチルビス(ω−ヒドロキシポリオキシエチレン)オレイルアンモニウム塩化物(ただし、ポリオキシエチレンは3モル〜20モルのエチレンオキシドから誘導される)
c)ヒドロキシアルキルポリオキシエチレンジ(低級アルキル)アンモニウム塩化物
i)ヒドロキシエチルジメチルポリオキシエチレン(2モル)アンモニウム塩化物
d)アルキルトリ(ポリオキシエチレン)アンモニウムホスフェート
i)ラウリルトリポリオキシエチレンアンモニウムホスフェート
3.四級化ピリジン類:
i)N−オクチルピリジン塩化物
ii)N−ドデシルピリジン塩化物
4.四級化されたカルボキシル化イミダゾリン類(閉鎖および開鎖):
i)N−カルボキシメチル−N−アミノエチルウンデシルイミダゾリン
ii)N−カルボキシ−N−ヒドロキシエチルウンデシルイミダゾリン
iii)N−カルボキシメチル−N−アミノエチル−(N’,N’−ジカルボキシメチル)ウンデシルイミダゾリン
iv)N−カルボキシメチル−N−(カルボキシメトキシ)エチルウンデシルイミダゾリン
v)N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルヘプタデシルイミダゾリン
vi)N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルウンデシルイミダゾリン
5.トリアルキルベタイン:
a)アルキルジ(低級アルキル)ベタイン
i)ラウリルジメチルベタイン
ii)ステアリルジメチルベタイン
iii)ココジメチルベタイン
iv)デシルジメチルベタイン
6.アミンオキシド:
a)アルキルジ(低級アルキル)アミンオキシド
i)ラウリルジメチルアミンオキシド
ii)ステアリルジメチルアミンオキシド
b)ジ(ヒドロキシエチル)アルキルアミンオキシド
i)ジ(ヒドロキシエチル)オクチルアミンオキシド
ii)ジ(ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシド
iii)ジ(ヒドロキシエチル)タロウアミンオキシド
c)ジ(ポリヒドロキシエチレン)アルキルアミンオキシド
i)ビス(ω−ヒドロキシポリオキシエチレン)タロウアミンオキシド
d)低級アルキルポリオキシエチレンアルキルアミンオキシド
i)メチルポリオキシエチレン(2モル)ココアミンオキシド。
【0036】
本発明のノニオン性界面活性剤は、アセチレン系界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤であり、以下のものが例示としてあげられる。
【0037】
ポリエチレングリコール型界面活性剤:例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル(C8〜18)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルのホルマリン縮合物、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキル(C8〜18)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(C8〜12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C8〜18)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C8〜18)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸(C8〜18)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(C8〜18)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(C8〜18)アミドエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
【0038】
多価アルコール型界面活性剤:例えば、グリセロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸(C8〜18)エステル、ソルビタン脂肪酸(C8〜18)エステル、ショ糖脂肪酸エステル、多価アルコールアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシド等が挙げられる。
【0039】
好ましいノニオン性界面活性剤は、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドおよびポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。より好ましくはアルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドおよびポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。
【0040】
本発明に使用するアルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドは式(I):
O(RO)(Z) (I)
〔式中、Rは6〜30炭素原子を持つ1価有機基、Rは2〜4炭素原子を持つ2価アルキレン基、Zは5〜6炭素原子を持つサッカリド残基、bは0〜12である数値、aは1〜6である数値〕で表される。本発明に従う組成物に使用できる好ましいアルキルポリグリコシドは、Zがグルコース残基でありbが0である式(I)を有している。本発明に従って、脂肪族アルコール由来型のアルキルグリコシドを使用することが好ましい。好ましいアルキルグリコシド は、C、C10、C12、C14、C16またはC18の鎖長を持つ脂肪族アルコール、およびそれらの混合物からなるアルキルグリコシドであり、このC16またはC18群は1〜3のエチレン性不飽相二重結合を含むことがある。
【0041】
アルキルグリコシドのサッカリド部分に関する限りにおいては、グリコシド結合により互いに付着する平均1〜10糖残基を含む糖鎖を持つアルキルグリコシドが適切である。異なった種類の還元糖の糖残基を使用できるが、グルコース及びマルトースが好ましい。糖残基の数は、これらの生成物に典型的な分布に基づく統計的平均値である。特に適切なものはアルキル基当たり平均1.4〜5糖分子を含み、より詳しくは、1.4〜5グルコース分子を含む。特に好ましくは、少なくとも1アルキルポリグリコシドの平均グリコシド残基重合度が約1.4〜約1.8である。これらの界面活性剤のうち、C〜C14の鎖長であるC鎖を持つアルキルグリコシドが特に好ましい。
【0042】
本発明の組成物に含有されるカチオン性界面活性剤およびノニオン性界面活性剤の総量は特に限定されないが、農薬活性成分1重量部に対して通常0.01〜1重量部であり、好ましくは0.05〜0.4重量部である。
【0043】
カチオン性界面活性剤とアセチレン系界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤の比率は1:0.1〜1:10であり、このましくは、1:0.2〜1:5である。
【0044】
本発明のアセチレン系界面活性剤は、アセチレンアルコール、アセチレンジオールおよびこれらにアルキレンオキサイドを付加した界面活性剤等があげられる。
【0045】
アセチレンアルコールの例としては、HOCR12−C≡CH〔R1、R2はそれぞれ炭素数が1ないし8個のアルキル基を示す。〕で表される化合物等があげられる。好ましくはR1がメチル基、R2がイソブチル基のもの、またはR1およびR2がメチル基のもの、R1がメチル基、R2がエチル基のものである。
【0046】
アセチレンジオールの例としては、HOCR12−C≡C−CR12OH〔R1およびR2は同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数が1ないし8個のアルキル基を示す。〕で表される化合物等があげられる。好ましくは、R1 がメチル基、R2 がエチル基のもの、R1がメチル基、R2がイソブチル基のもの、R1およびR2がメチル基のもの、R1がメチル基、R2がイソペンチル基のものである。
【0047】
また、これらにアルキレンオキサイドを付加した界面活性剤は、例えば、上記アセチレンアルコール、アセチレンジオールにエチレンオキサイドまたは/およびプロピレンオキサイド等を付加した化合物等が挙げられる。
【0048】
アセチレン系界面活性剤のHLBの上限は12以下であるが、好ましくは10以下、更に好ましくは8以下である。アセチレン系界面活性剤のHLBの下限は限定されないが、好ましくは2以上、より好ましくは4以上である。
【0049】
本発明のアセチレン系界面活性剤は、農薬活性成分の防除効果を高める範囲で添加することができ、アセチレン系界面活性剤の添加量は、通常、農薬活性成分500重量部に対して0.001重量部以上であり、より好ましくは0.01〜100重量部であり、さらに好ましくは0.05〜50重量部である。
【0050】
本発明の組成物は、任意に、適合し得る1つまたは複数の追加の界面活性剤を含有することができる
例えば以下の例示で示されるアニオン性界面活性剤やその他の界面活性剤があげられる。
【0051】
アニオン性界面活性剤としては、以下のものが例示としてあげられる。
【0052】
カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリ無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸または無水マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸または無水マレイン酸の共重合物、N−メチル−脂肪酸(C12〜18)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(C12〜18)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩が挙げられる。
【0053】
硫酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(C12〜18)硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの硫酸エステル、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸および硫酸化オレフィン等の硫酸エステル、並びにそれら硫酸エステルの塩が挙げられる。
【0054】
スルホン酸型界面活性剤:例えば、パラフィン(C12〜22)スルホン酸、アルキル(C8〜12)ベンゼンスルホン酸、アルキル(C8〜12)ベンゼンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸のホルマリン縮合物、α−オレフィン(C14〜16)スルホン酸、ジアルキル(C8〜12)スルホコハク酸、リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エーテルスルホコハク酸ハーフエステル、ナフタレンスルホン酸、(モノまたはジ)アルキル(C1〜6)ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、(モノまたはジ)アルキル(C1〜6)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物、アルキル(C8〜12)ジフェニルエーテルジスルホン酸、イゲポンT(商品名)、ポリスチレンスルホン酸およびスチレンスルホン酸とメタアクリル酸の共重合物等のスルホン酸、並びにそれらスルホン酸の塩が挙げられる。
【0055】
燐酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(C8〜12)燐酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの燐酸エステル、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールイミンおよび縮合燐酸(例えばトリポリリン酸等)等の燐酸エステル、並びにそれら燐酸エステルの塩が挙げられる。
【0056】
上記のアニオン性界面活性剤における塩としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウムおよびマグネシウム等)、アンモニウムおよび各種アミン(例えばアルキルアミン、シクロアルキルアミンおよびアルカノールアミン等)等が挙げられる。
【0057】
その他の界面活性剤としては、例えば、HLB12超のアセチレン系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤およびフッ素系界面活性剤等が挙げられる。
本発明の農薬組成物を用いて、様々な植物を防除するために用いることができる。本発明の農薬組成物は、除草有効量にて植物に適用でき、制限なくして1以上の以下の属:Abutilon、Amaranthus、Artemisia、Asclepias、Avena、Axonopus、Borreria、Brachiaria、Brassica、Bromus、Chenopodium、Cirsium、Commelina、Convolvulus、Cynodon、Cyperus、Digitaria、Echinochloa、Eleusine、Elymus、Equisetum、Erodium、Helianthus、Imperata、Ipomoea、Kochia、Lolium、Malva、Oryza、Ottochloa、Panicum、Paspalum、Phalaris、Phragmites、Polygonum、Portulaca、Pteridium、Pueraria、Rubus、Salsola、Setaria,Sida、Sinapis、Sorghum、Triticum、Typha、Ulex、XanthiumおよびZeaの1種以上の植物種を有効に制御できる。
【0058】
本発明の農薬組成物が用いられる特に重要な一年生双子葉類は、限定なくして下記に例示される:イチビ(Abutilon theophrasti)、ヒユ(Amaranthus種)、アメリカスズカケノキ(Borreria種)、ナタネ等(Brassica種)、オランダフウロ(Erodium種)、ヒマワリ(Helianthus種)、アサガオ(Ipomoea種)、ホウキギ(kochia)、ゼニアオイ(Malva種)、タデ等(Polygonum種)、スベリヒユ(Portulaca種)、ロシアンアザミ(russian thistle)(Salsola種)、キンゴジカ(Sida種)、ノハラガラシ(Sinapis種)、オナモミ(Xanthium種)、アメリカセンダングサ(Bidens種)およびシロザ(Chenopodium種)。
【0059】
本発明の農薬組成物が用いられる特に重要な一年生単子葉類は限定なくして下記に例示される:カラスムギ(Avena fatua)、カーペットグラス(carpetgrass)(Axonopus種)、ウマノチャヒキ(downy brome)(Bromus tectorum)、メヒシバ(Digitaria種)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli)、オヒシバ(Eleusine indica)、ライグラス(Lolium種)、イネ(Oryza sativa)、オットコーラ(ottochloa)(Ottochloa nodosa)、アメリカスズメノヒエ(bahiagrass)(Paspalum種)、エノコログサ(foxtail)(Setaria種)、ブラキアリア(brachiaria)(Brachiaria種)、スズメノカタビラ(Poa 種)、ツユクサ(Commelina種)小麦(Triticum aestivum)およびトウモロコシ(Zea mays)。
【0060】
本発明の農薬組成物が用いられる特に重要な多年生双子葉類は、限定なくして下記に例示される:ヨモギ (Artemisia種)、ミルクウィード(milkweed)(Asclepias種)、エゾキツネアザミ(Cirsium arvense)、セイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)、クズ(Pueraria種)、セイタカアワダチソウ(Solidago種)、シロツメクサ(Trifolium種)、およびヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca種)。
【0061】
本発明の農薬組成物が用いられる特に重要な多年生単子葉類は、限定なくして下記に例示される:ギョウギシバ(Cynodon dactylon)、キハマスゲ(yellow nutsedge)(Cyperus esculentus)、ハマスゲ(purple nutsedge)(C. rotundus)、シバムギ(quackgrass)(Elymus repens)、チガヤ(lalang)(Imperata cylindrica)、ペレニアルライグラス(Lolium perenne)、ギニアグラス(Panicum maximum)、ダリスグラス(Paspalum dilatatum)、アシ(reed)(Phragmites種)、ジョンソングラス(Sorghum halepense)、リードカナリーグラス(Phalalis種)およびガマ(Typha種)。
【0062】
本発明の農薬組成物が用いられる他の特に重要な多年生種は、限定なくして下記に例示される:スギナ(horsetail)(Equisetum種)、ワラビ(Pteridium aquilinum)、ブラックベリー(blackberry)(Rubus種)およびビャクシン(gorse)(Ulex europaeus)。
【0063】
本発明の農薬組成物は、特に、スギナ、シロツメクサ、ツユクサ、セイタカアワダチソウなどのグリホサートの難防除雑草の制御に優れた効果を発揮する。
【0064】
本発明の農薬組成物は、適当な液体担体又は固体担体と混合し、更に所望によりさらに、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、結合剤、固結防止剤、崩壊剤、消泡剤、防腐剤、着色剤、キレート剤、安定剤および分解防止剤等を添加して、乳剤(emulsifiable concentrate)、液剤(soluble concentrate)、水和剤(wettable powder)、顆粒水和剤(water dispersible granule)、水性懸濁剤(aqueous suspension concentrate)、サスポエマルジョン(suspoemulsion)、粉剤(dustable powder)、粒剤(granule)およびゲル剤(gel)等の製剤として製造される。また、省力化および安全性向上の観点から、上記製剤を、水溶性カプセルおよび水溶性フィルムの袋等の水溶性包装体に封入したものも、本発明の農薬組成物に含まれる。
【0065】
本発明で用いることができる固体担体としては、例えば石英、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベントナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライトおよび珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウムおよび塩化カリウム等の無機塩類、合成シリカならびに合成シリケートが挙げられる。
【0066】
本発明で用いることができる液体担体としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコールおよびイソプロパノール等のアルコール類、キシレン、アルキルベンゼンおよびアルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ブチルセロソルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリドンおよびN−オクチルピロリドン等の酸アミド類、大豆油、ナタネ油、綿実油およびヒマシ油等の植物油ならびに水が挙げられるが、好ましくは、水、又はエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールおよびイソプロパノール等のアルコール類、ブチルセロソルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリドンおよびN−オクチルピロリドン等の酸アミド類等の極性溶剤、もしくは、これらの混合物である。より好ましくは、水、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどである。
【0067】
これら固体および液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
【0068】
本発明で用いることができる増粘剤としては、特に制限はなく、有機、無機の天然物、合成品および半合成品を用いることができ、例えば、ザンサンガム(キサンタンガム)、ウェランガムおよびラムザンガム等のヘテロ多糖類、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウムおよびポリアクリルアミド等の合成水溶性高分子化合物、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイト、ペンデライト、ノントロナイト、サウコライト、ステペンサイド、ラポナイトおよび合成スメクタイト等のスメクタイト系粘土鉱物を挙げることができる。これらの増粘剤は一種または二種以上混合してもよく,混合する場合の比も自由に選択できる。これらの増粘剤はそのまま添加してもよく,またあらかじめ水に分散させたものを添加しても良い。また,本発明の組成物に添加する際の添加量も自由に選択することができる。
【0069】
本発明で用いることができる消泡剤としては、シリコーン系エマルジョン型消泡剤が挙げられる。
【0070】
本発明で用いることのできるキレート剤としては、キレート効果を有するものなら特に限定されないが、例えばEDTA、NTA、HEDTA、DTPA、TTHA、PDTA、DPTA-OH、HIDA、DHEG、GEDTA、HEDP、NTMP、PBTC、シュウ酸、コハク酸、グリシン、リンゴ酸、クエン酸、グリコール酸、グルコン酸、ヘプトン酸、酒石酸、及びこれらの塩類(ナトリウム塩、カリウム塩など)である。
【0071】
本発明の組成物に含有されるキレート剤の総量は、特に限定されないが、農薬活性成分1重量部に対して通常0.005〜0.5重量部であり、好ましくは0.05〜0.2重量部である。
【0072】
本発明で用いることができる安定剤としては、酸化防止剤が好適であり、例えば、エチレンジアミン四酢酸カルシウムニナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、クエン酸イソプロピル、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、アスコルビン酸、アスコルビン酸ステアリン酸エステル、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸パルミチン酸エステル、dl-α-トコフェロール、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、次亜硫酸カリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸カリウムおよびピロ亜硫酸ナトリウム等が挙げられる。
【0073】
本発明の農薬組成物は、好ましくは液剤であり、農薬活性成分、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およびHLB12以下のアセチレン系界面活性剤並びにその他の補助剤等を水などと混合し均一に溶解させ製造することができる。
【0074】
使用に際しては上記農薬組成物を水で1〜10000倍に希釈して、または希釈せずに散布する。
【実施例】
【0075】
〔試験例1〕茎葉処理による除草効果試験
プラスチック製の5寸鉢に殺菌した洪積土壌を入れ、スギナの塊茎を埋め込み、またはツユクサの種子を播種し、約1.5cm覆土した後、25℃の温室内において植物を育成した。スギナは30日間、ツユクサは15日間育成したのち、第1表に示した組成物を第2表に示した倍率に水で希釈した。散布液を50L/10aの割合で茎葉部へ小型スプレーで均一に処理した。
【0076】
第2表に示した薬剤処理後日数が経過した時点で、各種植物に対する除草効果を0=影響なし〜100=完全枯殺の判定基準に従い調査した。結果を第2表に示す。
【0077】
【表1】

【0078】
【表2】

【0079】
【表3】

【0080】
本発明の農薬組成物は、有害生物の防除に有効であり、防除効果の進展と最終防除効果に優れる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
農薬活性成分、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤およびHLBが12以下のアセチレン系界面活性剤を含む農薬組成物。
【請求項2】
ノニオン性界面活性剤がアルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドまたはポリオキシアルキレンアルキルエーテルである請求項1記載の組成物。
【請求項3】
農薬活性成分が除草剤である請求項1または2記載の組成物。
【請求項4】
除草剤がアミノ酸系除草剤である請求項3記載の組成物。
【請求項5】
アミノ酸系除草剤がグリホサート、ビアラホスおよびグルホシネート並びにそれらの塩から選ばれる1種以上である請求項4記載の組成物。
【請求項6】
アミノ酸系除草剤がグリホサートおよびその塩から選ばれる1種以上である請求項4記載の組成物。

【公開番号】特開2007−262051(P2007−262051A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−337161(P2006−337161)
【出願日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【出願人】(000003986)日産化学工業株式会社 (510)
【Fターム(参考)】