説明

印字装置の用紙剥離機構

【課題】ビニル系等のロール紙に特に起こり易いロール状の状態から剥離されにくい現象を防止する。
【解決手段】ロール状に巻回されたロール紙26のロール部26aを回転可能に支承し、このロール部26aから引き出された印字媒体をグリップ部で挟持し、該グリップ部の回転体の回転によって印字媒体を印字施行部に引き出す。ヘッド部92で印字媒体を走査し該印字媒体に印字を行う。ロール紙26の引き出し側とは反対側の側部に用紙剥離部材46を配置する。用紙剥離部材46は、直立部52と、これに対して直角方向に突出するとともに直立部52に昇降自在に支持された昇降部54により構成する。昇降部54の突出部は、ロール紙26の上部表面のほぼ中央に載置され、この突出部により、ロール部26aにくっついた印字媒体をロール部26aから剥離する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大型のインクジェットプリンタ等の印字装置の用紙剥離機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、用紙の供給側にテンションバーを配置し、用紙供給側のロール紙から引き出されたロール紙引き出し部分にテンションを付与し、グリップ部の回転によって印字施行部分に搬送されるロール紙に斜行が生じないようにしたプリンターが知られている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。このような機構のプリンターでは、通常の紙だけでなく、マーキングフィルム、ターポリンなど、さまざまな種類の印字媒体を搬送して印字を行っている。
【特許文献1】特開2004−142418号公報
【特許文献2】特開2004−314565号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ロール紙が用紙の場合、比較的問題なくロール状の状態から紙が剥離されて搬送されるが、ターポリンなどのビニル系の印字媒体の場合には、ロール状の状態からの剥離がスムーズに行われない場合がある。印字媒体がロール面にくっついたままロール紙のロール部とともに一定角度以上回転してしまうと、この状態からテンションバーからの引っ張り力により一気に剥がれ、元の状態に戻る。このとき、グリップ部に衝撃的な負荷がかかり、グリップ部に対して印字媒体にズレが発生し、印字媒体の搬送精度に悪影響が出て良好な印字品質が得られないという問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、本発明は、ロール状に巻回された印字媒体のロール部を回転可能に支承し、前記ロール部から引き出された印字媒体をグリップ部で挟持し、該グリップ部の回転体の回転によって印字媒体を印字施行部に引き出し、ヘッド部で印字媒体を走査し該印字媒体に印字を行うようにした印字装置において、前記ロール紙の引き出し側とは反対側の側部に用紙剥離部材を配置し、該用紙剥離部材を直立部と、これに対して直角方向に突出するとともに前記直立部に昇降自在に支持され突出部が前記ロール紙の上部表面に載置される昇降部とより構成したものである。
また本発明は、前記ロール紙の前記グリップ部への搬送経路にテンションバーが配置され、該テンションバーによって前記ロール紙の引き出し部分にテンションが付与されるようにしたものである。
また本発明は、前記昇降部の突出部に回転体を取り付け、該回転体を介して前記昇降部の突出部を前記ロール紙の上部表面に載置したものである。
また本発明は、前記昇降部の突出部に摩擦力軽減部材からなる用紙剥離爪を固着したものである。
また本発明は、前記昇降部の突出部に摩擦力軽減加工を施したものである。
また本発明は、前記印字装置の用紙供給側に前記ロール紙の軸方向に延びるレールを配設し、該レールに前記用紙剥離部材の直立部の下部を脱着可能に取り付けたものである。
また本発明は、前記用紙剥離部材を、前記ロール紙が外側から引き出されるときは、その昇降部の突出部を前記ロール紙に向けて該ロール紙の内側に配置し、その直立部の下部を前記レールに脱着可能に取り付け、前記用紙剥離部材を、前記ロール紙が内側から引き出されるときは、その昇降部の突出部を前記ロール紙に向けて該ロール紙の外側に配置し、その直立部の下部を前記レールに脱着可能に取り付けるようにしたものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、ビニル系等のくっつきやすい印字媒体の供給において、ロール状の状態から剥がれにくい現象を防止でき、グリップ部での急激な負荷変動の発生を防止できる。そのため精度の良い用紙搬送がされるため、印字結果も良好になる。また取り外しが自由であるため、簡単に剥離していく紙などを使用する場合には、取り外せば使用しない状態での印字が可能であり、そして取り付け位置を変えるだけで用紙の内巻き外巻きなどの仕様にも対応ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る大型インクジェットプリンターから成る用紙剥離機構を備えた印字装置の概略全体構成を示している。左右一対の脚台2上にそれぞれ脚体4が立設されている。前記脚体4には、それぞれブラケット6が支承され、該ブラケット6間に補強体8が架設されている。前記ブラケット6及び補強体8は、本装置の機体を構成している。前記補強体8には、前方用紙ガイド10、後方用紙ガイド12、プラテン14が固設されている。
【0007】
前記脚台2間には、レール16,18が架設され、該レール16,18の左右両端側に、送出ユニット20が取り付けられている。前記送出ユニット20は、それぞれ芯ホルダー軸22を有し、該芯ホルダー軸22は、送出ユニット20に内蔵されたモータに連係している。印字装置の後部には、芯体24に、紙、合成樹脂、ターポリンなどのビニル系樹脂等からなる印字媒体がロール状に装着されたロール紙26が配置されている。前記ロール紙26の両端に開口する芯体24には、前記芯ホルダー軸22が装着され、ロール紙26は、印字装置後部の左右の送出ユニット20間に回転可能に支持されている。
【0008】
左右に配置された前記ブラケット6の各後部には、それぞれ負荷増加ユニット(内部構造は図示省略)の各基体30が固定され、該基体30には軸体36が回転自在に支承されている。前記軸体36は、それぞれ、一対の揺動アーム38(他方は図示省略)の中、対応する揺動アーム38に固定されている。前記一対の揺動アーム38には、前記軸体36を支点とする回転中心の両側に位置して、一対の互いに平行な、ローラからなるテンションバー40,42が互いに所定の間隔を有し、且つ、床面に対して水平に、回転自在に軸支されている。
【0009】
前記一対の揺動アーム38は、その偏心部の重量によって軸体36を中心として、図1中、反時計方向に付勢されている。前記左右一対のブラケット6の中、一方のブラケット6には、前記揺動アーム38の軸体36を中心とする傾斜角度を検出するための角度検出センサ(図示省略)が設けられている。前記脚体4の下部前方側には、ロール紙巻き取りスクローラ72の両端軸部が、左右の脚体4にそれぞれ回転自在に配置された一対の軸受部材74,76によって支承されている。
【0010】
前記一対の軸受部材74,76はそれぞれ脚体4に設けられた巻き取り装置の基板に回転自在に軸支され、一方の軸受部材74は、動力伝達機構を介してロール紙巻取りモータの出力軸に連結し、他方の軸受部材76は、動力伝達機構を介して、該軸受部材76の回転運動を検出するエンコーダのスリット盤に連結している。前記ブラケット6の前方部分即ち図1中、左側には、それぞれ揺動アーム78の一方が回転自在に軸80支され、該左右の揺動アーム78間に、ローラからなるテンションバー82が回転自在に且つ、床面に対して水平に架設されている。前記ブラケット6には、前記揺動アーム78の傾斜角度を検出するための角度検出センサ(図示省略)が設けられている。
【0011】
前記後方用紙ガイド12の後方には、図1中、紙面垂直方向即ちY軸方向に延びるガイドローラ84が配置され、該ガイドローラ84は、機体に回転自在に軸支されている。前記用紙ガイド12の上方には、紙面垂直方向即ちY軸方向に延びるY軸レール86が水平に配置され、両端が支持部材を介して機体に固定されている。前記Y軸レール86には、Yカーソル(キャリッジ)が移動可能に取り付けられ、該Yカーソルは、Y軸駆動モータに連結する無端状のスチールベルトを介して、機体に配設されたY軸駆動装置に連係している。
【0012】
前記プラテン14と後方用紙ガイド12との間には、Y軸方向に沿ってスリットが形成され、該スリットに駆動ローラ88が配置されている。駆動ローラ88の両端は、ブラケットを介して機体に配設されたX軸駆動装置に連係している。前記Y軸レール86には、多数のピンチローラアームが弾発機構(図示省略)を介して揺動可能に取り付けられ、該ピンチローラアームに回転自在に支承されたピンチローラ90は、前記駆動ローラ88の表面から離反した状態と、該表面に水平に弾接した状態のいずれか一方の状態に設定し得るように構成されている。前記駆動ローラ88とピンチローラ90は用紙を挟持するグリップ部を構成している。
【0013】
前記Yカーソルの一方側にはヘッド部92が連結し、これにインクの色ごとに用意された複数個の、それぞれ多数のノズルを備えたインクジェット印字ヘッドが取り付けられている。ロール紙26の内側の側方には、用紙剥離部材46が対向配置され、その下部が、図5に示すように、つまみ48の付いたねじ50の締め付け力によって、レール16に脱着可能に固定されている。前記用紙剥離部材46は、直立部52と、これの上部に昇降自在に取り付けられた直角方向に突出する昇降部54と、該昇降部54の突出部の先端に取り付けられた用紙剥離爪56と、直立部52の下部に直角方向に突出し先端に引っ掛け片60aが形成された取付部60とから構成されている。
【0014】
前記取付部60には、ねじ穴が形成され、このねじ穴に、取り付け片64に一体的に形成された管状部66に嵌挿されたねじ50がねじ込まれ、ねじの締め付け力によって、取り付け片64の底部と取付部60の下面とがレール16に圧着し、これにより用紙剥離部材46がレール16に脱着可能に固定されている。前記直立部52には、図2に示すように、複数の縦方向に延びるスリット68が形成され、該スリット68に、昇降部54側の軸部が抜け脱しないようにスライド自在に嵌合している。前記用紙剥離爪56は、ロール紙26との摩擦抵抗が小さな例えばプラスチック材により構成されている。尚、用紙剥離爪56のロール紙26表面と接触する部分に摩擦抵抗軽減加工を施すようにしても良い。
【0015】
また、用紙剥離爪56の、ロール紙26表面と接触する部分にコロや回動自在な無端ベルトなどの、ロール紙26と連動して回転する回転体を設け、用紙剥離爪56とロール紙26表面との接触部に不適当な摩擦抵抗が生じない構成とすることができる。前記用紙剥離爪56は、ロール紙26に対して、その軸方向に所定の幅を有するように構成されている。本実施形態では、前記用紙剥離部材46はロール紙26の左右端の近傍に位置して2箇所に配置されている。図1に示す実施形態では、ロール紙26の引き出し部分は、ロール紙26の外側から引き出され外巻きとなっている。そのため、用紙剥離部材46は、図1中、ロール紙26の左側即ち、ロール紙26の内側に配置されるが、ロール紙26の引き出し部分が、図6の符号26b’で示されるように、ロール紙26の内側即ち図1中、左側から引き出される内巻き構成のときは、用紙剥離部材46は、図4に示すように、外側のレール18に固定され、その直立部52がロール紙26の外側に配置される。
【0016】
次に本実施形態の動作について説明する。
作画を始める前に、プラテン14上にロール紙26の引き出し部26bをセットするには、ピンチローラ90を上昇させ、送出ユニット20にセットされているロール紙26のロール部26aからロール紙26を手操作で引き出し、この引き出し部26bをテンションバー40とテンションバー42の各表面に図6に示すように、ジグザグ状に掛け渡す。
【0017】
揺動アーム38は、該揺動アーム38の偏芯部にかかる重量により、図1中、軸体36を中心として反時計方向に付勢されている。
ロール紙26の引き出し部をガイドローラ84,駆動ローラ88ピンチローラ90間、プラテン14、前方用紙ガイド10、テンションバー82を経て、巻き取りスクローラ72に導き、引き出し部の先端を巻き取りスクローラ72に係止する。
【0018】
次に、ピンチローラ90を下降させて、ピンチローラ90をロール紙26の引き出し部の上から駆動ローラ88に弾接する。これにより、駆動ローラ88とピンチローラ90とでロール紙26(印字媒体)をグリップし、印字媒体のセッティングが完了する。プリンタが印字動作に移行すると、ロール紙26の引き出し部は、駆動ローラ88の一方向の間欠回転により、プラテン14上をY軸レール86の長手方向と直交するX軸方向に搬送される。
【0019】
また、ヘッド部92は、コントローラの制御により印字情報に基いて駆動され、印字ヘッドのノズルからインクを吐出するとともに、ヘッド部92のY軸レール86に沿った往復移動によって、Y軸に沿ってロール紙26を走査し、コントローラのメモリに展開された画像情報がロール紙26の印字施行表面に可視化される。印字中、駆動ローラ88とピンチローラ90とから成るグリップ部によってロール紙26が順次プラテン14上に引き出されると、テンションバー40,42は、ロール紙26の引き出し部によって加圧され、揺動アーム38は、軸体36を中心として、図1中、自重による偏芯モーメントに抗して、時計方向に回転し、グリップ部のロール紙引き出し運動に対して負荷がかかる。
【0020】
テンションバー40が送出動作位置に達すると、コントローラは、センサからの信号によってこれを検知し、送出モータをロール紙26送出方向に一定時間駆動する。これにより、揺動アーム38は、自重により、図1中、反時計方向に回転し、ロール紙26の引き出し部が、テンションバー40,42によってジグザグ状に深く屈曲される。テンションバー40が上限位置に達する若干手前で、送出モータの駆動が停止し、この動作が繰り返される。
【0021】
一方、上記印字中、グリップ部にロール紙の印字済みの部分が用紙排出方向に送られると、前方用紙ガイド10の端部と巻き取りスクローラ72間のロール紙26の長さが徐々に増加する。この増加に伴って、揺動アーム78は、初期位置から軸体80を中心として、図1中、時計方向に自重により揺動する。ロール紙26がく字状に深く屈曲し、テンションバー82が、所定の巻き取り位置に達すると、検出センサが検出信号信号をコントローラに出力し、コントローラは、巻き取りモータを巻き取り方向に駆動する。巻き取りモータの駆動により、巻き取りスクローラ72が図1中、反時計方向に回転し、ロール紙26の引き出し部が巻き取りスクローラ72に巻き取られ、テンションバー82がロール紙26からの圧力によって、初期位置の方向に後退する。
【0022】
テンションバー82が初期位置に戻ったところで、コントローラは、検出センサからの信号に基づいて、巻き取りを停止する。印字中、この動作が繰り返される。上記印字動作において、ロール紙26が図1中、左回転して、ロール紙26を繰り出すとき、ロール紙26がロール紙26のロール部26aの表面に密着したまま、用紙剥離爪56に達すると、ロール紙26のロール部26aに密着した部分がロール部26aの表面から剥離され、図1に示す、正常状態に戻る。なお、ロール紙が搬送されロール径が小さくなってきた場合でも、昇降部54がスリット68に沿って下がってくるため、ロール紙径に関係なく最後まで剥離がされていく。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係る印字装置の全体概略構成図である。
【図2】用紙剥離機構の外観図である。
【図3】用紙剥離機構の外観図である。
【図4】用紙剥離機構の外観図である。
【図5】用紙剥離機構の側面図である。
【図6】本発明の説明図である。
【符号の説明】
【0024】
2 脚台
4 脚体
6 ブラケット
8 補強体
10 前方用紙ガイド
12 後方用紙ガイド
14 プラテン
16 レール
18 レール
20 送出ユニット
22 芯ホルダー軸
24 芯体
26 ロール紙
30 基体
46 用紙剥離部材
48 つまみ
50 ねじ
52 直立部
54 昇降部
56 用紙剥離爪
58 引っ掛け片
60 取付部
62 管状部
64 取り付け片
66 管状部
68 スリット
72 ロール紙巻き取りスクローラ
74 軸受け部材
76 軸受け部材
78 揺動アーム
80 軸
82 テンションバー
86 Y軸レール
88 駆動ローラ
90 ピンチローラ
92 ヘッド部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール状に巻回された印字媒体のロール部を回転可能に支承し、前記ロール部から引き出された印字媒体をグリップ部で挟持し、該グリップ部の回転体の回転によって印字媒体を印字施行部に引き出し、ヘッド部で印字媒体を走査し該印字媒体に印字を行うようにした印字装置において、前記ロール紙の引き出し側とは反対側の側部に用紙剥離部材を配置し、該用紙剥離部材を直立部と、これに対して直角方向に突出するとともに前記直立部に昇降自在に支持され突出部が前記ロール紙の上部表面に載置される昇降部とより構成したことを特徴とする印字装置の用紙剥離機構。
【請求項2】
前記ロール紙の前記グリップ部への搬送経路にテンションバーが配置され、該テンションバーによって前記ロール紙の引き出し部分にテンションが付与されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置の用紙剥離機構。
【請求項3】
前記昇降部の突出部に回転体を取り付け、該回転体を介して前記昇降部の突出部を前記ロール紙の上部表面に載置したことを特徴とする請求項1に記載の印字装置の用紙剥離機構。
【請求項4】
前記昇降部の突出部に摩擦力軽減部材からなる用紙剥離爪を固着したことを特徴とする請求項1に記載の印字装置の用紙剥離機構。
【請求項5】
前記昇降部の突出部に摩擦力軽減加工を施したことを特徴とする請求項1に記載の印字装置の用紙剥離機構。
【請求項6】
前記印字装置の用紙供給側に前記ロール紙の軸方向に延びるレールを配設し、該レールに前記用紙剥離部材の直立部の下部を脱着可能に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置の用紙剥離機構。
【請求項7】
前記用紙剥離部材を、前記ロール紙が外側から引き出されるときは、その昇降部の突出部を前記ロール紙に向けて該ロール紙の内側に配置し、その直立部の下部を前記レールに脱着可能に取り付け、前記用紙剥離部材を、前記ロール紙が内側から引き出されるときは、その昇降部の突出部を前記ロール紙に向けて該ロール紙の外側に配置し、その直立部の下部を前記レールに脱着可能に取り付けるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の用紙剥離機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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