説明

収納ユニット

【課題】トレイの出し入れをよりスムーズにでき、従来よりも収納スペースを大きくすることができる収納ユニットを提供する。
【解決手段】本発明の収納キャビネット(1)は、対向する横パネル(2c,2d)と、横パネル(2c,2d)の間の空間(6)で出し入れされるトレイ(4)を有する。横パネル(2c,2d)は、前後方向(A3)に延び且つ空間(6)を挟んで対向する溝レール(8)を有し、溝レール(8)は、対向する上面(8b)及び下面(c)を有する。トレイ(4)は、横パネル(2c,2d)に面する側面(10f,10d)と、この側面(10f,10d)から突出し且つ溝レール(8)に挿入される突起部(12,14)を有する。突起部(12,14)は、上下方向(A1)に突張ることによって溝レール(8)の上面(8b)及び下面(8c)に係止可能な係止部(16a,16b)を、前後方向(A3)に少なくとも2箇所有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納ユニットに関し、更に詳細には、トレイを出し入れすることができる収納ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、トレイを出し入れすることができる収納キャビネットが知れられている(例えば、特許文献1参照)。収納キャビネットは、例えば、洗面台の上方に配置される鏡付き収納キャビネットである。かかる収納キャビネットを、特許文献1に記載されている収納キャビネットを参照しながら説明する。図5は、従来技術の収納キャビネットの部分拡大図である。
【0003】
図5に示すように、収納キャビネット50は、左右方向に互いに対向する横パネル52と、横パネル52の後部を連結する背面パネル54とを有している。横パネル52には、溝レール56が設けられ、溝レール56に嵌合する横突起部58を有するトレイ60が、溝レール56に挿入されている。また、背面パネル54には、凸部62が設けられ、トレイ60の後部の後突起部64が凸部62と凸部62との間の凹部66に嵌合している。横突起部58には、トレイ60を溝レール56に係止させるための突張り要素68が設けられている。
【0004】
この収納キャビネット50では、トレイ60を収納キャビネット56に入れたとき、トレイ60の横突起部58の突張り要素68によって、トレイ60が収納キャビネット50から抜出すことを防止している。また、横突起部58の突張り要素68とトレイ60の後突起部64とによって、トレイ60を収納キャビネット50に対してがたつきがないように係止している。
【0005】
【特許文献1】特開2003−275044号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、収納キャビネット50では、トレイ60が収納キャビネット50から抜出すことを防止するために、突張り要素68が設けられている。このため、トレイ60を収納キャビネット50に入れるとき、突張り要素68が溝レール56に達するまでは、トレイ60を容易に移動させることができるが、突張り要素68が溝レール56に入った後、急に、トレイ60を移動させにくくなることがある。また、突張り要素68が溝レール56に入った状態において、トレイ60を引出しにくいことがある。また、トレイ60を収納キャビネット50に装着し且つトレイ60の内部に物を収納している状態において、トレイ60のがたつきを防ぐためには、溝レール56に対する突張り要素68の突張りによる係止力を強くしなければならない。そのため、トレイ60を出し入れするときに大きな力が必要となり、使い勝手が悪くなるという課題があった。
【0007】
一方、トレイ60をより安定的に固定するために、背面パネル54にも嵌合凹部66を設けており、さらに、この嵌合凹部66は、トレイ60の配置位置を使用者が選択できるように、多数の凸部62を背面パネル54に設けることによって形成されているので、収納キャビネット50の収納スペースが凸部62によって小さくなっていたという課題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、トレイの前後の傾きやがたつきを小さく抑えることができ、トレイの出し入れをよりスムーズにでき、従来よりも収納スペースを大きくすることができる収納ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明による収納ユニットは、出し入れ可能なトレイを有する収納ユニットであって、左右方向に互いに対向する横パネルと、横パネルの間の空間で前後方向に出し入れされるトレイと、を有し、横パネルは、前後方向に延び且つ上記空間を挟んで互いに対向する溝レールを有し、溝レールの各々は、互いに上下方向に対向する上面及び下面を有し、トレイは、その左右方向の各側において、横パネルに面する側面と、側面から突出し且つ溝レールに前後方向に挿入される突起部と、を有し、突起部は、上下方向に突張ることによって溝レールの上面及び下面に係止可能な係止部を、前後方向に少なくとも2箇所有することを特徴としている。
【0010】
このように構成された収納ユニットでは、係止部が前後に設けられているので、トレイが抜出さないようにトレイを係止するための力を、少なくとも2箇所の係止部に分配すことができる。それにより、一つの係止部の突張り力を小さくすることができ、トレイの出し入れのときに必要な力の大きさの変化が小さくなる。それにより、トレイの出し入れをスムーズにすることができる。
【0011】
また、係止部が前後方向に少なくとも2箇所設けられているので、従来技術の収納ユニットに必要であった、背面パネル54の凸部62を形成することなく、トレイの前後の傾きやがたつきを小さく抑えることができるとともに、従来よりも収納スペースを大きくすることができる。
【0012】
本発明による収納ユニットの実施形態において、好ましくは、係止部の各々は、側面に連結され且つ溝レールの下面に押付けられる固定部分と、固定部分から前方斜め上方に延び且つ固定部分に対して撓み可能に溝レールの上面に押付けられる撓み部分と、を有する。
【0013】
本発明による収納ユニットの実施形態において、好ましくは、前側の係止部の突張りによる係止力は、後側の係止部の突張りによる係止力よりも大きい。
【0014】
また、固定部分と撓み部分とを有する実施形態において、好ましくは、撓み部分が固定部分から斜め上方に延びる傾斜は、前側の係止部の傾斜が後側の係止部の傾斜よりも大きい。
【0015】
また、本発明による収納ユニットの実施形態において、好ましくは、トレイの後端から後側の係止部までの前後方向距離は、トレイの前端から前側の係止部までの前後方向距離よりも長い。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本発明による収納ユニットは、トレイの前後の傾きやがたつきを小さく抑えることができ、トレイの出し入れをよりスムーズにでき、従来よりも収納スペースを大きくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に、図1〜図4を参照して、本発明による収納ユニットの実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態である洗面化粧台用収納キャビネットの斜視図である。また、図2は、トレイの斜視図であり、図3は、トレイの平面図であり、図4は、トレイの側面図である。
【0018】
本明細書において、「上」、「下」、「左」、「右」の方向は、洗面化粧台の使用者から見た方向であり、また、使用者から見て手前側を「前」と称し、奥側を「後」と称する。
【0019】
図1に示すように、本発明による収納ユニットの実施形態である収納キャビネット1は、洗面化粧台と共に使用され、一般的には、洗面ボウルの上方に配置される。また、収納キャビネットの前面には、ヒンジによって開閉可能な鏡や前パネルが取付けられるが、図1ではそれらを省略している。
【0020】
収納キャビネット1は、上下方向A1に間隔をおいて左右方向A2に互いに平行に延びる底パネル2a及び上パネル2bと、底パネル2aと上パネル2bとを連結する複数の横パネル2c〜2fと、これらのパネル2a〜2fの後部に連結された背面パネル2gとを有している。上パネル2bは、蛍光灯が取付けられるように構成されている。横パネル2c〜2fは、左右方向A2に互いに対向し、本実施形態では、両側に位置する左パネル2c及び右パネル2fと、それらの間に配置された2枚の仕切りパネル2d、2eとからなっている。これらのパネル2a〜2gは、樹脂で一体に成形されることが好ましい。背面パネル2gの表面2hは、平らであることが好ましい。
【0021】
収納キャビネット1は、更に、対向する横パネル2c〜2fの間の空間6で前後方向A3に出し入れされるトレイ4を有している。図1では、横パネル2d、2e間に配置されるトレイ4及び横パネル2e、2f間に配置されるトレイ4を省略している。
【0022】
対向する横パネル2c〜2fは、トレイ4を前方から受入れるために、空間6を挟んで互いに対向する溝レール8を有している。各溝レール8は、前後方向に真っ直ぐに延びるように横パネル2c〜2fに形成された凹部8aを有し、この凹部8aは、互いに上下方向A1に対向する上面及び下面と、側面とを有している(図2参照)。本実施形態では、溝レール8の凹部8aの断面は、矩形である。トレイ4の配置位置を選択することができるように、多数の溝レール8が横パネル2c〜2fに設けられている。
【0023】
次に、図2〜図4を参照して、横パネル2c、2dの間に配置されるトレイ4を説明する。他の横パネル2d、2e、2fの間に配置されるトレイ4は、横パネル2c、2dの間に配置されるトレイ4と同様であるので、その説明を省略する。
【0024】
図2に示すように、トレイ4は、前壁10a、後壁10b、左壁10c、右壁10d及び底壁10eからなる容器部10を有している。左壁10c及び右壁10dはそれぞれ、横パネル2c、2dに面する側面10f、10gを有している。トレイ4はまた、左壁10cの側面10fから左方に突出する左突起部12と、右壁10dの側面10gから右方に突出する右突起部14とを有している。図3に示すように、左壁10cから右壁10dまでの外寸法W1は、対向する横パネル2c、2dの間に入るようにそれらの間の内寸法W2よりも小さく、前壁10aの左右方向寸法W3は、対向する横パネル2c、2dの間の内寸法W2よりも大きい。左突起部12及び右突起部14は、溝レール8に前後方向A3に挿入されるように構成されている。また、左突起部12から右突起部14までの外寸法W4は、前側から後側に向かつて小さくなっている。左突起部12と右突起部14とは、左右対称に構成されているので、以下、右突起部14についてのみ説明する。
【0025】
図3及び4に示すように、右突起部14は、上下方向A1に突張ることによって溝レール8の上面8b及び下面8cに係止可能な係止部16a、16bを、前後方向A3に2箇所有している。詳細には、右突起部14は、右壁10dの後部に連結された後側固定部分18aと、右壁10dと間隔をおいて後側固定部分18aから前方斜め上方に延び且つ後側固定部分18aに対して上下方向A1に撓み可能な後側撓み部分20aと、後側撓み部分20aの前方において右壁10dに連結された前側固定部分18bと、右壁10dと間隔をおいて前側固定部分18bから前方斜め上方に延び且つ前側固定部分18bに対して上下方向に撓み可能な前側撓み部分20bと、前側撓み部分20bの前方において右壁及び前壁に連結された前壁固定部分18cとを有している。後側固定部分18a及び後側撓み部分20aは、後側の係止部16aに対応し、前側固定部分18b及び前側撓み部分20bは、前側の係止部16bに対応する。
【0026】
図4に示すように、後側固定部分18a及び前側固定部分18bは各々、その上下方向寸法H1が溝レール8の凹部8aの上下方向寸法H2よりも小さく、右突起部14が溝レール8に挿入されたときに溝レール8の下面8cに押付けられる下面22を有している。後側撓み部分20a及び前側撓み部分20bはそれぞれ、右突起部14が溝レール8に挿入されたときに溝レール8の上面8bに押付けられる上面24を有している。また、右突起部14が溝レール8に挿入されていないとき、後側固定部分18a及び前側固定部分18bの下面22から後側撓み部分20a及び前側撓み部分20bの上面24までの上下方向寸法H3は、溝レール8の凹部8aの上下方向寸法H2よりも大きい。かくして、右突起部14が溝レール8に挿入されたとき、後側係止部16a及び前側係止部16bは各々、溝レール8内で上下方向A1に突張ることが可能であり、トレイ4を溝レール8に係止させるための係止力を生じさせる。
【0027】
また、前側撓み部分20bは、前側固定部分18bに対して左右方向A2に撓み可能であることが好ましく、且つ、右突起部14が溝レール8に挿入されたときに溝レール8の凹部8aの側面8dに押付けられることが好ましい。
【0028】
また、前側撓み部分20bが前側固定部分18bから斜め上方に延びる傾斜角度θbは、後側撓み部分20aが後側固定部分18aから斜め上方に延びる傾斜角度θaよりも大きいことが好ましい。かくして、前側の係止部16bの突張りによる係止力は、後側の係止部16aの突張りによる係止力よりも大きい。
【0029】
また、トレイ4の後端11bから後側の係止部16a(後側撓み部分20aの上面24)までの前後方向距離L1は、トレイ4の前端11aから前側の係止部16b(前側撓み部分20bの上面24)までの前後方向距離L2よりも長いことが好ましい。
【0030】
次に、トレイの出し入れ動作を説明する。
【0031】
トレイ4を入れるとき、左突起部12及び右突起部14の後側固定部分18aを溝レール8に挿入する。後側固定部分18aの上下方向寸法H1が溝レール8の凹部8aの上下方向寸法H2よりも小さいので、トレイはスムーズに移動する。
【0032】
後側撓み部分20aを溝レール8に押し入れると、後側撓み部分20aが後側固定部分18aに対して下方に撓み、後側固定部分18aの下面22が溝レール8の下面8cに押付けられ、後側撓み部分20aの上面24が溝レール8の上面8bに押付けられ、それにより、後側係止部16aの突張りによる係止力がトレイ4に働く。しかしながら、後側の係止部16aの突張りによる係止力は比較的小さいので、トレイ4を押すことによって、トレイ4を容易に移動させることができる。
【0033】
トレイを更に押し入れると、前側撓み部分20bが前側固定部分18bに対して下方に撓み、前側固定部分18bの下面22が溝レール8の下面8cに押付けられ、前側撓み部分20bの上面24が溝レール8の上面8bに押付けられ、それにより、前側係止部16bの突張りによる係止力がトレイ4に働く。後側の係止部16aの突張り及び前側の係止部16bの突張りにより、トレイ4は、がたつきなしにトレイに係止される。後側の係止部16aの突張りによる係止力は比較的大きいので、トレイ4は、溝レール8にしっかりと係止される。トレイ4を少し強めに押すことによって、トレイ4の前壁4aが横パネル4c、4dに当接するまで、トレイ4を移動させることができる。
【0034】
トレイ4を出すときは、トレイ4を入れるときの押す動作を引く動作に置き換えれば良い。
【0035】
上述した収納キャビネット1では、後側の係止部16a及び前側の係止部16bが、前後方向の2箇所で溝レール8に突張るので、トレイ4を溝レール8にがたつきなしに係止させることができる。それにより、従来技術の収納キャビネット50の背面パネル54に設けられていた凸部62が不要になり、背面パネル2gの表面2hを平らにすることができる。その結果、収納キャビネット1の収納スペースを増大させることができ、外観上も余計なラインが消え好ましい。
【0036】
また、上述した収納キャビネット1では、2箇所の係止部16a、16bを有しているので、従来の収納キャビネットの合計の係止力を、各係止部16a、16bに分配することができる。そのため、トレイ4を入れたり出したりするとき、トレイ4が急に動き出すことを防止することができる。
【0037】
更に、後側の係止部16aの係止力を比較的弱くし、前側の係止部16bの係止力を比較的強くしているので、トレイ4を入れたり出したりする動作を、係止力が比較的弱い状態で行うことができ、トレイ4を完全に入れた状態では、従来の収納キャビネットと同様の係止力で、トレイ4をしっかりと溝レール8に係止させることができる。また、トレイ4の後端11bから後側の係止部16aまでの前後方向距離L1を、トレイ4の前端11aから前側の係止部16bまでの前後方向距離L2よりも長くしているので、前側の係止部16bの係止力が働かない状態でトレイ4を移動させる割合を増やし、トレイ4の出し入れが更にスムーズになる。したがって、例えばトレイ4を外すとき、トレイ4を勢い余って落としてしまうことがなくなる。
【0038】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0039】
上記実施形態では、本発明の収納ユニットの一例として洗面化粧台用の収納キャビネットを説明したが、本発明の収納ユニットは、それに限定されない。例えば、収納ユニットは、その他の収納用の箱、棚等であってもよいし、上述したトレイを使用する冷蔵庫等であってもよい。
【0040】
左突起部12及び右突起部14にそれぞれ、2つの係止部16a,16bを設けたが、係止部を3つ以上設けてもよい。
【0041】
また、上記実施形態では、係止部16a、16bを固定部分18a、18bと撓み部分20a、20bとして構成したけれども、突起部12、14を突張るように溝レール8に係止できれば、その他の構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態による収納キャビネットの斜視図である。
【図2】トレイの斜視図である。
【図3】トレイの平面図である。
【図4】トレイの側面図である。
【図5】従来技術の収納キャビネットの部分的な斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
1 収納キャビネット(収納ユニット)
2c 2f 横パネル
4 トレイ
6 空間
A1 上下方向
A2 左右方向
A3 前後方向
8 溝レール
8b 上面
8c 下面
10g 側面
11a 前端
11b 後端
12 左突起部
14 右突起部
16a 後側の係止部
16b 前側の係止部
18a 後側固定部分
18b 後側撓み部分
20a 前側固定部分
20b 前側撓み部分
θa、θb 傾斜角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
出し入れ可能なトレイを有する収納ユニットであって、
左右方向に互いに対向する横パネルと、
前記横パネルの間の空間で前後方向に出し入れされるトレイと、を有し、
前記横パネルは、前後方向に延び且つ前記空間を挟んで互いに対向する溝レールを有し、前記溝レールの各々は、互いに上下方向に対向する上面及び下面を有し、
前記トレイは、その左右方向の各側において、前記横パネルに面する側面と、前記側面から突出し且つ前記溝レールに前後方向に挿入される突起部と、を有し、前記突起部は、上下方向に突張ることによって前記溝レールの上面及び下面に係止可能な係止部を、前後方向に少なくとも2箇所有することを特徴とする収納ユニット。
【請求項2】
前記係止部の各々は、前記側面に連結され且つ前記溝レールの下面に押付けられる固定部分と、前記固定部分から前方斜め上方に延び且つ前記固定部分に対して撓み可能に前記溝レールの上面に押付けられる撓み部分と、を有することを特徴とする請求項1に記載の収納ユニット。
【請求項3】
前側の前記係止部の突張りによる係止力は、後側の前記係止部の突張りによる係止力よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納ユニット。
【請求項4】
前記撓み部分が前記固定部分から斜め上方に延びる傾斜は、前側の前記係止部の傾斜が後側の前記係止部の傾斜よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の収納ユニット。
【請求項5】
前記トレイの後端から後側の前記係止部までの前後方向距離は、前記トレイの前端から前側の前記係止部までの前後方向距離よりも長いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−125635(P2008−125635A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−311955(P2006−311955)
【出願日】平成18年11月17日(2006.11.17)
【出願人】(000010087)TOTO株式会社 (3,889)
【出願人】(000100595)アァルピィ東プラ株式会社 (27)
【Fターム(参考)】