説明

化粧料塗布具

【課題】化粧料を皮膚に塗布する場合に、化粧料がダマとなるのを回避して化粧料の無駄を抑制すると共に、皮膚に毛筆感覚で帯状にムラなく快適に塗布する。
【解決手段】化粧料供給手段を内蔵する本体に連通される弾力を有する塗布体3内部に、塗布体の長手中心軸線L方向に沿って貫通する化粧料流動用のトンネル状流路5を有する化粧料塗布具の塗布体3であって、塗布体の上下両側に、トンネル状流路5下流に向かうに応じて先細り状に傾斜する一対の傾斜面を形成する一方で、一対の傾斜面のいずれか一方の傾斜面7の先端近傍に、下流端から上流側を切り欠いてトンネル状流路5に連通する化粧料吐出口としての開口縁8を形成し、さらに、開口縁8の下流側に、長手中心軸線Lにほぼ直交する面内における横断面が略凹形状を呈する案内流路9を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は化粧料を塗布する場合に、化粧料がダマとなるのを回避して化粧料の無駄を抑制し、ひいては皮膚に毛筆感覚で帯状にムラなく快適に塗布できる化粧料塗布具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、化粧料のような液体を塗布する技術として、例えば特許文献1に記載の液体塗布具の技術がある(以下、「従来技術」と称する。)。この従来技術は本体の先端に嵌め込まれた塗布体の上面テーパ部に、連通路に通じる吐出口を設けている。本体側の液体加圧機構から供給される液体が連通路を介して吐出口から吐出される。これにより、吐出された液体は上面テーパ部先端の平面部をヘラとして使用することで、液体を皮膚に引き延ばして塗布できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-268300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術にあっては、吐出口を塗布体先端から後方に引っ込んだ位置に設け、吐出口から吐出された液体を上記平面部の柔軟性を利用して引き延ばせるように配慮はしているものの、平面部に吐出された液体は皮膚との間に挟まれるため、目的とする塗布領域からはみ出してしまう。そのため、液体は玉状になって皮膚表面に均一な膜厚で塗布するのが困難となる。例えば、液体がまぶたの上に塗布する二重のり(二重接着剤)のようなものである場合には、二重ラインの上を塗り過ぎると上手く液体のフィルムを形成するのが困難になる問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、化粧料を皮膚に塗布する場合に、化粧料がダマとなるのを回避して化粧料の無駄を抑制すると共に、皮膚に毛筆感覚で帯状にムラなく快適に塗布できる化粧料塗布具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、化粧料供給手段を内蔵する本体に連通される弾力を有する塗布体内部に、前記塗布体の長手中心軸線方向に沿って貫通する化粧料流動用のトンネル状流路を有する化粧料塗布具の塗布体であって、前記塗布体の上下両側に、前記トンネル状流路下流に向かうに応じて先細り状に傾斜する一対の傾斜面を形成する一方で、前記一対の傾斜面のいずれか一方の傾斜面先端近傍に、下流端から上流側を切り欠いて前記トンネル状流路に連通する化粧料吐出口としての開口縁を形成し、さらに、前記開口縁の下流側に、前記長手中心軸線にほぼ直交する面内における横断面が略凹形状を呈する案内流路を形成したことを特徴とする化粧料塗布具である。
【0007】
本発明によれば、塗布体の上下両側に先細り状に傾斜する一対の傾斜面を形成することで、塗布体先端近傍がしなやかに弾性変形し、また、塗布体に横断面が凹形状を呈する案内流路が形成されるので、化粧料を下流、換言すると先端方向へ横溢させることなく案内しながら流動できるようになっている。
このため、化粧料供給手段からの化粧料が塗布体のトンネル状流路に供給されると、化粧料吐出口としての開口縁に吐出される。開口縁、すなわち化粧料吐出口から下流側に存する案内流路を、塗布したい皮膚に滑らしていくことで、開口縁に吐出された化粧料は案内流路から横溢することなく、案内流路をあたかもヘラのように機能させて塗布していく。これにより、吐出口から吐出される化粧料の量如何にかかわらず、化粧料を皮膚に毛筆感覚で帯状に薄く伸ばして塗布できるようになる。
【0008】
したがって、例えば、二重まぶたを作ったり、つけまつげを付けたり、まぶたの垂れ下がりを防いだり等するために用いられる接着機能を有する化粧料を塗布する化粧料塗布具に好適となる。
【0009】
(2)本発明はまた、前記案内流路を、前記一対の傾斜面のうち、いずれか他方の傾斜面と、前記上下一対の傾斜面における左右一対の両側面とで形成したことを特徴とする前記(1)記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、横断面凹形状の案内流路をいずれか一方の傾斜面を切り欠き、いずれか他方の傾斜面と左右一対の両側面とで形成しているので、案内流路が弾性変形しても化粧料を案内流路から外部に溢れさせることなく、案内流路に沿って流動していくので、毛筆のような感覚で皮膚に化粧料を均一な膜厚、すなわち、フィルム状に塗布できるようになる。
【0010】
(3)本発明はまた、前記化粧料吐出口としての前記開口縁は、前記案内流路の下流に向かうに応じて開口幅を、末広がり状に形成されたことを特徴とする前記(1)または(2)記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、化粧料吐出口に形成される開口縁の開口幅を、末広がり状に形成することで、吐出口から吐出される化粧料を円滑に案内流路に沿って下流側へ流動させることができるようになる。
【0011】
(4)本発明はまた、前記開口縁の前記トンネル状流路側に、R部を形成したことを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一に記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、開口縁にR部を形成しているので、トンネル状流路を流動してきた化粧料を開口縁から抵抗を受けることなく、所望の化粧料をスムーズに開口縁に吐出させることができる。そのため、化粧料の無駄使いを防止できるようになる。
【0012】
(5)本発明はまた、前記トンネル状流路の横断面積を、前記化粧料吐出口に向かうに応じて段差を有することなく先細り状に連続して漸減させたことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一に記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、化粧料吐出口から吐出される化粧料の吐出量を細かく調整しながら吐出させることができ、化粧料の消費量を抑制できるようになる。
【0013】
(6)本発明はまた、前記トンネル状流路のうち、前記一対の傾斜面が存するトンネル状流路における横断面を、楕円形状に形成したことを特徴とする前記(5)記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、上下一対の傾斜面が存するトンネル状流路の横断面を楕円形状に形成されるので、上下一対の傾斜面の存する塗布体がしなやかな柔軟性を有し、毛筆感覚の塗布性能を惹起するようになる。また、上下一対の傾斜面に挟まれる塗布体をよりより一層扁平状で先の尖った化粧料塗布具の形態にできるので、塗布性能を高めることができるようになる。
【0014】
(7)本発明はまた、前記上下一対の傾斜面における前記左右一対の両側面を、前記案内流路の先端に向かうに応じて互いに先細り状に接近するように形成したことを特徴とする前記(2)〜(6)のいずれか一に記載の化粧料塗布具である。
本発明によれば、少なくとも案内流路の存する化粧料塗布具の先端部近傍の形状を、上下一対の傾斜面と、左右一対の両側面とでほぼ四角錐形状の外形を呈するので、二重まぶた、つけまつげ、まぶたの垂れ下がり防止などに際して要する細かでデリケートな塗布性能を発揮できるようになる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、化粧料吐出口、すなわち開口縁に吐出された化粧料は、案内流路に沿って下流へ流動するので、化粧料を皮膚に毛筆感覚で帯状に均一な薄い膜厚で伸ばして塗布できる。したがって、例えば、二重まぶたを作ったり、つけまつげを付けたり、まぶたの垂れ下がりを防ぐために用いられる接着機能を有する化粧料を塗布するのに都合の良い化粧料塗布具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係る化粧料塗布具の概要構成を示す部分平面図である。
【図2】上記一実施形態の化粧料塗布具における塗布体単体を、図形ソフトにより作成した図に係り、(a)は上側からみた外観斜視図、(b)は下側からみた外観斜視図である。
【図3】同じく塗布体に係り、図2(a)に示す塗布体を矢印A方向からみた、図形ソフトにより作成した外観拡大正面図である。
【図4】同じく塗布体に係り、図2(a)の塗布体を矢印B方向からみた、図形ソフトにより作成した外観斜視図である。
【図5】同じく塗布体に係り、(a)は塗布体の平面図、(b)は(a)の矢印C方向からみた正面図である。
【図6】同じく塗布体に係り、(a)は図5(a)のD−D線における縦断面図、(b)は(a)のE−E線における矢視断面図、(c)は(a)のF−F線における矢視断面図である。
【図7】同じく塗布体に係り、(a)は図5(a)のG部を拡大して示した要部拡大平面図、(b)は図6(a)のH部を拡大して示した要部拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態に係る化粧料塗布具を図1〜図7に基づいて説明する。なお、本一実施形態は「二重まぶた」の形成に適用される化粧料塗布具を例に挙げて説明する。 図1において、本一実施形態に係る化粧料塗布具1の概要構成を説明すると、化粧料塗布具1は円筒状の本体2と、本体2に嵌め込まれる弾力を有する塗布体3と、本体2に着脱自在に装着されるキャップ4とを具備する。本体2には、例えば上記特許文献1に記載される自体公知である不図示の化粧料を加圧することで化粧料を供給できる化粧料供給手段が内蔵され、この機構を操作することで粘性と接着機能を有する化粧料が塗布体3へ供給されるようになっている。なお、上記化粧料供給手段としては、自体公知であるノック式機構により一回のノック操作により一定量の化粧料だけを吐出できる形態であってもよい。また、化粧料は「二重まぶた」を作るために「まぶた」に塗布するものをいい、その成分は市販されている自体公知のものをいう。
【0018】
塗布体3単体の概要を図形ソフトで作図されたイラストで示すと、図2〜図4のような外観形態を呈する構造となる。塗布体3は透明または半透明の材質、換言するとゴム、エラストマー等の弾力を有する樹脂材で形成され、皮膚に毛筆感覚で化粧料を塗布できる塗布性能を有する。
以下、塗布体3をより具体的に説明する。図5(a)に示すように、塗布体3の内部には長手中心軸線Lに沿って貫通する化粧料流動用のトンネル状流路5が形成され、その右端を不図示の化粧料供給手段に連通させている。
トンネル状流路5は塗布体3の略右半部では図6(c)に示すように円形の横断面形状に形成され、略左半部における上下一対の傾斜面6,7に亘る部分では図6(b)に示すように楕円形の横断面形状に形成される。
【0019】
一方、塗布体3の上下両側にはトンネル状流路5の下流(図5(a)の左方向)に向かうに応じて互いに先細り状に傾斜する一対の傾斜面6,7が形成される。すなわち、一対の傾斜面6,7のうち、いずれか一方の傾斜面を第1傾斜面6、いずれか他方の傾斜面を第2傾斜面7と称する傾斜面が形成される。
他方、第1傾斜面6の先端近傍(下流端近傍)に、下流端から上流側を切り欠いてトンネル状流路5に連通する化粧料吐出口としての開口縁8が形成される。そして、開口縁8の下流側に、長手中心軸線L(図5(a)参照)にほぼ直交する面内における横断面が凹形状を呈する案内流路9が形成される。案内流路9は具体的には、第1傾斜面6と、上下一対の傾斜面6,7における左右一対の両側面10,11とで形成されている。すなわち、第1傾斜面6は案内流路9の底部を形成し、左右一対の両側面がその側壁を形成し、全体として横断面が凹形状の案内流路9を構成することとなる。
【0020】
化粧料吐出口としての開口縁8は、案内流路9の下流に向かうに応じて開口幅が末広がり状となるように形成されている。本実施形態ではU字状またはV字状の形態を呈している。そして、開口縁8の下流端(先端)近傍においてトンネル状流路4の内壁とほぼ一致するようになっている。
【0021】
また、開口縁8のトンネル状流路5に回り込む部位に、曲面を成すR部12が開口縁8に沿って形成され、粘性を有する化粧料の吐出が抵抗なくスムーズに行えるようにしている。
トンネル状流路5はその横断面積を、化粧料吐出口すなわち開口縁8に向かうに応じて段差を有することなく先細り状に漸減させている。これにより、化粧料を絞って確実に化粧料吐出口8へ供給できるようにしている。また、本実施形態では図6(b)に示すように、第1、第2両傾斜面6,7が存する部位におけるトンネル状流路5を横断面楕円形状に形成している。第1、第2両傾斜面6,7における塗布体3が若干扁平状の外観を呈することで、塗布体3にしなやかな柔軟性による毛筆感覚が得られるようにしている。
【0022】
塗布体3先端の左右一対における両側面10,11を、案内流路59の先端に向かうに応じて互いに接近するように先細り状に形成している。これにより、案内流路59周辺の塗布体3がより一層毛筆のようなしなやかな感覚を呈し、二重まぶたの作成を行い易くなるようにしている。
【0023】
本実施形態は上記構成を有するため、図1の本体2からキャップ4を取り外して「二重まぶた」の作製を行う場合、不図示の化粧料供給手段から化粧料吐出口に供給された化粧料13を「まぶた」に塗布する。このとき、化粧料13は図5(a)に示すように、第2傾斜面7側の開口縁8の奥部に吐出される。次いで、第2傾斜面7を「まぶた」側に対面させた状態で二重を作るラインに沿って「二重のり」(二重接着剤)としての化粧料13を案内流路9の幅で帯状に塗布していく。これにより、二重のライン上に化粧料が玉になることなく、フィルム状に塗布できる。不図示のスティックを用いて二重を形成することで、ぱっちりした瞳になる。
【0024】
このように本実施形態によれば、化粧料13をまぶたに塗布する場合に、化粧料13は案内流路9からはみ出ることなく、帯状に的確に塗布できるので、化粧料が玉になることを回避でき、ひいては化粧料を節約できる。また、塗布体3の全体の外観形態を楕円状ないしは偏平状に形成し、かつ、第1、第2傾斜面6,7間のトンネル状流路5の横断面を楕円形状に形成しているので、塗布体3のしなやかさを増した、毛筆感覚が豊富な化粧料塗布具1を実現できる。
【0025】
本発明は、上記一実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、二重まぶたを形成する化粧料塗布具1について説明したが、この他に「つけまつげ」用の化粧料塗布具、まぶたの垂れ下がりを持ち上げる化粧料塗布具、さらには「しみ隠し」用の化粧料塗布具にも応用できる。
【0026】
また、図7(a)、(b)に示すように、第1傾斜面6の先端縁に舌部14を延長して一体に設ける構成とすることも可能である。係る構成によれば、舌状の延在部14の柔軟性を利用して化粧料をより一層効果的に引き延ばして皮膚に塗布することができるようになる。
また、上記では開口縁8の最奥部を湾曲した形状であったが、符号15で示したように直線状の開口縁を成す態様でもよい。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明は二重まぶた作成、つけまつげ接着、あるいはまぶたの垂れ下がり防止に用いられる化粧料塗布具に利用される。
【符号の説明】
【0028】
1 化粧料塗布具
2 本体
3 塗布体
4 キャップ
5 トンネル状流路
6 第1傾斜面
7 第2傾斜面
8 開口縁(化粧料吐出口)
9 案内流路
10、11 左右一対の両側面
12 R部
13 化粧料
14 延在部
15 開口縁
L 長手中心軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧料供給手段を内蔵する本体に連通される弾力を有する塗布体内部に、前記塗布体の長手中心軸線方向に沿って貫通する化粧料流動用のトンネル状流路を有する化粧料塗布具の塗布体であって、前記塗布体の上下両側に、前記トンネル状流路下流に向かうに応じて先細り状に傾斜する一対の傾斜面を形成する一方で、前記一対の傾斜面のいずれか一方の傾斜面先端近傍に、下流端から上流側を切り欠いて前記トンネル状流路に連通する化粧料吐出口としての開口縁を形成し、さらに、前記開口縁の下流側に、前記長手中心軸線にほぼ直交する面内における横断面が凹形状を呈する案内流路を形成したことを特徴とする化粧料塗布具。
【請求項2】
前記案内流路を、前記一対の傾斜面のうち、いずれか他方の傾斜面と、前記上下一対の傾斜面における左右一対の両側面とで形成したことを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
【請求項3】
前記化粧料吐出口としての前記開口縁は、前記案内流路の下流に向かうに応じて開口幅を、末広がり状に形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の化粧料塗布具。
【請求項4】
前記開口縁の前記トンネル状流路側に、R部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧料塗布具。
【請求項5】
前記トンネル状流路の横断面積を、前記化粧料吐出口に向かうに応じて段差を有することなく先細り状に連続して漸減させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧料塗布具。
【請求項6】
前記トンネル状流路のうち、前記一対の傾斜面が存するトンネル状流路における横断面を、楕円形状に形成したことを特徴とする請求項5記載の化粧料塗布具。
【請求項7】
前記上下一対の傾斜面における前記左右一対の両側面を、前記案内流路の先端に向かうに応じて互いに先細り状に接近するように形成したことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の化粧料塗布具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−70944(P2013−70944A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−214271(P2011−214271)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(502323885)ケミコスクリエイションズ株式会社 (6)