説明

医療デバイス

切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示すためのデバイス(1)であって、第1の端部(3)および第2の端部(4)を有する第1のアーム(2)と、第1の端部(6)および第2の端部(7)を有する第2のアーム(5)とを含み、使用時にデバイス(1)が切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、デバイスが切断具の切断深さを示すように、第1のアーム(2)の第1の端部(3)と第2のアーム(5)の第1の端部(6)との距離が切断具の長さと等しくなるように、第1のアーム(2)および第2のアーム(5)が互いに結合されるデバイス。そのようなデバイスを使用して、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示す方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医療デバイスに関し、より詳細には、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示すためのデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
スリーブカッターなどの切断具を使用して、大腿骨頭に準備を施すことが知られている。しかし、この大腿骨頭の準備において問題となるのは、スリーブカッターが大腿骨頚を削り過ぎたり、切り込んだりする場合があるということである。これは、後に大腿骨頚の骨折につながることがあり、外科的修復が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本発明の目的は、切断具を使用して対象物を切断するときの削り過ぎを防ぐことである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様によると、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示すデバイスが提供され、デバイスは、第1の端部および第2の端部を有する第1のアームと、第1の端部および第2の端部を有する第2のアームとを含み、使用時にデバイスが切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、デバイスが切断具の切断深さを示すように、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しくなるように、第1のアームおよび第2のアームが互いに結合される。
【0005】
デバイスの第1および第2のアームは、互いに固定的に結合することができる。
【0006】
デバイスの第1および第2のアームは、互いに可動に結合することもできる。例えば、第1のアームの第2の端部および第2のアームの第2の端部を、互いに蝶着することができる。第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が特定の切断具の長さと等しくなるように、第1のアームと第2のアームとの角度を所定の角度に設定することができるように、ヒンジをマークすることができる。ヒンジは、特定の参照番号または参照番号と一致する他の表示、または対応する切断具上の他の表示をマークすることができる。
【0007】
デバイスは、第1のアームと第2のアームとを結合する本体をさらに含むことができる。
【0008】
本発明の第2の態様によると、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示すデバイスが提供され、デバイスは、本体と、本体に可動に配設され、第1の端部および第2の端部を有する第1のアームと、本体に配設され、第1の端部および第2の端部を有する第2のアームとを含み、使用時に、デバイスが切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、デバイスが切断具の切断深さを示すように、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しくなるように、第1のアームが配設されている。
【0009】
本発明の第1または第2の態様のデバイスは、削り過ぎの危険およびそれによる切込みを排除する。デバイスは、削り過ぎおよび切込みの可能性を防ぐために、切断デバイスの移動を所定の深さに物理的に制御する方法を可能にする。デバイスは、スリーブカッターの切断深さを骨に平行移動し、それにより、外科医は、削り過ぎを確実に防ぐために、切断中、スリーブカッターの到達する位置を可視化することができる。
【0010】
デバイスは安全であり、使用が容易である。デバイスは、後側および前側アプローチの両方の使用に適している。
【0011】
デバイスが調整可能であるこれらの実施形態では、デバイスは、スリーブカッターのすべてのサイズに対応するために、調整可能とすることができる。
【0012】
本発明の第1または第2の態様のデバイスは、以下の特徴のいずれかを有することができる。
【0013】
第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離は、第1のアームの主軸と平行に測定することができる。
【0014】
第1のアームは本体内に可動に配設することができ、使用時に、デバイスが切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、デバイスが切断具の切断深さを示すように、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しくなるように第1のアームが配設されるようになっている。
【0015】
第1のアームが第2のアームに対して水平および/または垂直に動くことができるように、第1のアームおよび第2のアームを互いに実質的に垂直に配設することができる。
【0016】
第2のアームは本体内に固定的に取り付けることができ、第1のアームは、第2のアーム内で水平および/または垂直に動くことができるように、第2のアーム内に可動に配設することができる。
【0017】
第2のアームは本体内に可動に配設することができる。
【0018】
第1のアームの第1の端部が第1のアームの残りの部分と同平面にならないように、第1のアームの一部を湾曲させることができる。
【0019】
第1の端部は、第1のアームの大部分と実質的に垂直とすることができる。
【0020】
第2のアームの第1の端部は、使用時にデバイスを対象物に取り付けるための取付手段を有することができる。
【0021】
デバイスは、第1および/または第2のアームを設定位置に可逆的にロックするためのロック手段を含むことができる。
【0022】
デバイスは、第1のアームおよび第2のアームの少なくとも一方が本体に対して段階的な動作で動くように、機構を含むことができる。機構はラチェット機構とすることができる。
【0023】
第1のアームおよび第2のアームの少なくとも一方を、本体に対して弾性的に付勢することができる。第1のアームおよび第2のアームの少なくとも一方を、本体に対してばね負荷することができる。
【0024】
第1のアームは、対応する切断具の長さを示すように、マークすることができる。
【0025】
第2のアームは、対応する切断具の幅、半径または直径を示すように、マークすることができる。
【0026】
第1のアームは、第1の端部と第2の端部との間をアームの主軸と平行に測定するとき、50〜100mmの長さとすることができる。第1のアームは60〜90mmの長さとすることができる。第1のアームは65〜80mmの長さとすることができる。第1のアームは65〜75mmの長さとすることができる。
【0027】
第1のアームは、2〜10mmの幅または直径とすることができる。第1のアームは、2〜8mmの幅または直径とすることができる。第1のアームは、2〜6mmの直径とすることができる。
【0028】
第1のアームの一部が湾曲する、本発明のこれらの実施形態では、アームの第1の端部とアームの第2の端部との(主軸から測定した)横方向距離は、10〜40mmとすることができる。横方向距離は10〜30mmとすることができる。横方向距離は15〜30mmとすることができる。横方向距離は20〜30mmとすることができる。
【0029】
第2のアームは、第1の端部と第2の端部との間をアームの主軸と平行に測定するとき、30〜100mmの長さとすることができる。第2のアームは30〜80mmの長さとすることができる。第2のアームは40〜70mmの長さとすることができる。第2のアームは40〜60mmの長さとすることができる。
【0030】
第2のアームは、5〜25mmの幅または直径とすることができる。第2のアームは、5〜20mmの幅または直径とすることができる。第2のアームは、5〜15mmの幅または直径とすることができる。
【0031】
本発明によるデバイスは、プラスチック製とすることができる。デバイスは金属製とすることができる。デバイスはステンレス鋼製とすることができる。
【0032】
本発明の第3の態様によると、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示す方法が提供され、方法は、対象物を切断するための切断具を選択するステップと、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しい、本発明の第1の態様によるデバイスを提供するステップと、デバイスが切断具の切断深さを示すように、デバイスを対象物と位置合わせするステップとを含む。
【0033】
本発明の第4の態様によると、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示す方法が提供され、方法は、本発明の第2の態様によるデバイスを提供するステップと、対象物を切断するための切断具を選択するステップと、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しくなるように、デバイスの第1のアームを配設するステップと、デバイスが切断具の切断深さを示すように、デバイスを対象物と位置合わせするステップとを含む。
【0034】
対象物は骨とすることができる。骨は大腿骨とすることができる。骨はガイドロッドを含むことができ、デバイスの第2のアームの第1の端部は、取付手段を介してデバイスをガイドロッドに取り付けるように、取付手段を含むことができる。
【0035】
本発明の第5の態様によると、対象物を切断する方法が提供され、方法は、切断面を有する遠位側端部および近位側端部を含む、対象物を切断する切断具を選択するステップと、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しい、本発明の第1の態様によるデバイスを提供するステップと、デバイスが切断具の切断深さを示すように、デバイスを対象物と位置合わせするステップと、第1のアームの第1の端部を切断具が切断する最大限度に配置するステップと、対象物に対する、第2のアームの第1の端部の位置を記録するステップと、デバイスを取り外すステップと、切断具を対象物と位置合わせするステップと、切断面が対象物を切断するように切断具を前進させるステップと、切断具の近位側端部が第2のアームの第1の端部の記録された位置と位置合わせされるとき、切断を停止するステップとを含む。
【0036】
本発明の第6の態様によると、対象物を切断する方法が提供され、方法は、本発明の第2の態様によるデバイスを提供するステップと、切断面を有する遠位側端部および近位側端部を含む、対象物を切断する切断具を選択するステップと、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が切断具の長さと等しくなるように、デバイスの第1のアームを配設するステップと、デバイスが切断具の切断深さを示すように、デバイスを対象物と位置合わせするステップと、第1のアームの第1の端部を切断具が切断する最大限度に配置するステップと、対象物に対する、第2のアームの第1の端部の位置を記録するステップと、デバイスを取り外すステップと、切断具を対象物と位置合わせするステップと、切断面が対象物を切断するように切断具を前進させるステップと、切断具の近位側端部が第2のアームの第1の端部の記録された位置と位置合わせされるとき、切断を停止するステップとを含む。
【0037】
本発明の第5または第6の態様による方法は、以下の特徴のいずれかを有することができる。
【0038】
第2のアームの第1の端部の位置は、対象物と第1の端部との距離を測定することによって記録することができ、近位側端部が、測定された距離だけ対象物から離れるまで、切断具を前進させることができる。
【0039】
第2のアームの第1の端部の位置は、スペーサを対象物の端部に置くことによって記録することができ、スペーサの長さは対象物と第1の端部との距離と等しく、切断具を、近位側端部がスペーサに接触するまで前進させることができ、それにより、さらに前進することを防ぐ。
【0040】
スペーサは、固定された寸法を有することができる。スペーサは中空とすることができる。スペーサは中実とすることができる。
【0041】
スペーサは、5〜100mmの長さ(高さ)を有することができる。スペーサは、10〜80mmの長さを有することができる。スペーサは、10〜60mmの長さを有することができる。スペーサは、10〜40mmの長さを有することができる。スペーサは、10〜30mmの長さを有することができる。スペーサは、10〜20mmの長さを有することができる。
【0042】
スペーサは、10〜40mmの直径を有することができる。スペーサは、15〜35mmの直径を有することができる。スペーサは、20〜30mmの直径を有することができる。
【0043】
スペーサは、スペーサの長さが対象物と第2のアームの第1の端部との距離と等しくなるように調整することができるように、長さを調整可能とすることができる。
【0044】
スペーサは、10〜100mmの長さで調整可能とすることができる。スペーサは、10〜80mmの長さで調整可能とすることができる。スペーサは、10〜60mmの長さで調整可能とすることができる。スペーサは、10〜40mmの長さで調整可能とすることができる。スペーサは、10〜30mmの長さで調整可能とすることができる。スペーサは、10〜20mmの長さで調整可能とすることができる。
【0045】
調整可能なスペーサは、10〜40mmの直径を有することができる。スペーサは、15〜35mmの直径を有することができる。スペーサは、20〜30mmの直径を有することができる。
【0046】
対象物は骨とすることができる。骨は大腿骨とすることができる。骨はガイドロッドを含むことができ、デバイスの第2のアームの第1の端部は、取付手段を介してデバイスをガイドロッドに取り付けることができるように、取付手段を含むことができる。
【0047】
本発明の実施形態によると、第1のアームの第1の端部と第2のアームの第1の端部との距離が固定されるように、第1および第2のアームが互いに固定的に結合されている、デバイスが提供される。デバイスは、すべてが同じ長さを有し、したがってすべてが同じ切断深さを有する、対応する切断具とともに使用することができる。したがって、デバイスは、一つの切断深さを対象物上に平行移動するだけでよい。次いで、所望の深さに切断するために、スペーサを適切に選択することができる。
【0048】
本発明の第7の態様によると、本発明の第1の態様による少なくとも1つのデバイスおよび少なくとも1つのスペーサを含む、部品のキットが提供される。
【0049】
本発明の第8の態様によると、本発明の第2の態様による少なくとも1つのデバイスおよび少なくとも1つのスペーサを含む、部品のキットが提供される。
【0050】
本発明の第7または第8の態様の部品のキットは、異なる長さの複数のスペーサを含むことができる。
【0051】
その、またはそれぞれのスペーサは長さを調整可能とすることができる。
【0052】
本発明の第7または第8の態様の部品のキットは、少なくとも1つの切断具を含むことができる。
【0053】
ここで、例を使用して添付の図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の実施形態によるデバイスの側面図である。
【図2】図1に示すデバイスの端面図である。
【図3】本発明の実施形態によるデバイスの端面図である。
【図4】図3の線A−Aに沿った、図3に示すデバイスの断面図である。
【図5】本発明の実施形態によるデバイスの等角図である。
【図6】図1に示すデバイスの側面図である。
【図7】図1に示すデバイスの使用時の側面図である。
【図8】図1に示すデバイスの使用時の側面図である。
【図9】図1に示すデバイスの使用時の側面図である。
【図10】ガイドロッドが挿入され、ガイドロッド上にスペーサが配設された、大腿骨の側面図である。
【図11】使用時の切断具の側面図である。
【図12】本発明の実施形態によるデバイスの側面図である。
【図13】図12に示すデバイスの端面図である。
【図14】図12に示すデバイスの側面図である。
【図15】ガイドロッドが挿入され、ガイドロッド上に調整可能なスペーサが配設された、大腿骨の側面図である。
【図16】図12に示すデバイスの使用時の側面図である。
【図17】図12に示すデバイスの使用時の側面図である。
【図18】ガイドロッドが挿入され、ガイドロッド上に調整可能なスペーサが配設された、大腿骨の側面図である。
【図19】使用時の切断具の側面図である。
【図20】本発明の実施形態によるデバイスの側面図である。
【図21】図20に示すデバイスの部分拡大図である。
【図22】図20に示すデバイスの部分拡大図である。
【図23】本発明の実施形態によるデバイスの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0055】
図1および2に示すように、デバイス(1)は、第1の端部(3)および第2の端部(4)を有する第1のアーム(2)を含む。デバイスは、第1の端部(6)および第2の端部(7)を有する第2のアーム(5)を含む。第2のアーム(5)は、本体(8)に取り付けられている。第1のアーム(2)は、第1のアーム(2)が第2のアーム(5)に対して水平および垂直に動くことができるように、第2のアーム(5)および本体(8)のスロット(図示せず)内に可動に配設される。
【0056】
本体(8)は、第2のアーム(5)に沿って水平に動くことができる。本体(8)は、本体(8)を通ってねじ込まれ、第2のアーム(5)を支える、ロックスクリュー(11)の形態のロック手段を有する。
【0057】
図2、3および4に示すように、本体(8)は第1のアーム(2)の長さに沿って所定の位置に配設された一連のくぼみ(10)の位置にくるプランジャ(9)を含む。したがって、第1のアームを、所定の位置にクリック止めすることができる。
【0058】
図23に示すように、本体(8)は、一度にプランジャ(9、39)の一方のみがくぼみ(10)内にくるように、互いに対してオフセットされた2つのプランジャ(9、39)を含むことができる。これにより、所定の位置間のより小さい段階で、第1のアームをクリック止めすることができる、という利点を有する。
【0059】
第1のアーム(2)の第1の端部(3)は、第1のアーム(2)の主要部に対して実質的に垂直である。第1の端部(3)は使用時にポインタとして作用し、使用者が対象物上に切断深さを示すことを可能にする。
【0060】
第1のアーム(2)の第2の端部(4)は、対応する切断具の長さを示すように、マークが付けられている。大腿骨頭インプラントを埋め込む前に大腿骨頭の切断と組み合わせてデバイスが使用されるとき、第1のアーム(2)上のマークは、埋め込まれる大腿骨頭のサイズに適したスリーブカッターに対応する設定とすることができる。図1に示す実施形態では、第1のアーム(2)上の数は、インプラント頭部の球体直径を示す。したがって、これらは、大腿骨頭インプラントの内側の形状に合わせるための、必要な骨の準備サイズにリンクされたスリーブカッターの寸法(切断深さおよび切断半径)に関する。
【0061】
図1、20および21に示すように、本発明のいくつかの実施形態では、第1のアーム(2)の第2の端部(4)は、位置(37)に、インプラント頭部の球体直径に対応する数字38、42、46、50、54、および58(mm単位)がマークされている。図22に示すように、本発明のいくつかの実施形態では、第1のアーム(2)の第2の端部(4)は、アームの位置(37)と反対側の位置(38)に、やはりインプラント頭部の球体直径に対応する数字40、44、48、52、および56(mm単位)がマークされている。したがって、デバイスは、38から58mmまで2mm増分で、11の設定を有する。
【0062】
本発明の代替実施形態では、直径および増分の範囲を異なるようにすることができる。例えば、直径の範囲には、38mm未満および58mmを超える直径を含むことができる。増分は2mmより小さく、または2mmより大きくすることができる。例えば、増分は1mmまたは3mmとすることができる。増分は、整数以外とすることもできる。例えば、増分は0.5mmとすることができる。
【0063】
図20に示すように、本発明のいくつかの実施形態では、第1のアーム(2)は2つのクロスピン(35、36)を有する。ピン(35、36)は、本体(8)内でのアーム(2)の移動を制限し、アーム(2)がデバイスから外れることを防ぐ。ピンはまた、インプラント頭部の球体直径の上側および下側の範囲も示す。図20に示す実施形態では、クロスピン(35)が本体(8)に接触すると、デバイスは、インプラント頭部の球体直径58mmに対応するように設定される。クロスピン(36)が本体(8)に接触すると、デバイスは、インプラント頭部の球体直径38mmに対応するように設定される。
【0064】
第2のアーム(5)の第1の端部(6)は、第2のアーム(5)を骨などの対象物または骨に取り付けられたガイドロッドに取り付けることができる、フープ/リング(12)の形態の取付手段を含む(図7参照)。
【0065】
図1および2に示すように、デバイスは、図9から11を参照してより詳細に述べるが、スペーサ(13)とともに使用することができる。
【0066】
図4は、図3の線A-Aに沿ったデバイス(1)の断面図である。図示するように、第2のアーム(5)は本体(8)内に可動に配設される。第1のアーム(2)は、第1のアーム(2)が第2のアーム(5)に対して水平および垂直に動くことができるように、第2のアーム(5)のスロット(14)および本体(8)のスロット(15)内に可動に配設される。本体(8)および第1のアーム(2)の第2のアーム(5)に沿った移動は、第2のアーム(5)の陥凹穴(17)で動く固定ばね(16)を使用して、ばね負荷される。クロスピン(18)はばね(16)の一方の端部を第2のアーム(5)に固定し、クロスピン(19)はばね(16)の他方の端部を本体(8)に固定する。
【0067】
図5は、本発明の別の実施形態によるデバイス(100)の等角図である。デバイスは図1から4のデバイスと共通する多数の特徴を有しており、したがって、同じ部品には同じ参照番号が使用されている。図5に示すデバイスは、スリーブカッターの直径の情報に対応するように修正されている。ステッパー機構(20、21)が追加されており、本体(8)の位置、したがって第1のアーム(2)の第1の端部(3)を、取付手段(22)を通る中心軸に対して設定することができるようになっている。第1のアーム(2)の第1の端部(3)と中心軸との距離は、特定のスリーブカッターの半径と等しくなるように設定することができる。ステッパー機構の陥凹(21)は、作業スペースへと本体(8)を通過するピン(図示せず)上にある。
【0068】
設定(23)は、開口(24)を通して見ることができる。設定(23)は、各サイズのスリーブカッターの内側半径/直径と等しい。次いで、切断深さとともに、この情報を、切断を実施する前に骨上に移すことができる。
【0069】
取付手段は、ガイドロッドを受けることができる開放シリンダー(22)の形態である。ロックスクリュー(25)が、開放シリンダー(22)を通ってねじ込まれ、ガイドロッドを支える。これにより、デバイス(100)をガイドバーに沿って様々な位置にロックすることが可能になる。これは、デバイス(100)を適正な高さに設定し、位置を失うことなくスペーサ(13)のサイズを決定するときに有用である。
【0070】
図6から11は、使用時の図1から4のデバイス(1)を示す。図6に示すように、デバイス(1)の第1のアーム(2)は、垂直軸(Z)に沿って垂直に動くことができる。第1のアーム(2)および第2のアーム(5)は、水平軸(X)に沿って水平に動くことができる。第1のアーム(2)の主軸に平行に測定された、第1のアーム(2)の第1の端部(3)と第2のアーム(5)の第1の端部(6)との距離は、切断深さ(CD)を示す。したがって、医師は、所望のスリーブカッターのサイズがアーム(2)の第2の端部(4)のスケールに表示されるまで、本体(8)内で第1のアーム(2)を上下にクリック止めすることによって、切断深さ(CD)を選択されたスリーブカッターの長さと一致するように設定することができる。
【0071】
図7に示すように、デバイス(1)は、最初に取付手段(12)によってガイドバー(27)に取り付けられ、ばね負荷された機構(16)に対して第1のアーム(2)を後退させることによって、大腿骨頭(26)の塊の上を通過する。次いで、ロックスクリュー(11)を使用して、第1のアーム(2)を所望の位置にロックすることができる。
【0072】
次いで、第1のアーム(2)の第1の端部(3)とスリーブカッターの選択された切断深さとを位置合わせすることによって、第1のアーム(2)が垂直に配置される。次いで、選択された切断深さを確認するために、第1のアーム(2)をこの位置で大腿骨頭の周りで回転する。
【0073】
選択された切断深さと一致すると、図8に示すように、デバイス(1)を定位置に維持し、ルーラー(28)を使用して、大腿骨頭の頂部から第2のアーム(5)の第1の端部(6)の基部までの対応する高さを測定することができる。次いで、対応するサイズのスペーサ(13)が選択される。このステップは、所望の位置が達成されるまで第2のアーム(5)の第1の端部(6)の下に選択されたスペーサを置くことによって、ルーラーなしで実施することもできる。
【0074】
高さおよび選択された特定のスペーサ(13)を測定した後、デバイス(1)はガイドバー(27)から取り外され、図9に示すように、第2のアーム(5)の第1の端部(6)の下に選択されたスペーサ(13)を置いて、ガイドバー(27)上に再度組み付けられる。目的の切断深さが正しいことを確認するために、第1のアーム(2)を大腿骨頭(26)の周りで再び回転することができる。
【0075】
次いで、デバイス(1)がガイドロッド(27)から取り外され、図10に示すように、スペーサ(13)がガイドロッド(27)上の元の位置に残される。
【0076】
図11に示すように、選択されたスリーブカッター(29)がガイドロッド(27)と位置合わせされ、スペーサ(13)の上を通過して、切断操作が実施される。スペーサ(13)は、スリーブカッター(29)の近位側端部に接触するとき、物理的停止具として作用し、それにより、スリーブカッター(29)が所定の距離よりさらに移動することを防ぐ。
【0077】
図12および13は、本発明の別の実施形態によるデバイス(200)の等角図である。デバイスは図1から4のデバイス(1)と共通する多数の特徴を有しており、したがって、同じ部品には同じ参照番号が使用されている。デバイス(200)は、第2のアーム(5)の第1の端部(6)が、調整可能なスペーサ(31)を受けるフープ/リング(30)の形態の取付手段を有するように、修正されている。調整可能なスペーサは、上側(32)および下側(33)の、2つの反時計方向にねじ切りされたスペーサを含む。ねじ切りされたスペーサ(32、33)は、所与の高さ範囲内で回されて互いに嵌め込まれ、および互いから外される。下側スペーサ(33)の基部上に3つのスパイク(34)が設けられている。スパイク(34)を使用して、下側スペーサ(33)を骨などの対象物に固定することができる。
【0078】
図14から19は、使用時の図12および13のデバイス(200)を示す。図14に示すように、デバイス(200)の第1のアーム(2)は、垂直軸(Z)に沿って垂直に動くことができる。第1のアーム(2)および第2のアーム(5)は、図6に示すように、水平軸に沿って水平に動くことができる。第1のアーム(2)の主軸に平行に測定された、第1のアーム(2)の第1の端部(3)と第2のアーム(5)の第1の端部(6)との距離は、切断深さ(CD)を示す。したがって、医師は、所望のスリーブカッターのサイズがアーム(2)の第2の端部(4)のスケールに表示されるまで、本体(8)内で第1のアーム(2)を上下にクリック止めすることによって、切断深さ(CD)を選択されたスリーブカッターの長さと一致するように設定することができる。
【0079】
図15に示すように、調整可能なスペーサ(31)がガイドバー(27)の上に置かれ、スパイク(34)が大腿骨へと確実に押し付けられる。図16に示すように、次いで、ばね負荷機構(16)を使用して第1のアーム(2)を後退させることによって、第1のアーム(2)が大腿骨頭の塊の上を通り、デバイス(200)が調整可能なスペーサ(31)の上に配置される。次いで、ロックスクリュー(11)を使用して、第1のアーム(2)を所望の位置にロックすることができる。
【0080】
次いで、図17に示すように、第1のアーム(2)の第1の端部(3)がスリーブカッター(29)の切断深さと位置合わせされるまで、上側スペーサ(32)を時計方向に回転して調整可能スペーサ(31)を拡張することによって、デバイス(200)が垂直に配置される。次いで、選択された切断深さが正しいことを確認するために、第1のアーム(2)をこの位置で大腿骨頭(26)の周りで回転する。
【0081】
次いで、図18に示すように、デバイス(200)が取り外され、調整可能なスペーサ(31)が元の位置に残される。図19に示すように、選択されたスリーブカッター(29)がガイドロッド(27)と位置合わせされ、スペーサ(31)の上を通過して、切断操作が実施される。スペーサ(31)は、スリーブカッター(29)の近位側端部に接触するとき、物理的停止具として作用し、それにより、スリーブカッター(29)が所定の距離よりさらに移動することを防ぐ。
【0082】
スリーブカッターが切断の端部へと進むときスリーブカッター(29)を時計方向に回転することによって、押し付けられることの反応によって圧迫されないように、調整可能なスペーサ(31)は反時計方向にねじ切りされている。反時計方向のねじは、加えられた下向きの力に対して回転しない。
【符号の説明】
【0083】
1 デバイス
2 第1のアーム
3 第1の端部
4 第2の端部
5 第2のアーム
6 第1の端部
7 第2の端部
8 本体
9 プランジャ
10 くぼみ
11 ロックスクリュー
12 取付手段
13 スペーサ
14 スロット
15 スロット
16 固定ばね
17 陥凹穴
18 クロスピン
19 クロスピン
20 ステッパー機構
21 ステッパー機構
22 取付手段
23 設定
24 開口
25 ロックスクリュー
26 大腿骨頭
27 ガイドバー
28 ルーラー
29 スリーブカッター
30 フープ/リング
31 調整可能なスペーサ
32 上側の反時計方向にねじ切りされたスペーサ
33 下側の反時計方向にねじ切りされたスペーサ
34 スパイク
35 クロスピン
36 クロスピン
37 位置
38 位置
39 プランジャ
100 デバイス
200 デバイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示すためのデバイスであって、
第1の端部および第2の端部を有する第1のアームと、
第1の端部および第2の端部を有する第2のアームと、
を含み、使用時にデバイスが切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、デバイスが切断具の切断深さを示すように、前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しくなるように、前記第1のアームおよび前記第2のアームが互いに結合されるデバイス。
【請求項2】
前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が、前記第1のアームの主軸と平行に測定されることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記第1および第2のアームが互いに固定的に結合されることを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記第1のアームと前記第2のアームとを結合する本体をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項5】
前記第1のアームが前記本体内に可動に配設され、使用時に、前記デバイスが切断しようとする対象物と位置合わせされるとき、前記デバイスが前記切断具の切断深さを示すように、前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しくなるように前記第1のアームが配設されることを特徴とする請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記第1のアームが前記第2のアームに対して水平および/または垂直に動くことができるように、前記第1のアームおよび前記第2のアームが互いに実質的に垂直に配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記第2のアームが前記本体内に固定的に取り付けられ、前記第1のアームが、前記第2のアーム内で水平および/または垂直に動くことができるように、前記第2のアーム内に可動に配設されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項8】
前記第2のアームが前記本体内に可動に配設されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
前記第1のアームの第1の端部が前記第1のアームの残りの部分と同平面にならないように、前記第1のアームの一部が湾曲していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記第1の端部が前記第1のアームの大部分に対して実質的に垂直であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記第2のアームの第1の端部が、使用時に前記デバイスを対象物に取り付けるための取付手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項12】
前記デバイスが、前記第1および/または第2のアームを設定位置に可逆的にロックするためのロック手段を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項13】
前記デバイスが、前記第1のアームおよび前記第2のアームの少なくとも一方が前記本体に対して段階的な動作で動くように機構を含むことを特徴とする請求項4〜12のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項14】
前記機構がラチェット機構であることを特徴とする請求項13に記載のデバイス。
【請求項15】
前記第1のアームおよび前記第2のアームの少なくとも一方が、前記本体に対して弾性的に付勢されることを特徴とする請求項4〜14のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項16】
前記第1のアームおよび前記第2のアームの少なくとも一方が、前記本体に対してばね負荷されることを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記第1のアームが、対応する切断具の長さを示すようにマークされていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項18】
前記第2のアームが、対応する切断具の幅、半径または直径を示すようにマークされていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項19】
切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示す方法であって、
対象物を切断するための切断具を選択するステップと、
前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しいことを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載のデバイスを提供するステップと、
前記デバイスが前記切断具の切断深さを示すように、前記デバイスを対象物と位置合わせするステップと、
を含む方法。
【請求項20】
請求項5〜18のいずれか一項に記載のデバイスを提供するステップと、
対象物を切断するための切断具を選択するステップと、
前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しくなるように、前記デバイスの前記第1のアームを配設するステップと、
前記デバイスが前記切断具の切断深さを示すように、前記デバイスを対象物と位置合わせするステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
対象物が骨であることを特徴とする請求項19または20に記載の方法。
【請求項22】
骨はガイドロッドを含むことができ、前記デバイスの前記第2のアームの第1の端部が取付手段を含み、前記デバイスが前記取付手段を介して前記ガイドロッドに取り付けられることを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項23】
対象物を切断する方法であって、
切断面を有する遠位側端部および近位側端部を含む、対象物を切断する切断具を選択するステップと、
前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しい、請求項1〜18のいずれか一項に記載のデバイスを提供するステップと、
前記デバイスが前記切断具の切断深さを示すように、前記デバイスを対象物と位置合わせするステップと、
前記第1のアームの第1の端部を前記切断具が切断する最大限度に配置するステップと、
対象物に対する、前記第2のアームの第1の端部の位置を記録するステップと、
前記デバイスを取り外すステップと、
前記切断具を対象物と位置合わせするステップと、
前記切断面が対象物を切断するように前記切断具を前進させるステップと、
前記切断具の近位側端部が前記第2のアームの第1の端部の記録された位置と位置合わせされるとき、切断を停止するステップと、
を含む方法。
【請求項24】
請求項5〜18のいずれか一項に記載のデバイスを提供するステップと、
切断面を有する遠位側端部および近位側端部を含む、対象物を切断する切断具を選択するステップと、
前記第1のアームの第1の端部と前記第2のアームの第1の端部との距離が前記切断具の長さと等しくなるように、前記デバイスの前記第1のアームを配設するステップと、
前記デバイスが前記切断具の切断深さを示すように、前記デバイスを対象物と位置合わせするステップと、
前記第1のアームの第1の端部を前記切断具が切断する最大限度に配置するステップと、
対象物に対する、前記第2のアームの第1の端部の位置を記録するステップと、
前記デバイスを取り外すステップと、
前記切断具を対象物と位置合わせするステップと、
前記切断面が対象物を切断するように前記切断具を前進させるステップと、
前記切断具の近位側端部が前記第2のアームの第1の端部の記録された位置と位置合わせされるとき、切断を停止するステップと、
を含むことと特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のアームの第1の端部の位置が、対象物と前記第1の端部との距離を測定することによって記録され、前記近位側端部が、測定された距離だけ対象物から離れるまで、前記切断具が前進することを特徴とする請求項23または24に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のアームの第1の端部の位置が、スペーサを対象物の端部に置くことによって記録され、前記スペーサの長さは対象物と前記第1の端部との距離と等しく、前記切断具が、前記近位側端部が前記スペーサに接触するまで前進し、それにより、さらに前進することを防ぐことを特徴とする請求項23〜25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記スペーサが中実であることを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記スペーサが、前記スペーサの長さが対象物と前記第2のアームの第1の端部との距離と等しくなるように調整することができるように、長さを調整可能であることを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項29】
対象物が骨であることを特徴とする請求項23〜28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項30】
骨はガイドロッドを含み、前記デバイスの前記第2のアームの第1の端部が取付手段を含み、前記デバイスが前記取付手段を介して前記ガイドロッドに取り付けられることを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項31】
請求項1〜18のいずれか一項に記載の少なくとも1つのデバイスおよび少なくとも1つのスペーサを含む、部品のキット。
【請求項32】
異なる長さの複数のスペーサを含むことを特徴とする請求項31に記載の部品のキット。
【請求項33】
前記または前記それぞれのスペーサが長さを調整可能であることを特徴とする請求項31または32に記載の部品のキット。
【請求項34】
少なくとも1つの切断具をさらに含むことを特徴とする請求項31〜33のいずれか一項に記載の部品のキット。
【請求項35】
図面を参照して明細書中で述べたものと実質的に同様のデバイス。
【請求項36】
図面を参照して明細書中で述べたものと実質的に同様の、切断しようとする対象物に切断具の切断深さを示す方法。
【請求項37】
図面を参照して明細書中で述べたものと実質的に同様の対象物を切断する方法。
【請求項38】
図面を参照して明細書中で述べたものと実質的に同様の部品のキット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公表番号】特表2009−544346(P2009−544346A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−520058(P2009−520058)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際出願番号】PCT/GB2007/002763
【国際公開番号】WO2008/009959
【国際公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(391018787)スミス アンド ネフュー ピーエルシー (79)
【氏名又は名称原語表記】SMITH & NEPHEW PUBLIC LIMITED COMPANY
【Fターム(参考)】