説明

包装用容器

【課題】例えば各種の食品等を収容して陳列販売する場合などに用いる包装用容器、特に蓋付き容器の蓋体を容器本体に対して簡単・確実に施蓋および開蓋できるようにする。
【解決手段】容器本体1の外周縁部10にフランジ部11またはフランジ部11とスカート部12とを設けると共に、蓋体2の外周縁部20にフランジ部21とスカート部22とを設け、上記蓋体2のスカート部内面に、容器本体1のフランジ部11またはスカート部12に当接係合して蓋体2を閉蓋状態に保持する係止突起22aを設けた包装用容器において、上記係止突起近傍の蓋体フランジ部上面に、断面逆V字形の凸部30を、その逆V字形をなす一方の面32が蓋体スカート部22と一体に連続するようにして設けると共に、上記係止突起近傍の蓋体スカート部22の下端に、略水平方向に突出する指掛け用の突出片23を上記蓋体2と一体に設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば各種の食品等を収容して陳列販売する場合などに用いる包装用容器、特にそれぞれ合成樹脂シートから熱成形して製造される容器本体とそれを覆う蓋体とからなる蓋付きの包装用容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上記のような包装用容器においては、容器本体に蓋体を被せたとき不用意に蓋体が開かないように何らかの係止手段等を設けるのが一般的である。図7はその一例を示すもので、同図(a)のように容器本体1の外周縁部10にフランジ部11を設け、或いはそのフランジ部11の外側に更に同図(b)のように下向きのスカート部12を設けると共に、蓋体2の外周縁部20には上記と略同様のフランジ部21とスカート部22とを設け、そのスカート部22の内面の所要箇所に、上記容器本体1のフランジ部11またはスカート部12に当接係合して上記蓋体2を閉蓋状態に保持する係止突起22a等を設けた構成である。
【0003】
ところが、上記容器本体1に対する係止突起等の係合状態を解除して蓋体を開く際に、容器本体が浅いトレー状もしくは皿状であると、掴みどころが無く、容器本体を押さえて上記の係合状態を解除するのが極めて困難な場合が多い。そこで、本出願人は先に下記特許文献1において、容器本体の最外周部に、先端がU字状に突出する舌片を一体に形成して、上記容器本体に蓋体を被せたとき、上記舌片の先端側が蓋体の最外周部の外側に出るようにし、開蓋時に上記舌片を引っ張ることによって蓋体の一部を弾性変形させて開封させることを提案した。
【0004】
しかしながら、上記のような舌片を容器本体に設ける場合であって、所定大きさの合成樹脂シートから複数個の容器本体を成形して打ち抜く場合(いわゆる多数個取りを行う場合)には、金型キャビティの配置の都合で上記のような舌片を所望の位置に設けることができない場合が多い。そのため、成形物を打ち抜く際に容器本体として使用しないスケルトン部分(スクラップとなる部分)に舌片を形成せざるを得ないが、蓋体や容器本体のデザイン上のバランスを損ねたり、仮にバランスのよい位置に舌片を設けることができた場合でも、その舌片があたかも容器本体から異物が突出したような印象を与え外観体裁上必ずしも充分ではない等の不具合があった。
【0005】
また本出願人は先に下記特許文献2において蓋体の外れ防止用の係止突起等の近傍の蓋体フランジ部の上面に隆起凸部を形成すると共に、上記係止突起の近傍の蓋体スカート部の下端に指掛け耳部を設け、開蓋時は上記隆起凸部に親指を当て、指掛け耳部を人差し指または中指で上方に引き上げて、その指掛け耳部の近傍に設けた上記係止突起を容器本体の外周縁部から離脱させて蓋体を解放することを提案した。しかし、上記の開蓋時に上記係止突起は容器本体との係合方向、すなわち係止突起の高さ方向に移動するというよりも上記係合方向と略直角方向(上下方向)に移動して容器本体との係合を解除するものであるから、上記係止突起と容器本体の外周縁部との係合深さが深いと離脱が困難となり、係合深さが浅いと蓋が不用意に開いてしまう等の問題があった。
【0006】
【特許文献1】特許第3009112号公報
【特許文献2】実開昭62−177612号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、蓋体を容器本体に対して簡単・確実に施蓋および開蓋することのできる包装用容器を提供することにある。また蓋体のデザイン上、ほとんど違和感を感じさせない位置に蓋体のデザイン上装飾的アクセントとなり得る形状で、更に消費者が容器本体から蓋体を開封しようとするときに開封の説明を受けなくとも自然に行う動作(例えば栓抜きでピンの栓を抜く時と類似するイメージの動作)で容器本体から蓋体を取り外すことの出来る蓋体の開封構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために本発明による包装用容器は以下の構成としたものである。即ち、容器本体の外周縁部にフランジ部またはフランジ部とスカート部とを設けると共に、蓋体の外周縁部にフランジ部とスカート部とを設け、上記蓋体のスカート部内面に、容器本体のフランジ部またはスカート部に当接係合して上記蓋体を閉蓋状態に保持する係止突起を設けた包装用容器において、上記係止突起近傍の蓋体フランジ部上面に、断面逆V字形の凸部を、その逆V字形をなす一方の面が蓋体スカート部と一体に連続するようにして設けると共に、上記係止突起近傍の蓋体スカート部の下端に、略水平方向に突出する指掛け用の突出片を上記蓋体と一体に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成された断面逆V字形の凸部を親指等で蓋体の中心方向に押しながら、指掛け用の突出片を人差し指または中指もしくはその両方の指で上方に引き上げることによって、前記の縦リブを有する上記逆V字形凸部の外側の面およびそれに連なる蓋体スカート部は、上記逆V字形凸部の内側の面の下端部付近を中心に回動し、そのとき上記スカート部の下部近傍に設けた蓋体係止用の係止突起は、それが係合する容器本体の外周縁部から離間する方向、すなわち蓋体の外方向に退避移動して容器本体の外周縁部との係合が解除され、蓋体を容易に解放することができる。
【0010】
また本発明は、蓋体の外周部の一部を上方に突出させると共に、蓋体の最外周部を略水平に突出させて指かけ部としたことによりデザイン上のバランスを極めて良好に保ったまま、消費者が直感的に開封方法を想像でき、且つ容易に蓋体の開封を行える包装用容器を提供できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は本発明による包装用容器の平面図、図2はその縦断面図、図3(a)および(b)はその一部の拡大図平面図および縦断面図、図4は蓋体を開けた状態の一部の拡大縦断面図、図5は要部の斜視図である。
【0012】
本実施形態の包装用容器はトレー状もしくは皿状の容器本体1とそれを覆う蓋体2とよりなり、それぞれ合成樹脂シートを熱成形することによって本例においては平面略長円形(楕円形)に形成されている。
【0013】
上記の容器本体1と蓋体2とをそれぞれ成形するために使用する合成樹脂としては、一般にワンウェイ包装用容器に用いられる合成樹脂をそのまま用いてよく、例えばポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン等の樹脂や、生分解性樹脂類の例えばポリ乳酸樹脂その他の樹脂を単独もしくは複合して合成樹脂シートを製造したものを使用することができる。複合の方法としては、積層もしくは混合した素材で合成樹脂シートにしたものを使用できる。複合の方法として積層した場合や、混合した場合であっても樹脂の屈折率が近似であれば透明性を付加させることは可能である。
【0014】
また合成樹脂シートは非発泡もしくは発泡させたもの双方とも使用可能である。但し発泡させた場合透明性はほぼ得られない場合が多い。さらに合成樹脂シートの厚さは、0.15mm〜3mmの範囲が好ましい。特に0.15mm〜1mm付近までは非発泡もしくは低発泡のシートの実用使用範囲であり、1mm付近を越える場合は低発泡を除く一般にいわゆるPSP(ポリスチレンペーパー)に代表される発泡シートとなる。
【0015】
熱成形方法としては、通常の合成樹脂シートからワンウェイ包装用容器を成形する方法、例えば真空成形、圧空成形等を用いることができる。また合成樹脂の種類や熱成形方法は、一般的に特殊なものである必要は無く、同様の機能効果を得られるものであればどのような種類、方法であってもよい。
【0016】
前記の容器本体1と蓋体2の各外周縁部10,20には、フランジ部11,21と、その外側のスカート部12,22がそれぞれ連続的に且つ容器本体1,蓋体2と一体に設けられており、上記各フランジ部11,21は、本実施形態においては外側よりも内側が低い傾斜面に形成されているが、略水平方向に平らに形成したものにも適用可能である。
【0017】
そして上記蓋体2のスカート部22の内面に、容器本体1の外周縁部10に当接係合して蓋体2を閉蓋状態に保持する前記従来例と同様の係止突起22aを設けると共に、その係止突起22aによる閉蓋状態を解除して蓋体2を開封する開封機構3を、上記係止突起22aの近傍に設けたもので、図の場合は平面略長円形の蓋体2の長手方向(長径方向)両端部付近に、上記係止突起22aと開封機構3とをそれぞれ設けた構成である。なお上記各係止突起22aは図の場合は容器本体1の外周縁部であるスカート部12に当接係合するようにしたが、上記のようなスカート部12を設けない場合には、フランジ部11の下面側に当接係合するようにすればよい。
【0018】
上記各開封機構3は、上記係止突起22aの近傍において上記蓋体2のフランジ部21の上面にスカート部22と連続的に設けた断面逆V字形の凸部30と、上記スカート部22の下端にそれと一体に設けた略水平方向に突出する指掛け用の突出片23等よりなる。上記各逆V字形の凸部30は、上記スカート部22の上方にそれと一体に連続させて設けた外側面32と、その外側面の上端部(凸部30の頂部)近傍から蓋体2のフランジ部21の内側の縁部に向かって水平方向に対して約45度の角度で傾斜する傾斜面31とで構成されている。上記凸部30の頂部の両端部は蓋体2と一体の略三角形状の面33で閉塞されている。
【0019】
上記凸部30の外側面32と、それに連なる蓋体2のスカート部22には、略上下方向に延びる複数本(図の場合は3本)の補強リブ32aが設けられ、その補強リブ32aの下端部近傍のスカート部22の内面側に前記の係止突起22aを設けると共に、その係止突起22aの近傍のスカート部22の下端に前記指掛け用の突出片23が一体に設けられている。その突出片23の下面側には、その補強(折れ曲がり防止用の)リブを兼ねる滑り止め突起23aが設けられ、特に図の場合は耳状に突出する突出片23の2箇所に、下面側に突出する平面略円弧状の滑り止め突起23aを設けた構成である。
【0020】
なお前記の傾斜面31にも必要に応じて前記外側面32と同様の補強リブを上記傾斜方向と略平行な方向に設けるようにしてもよい。また上記凸部30の頂部、すなわち上記外側面32と傾斜面31とで形成される角部は、後述するように親指を載せて圧迫したときの感触改善と、成形時に上記頂部が薄くなって強度不足となり潰れや変形が生じることを防止するために図示例のように適当な丸みを付けて形成するのが好ましい。
【0021】
上記のように構成された包装用容器に内容物を収容し施蓋した蓋体を開封する場合には例えば以下の要領で開封すればよく、特に本発明においては特段の操作説明や指示書等がなくても容易に開封することができる。即ち、例えば一般消費者が、本発明の蓋体が被さった包装用容器を開封しようとしたとき、容器本体側に掴める部位が無いため自然に蓋体に形成された本発明の凸部30及び突出片23に注意を向ける。また本発明の前記開封構造3の形状は栓抜き等の開封方法を想像させ、開封の為に指をかける部位として自然に凸部30の外側面32と突出片23を利用することが想起される。そして、最も作業しやすい親指を凸部30の頂部外側面側に当て、人差し指または/および中指、すなわち人差し指または中指もしくはその両方を突出片23に当てがって蓋体2の上方に折り曲げるような動作により極めて容易に蓋体の開封を行うことができる。
【0022】
これを更に具体的に説明すれば、上記凸部30の外側面32側の頂部付近に当てがった親指と突出片23に当てがった人差し指または/および中指の双方に力を加えるとき、相互の指の位置関係から親指の力は凸部30の傾斜面31に沿ってかかり、その分力は容器本体方向への水平にかかる力と、凸部30の外側面32に沿った下方への力となる。また人差し指または/および中指からかかる力は、親指と凸部30との接触位置と、人差し指または/および中指が突出片23と接触する横方向の相対的位置の差により上方への力と容器本体1の外方への力となり、更に上記凸部30と蓋体2の外周縁部20が一体成形されていることにより生ずる上記凸部30と上記外周縁部20の抗変形力を押し切って容器本体1の外れを阻止している前記係止突起22aが容器本体1の外方に向かって回動するように凸部30およびそれに連なるスカート部22を一体的に変形させ、容器本体1と上記係止突起22aとの係合を解除し、蓋体2を容器本体1から離脱させて開封することができるものである。
【0023】
なお、その際、上記凸部30の頂部が容器本体1の外周縁部10より高く形成されていることから親指と上記頂部の接触点と人差し指または/および中指が突出片23と接触する点の距離が長くなることにより、上記凸部30を容器本体1の外方へ移動させる力のモーメントが大きくなると共に、凸部30の傾斜面31が図の場合は約45度に形成されていて人差し指または/および中指によって加えられる力の合力方向と略平行になり、傾斜面31が受ける力の方向として傾斜面31が折れ曲がりにくい効果を得ることができ、傾斜面31に補強リブを形成している場合は更にその効果は高くなる。
【0024】
実際には本発明の開封機構に加わる力ははるかに複雑な力の組み合わせとなるが、主たる力は上記説明した方向への力の要素の比率が大きく、開封機構は上記にて説明したような動作によりその開封機能を発揮する。また本発明の効果としては、デザイン上違和感の無い形状の開封機構を蓋体に形成できると共に、一般消費者等の使用者が蓋体の開封方法を直感的に知ることが出来、更に開封機構の動作を容易に想像出来ることから予想外の動きによる開封にかかる問題を避けられ、十分な外れ止め効果を得られるにもかかわらず、より小さな力で開封を行うことができるという効果を生じせしめる。
【0025】
特に上記図1〜図3の実施形態のように平面略長円形の包装用容器の長手方向両端部付近に前記係止突起22aと開封機構3とを設けた場合には、左右の手の親指を各開封機構3の凸部30の外側面に当てがい、左右の手の人差し指または/および中指によって、それぞれの突出片23を上部外方に引き上げるようにすれば、各凸部30の傾斜面31の下側の端部を支点にして上記各凸部30およびそれに連なる蓋体2のスカート部22並びに係止突起22aと上記突出片23とが一体的に上方に回動し、そのとき上記係止突起22aが容器本体1の外方向に離れながら上方に回動して容器本体1との係合が解除され、容器本体1が自重で自動的に落下して蓋体2との係合が解除され、結果的に蓋体2が解放されるもので、極めて簡単・確実に開蓋操作を行うことができる。
【0026】
なお上記実施形態は、平面略長円形の包装用容器に適用したが、図6に示すような平面円形のもの或いはその他任意形状の包装用容器にも適用できる。また上記実施形態は容器の長径方向または直径方向に係止突起22aおよび開封機構3を設けたが、その配置位置や個数は適宜であり、例えば1箇所のみ若しくは3箇所以上設けることもできる。さらに1つの包装用容器に複数個の係止突起22aを設ける場合には、必ずしもその全ての係止突起22aに対応して開封機構3を設ける必要はなく、いずれかの係止突起にのみ対応して開封機構3を設けようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0027】
以上のように本発明による包装用容器によれば、係止突起による容器本体に対する蓋体の係止状態を簡単な構成により容易・迅速に解除することが可能となると共に、特段の操作説明や指示表示等を行うことなく解放できるもので、この種の容器の操作性や用途およびデザインの選択の自由度を大幅に増大できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明による包装用容器の一実施形態を示す平面図。
【図2】上記包装用容器の縦断面図。
【図3】上記包装用容器の一部の拡大平面図および縦断面図。
【図4】上記包装用容器の蓋体を開けた状態の一部の拡大縦断面図。
【図5】上記包装用容器の要部の拡大斜視図。
【図6】本発明による包装用容器の他の実施形態を示す平面図。
【図7】従来の包装用容器の一部の拡大縦断面図。
【符号の説明】
【0029】
1 容器本体
2 蓋体
10、20 外周縁部
11 21 フランジ部
12、22 スカート部
22a 係止突起
23 突出片
23a 滑り止め突起
3 開封機構
30 凸部
31 傾斜面
32 外側面
32a 補強リブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体の外周縁部にフランジ部またはフランジ部とスカート部とを設けると共に、蓋体の外周縁部にフランジ部とスカート部とを設け、上記蓋体のスカート部内面に、容器本体のフランジ部またはスカート部に当接係合して上記蓋体を閉蓋状態に保持する係止突起を設けた包装用容器において、
上記係止突起近傍の蓋体フランジ部上面に、断面逆V字形の凸部を、その逆V字形をなす一方の面が蓋体スカート部と一体に連続するようにして設けると共に、上記係止突起近傍の蓋体スカート部の下端に、略水平方向に突出する指掛け用の突出片を上記蓋体と一体に設けたことを特徴とする包装用容器。
【請求項2】
前記逆V字形をなす凸部は、前記蓋体スカート部に連続する外側面と、その外側面の上端部付近から蓋体フランジ部の内側の縁部に向かって約45度の角度で傾斜する傾斜面とで構成されている請求項1に記載の包装用容器。
【請求項3】
前記蓋体スカート部と、その上方にそれと一体に連続させて設けた上記凸部の外側面とにわたって略上下方向に延びる補強リブを設けた請求項1または2に記載の包装用容器。
【請求項4】
前記指掛け用の突出片の下面に補強リブを兼ねる滑り止め突起を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の包装用容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−224979(P2006−224979A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−39005(P2005−39005)
【出願日】平成17年2月16日(2005.2.16)
【出願人】(391011825)中央化学株式会社 (32)
【Fターム(参考)】