説明

化粧料容器

【課題】複数種類の化粧皿を収容することができ、耐久性に優れる化粧料容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧皿収容凹部1aが形成された容器本体1と、この容器本体1の上面を蓋する蓋体とを備えている。そして、上記容器本体1が金型成形により一体成形されており、その金型成形時に、上記容器本体1の化粧皿収容凹部1aの内周面に、その全周にわたって凹部3が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ファンデーション等の化粧料を収容して携帯する化粧料容器として、図15に示すような化粧用コンパクトが出回っている。この化粧用コンパクトは、浅皿状に形成された容器本体51と、この容器本体51内に嵌着された中皿52と、この中皿52に着脱自在に当接,固定される化粧品皿53と、蓋体(図示せず)とを備えており、上記中皿52を仕切壁(図示せず)で左側の化粧品皿嵌合室54と右側の化粧用具収納室(図示せず)とに仕切るようにしている。そして、上記化粧品皿嵌合室54の第2周壁の内面に形成された第1係合条54aと、上記化粧品皿53の外面に形成された第2係合条53aとを着脱自在に嵌合させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−319819号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の化粧用コンパクトでは、容器本体51の化粧品皿嵌合室54に第1係合条54aを形成するとともに、この第1係合条54aに対応する上記化粧品皿53の部分に第2係合条53aを形成し、これら両係合条53a,54aを着脱自在に係合させているため、上記化粧品皿53として、第1係合条54aに対応する部分に第2係合条53aを形成したものしか、用いることができない(すなわち、容器本体51の化粧品皿嵌合室54に、形状は同じであるが第2係合条53aの形成位置が異なる複数種類の化粧品皿53を収容することができない)という問題がある。しかも、運搬時等に振動や衝撃等が化粧用コンパクトの底壁の角部等に作用すると、上記振動や衝撃等が容器本体51,化粧品皿53に当接する中皿52を介して直接に化粧品皿53に伝わり、化粧品皿53を損傷等するという問題もある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、複数種類の化粧皿を収容することができ、耐久性に優れる化粧料容器の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明の化粧料容器は、上面に化粧皿収容凹部が形成された容器本体と、この容器本体の上面を蓋する蓋体とを備え、上記容器本体が金型成形により一体成形され、その金型成形時に、上記容器本体の化粧皿収容凹部の内周面に、その全周にわたって環状凹部が形成されているという構成をとる。
【発明の効果】
【0006】
すなわち、本発明の化粧料容器では、金型成形の際に、化粧皿収容凹部の内周面にその全周にわたって環状凹部が形成された容器本体を成形しているため、化粧皿収容凹部に収容,固定する化粧皿として、形状が同じものを用いるのであれば、化粧皿の外周面のいずれの位置に係合用突部が形成されているものであっても、この係合用突部を化粧皿収容凹部の環状凹部に係合させて化粧皿収容凹部に収容,固定することができる。したがって、形状が同じ化粧皿であれば、係合用突部の形成位置が異なる複数種類の化粧皿を収容,固定することができる。しかも、上記容器本体の化粧皿収容凹部の環状凹部により、化粧皿を収容,固定する化粧皿収容凹部の外周部に環状の空気層ができ、この空気層が緩衝作用をするため、運搬時等に振動や衝撃等が容器本体の底壁の角部等に作用しても、上記振動や衝撃等が上記空気層で緩衝されて化粧皿に伝達され、化粧皿が損傷しない。なお、本発明において、「環状凹部」とは、円環状に繋がっている凹部だけでなく、多角形状に繋がっている凹部等、一連に繋がっている全ての凹部を含むものである。
【0007】
また、上記環状凹部に環状弾性部材が配設され、この環状弾性部材を介して上記化粧皿収容凹部に化粧皿が着脱自在に固定されていると、上記化粧皿収容凹部に化粧皿を固定させるために、化粧皿の外周面に係合用の凹部等を形成する必要がなく、これにより、化粧皿の落下強度の低下を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】
図1は本発明の化粧料容器の一実施の形態を示している。図において、1は上面に略四角形状の化粧皿収容凹部1a およびパフ収容凹部1bが形成された合成樹脂製の容器本体(図2参照)で、2は上記容器本体1を蓋する合成樹脂製の蓋体である。また、上記容器本体1の化粧皿収容凹部1a には、その内周面の全周にわたって、天井壁3aを残した状態で凹部(環状凹部)3が形成されており(図3および図4参照)、この凹部3に、略四角形枠状体に形成された弾性部材(環状弾性部材)4(図5参照)が配設されている。そして、上記容器本体1の化粧皿収容凹部1a に、ファンデーション等の固形状化粧料5aが充填された金属製もしくは合成樹脂製の化粧皿5が、上記弾性部材4を介して着脱自在に収容されている(図2参照)。なお、上記化粧皿5の周側壁の外周面には、係合用の凹溝等が形成されていない。
【0010】
上記弾性部材4は、その材料として、ゴム,合成樹脂もしくはエラストマーを用い、これを金型成形により断面形状L字状の略四角形枠状体に一体成形したものである。また、上記弾性部材4は、図5に示すように、上記凹部3に略沿う形状に形成された略四角形枠状の周側壁(断面形状L字状の縦片)11と、この周側壁11の外周面上端部から突設された鍔部(断面形状L字状の横片)12とを備えており、上記周側壁11の左右両側辺および前後両側辺の中央部に、外側に向かって略U字状に折れ曲がる折り曲げ部11aが形成されている。そして、上記弾性部材4の周側壁11の内周面に化粧皿5の外周面が押圧状に当接している(図1参照)。
【0011】
上記容器本体1には、その前端部に前側切欠き凹部13が形成されており、この前側切欠き凹部13に開蓋用のフックピース14(図1参照)が前後方向にスライド自在に配設されている。また、上記容器本体1の後端部には後側切欠き凹部15が形成されており、この後側切欠き凹部15の左右両側壁に、ヒンジ軸16(図1参照)を挿通する左右一対の貫通孔15a(図3参照。この図3では、一方の貫通孔15aしか図示せず)が相対向状に穿設されている。図1において、7は上記容器本体1の底壁に穿設された棒状体挿通用の貫通孔で、13aは上記前側切欠き凹部13の奥面に突設された係合部である。
【0012】
一方、上記蓋体2には、その前端部から、上記容器本体1の前側切欠き凹部13の係合部13aに着脱自在に係合する被係合部2aが下向きに突設されている(図1参照)。また、上記蓋体2には、その後端部の左右方向中央部分から、容器本体1の後側切欠き凹部15に収容しうるヒンジ連結部18が垂下しており、上記容器本体1の左右両貫通孔15aに対応する上記ヒンジ連結部18の部分に、上記ヒンジ軸16を挿通するヒンジ軸挿通孔18aが穿設されている。図1において、19は上記蓋体2の下面に接着,固定された鏡である。
【0013】
上記容器本体1は、図6に示す成形型20を用い、作製されたものである。この成形型20は、固定側の雄型21(図7および図8参照)と、凹部22aを有する可動側の雌型22とで構成されており、雄型21の成形面21aおよび雌型22の成形面22b(すなわち、雌型22の凹部22aの内周面)で囲まれた空間で成形空間23が形成されている。また、上記雄型21の成形面21aには、後述するように、その先端縁部に突出部分21b(図8参照)が形成されている。そして、射出機から送り出された溶融状態の合成樹脂材料(図示せず)を、上記雌型22に穿設した通路22cを通して成形空間23内に加圧充填し(矢印参照)、上記容器本体1を成形するようにしている。この成形時に、上記突出部分21bに対応する上記容器本体1の化粧皿収容凹部1a の部分に凹部3が形成されている。
【0014】
上記雄型21は、略正八角形の先細り状の角錐台形状に形成された中央本体部25と、この中央本体部25の外周側面(後述する8つのガイド面26,27)にスライド可能に組み付けられる8つのスライド部28,29と、外周筒部30とを備えている。上記中央本体部25は、図9に示すように、一端面(先端面)25aと、この一端面25aより大きい他端面(奥端面)25bと、8つのガイド面26,27からなる外周側面とを有している。
【0015】
上記8つのガイド面26,27のうちの4つは、中央本体部25の軸芯に対して同じ傾斜角度に形成されたテーパー状ガイド面26で、残りの4つは、上記各テーパー状ガイド面26間に配設され上記軸芯に対して同じ傾斜角度に形成されたく字状ガイド面27であり、これら各く字状ガイド面27のく字状の谷部の傾斜角度は、上記各テーパー状ガイド面26の傾斜角度より小さく形成されている(図9参照)。上記各テーパー状ガイド面26は、それぞれ同形状で、上記軸芯に沿って同幅に延びており、その中央部には、上記軸芯に沿って1条の溝26aが形成されている。また、上記各く字状ガイド面27は、それぞれ同形状で、上記一端面25aから他端面25bに向かって幅拡がり状に(正面から見ると、細長い台形状に)延びており、その中央部(すなわち、く字状の谷部)には、上記軸芯に沿って1条の溝27aが形成されている。このような4つのテーパー状ガイド面26は、相対向する2つのテーパー状ガイド面26と、これら両テーパー状ガイド面26に直交する方向に相対向する2つのテーパー状ガイド面26とからなり、また、4つのく字状ガイド面27は、相対向する2つのく字状ガイド面27と、これら両く字状ガイド面27に直交する方向に相対向する2つのく字状ガイド面27とからなっている。
【0016】
上記8つのスライド部28,29のうちの4つは、図7および図8に示すように、それ自体の内周面が上記各テーパー状ガイド面26にスライド自在に当接する角部用スライド部28で、残りの4つは、それ自体の内周面が上記各く字状ガイド面27にスライド自在に当接する側辺部用スライド部29である。上記各角部用スライド部28は、それぞれ同形状で、その内周面から、各テーパー状ガイド面26の溝26aにスライド自在に嵌合する突条28aが突設されているとともに、その先端部分(上記各角部用スライド部28の一端面28b側部分)の外周面が、上記容器本体1の各角部に対応する形状に形成されている。また、上記側辺部用スライド部29は、それぞれ同形状で、その内周面から、各く字状ガイド面27の溝27aにスライド自在に嵌合する突条29aが突設されているとともに、その先端部分(上記各側辺部用スライド部29の一端面29b側部分)の外周面が、上記容器本体1の各側辺部に対応する形状に形成されている。
【0017】
上記外周筒部30の内周面30aは、中央本体部25に各スライド部28,29を組み付け、中央本体部25の一端面25aと各スライド部28,29の一端面28b,29bを面一にした状態では、これら各スライド部28,29の先端部分(上記容器本体1の各角部,各側辺部に対応する形状に形成されている部分)より下側部分にスライド自在に外嵌するように、形成されている。また、上記外周筒部30の一端面30b(先端面)は、上記雌型22との当接面であり、上記雌型22の凹部22aに対応する上記外周筒部30の一端面30bの部分で、上記雄型21の成形面21aの一部が構成されている。
【0018】
そして、上記雄型21をセットした状態(すなわち、中央本体部25に各スライド部28,29を組み付け、中央本体部25の一端面25aと各スライド部28,29の一端面28b,29bを面一にし、これら各スライド部28,29の外周に外周筒部30を組み付けた状態)では、上記中央本体部25の一端面25aと、上記各スライド部28,29の一端面28b,29bと、上記各スライド部28,29の先端部分の外周面と、上記雌型22の凹部22aに対応する上記外周筒部30の一端面30bの部分とで、上記雄型21の成形面21aが構成されている。このような雄型21の成形面21aは、その先端縁部(先端部分の端縁)がその全周にわたって、上記軸芯に対して直交する方向に突出しており、この突出部分21bが上記容器本体1の化粧皿収容凹部1a の凹部3に対応している。
【0019】
そして、上記雄型21に雌型22をセットした状態で、上記両型21,22の成形面21a,22bで囲まれた成形空間23内に、射出機から送り出された溶融状態の合成樹脂材料を加圧充填し、上記容器本体1を成形することを行う。これにより、化粧皿収容凹部1a に凹部3が形成された容器本体1を得ることができる。
【0020】
一方、成形後、上記両型21,22から、成形された容器本体1を取り外す場合には、上記中央本体部25のガイド面26,27に当接させながら各スライド部28,29を先端側にスライドさせる。これにより、各スライド部28,29の先端側が縮径して上記容器本体1の化粧皿収容凹部1a より小さくなり(図10および図11参照)、成形された容器本体1を取り外すことができる。
【0021】
上記のように、この実施の形態では、金型成形の際に、容器本体1の化粧皿収容凹部1a の内周面にその全周にわたって凹部3を形成し、この凹部3内にその全周にわたって弾性部材4を配設し、この弾性部材4を介して上記化粧皿収容凹部1aに化粧皿5を収容,固定しているため、化粧皿5の外周面に係合用の凹部等を形成する必要がなく、これにより、化粧皿5の落下強度の低下を防止することができる。しかも、化粧皿5の外周面に係合用の凹部等を形成する必要がないことから、化粧皿5として、外形が同じであれば、どのようなものでも(すなわち、複数種類の化粧皿5を)用い、上記化粧皿収容凹部1aに収容,固定することができる。しかも、上記化粧皿収容凹部1aの凹部3内の空気層が緩衝作用をするため、運搬時等に振動や衝撃等が容器本体1の底壁の角部等に作用しても、上記振動や衝撃等が上記空気層で緩衝されて化粧皿5に伝達され、化粧皿5が損傷しない。
【0022】
図12は本発明の化粧料容器の他の実施の形態を示している。この実施の形態では、化粧皿5を樹脂皿とし、この化粧皿5の外周面の一部に、容器本体1の凹部3に着脱自在に係合する突部5bを突設している。したがって、この実施の形態では、上記凹部3に弾性部材4を設けていない。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態では、金型成形の際に、容器本体1の化粧皿収容凹部1a の内周面にその全周にわたって凹部3を形成し、この凹部3に化粧皿5の外周面に突設した突部5bを着脱自在に係合させているため、化粧皿5として、形状が同じものを用いるのであれば、化粧皿5の外周面のいずれの位置に突部5bが形成されていても、この突部5bを上記化粧皿収容凹部1aの凹部3に係合させて化粧皿5を収容,固定することができる。したがって、形状が同じ化粧皿5であれば、突部5bの形成位置が異なる複数種類の化粧皿5を上記化粧皿収容凹部1a に収容,固定することができる。しかも、上記化粧皿収容凹部1aの凹部3内の空気層が緩衝作用をするため、運搬時等に振動や衝撃等が容器本体1の底壁の角部等に作用しても、上記振動や衝撃等が上記空気層で緩衝されて化粧皿5に伝達され、化粧皿5が損傷しない。
【0023】
図13は本発明の化粧料容器のさらに他の実施の形態を示している。この実施の形態では、上記弾性部材4は、その周側壁11の前後両側の中央部分(化粧皿5の前後両側面の中央部分に対応する部分)および左右両側の中央部分(化粧皿5の左右両側面の中央部分に対応する部分)が、内側に向かって下向き傾斜状に傾斜する傾斜壁11bに形成されている。そして、容器本体1の化粧皿収容凹部1a に化粧皿5を収容した状態では、上記傾斜壁11bで化粧皿5の前後左右の各側面が内側に押圧,固定されている。なお、上記弾性部材4においても、図5に示す弾性部材4で設けられていた折り曲げ部11aを上記周側壁11の4つの角部等に設けるようにしてもよい。それ以外の部分は、図5に示す弾性部材4と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。このような弾性部材4を用いた場合にも、図1〜図11に示す実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0024】
図14は本発明の化粧料容器のさらに他の実施の形態に用いる容器本体を示している。この実施の形態では、図1〜図11もしくは図13に示す実施の形態において、容器本体1の化粧皿収容凹部1a に収容する化粧皿5を複数個(この実施の形態では、4個)の分割化粧皿31で構成しており、これら分割化粧皿31を組み合わせることで、その外形が化粧皿5の外形と略同じ形状になるようにしている。それ以外の部分は図1〜図11もしくは図13に示す実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、図1〜図11もしくは図13に示す実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0025】
なお、上記各実施の形態では、成形型20を構成するものとして、8つのスライド部28,29を用いているが、これに限定するものではなく、5つ以上のスライド部28,29を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の化粧料容器の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】容器本体の平面図である。
【図3】上記容器本体の断面図である。
【図4】上記容器本体の要部の断面図である。
【図5】弾性部材の平面図である。
【図6】成形型の説明図である。
【図7】雌型の要部の平面図である。
【図8】上記雌型の要部の斜視図である。
【図9】中央本体部の斜視図である。
【図10】上記雌型の作用を示す説明図である。
【図11】上記雌型の作用を示す平面図である。
【図12】本発明の化粧料容器の他の実施の形態を示す断面図である。
【図13】本発明の化粧料容器のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【図14】本発明の化粧料容器のさらに他の実施の形態に用いる容器本体の平面図である。
【図15】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0027】
1 容器本体
1a 化粧皿収容凹部
3 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面に化粧皿収容凹部が形成された容器本体と、この容器本体の上面を蓋する蓋体とを備え、上記容器本体が金型成形により一体成形され、その金型成形時に、上記容器本体の化粧皿収容凹部の内周面に、その全周にわたって環状凹部が形成されていることを特徴とする化粧料容器。
【請求項2】
上記環状凹部に環状弾性部材が配設され、この環状弾性部材を介して上記化粧皿収容凹部に化粧皿が着脱自在に固定されている請求項1記載の化粧料容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2006−6396(P2006−6396A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−183908(P2004−183908)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(000158781)紀伊産業株式会社 (327)