印鑑
【課題】
本発明は、多くの動作を必要とすることなく、また覆いかぶさって真上から見ることもなく、通常の姿勢で今までの印鑑に比べ倍の精度で真っ直ぐに押すことが出来るような印鑑を提供する。またお土産品業界においては外国の人が訪れた国のよき思い出になるお土産品は数が少ない。まして訪れた国の文字文化に直結するお土産はほとんどないに等しい。
【解決手段】
印鑑を押すときの手前の面の1部または全部が鏡面である。印鑑は世界各国に頻繁に使用されているアイテムである。旅行客個人の名前を本国の文字と訪れた国の文字でレイアウトし、1つの印面を作成する。なお、訪れた国の使われている文字の意味や筆順などを紙に印刷をして該はんこと共に販売をする。
本発明は、多くの動作を必要とすることなく、また覆いかぶさって真上から見ることもなく、通常の姿勢で今までの印鑑に比べ倍の精度で真っ直ぐに押すことが出来るような印鑑を提供する。またお土産品業界においては外国の人が訪れた国のよき思い出になるお土産品は数が少ない。まして訪れた国の文字文化に直結するお土産はほとんどないに等しい。
【解決手段】
印鑑を押すときの手前の面の1部または全部が鏡面である。印鑑は世界各国に頻繁に使用されているアイテムである。旅行客個人の名前を本国の文字と訪れた国の文字でレイアウトし、1つの印面を作成する。なお、訪れた国の使われている文字の意味や筆順などを紙に印刷をして該はんこと共に販売をする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、真っ直ぐに押す為の印鑑に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、印鑑を押す際に思った位置に綺麗に押したいが為、様々なものがあった。
印鑑と別体になっているものや、印鑑に取り付けて使うものや、印鑑自体に工夫があるものがあった。
そのひとつには、角型印鑑を真っ直ぐ押す為のL型ガイドがあった。このガイドを使用し、ガイドにあわせて、印鑑を垂直に下ろすことで、真っ直ぐ押すことはできるし、又、ガイドの内側を削っているので、印鑑とガイドが触れたとしても、押印物にインクが擦れて汚れることは無い点でも便利ではあった。しかしながら使わない時に結構嵩高いので、置き場所に困ったり、又、置き場所を忘れてしまったりすることが多かった。
また、真っ直ぐ押す為には、まずガイドを所定の位置に合わせ、そのガイドに印鑑を添わすように垂直に下ろして押すといった具合に2つ以上の動作が必要であった為、煩わしかった。
【0003】
また、印鑑の側面に貼り付けて使用する押印ガイド具もあった。これは、あらかじめ印鑑の側面に重ね合わせ板のガイドを貼り付けて使用するものである。あらかじめ印鑑にガイドが取り付けているので、1つの動作で真っ直ぐに押すことは可能であるが、しかしこのガイドはいったん貼ると、たびたび取り外しは出来ない。だからこのガイドを貼り付けると、これも大きなサイズになるので収納場所に困ることが多かった。
【0004】
さらに印鑑自体に細工してあるもので、印鑑の上面に十文字状の上面パターン及び、同パターン端から同印鑑の側面に沿って下方に延設された側面パターンを有してなる印鑑もあった。しかし、これは印鑑を押す際に、その印鑑の上に背伸びをして被さるようにして、印鑑の真上から垂直に下ろして押さないと真っ直ぐに押すことは出来ないという不都合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−098637号公報
【特許文献2】登録実用新案第3005707号公報
【特許文献3】特開平2006−27147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
多くの動作を必要とすること無く、つまり覆いかぶさって真上から垂直に下ろして押す必要も無く、通常の姿勢で真っ直ぐに押せる印鑑であって、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに押すことが出来る印鑑であって、印鑑自体の大きさもさほど嵩張らないコンパクトな印鑑を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部または全部が鏡面であることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、鏡面部は平面であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、鏡面部は収納可能なことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明は、固有の名前を複数の国の文字で表現した印面部を有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項5記載の発明は複数の国の文字の内、少なくとも1つが日本語の漢字であることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6記載の発明は漢字の意味又は、および筆順を記載した紙または布を箱に同梱したり、または漢字の意味又は、および筆順を記載した紙および布を貼ったことを特徴とするものである。
【0013】
請求項7記載の発明は漢字の筆順を色で分けて記載したことを特徴とするものである。
【0014】
請求項8記載の発明は印鑑の上端部分が開け閉め可能で、内部に収納部があることを特徴とするものである。
【0015】
請求項9記載の発明は印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部の平面部に貼り付けるための鏡面シールである。
【発明の効果】
【0016】
今まで印鑑を押すときに真っ直ぐに押したくてもなかなか真っ直ぐに押すことができなかった。しかし請求項1記載の発明によれば、印鑑の手前にあたる側面の1部または全部を鏡面にすることにより、鏡面部分に押印する下方部分が反射して写る。つまり押印する下方部分にあるものが2つに見えるので、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができる。つまり、別途にガイドを必要とすることもなく 又、印鑑の上に覆いかぶさって垂直に下ろして押す必要もない。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、鏡面部を曲面に設けたときは押印する下方部分の直線が曲線として反射して写るが、鏡面部を平面に設けたときは、押印する下方部分の直線が直線として反射して写る。つまり反射した画像と押印する下方部分の直線が平行に見える効果が出てくる。その効果で従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことが出来るようになる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、押すときだけ手前側面の被いをめくり上げるなどして、鏡面の一部又は全部を露出して印鑑を押すことが出来る印鑑である。印鑑を押さないときは手前側面全体に様々なデザインを施せるのでより趣きの深いものとすることが出来る。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、この印鑑は見慣れた自分の名前文字に加え、訪れた国の文字でも自分の名前を表現している。その事により、帰国して印鑑を持っている時や、押した印影を他の人が見た時、必ずやその文字らしきものは何だと質問をされる。「それはね、私の名前を訪れた国の文字を使って表現されたものです。」などと買って帰った人だけでなく、その人の周りの人までをも、訪れた国を身近に感じてもらえるアイテムになる。又、個人の名前に変えて、地名やグループ名や会社名にしても良い。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、外国人に日本の文字文化を紹介することが出来る。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、漢字の意味又は、および筆順を知ることにより、今までの印鑑に比べ、より愛着を感じる印鑑となる。又、より綺麗に文字を書くことが出来る印鑑になる。加えて紙や布に日本らしい柄を入れれば、より深く日本文化の紹介が出来る印鑑になる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、文字の筆順を数字で表し、文字の周りに記載をすると、画数の少ない文字は支障がないが、画数の多い文字は非常に煩雑になり見づらくなる。この発明によれば、筆順を色で分けることにより、画数の多い文字も煩雑に見えることは無い。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、収納部が設けてあるので、漢字の意味や漢字の筆順や日本の風習など表現をするのに印刷サイズを気にすることなく、大きく印刷した説明書を収納出来るうえ、これら説明書を紛失する心配が無い。また旅先の思い出のメモや小物等も収納できる。
【0024】
請求項9記載の発明によれば、すでに所有されている印鑑を瞬時に真っ直ぐに押せる印鑑に改造できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る第一実施例を示した正面斜視図である。
【図2】本発明に係る第一実施例を示した背面斜視図である。
【図3】本発明に係る第一実施例を示したA−A断面図である。
【図4】本発明に係る第一実施例を示した平面図である。
【図5】本発明に係る第一実施例を示した底面図である。
【図6】本発明に係る第二実施例を示した正面斜視図である。
【図7】本発明に係る第二実施例を示した背面斜視図である。
【図8】本発明に係る第二実施例を示したB−B断面図である。
【図9】本発明に係る第二実施例を示した平面図である。
【図10】本発明に係る第二実施例を示した底面図である。
【図11】本発明に係る第二実施例を示した参考図である。
【図12】本発明に係る第三実施例を示した正面斜視図である。
【図13】本発明に係る第三実施例を示した背面斜視図である。
【図14】本発明に係る第三実施例を示した参考図である。
【図15】本発明に係る第三実施例を示したC−C断面図である。
【図16】本発明に係る第三実施例を示した平面図である。
【図17】本発明に係る第三実施例を示した底面図である。
【図18】本発明に係る第三実施例の説明書の参考図である。
【図19】封筒に印鑑を押す際の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下各図面で具体例を挙げるが本発明はこれらに限定されるものではない。
【実施例1】
【0027】
図1は本発明に係る印鑑の第一実施形態の正面斜視図を示す図であり、図2
は背面斜視図、図3はA−A断面図であり、図4は平面図であり、図5は底
面図である。図1,2,3に示すように第一実施形態の印鑑は日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール6を、印鑑機材2の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる側面の下端部に鏡面のシール5を貼付した。印鑑基材2の上端部には印影シール1を貼付し、該印鑑基材2の下端部にスポンジ3を貼り付けて、更にその下に印面部4を設けている。該印面部4には旅行客の名前が2カ国の文字で表現されている基本構成を備えている。ここでは印鑑基材2は木を採用しているが、印鑑基材の材質を合成樹脂や天然石等に変更可能である。また印面部4はゴムを採用しているが、浸透印タイプや回転印タイプに変更して採用することも可能である。図2では印影シール1は正面に向けて貼付しているが、一般的には背面に向けて貼ることが多い。
【0028】
本実施例においては図4に示すように四角の図の中に文字を入れた構成であるが、他の図との組合せでも良く、又 図が無く文字だけの構成でも良い。さらに2カ国の文字だけでなく3カ国語、4ヶ国語、5カ国複数の文字で姓名を表現しても良い。
本実施例においては日本語の漢字とアルファベットを使用しているが、アラビア文字・ハングル文字・中国語の漢字などを用いても良い。本実施例によれば、印面部4の材料はゴムであるが、それに限らず合成樹脂や従来の人造印材、牙印材、つの印材、石印材、木質印材、金属印材等も採用可能である。また漢字の意味や筆順を記載したカードは販売の際にパッケージに同封してあるが、直接印鑑基材に印刷を施しても良いし、また和紙や布に施しても良い。
【0029】
本実施例において、名前はファーストネームだけをいれてあるが、フルネームやミドルネームやセカンドネームやニックネームであってもよいのは勿論のことである。
又、本実施例においては日本語の漢字の意味を記載していないが、印鑑基材の側面の和紙部分などに日本語の漢字の意味を記載すると、もっと深く日本の文化に触れることが出来るので好ましい。また本実施例では和紙シールの上から鏡面シールを添付しているが、和紙シールに直接印刷してもよいし、又、鏡面シールでなくても鏡面であれば何を使用しても良い。
今回は外国の人向けに製作をしているが、国内に向けて、キャラクターや風景などの印面にし、そのキャラクターや風景などの特徴など説明する文章を記載・添付して販売しても良い。
本実施例において、印鑑基材は長方形であるが、印鑑基材の下部にあたる1面が平面であるならどのような形でも採用することが出来る。
【実施例2】
【0030】
図6は本発明に係る印鑑の第二実施形態の正面斜視図を示す図であり、図7は背面斜視図、図8はB−B断面図であり、図9は平面図であり、図10は底面図であり、図11は被いを上方向にめくり上げた参考図である。図6,7,8に示すように、第二実施形態の印鑑も日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール61を印鑑基材21の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる背面の下端部に鏡面シール51を貼付し、さらにその上から、背面全体を漢字の意味を記載したシール7で貼り付けた、被い13のある構造であり、前記被い13は下半分がめくりあげることが出来る構造になっている。がこれにこだわらず、被い全体をめくり上げたり、また、左右に開く構造にしてもよい。
本実施例においてシール7は漢字の意味を記載したシールを採用しているが、加えて筆順も記載してもよい
本実施例において被い13には漢字の意味を記載したシールを貼付しているがこれにこだわらず、被い13に直接印刷を施してもよい。
【実施例3】
【0031】
図12は本発明に係る印鑑の第三実施形態の正面斜視図を示す図であり、図13は背面斜視図、図14は蓋を開けた参考図である。図15はC-C断面図であり、図16は平面図であり、図17は底面図であり。図18は説明書9の参考図である。図12,13,15に示すように、第三実施形態の印鑑も日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール62を印鑑基材22の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる背面の下端部に鏡面シール52を貼付し、印鑑基材22の上端部分は開閉式の蓋8になっており、蓋8が開け閉めしやすいように、持ち上げテープ10としてリボンを蓋8に取り付けた。蓋8を開けると収納部分が現れる。その収納部分には漢字の意味や筆順や楽しい思い出を書ける説明書9が折りたたんで入れる事が出来る構造である。また前記、蓋部分8には印影シ-ル12を貼付し、該印鑑基材22の下端部にスポンジ32を貼り付けて、その下に印面部42を設けている。該印面部42には旅行客の姓名が2カ国の文字で表現されている基本構成を備えている。
【0032】
次に本発明の印鑑の使用方法について図19を用いて説明する。
封筒14に住所や名前を押印するにあたっては、まず印鑑の鏡面部分5が手前になるように印鑑を置く。そして押印したい所定の位置の上まで印鑑を持っていき、封筒14との左右のバランスをよく確認し、少し浮かした状態で両手で支えながら、押印する封筒下方部分の底のカットライン15である直線と、鏡面に写る封筒の底のカットライン16である直線の画像とが平行になる様に構えてから押す。本発明の印鑑はすこし傾いて持つと鏡面効果で倍に傾いて見えるので、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができるのである。
【産業上の利用可能性】
【0033】
海外からの旅行客に向けての名前の印鑑はあるにはあった。だが、しかし印鑑を購入しても数年も経てば、その印鑑が何なのかを忘れ、愛着の薄いものになってしまっている現状がある。
【0034】
日本人さえ読めない印鑑独特の書体の文字の印影である為、旅行客が自国へ持ち帰りその文字の意味を知ることは少なかった。まして文字の筆順までを表したものは無かった。
【0035】
いまや世界がひとつになって環境問題など解決しなければならない事柄が山積みされている。心をひとつにするには、相手国から見てもなじみの深い文化でなくてはならない。そこでお土産品店は重要な文化のアピールの場所でもある。しかし、お土産品業界においては外国の人にとって、よき思い出になるお土産品は数が少ない。まして訪れた国の文字文化に直結するお土産はほとんどないに等しい。
【0036】
そこで、印鑑は世界的に使用されているアイテムであることに目を向けた。この印鑑は、外国からの訪問者が見慣れた自分の名前文字に加え、訪れた国の文字でも自分の名前を表現している。その事により、自国に帰って印鑑を持っているときや、押した印影を他の人が見たとき、必ずやその文字らしきものは何だと質問をされる。「それはね、私の名前を日本の文字を使って表現されたものです。使われている文字の意味はこういう事らしい・・・又、発音はこうだ。また更にこの文字の書きはこうで・・・そのように書くと綺麗な形に書くことができる。」などと持ち帰った人だけでなく、その人の周りの人までをも、日本を身近に感じてもらえるアイテムになる。更に印鑑の側面の紙や布に日本らしい柄を入れて、より深く日本文化の紹介が出来る印鑑を提供できる。
本発明によれば、印鑑の手前にあたる側面の一部又は全部を鏡面にすることにより、鏡面部分に押印する下方部分が反射して画像が平行に見える効果が出てきて、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができる。それに加えて、旅行客個人の名前を本国の文字と訪れた国の文字でレイアウトし、1つの印鑑を作成する。なお、訪れた国の使われている文字の意味や書き順などを紙に印刷をして該印鑑の側面に貼付したり、又は別添したりして印鑑と共に販売をする。とっても便利で、大変気の利いた土産や販促品になること間違いなしである。
【符号の説明】
【0037】
1,11,12・・・・・・印影シ−ル
2,21,22・・・・・・印鑑基材
3,31,32・・・・・・スポンジ
4,41,42・・・・・・印面部
5,51,52・・・・・・鏡面シール
6,61,62・・・・・・和紙シール
7・・・・・・・・・・・・漢字の意味を記載したシール
8・・・・・・・・・・・・蓋部分
9・・・・・・・・・・・・漢字の意味や筆順を記載した説明書
10 ・・・・・・・・・・ 持ち上げテープ
13・・・・・・・・・・・被い
14・・・・・・・・・・・封筒
15・・・・・・・・・・・封筒下方部分の底のカットライン
16・・・・・・・・・・・鏡面に写る封筒の底のカットライン
【技術分野】
【0001】
この発明は、真っ直ぐに押す為の印鑑に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、印鑑を押す際に思った位置に綺麗に押したいが為、様々なものがあった。
印鑑と別体になっているものや、印鑑に取り付けて使うものや、印鑑自体に工夫があるものがあった。
そのひとつには、角型印鑑を真っ直ぐ押す為のL型ガイドがあった。このガイドを使用し、ガイドにあわせて、印鑑を垂直に下ろすことで、真っ直ぐ押すことはできるし、又、ガイドの内側を削っているので、印鑑とガイドが触れたとしても、押印物にインクが擦れて汚れることは無い点でも便利ではあった。しかしながら使わない時に結構嵩高いので、置き場所に困ったり、又、置き場所を忘れてしまったりすることが多かった。
また、真っ直ぐ押す為には、まずガイドを所定の位置に合わせ、そのガイドに印鑑を添わすように垂直に下ろして押すといった具合に2つ以上の動作が必要であった為、煩わしかった。
【0003】
また、印鑑の側面に貼り付けて使用する押印ガイド具もあった。これは、あらかじめ印鑑の側面に重ね合わせ板のガイドを貼り付けて使用するものである。あらかじめ印鑑にガイドが取り付けているので、1つの動作で真っ直ぐに押すことは可能であるが、しかしこのガイドはいったん貼ると、たびたび取り外しは出来ない。だからこのガイドを貼り付けると、これも大きなサイズになるので収納場所に困ることが多かった。
【0004】
さらに印鑑自体に細工してあるもので、印鑑の上面に十文字状の上面パターン及び、同パターン端から同印鑑の側面に沿って下方に延設された側面パターンを有してなる印鑑もあった。しかし、これは印鑑を押す際に、その印鑑の上に背伸びをして被さるようにして、印鑑の真上から垂直に下ろして押さないと真っ直ぐに押すことは出来ないという不都合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−098637号公報
【特許文献2】登録実用新案第3005707号公報
【特許文献3】特開平2006−27147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
多くの動作を必要とすること無く、つまり覆いかぶさって真上から垂直に下ろして押す必要も無く、通常の姿勢で真っ直ぐに押せる印鑑であって、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに押すことが出来る印鑑であって、印鑑自体の大きさもさほど嵩張らないコンパクトな印鑑を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部または全部が鏡面であることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、鏡面部は平面であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、鏡面部は収納可能なことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明は、固有の名前を複数の国の文字で表現した印面部を有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項5記載の発明は複数の国の文字の内、少なくとも1つが日本語の漢字であることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6記載の発明は漢字の意味又は、および筆順を記載した紙または布を箱に同梱したり、または漢字の意味又は、および筆順を記載した紙および布を貼ったことを特徴とするものである。
【0013】
請求項7記載の発明は漢字の筆順を色で分けて記載したことを特徴とするものである。
【0014】
請求項8記載の発明は印鑑の上端部分が開け閉め可能で、内部に収納部があることを特徴とするものである。
【0015】
請求項9記載の発明は印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部の平面部に貼り付けるための鏡面シールである。
【発明の効果】
【0016】
今まで印鑑を押すときに真っ直ぐに押したくてもなかなか真っ直ぐに押すことができなかった。しかし請求項1記載の発明によれば、印鑑の手前にあたる側面の1部または全部を鏡面にすることにより、鏡面部分に押印する下方部分が反射して写る。つまり押印する下方部分にあるものが2つに見えるので、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができる。つまり、別途にガイドを必要とすることもなく 又、印鑑の上に覆いかぶさって垂直に下ろして押す必要もない。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、鏡面部を曲面に設けたときは押印する下方部分の直線が曲線として反射して写るが、鏡面部を平面に設けたときは、押印する下方部分の直線が直線として反射して写る。つまり反射した画像と押印する下方部分の直線が平行に見える効果が出てくる。その効果で従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことが出来るようになる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、押すときだけ手前側面の被いをめくり上げるなどして、鏡面の一部又は全部を露出して印鑑を押すことが出来る印鑑である。印鑑を押さないときは手前側面全体に様々なデザインを施せるのでより趣きの深いものとすることが出来る。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、この印鑑は見慣れた自分の名前文字に加え、訪れた国の文字でも自分の名前を表現している。その事により、帰国して印鑑を持っている時や、押した印影を他の人が見た時、必ずやその文字らしきものは何だと質問をされる。「それはね、私の名前を訪れた国の文字を使って表現されたものです。」などと買って帰った人だけでなく、その人の周りの人までをも、訪れた国を身近に感じてもらえるアイテムになる。又、個人の名前に変えて、地名やグループ名や会社名にしても良い。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、外国人に日本の文字文化を紹介することが出来る。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、漢字の意味又は、および筆順を知ることにより、今までの印鑑に比べ、より愛着を感じる印鑑となる。又、より綺麗に文字を書くことが出来る印鑑になる。加えて紙や布に日本らしい柄を入れれば、より深く日本文化の紹介が出来る印鑑になる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、文字の筆順を数字で表し、文字の周りに記載をすると、画数の少ない文字は支障がないが、画数の多い文字は非常に煩雑になり見づらくなる。この発明によれば、筆順を色で分けることにより、画数の多い文字も煩雑に見えることは無い。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、収納部が設けてあるので、漢字の意味や漢字の筆順や日本の風習など表現をするのに印刷サイズを気にすることなく、大きく印刷した説明書を収納出来るうえ、これら説明書を紛失する心配が無い。また旅先の思い出のメモや小物等も収納できる。
【0024】
請求項9記載の発明によれば、すでに所有されている印鑑を瞬時に真っ直ぐに押せる印鑑に改造できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る第一実施例を示した正面斜視図である。
【図2】本発明に係る第一実施例を示した背面斜視図である。
【図3】本発明に係る第一実施例を示したA−A断面図である。
【図4】本発明に係る第一実施例を示した平面図である。
【図5】本発明に係る第一実施例を示した底面図である。
【図6】本発明に係る第二実施例を示した正面斜視図である。
【図7】本発明に係る第二実施例を示した背面斜視図である。
【図8】本発明に係る第二実施例を示したB−B断面図である。
【図9】本発明に係る第二実施例を示した平面図である。
【図10】本発明に係る第二実施例を示した底面図である。
【図11】本発明に係る第二実施例を示した参考図である。
【図12】本発明に係る第三実施例を示した正面斜視図である。
【図13】本発明に係る第三実施例を示した背面斜視図である。
【図14】本発明に係る第三実施例を示した参考図である。
【図15】本発明に係る第三実施例を示したC−C断面図である。
【図16】本発明に係る第三実施例を示した平面図である。
【図17】本発明に係る第三実施例を示した底面図である。
【図18】本発明に係る第三実施例の説明書の参考図である。
【図19】封筒に印鑑を押す際の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下各図面で具体例を挙げるが本発明はこれらに限定されるものではない。
【実施例1】
【0027】
図1は本発明に係る印鑑の第一実施形態の正面斜視図を示す図であり、図2
は背面斜視図、図3はA−A断面図であり、図4は平面図であり、図5は底
面図である。図1,2,3に示すように第一実施形態の印鑑は日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール6を、印鑑機材2の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる側面の下端部に鏡面のシール5を貼付した。印鑑基材2の上端部には印影シール1を貼付し、該印鑑基材2の下端部にスポンジ3を貼り付けて、更にその下に印面部4を設けている。該印面部4には旅行客の名前が2カ国の文字で表現されている基本構成を備えている。ここでは印鑑基材2は木を採用しているが、印鑑基材の材質を合成樹脂や天然石等に変更可能である。また印面部4はゴムを採用しているが、浸透印タイプや回転印タイプに変更して採用することも可能である。図2では印影シール1は正面に向けて貼付しているが、一般的には背面に向けて貼ることが多い。
【0028】
本実施例においては図4に示すように四角の図の中に文字を入れた構成であるが、他の図との組合せでも良く、又 図が無く文字だけの構成でも良い。さらに2カ国の文字だけでなく3カ国語、4ヶ国語、5カ国複数の文字で姓名を表現しても良い。
本実施例においては日本語の漢字とアルファベットを使用しているが、アラビア文字・ハングル文字・中国語の漢字などを用いても良い。本実施例によれば、印面部4の材料はゴムであるが、それに限らず合成樹脂や従来の人造印材、牙印材、つの印材、石印材、木質印材、金属印材等も採用可能である。また漢字の意味や筆順を記載したカードは販売の際にパッケージに同封してあるが、直接印鑑基材に印刷を施しても良いし、また和紙や布に施しても良い。
【0029】
本実施例において、名前はファーストネームだけをいれてあるが、フルネームやミドルネームやセカンドネームやニックネームであってもよいのは勿論のことである。
又、本実施例においては日本語の漢字の意味を記載していないが、印鑑基材の側面の和紙部分などに日本語の漢字の意味を記載すると、もっと深く日本の文化に触れることが出来るので好ましい。また本実施例では和紙シールの上から鏡面シールを添付しているが、和紙シールに直接印刷してもよいし、又、鏡面シールでなくても鏡面であれば何を使用しても良い。
今回は外国の人向けに製作をしているが、国内に向けて、キャラクターや風景などの印面にし、そのキャラクターや風景などの特徴など説明する文章を記載・添付して販売しても良い。
本実施例において、印鑑基材は長方形であるが、印鑑基材の下部にあたる1面が平面であるならどのような形でも採用することが出来る。
【実施例2】
【0030】
図6は本発明に係る印鑑の第二実施形態の正面斜視図を示す図であり、図7は背面斜視図、図8はB−B断面図であり、図9は平面図であり、図10は底面図であり、図11は被いを上方向にめくり上げた参考図である。図6,7,8に示すように、第二実施形態の印鑑も日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール61を印鑑基材21の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる背面の下端部に鏡面シール51を貼付し、さらにその上から、背面全体を漢字の意味を記載したシール7で貼り付けた、被い13のある構造であり、前記被い13は下半分がめくりあげることが出来る構造になっている。がこれにこだわらず、被い全体をめくり上げたり、また、左右に開く構造にしてもよい。
本実施例においてシール7は漢字の意味を記載したシールを採用しているが、加えて筆順も記載してもよい
本実施例において被い13には漢字の意味を記載したシールを貼付しているがこれにこだわらず、被い13に直接印刷を施してもよい。
【実施例3】
【0031】
図12は本発明に係る印鑑の第三実施形態の正面斜視図を示す図であり、図13は背面斜視図、図14は蓋を開けた参考図である。図15はC-C断面図であり、図16は平面図であり、図17は底面図であり。図18は説明書9の参考図である。図12,13,15に示すように、第三実施形態の印鑑も日本らしい彩色図柄を印刷した和紙シール62を印鑑基材22の側面に貼り付け、更に印鑑を押すときに手前にあたる背面の下端部に鏡面シール52を貼付し、印鑑基材22の上端部分は開閉式の蓋8になっており、蓋8が開け閉めしやすいように、持ち上げテープ10としてリボンを蓋8に取り付けた。蓋8を開けると収納部分が現れる。その収納部分には漢字の意味や筆順や楽しい思い出を書ける説明書9が折りたたんで入れる事が出来る構造である。また前記、蓋部分8には印影シ-ル12を貼付し、該印鑑基材22の下端部にスポンジ32を貼り付けて、その下に印面部42を設けている。該印面部42には旅行客の姓名が2カ国の文字で表現されている基本構成を備えている。
【0032】
次に本発明の印鑑の使用方法について図19を用いて説明する。
封筒14に住所や名前を押印するにあたっては、まず印鑑の鏡面部分5が手前になるように印鑑を置く。そして押印したい所定の位置の上まで印鑑を持っていき、封筒14との左右のバランスをよく確認し、少し浮かした状態で両手で支えながら、押印する封筒下方部分の底のカットライン15である直線と、鏡面に写る封筒の底のカットライン16である直線の画像とが平行になる様に構えてから押す。本発明の印鑑はすこし傾いて持つと鏡面効果で倍に傾いて見えるので、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができるのである。
【産業上の利用可能性】
【0033】
海外からの旅行客に向けての名前の印鑑はあるにはあった。だが、しかし印鑑を購入しても数年も経てば、その印鑑が何なのかを忘れ、愛着の薄いものになってしまっている現状がある。
【0034】
日本人さえ読めない印鑑独特の書体の文字の印影である為、旅行客が自国へ持ち帰りその文字の意味を知ることは少なかった。まして文字の筆順までを表したものは無かった。
【0035】
いまや世界がひとつになって環境問題など解決しなければならない事柄が山積みされている。心をひとつにするには、相手国から見てもなじみの深い文化でなくてはならない。そこでお土産品店は重要な文化のアピールの場所でもある。しかし、お土産品業界においては外国の人にとって、よき思い出になるお土産品は数が少ない。まして訪れた国の文字文化に直結するお土産はほとんどないに等しい。
【0036】
そこで、印鑑は世界的に使用されているアイテムであることに目を向けた。この印鑑は、外国からの訪問者が見慣れた自分の名前文字に加え、訪れた国の文字でも自分の名前を表現している。その事により、自国に帰って印鑑を持っているときや、押した印影を他の人が見たとき、必ずやその文字らしきものは何だと質問をされる。「それはね、私の名前を日本の文字を使って表現されたものです。使われている文字の意味はこういう事らしい・・・又、発音はこうだ。また更にこの文字の書きはこうで・・・そのように書くと綺麗な形に書くことができる。」などと持ち帰った人だけでなく、その人の周りの人までをも、日本を身近に感じてもらえるアイテムになる。更に印鑑の側面の紙や布に日本らしい柄を入れて、より深く日本文化の紹介が出来る印鑑を提供できる。
本発明によれば、印鑑の手前にあたる側面の一部又は全部を鏡面にすることにより、鏡面部分に押印する下方部分が反射して画像が平行に見える効果が出てきて、従来の印鑑に比べて、非常に高い精度で真っ直ぐに印鑑を押すことができる。それに加えて、旅行客個人の名前を本国の文字と訪れた国の文字でレイアウトし、1つの印鑑を作成する。なお、訪れた国の使われている文字の意味や書き順などを紙に印刷をして該印鑑の側面に貼付したり、又は別添したりして印鑑と共に販売をする。とっても便利で、大変気の利いた土産や販促品になること間違いなしである。
【符号の説明】
【0037】
1,11,12・・・・・・印影シ−ル
2,21,22・・・・・・印鑑基材
3,31,32・・・・・・スポンジ
4,41,42・・・・・・印面部
5,51,52・・・・・・鏡面シール
6,61,62・・・・・・和紙シール
7・・・・・・・・・・・・漢字の意味を記載したシール
8・・・・・・・・・・・・蓋部分
9・・・・・・・・・・・・漢字の意味や筆順を記載した説明書
10 ・・・・・・・・・・ 持ち上げテープ
13・・・・・・・・・・・被い
14・・・・・・・・・・・封筒
15・・・・・・・・・・・封筒下方部分の底のカットライン
16・・・・・・・・・・・鏡面に写る封筒の底のカットライン
【特許請求の範囲】
【請求項1】
印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部が鏡面であることを特徴とする印鑑。
【請求項2】
鏡面部は平面であることを特徴とする請求項1の印鑑。
【請求項3】
鏡面部は収納可能なことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印鑑。
【請求項4】
固有の名前を複数の国の文字で表現した印面部を有する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された印鑑。
【請求項5】
複数の国の文字の内、少なくとも1つが日本語の漢字であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された印鑑。
【請求項6】
漢字の意味又は、および筆順を記載した紙または布を箱に同梱したり、または漢字の意味又は、および筆順を記載した紙および布を貼った請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された印鑑。
【請求項7】
漢字の筆順を色で分けて記載した請求項6の印鑑。
【請求項8】
印鑑の上端部分が開け閉め可能で、内部に収納部がある請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された印鑑。
【請求項9】
印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部の平面部に貼り付けるための鏡面シール。
【請求項1】
印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部が鏡面であることを特徴とする印鑑。
【請求項2】
鏡面部は平面であることを特徴とする請求項1の印鑑。
【請求項3】
鏡面部は収納可能なことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印鑑。
【請求項4】
固有の名前を複数の国の文字で表現した印面部を有する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された印鑑。
【請求項5】
複数の国の文字の内、少なくとも1つが日本語の漢字であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された印鑑。
【請求項6】
漢字の意味又は、および筆順を記載した紙または布を箱に同梱したり、または漢字の意味又は、および筆順を記載した紙および布を貼った請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された印鑑。
【請求項7】
漢字の筆順を色で分けて記載した請求項6の印鑑。
【請求項8】
印鑑の上端部分が開け閉め可能で、内部に収納部がある請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された印鑑。
【請求項9】
印鑑の印面以外の少なくとも1面の1部又は全部の平面部に貼り付けるための鏡面シール。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公開番号】特開2011−213064(P2011−213064A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−85609(P2010−85609)
【出願日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【出願人】(591103003)ニッテン株式会社 (8)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【出願人】(591103003)ニッテン株式会社 (8)
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