説明

印刷面検査装置

【目的】 印刷面の検査を高精度に行うことができる印刷面検査装置を提供する。
【構成】 直管形蛍光灯8a〜8dからの光がハーフミラー7を介してCD3に正面から照射され、丸形蛍光灯13a〜13cからの光がCD3に斜めから照射される。直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの駆動は図示しないコントローラによって検査対象の印刷面の種類に応じて決定される。このようにCD3に光が照射された状態で、CCDカメラ4によってCD3の表面が撮像され、この撮像結果に基づいて、CD3の印刷面の適否が判断される。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、印刷用インクを用いてカラー印刷されたCD(Compact Disk) のレーベルやテレフォンカードなどのカラー印刷面の適否を高精度に検査する印刷面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CDの表面には、通常、アルミ蒸着などで形成され光を全反射する金属膜の上に薄い表面コーティング膜が形成してある。CDでは、この表面コーティング膜の膜厚が薄いため、光に対してモアレが発生する。CDの製造過程では、CDの表面にメーカ名やタイトルなどのレーベルが多色印刷され、印刷後に、目視や検査装置などによって、その印刷を適否を判断している。検査装置は、照明装置からの光をCDの表面に照射し、その反射光に応じた画像をCCDカラーエリアカメラを用いて撮像し、この撮像結果を用いて、CDの表面の印刷の適否を検査する。
【0003】この検査を高精度に行うためには、CD印刷面全体に色ムラが生じなく、丸形蛍光灯の電極による照度ムラが少なく、鮮明な映像を得ることができるように照明装置からの光をCD表面に照射する必要がある。
【0004】従来では、散乱した白色蛍光灯をハーフミラーで反射させてCDに照射したり、カメラ横に丸形蛍光灯および散乱板を設置することで、CDの照射する光量の増大、照度ムラの低減およびカメラに不要な像が映し出されることの防止を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来の印刷面検査装置では、CDの表面に照射される光の均一性が不十分であった。また、蛍光灯の電極の部分が影となって撮像されることがあった。さらに、CD表面の金属膜に外部からの光が照射され、金属膜の上にモアレが生じたり、CDの真上に位置する物の像がCDの表面で反射されレンズに写り込んでしまうことがあった。そのため、従来の印刷面検査装置では、検査精度の信頼性が低いといった問題があった。このような問題は、例えば、CD−ROMやテレフォンカードの多色印刷面を検査する場合にも同様に生じていた。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、印刷面の検査を高精度に行うことができる印刷面検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の印刷面検査装置は、検査対象となる印刷面を持つ物品を保持する保持手段と、前記保持された物品の印刷面を撮像する撮像手段と、中空部を有するリング状をしており、その中空部を介して前記撮像手段による前記印刷面の撮像が行われ、前記保持された物品の印刷面に対して斜めから光を照射するように、前記印刷面の正面に位置するリング状の第1の発光手段と、前記撮像手段と前記保持手段に保持された物品の前記印刷面とを結ぶ線に対して所定の角度だけ傾斜して、前記第1の発光手段と前記撮像手段との間に設けられたハーフミラーと、射出した光を前記ハーフミラーで反射させて前記保持された物品の印刷面に正面から照射する第2の発光手段と、前記撮像手段の撮像結果を処理する処理手段とを有する。
【0008】また、本発明の印刷面検査装置は、前記第2の発光手段は、前記撮像手段と前記保持された物品の印刷面とを結ぶ線に沿って所定間隔で位置する複数のリング状の発光部を有することが好ましいい。
【0009】また、本発明の印刷面検査装置は、前記印刷面の種類に応じて、前記第1の発光手段および前記第2の発光手段の駆動の有無を制御する制御手段をさらに有することが好ましい。
【0010】また、本発明の印刷面検査装置は、前記第2の発光手段の前記複数の発光部は、相互に電極が所定角度だけずれて位置するように配置してあることが好ましい。
【0011】また、本発明の印刷面検査装置は、前記第1の発光手段および前記第2の発光手段の少なくとも一方が、前記撮像手段において用いられる同期信号の周波数とは、異なる高周波数を用いて駆動されることが好ましい。
【0012】さらに、本発明の印刷面検査装置は、前記処理手段は、前記撮像結果である被検査用画像および予め用意された基準画像を微分した微分画像をそれぞれ生成し、これらの微分画像を用いて、前記被検査用画像と前記基準画像との差異に相当する画像を生成することが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の印刷面検査装置では、検査対象となる印刷面が撮像手段に向かい合うように保持手段によって物品が保持される。そして、印刷面の種類に応じて制御手段からの制御によって、第1の発光手段および第2の発光手段のいずれか一方あるいは双方が駆動される。前記第1の発光手段からの光は、前記印刷面に対して斜めから照射される。また、前記第2の発光手段からの光は、ハーフミラーによって反射され、前記印刷面に対して正面から照射される。
【0014】このように前記第1の発光手段および第2の発光手段によって前記印刷面に光が照射された状態で、前記ハーフミラーおよび前記第1の発光手段の中空部を介して、撮像手段によって前記印刷面が撮像される。この撮像結果は処理手段に出力され、この撮像結果に基づいて処理手段において前記印刷面の適否が検査される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に係わるCD印刷面検査装置について説明する。図1は、本実施例に係わるCD印刷面検査装置1の構成図である。図1に示すCD印刷面検査装置1は、CDの表面に印刷によって形成された表示の良否判断のための装置である。図1に示すように、CD印刷面検査装置1は、CD3を搭載するCD搭載台2の図中略真上にCCDカメラ4を備えた構成になっている。CD搭載台2は、CD3を保持した状態でCCDカメラ4の撮像範囲内にCD3の印刷面を含む表面の一部を入れ、順次自動的に回転することで、CD3の表面全体をCCDカメラ4の撮像範囲に入れる。CCDカメラ4としては、例えば3板式カラーCCDカメラが用いられる。このように、CCDカメラ4として3板式カラーCCDを用いることで、単板式CCDカメラを用いる場合に比べて、映像の分解能を高め高精度な検査を行うことができる。
【0016】CCDカメラ4の図中下方には、例えば焦点距離が約25mmのレンズ5が装着してある。また、CCDカメラ4とレンズ5との間には、例えば約200mm(縦)×約200mm(横)の黒板6が固定してある。このように黒板6を設けることで、CD3の表面に形成された金属膜から不要な反射光がCCDカメラ4に入射するのを防止している。レンズ5の先端からCD3までの距離Aは、約650mmである。
【0017】レンズ5の図中下方には、透過反射率が50:50で、200mm(縦)×300mm(横)の平板状のハーフミラー7が設けてある。ハーフミラー7の図中左側には、例えば直管形で演色AAAの10Wの直管形蛍光灯8a,8b,8c,8d一列に、紙面に垂直な方向に向かって配置してある。直管形蛍光灯8a〜8dの相互間の距離は、CD3に対しての照度が均一になるように、例えば約50mmになっている。直管形蛍光灯8a〜8dの図中左側には、直管形蛍光灯8a〜8dからの光をCD3に対して効率的に集光するように表面をアルミコートした光反射板9がそれぞれ設けてある。
【0018】直管形蛍光灯8a〜8dとハーフミラー7との間には、光透過性の乳白色のアクリル板10が設けてある。このように、アクリル板10を設けることで、直管形蛍光灯8a〜8dからの光が散乱している場合でも、均一な光をハーフミラー7を介してCD3に照射でき、CD3の表面に照度ムラが生じることを抑制できる。
【0019】ハーフミラー7は、CCDカメラ4とCD3との結ぶ線に対して約45度だけ傾斜して位置し、直管形蛍光灯8a〜8dからの光をアクリル板10を介して入射し、これを反射してCD3に対して正面から照射する。また、CCDカメラ4は、ハーフミラー7を介してCD3の表面を撮像する。
【0020】ハーフミラー7の図中右側には、ハーフミラー7側に凹凸面11aを有する黒板11が設けてある。黒板11の凹凸面11aは、ハーフミラー7を透過した直管形蛍光灯8a〜8dからの光を反射せずに吸収する機能を持つ。
【0021】ハーフミラー7、アクリル板10および黒板11の下方には、リング状の丸形蛍光灯13a,13b,13dが、その中心がCD搭載台2に載置されたCD3の中心の真上に位置するように、図中鉛直方向に例えば100mm間隔で設けてある。丸形蛍光灯13a〜13cは、その相互間で、電極部の位置が一定の向きに120度ずつずれて位置するように配置してある。このように、丸形蛍光灯13a〜13cを配置することで、CD3に照射される光の輝度が電極部による影響で部分的に暗くなり、CD3に電極部に対応した影が生じることを抑制できる。丸形蛍光灯13a〜13cとしては、例えば内径241mm、出力32Wのものを用いる。
【0022】丸形蛍光灯13a〜13cの内側には、円筒形の乳白色のアクリル板12を、その中心がCD搭載台2に載置されたCD3の中心の真上に位置するように配置する。丸形蛍光灯13a〜13cの外側には、丸形蛍光灯13a〜13cからの光を効率良くCD3に照射するために、内面をアルミコートした円筒形の反射板14が設けてある。尚、図1において、Bは200mm、Cは70mm、Dは350mmである。
【0023】図1に示すCD印刷面検査装置1では、CCDカメラ4でCD3の画像を撮像するときに、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの駆動周波数とCCDカメラ4の同期信号周波数とが一致しないように、図2に示すように、高周波数インバータである蛍光灯インバータ20によって、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cを駆動する。
【0024】図2に示すように、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cを駆動する蛍光灯インバータ20は、それぞれインターフェース21を介して外部コントローラ22に接続してある。インターフェース21は、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの駆動、すなわちオン/オフを制御する。また、外部コントローラ22も、インターフェース21を介して、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの駆動を制御できる。
【0025】インターフェース21または外部コントローラ22は、以下に示すように、検査対象となるレーベルの印刷の種類に応じて、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの駆動を制御する。CD3のアルミ蒸着による金属膜の上に一色のインクで印刷されたレーベルを検査する場合には、インターフェース21または外部コントローラ22は、直管形蛍光灯8a〜8dのみを駆動し、丸形蛍光灯13a〜13cは駆動しない。これによって、インクが形成されていない金属膜の表面とインクの部分との境界(エッジ)が強調された鮮明な映像を得ることができる。
【0026】CD3の金属膜の上に印刷部分が多くあり、しかも、2色以上のインクを用いて印刷されたレーベルを検査する場合には、インターフェース21および外部コントローラ22は、丸形蛍光灯13a〜13cのみを駆動し、直管形蛍光灯8a〜8dは駆動しない。これによって、各色のインクの境界(エッジ)が強調された映像を得ることができる。これは、前述したように丸形蛍光灯13a〜13cが図中鉛直方向に所定の間隔をおいて配置してあることから、丸形蛍光灯13a〜13cからCD3の各色のインクの境界に照射される光の角度が丸形蛍光灯13a〜13c相互間で異なり、境界部が強調され鮮明になるためである。
【0027】CD3の金属膜の全面にがインクで印刷され、しかも、多くの色(5色程度)のインクで印刷されたレーベルを検査する場合には、インターフェース21および外部コントローラ22は、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cの双方を駆動する。これは、CD3の金属膜の上に多くの色が印刷されている場合には、各色のインクが相互に重なりあって境界(エッジ)がはっきりで映し出されないことがあるため、インクに正面から光を照射しその反射光を直接映像として取り込める直管形蛍光灯8a〜8dと、インクの境界を強調できる丸形蛍光灯13a〜13cとの双方を用いれば、鮮明な画像を得ることができるためである。
【0028】図1に示すCD印刷面検査装置1の動作について説明する。検査対象となる印刷が形成された表面がCCDカメラ4と向かい合うようにCD3がCD搭載台2に搭載される。そして、図2に示すインターフェース21または外部コントローラ22による印刷面の種類に応じた制御に基づいて、直管形蛍光灯8a〜8dおよび丸形蛍光灯13a〜13cが駆動され、CD3の表面に光が照射される。このようにCD3の表面に光が照射された状態で、CCDカメラ4によって、CD3の表面が順に撮像される。すなわち、CD搭載台2が回転し、この回転に応じて搭載したCD3の表面全体がCCDカメラ4の撮像範囲に順に入れられ、各回転位置におけるCD3の画像が図示しないコンピュータに順に出力される。このコンピュータでは、CCDカメラ4からの入力画像について以下に示すような処理が行われる。
【0029】図3は、コンピュータにおいて、図1に示すCCDカメラ4から入力したCD3の表面の画像を用いて行う処理を説明するための図である。コンピュータは、図3に示すように、図1に示すCCDカメラ4からの入力画像30に対してハイパスフィルタ処理による微分計算を行い、画像の輪郭を強調した微分画像31を生成する。このような微分画像31を用いて後述する検査処理を行うことで、CD3の印刷面に生じる特徴的な虹色の模様および照明のバラツキと輝度変化の影響を少なくできる。
【0030】次に、コンピュータは、入力画像30に対して行う微分処理と同じ微分処理を予め行ったマスタ画像37と微分画像31とを加算処理して加算画像32を生成する。また、微分画像31からマスタ画像37を減算処理して減算画像38を生成する。
【0031】次に、コンピュータは、減算画像38から加算画像32を減算処理して演算画像33を生成する。このとき、横軸を画素の濃度とし、縦軸を発生頻度とした場合に、演算画像33のヒストグラムは図4に示すようになる。図4に示すヒストグラムでは、微分画像31の画素のうちマスタ画像37の画素と異なる画素は、濃度が0〜64レベルの間に分布し、±0レベル付近には不安定な背景によるデータが分布してその上限は一定になる。従って、濃度が10〜60レベル位の間に一致レベルのしきい値をおくことにより、効果的な印刷面の欠陥判定が可能になる。上述したしきい値を設定して演算画像33の2値化を行うことで2値化画像34が生成され、この2値化画像34を用いてCD3に形成された印刷面の適否が一定の基準で判断される。
【0032】次に、コンピュータは、欠陥の密度が高い部分を抽出するために、2値化画像34を平均化処理して平均化画像35を生成し、その後、所定のしきい値で2値化処理をさらに行い2値化画像36を生成する。このように平均化処理および2値化処理を行うことで、孤立点などのノイズの影響を効果的に抑制できる。これらのステップは、ローパスフィルタ処理に相当する。
【0033】本発明は、上述した実施例に限定されない。例えば、上述した実施例では、CDの表面に形成された印刷面の適否を検査する場合について例示したが、本発明は、例えば、CD−ROMやテレフォンカードの多色印刷面を検査する場合にも適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の印刷面検査装置によれば、検査対象となる印刷面に対して光を均一に照射することができる。そのため、撮像手段は印刷面について鮮明な画像を得ることができ、その撮像結果に基づいて高精度な検査を行うことができる。また、本発明の印刷面検査装置によれば、印刷面の種類に応じて、適切な照明状態を選択できる。その結果、印刷面を高精度に検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるCD印刷面検査装置の構成図である。
【図2】図1に示す直管形蛍光灯および丸形蛍光灯の駆動回路を説明するための図である。
【図3】コンピュータにおいて、図1に示すCCDカメラから入力したCDの表面の画像を用いて行う処理を説明するための図である。
【図4】図3に示す演算画像のヒストグラムである。
【符号の説明】
1… CD印刷面検査装置
2… CD搭載台
3… CD
4… CCDカメラ
5… レンズ
6… 黒板
7… ハーフミラー
8a,8b,8c,8d… 直管形蛍光灯
13a,13b,13c… 丸形蛍光灯
14… 反射板
30… 入力画像
31… 微分画像
32… 加算画像
33… 演算画像
34… 2値化画像
35… 平均化画像
36… 2値化画像
37… マスタ画像
38… 減算画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】検査対象となる印刷面を持つ物品を保持する保持手段と、前記保持された物品の印刷面を撮像する撮像手段と、中空部を有するリング状をしており、その中空部を介して前記撮像手段による前記印刷面の撮像が行われ、前記保持された物品の印刷面に対して斜めから光を照射するように、前記印刷面の正面に位置するリング状の第1の発光手段と、前記撮像手段と前記保持手段に保持された物品の前記印刷面とを結ぶ線に対して所定の角度だけ傾斜して、前記第1の発光手段と前記撮像手段との間に設けられたハーフミラーと、射出した光を前記ハーフミラーで反射させて前記保持された物品の印刷面に正面から照射する第2の発光手段と、前記撮像手段の撮像結果を処理する処理手段とを有する印刷面検査装置。
【請求項2】前記第2の発光手段は、前記撮像手段と前記保持された物品の印刷面とを結ぶ線に沿って所定間隔で位置する複数のリング状の発光部を有する請求項1に記載の印刷面検査装置。
【請求項3】前記印刷面の種類に応じて、前記第1の発光手段および前記第2の発光手段の駆動の有無を制御する制御手段をさらに有する請求項1または2に記載の印刷面検査装置。
【請求項4】前記第2の発光手段の前記複数の発光部は、相互に電極が所定角度だけずれて位置するように配置してある請求項2または3に記載の印刷面検査装置。
【請求項5】前記第1の発光手段および前記第2の発光手段の少なくとも一方が、前記撮像手段において用いられる同期信号の周波数とは、異なる高周波数を用いて駆動される請求項1〜4のいずれかに記載の印刷面検査装置。
【請求項6】前記処理手段は、前記撮像結果である被検査用画像および予め用意された基準画像を微分した微分画像をそれぞれ生成し、これらの微分画像を用いて、前記被検査用画像と前記基準画像との差異に相当する画像を生成する請求項1〜5のいずれかに記載の印刷面検査装置。

【図4】
image rotate


【図1】
image rotate


【図3】
image rotate


【図2】
image rotate