説明

収納容器

【課題】DVD等の媒体を効率良く収納できると共に、不慮の落下を防ぎ、出し入れが容易で、安価に製作できる収納容器を提供する。
【解決手段】筒状の容器本体2と、容器本体2の両端開口部3,3に開閉自在に設けた蓋体4,4と、容器本体2内に配設され、DVD等の板状体5を収納保持するための収納保持体6とを備える収納容器1であって、収納保持体6は、容器本体2の両端開口部3,3側に順次交互に逆方向に開放される複数の収納スペース11,11…を備え、収納スペース11の開放部12近傍に板状体5を保持する保持部13が設けられている。収納保持体6は、蛇腹状に形成されている。保持部13は、半片が収納スペース11内の開放部12近傍の内壁に固着され、他方の半片が収納スペース11内に突出するように設けられた2つ折りの折曲片から成り、収納スペース11内の両内壁に固着された保持部13,13によって板状体5が保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、DVD、CD又はFD等の媒体を効率良く収納できると共に、出し入れが容易で、安価に製作できる収納容器に関する。
【背景技術】
【0002】
此種従来の、DVD、CD又はFD等の媒体を収納する収納容器は、種々市販されている。
それらの容器は、収納整理には利便性のあるものが多いが、特に、収納枚数が多いものほど、出し入れが不便なものが多い。
尚、此種の先行文献として、例えば、特許文献1があり、特許文献1には、上方が開口し、開口部には内面に沿って固定された内箱が突出してその開口部が斜めに形成され、収納したCDの包装体の一部が内箱の開口端から上方に突出するように形成されたCD収納容器が記載されている。
【特許文献1】特開2002−347874号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述したように、DVD等を収納する容器は種々市販されているが、収納枚数が多いものほど、出し入れが不便である等の問題点がある。尚、特許文献1は前記問題点を解決するものではない。
【0004】
以上の現状に鑑み、本発明は、DVD、CD又はFD等の媒体を効率良く収納できると共に、媒体の不慮の落下を防ぎ、出し入れが容易で、安価に製作できる収納容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、筒状の容器本体と、前記容器本体の両端開口部に開閉自在に設けた蓋体と、前記容器本体内に配設され、板状体を収納保持するための収納保持体とを備える収納容器であって、前記収納保持体は、前記容器本体の両端開口部側に順次交互に逆方向に開放される複数の収納スペースを備え、前記収納スペースの開放部近傍に板状体を保持する保持部が設けられていることを特徴とする収納容器を提供するものである。
【0006】
請求項2に係る発明は、前記収納保持体は、蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納容器を提供するものである。
【0007】
請求項3に係る発明は、前記収納保持体は、2つ折りした折曲板が開放部を順次交互に逆方向に向けて複数枚積層されてなることを特徴とする請求項1記載の収納容器を提供するものである。
【0008】
請求項4に係る発明は、前記保持部は、2つ折りした前記折曲板の開放端部を夫々前記収納スペース側へ所定長さ折曲して形成されたものであることを特徴とする請求項3記載の収納容器を提供するものである。
【0009】
請求項5に係る発明は、前記保持部は、半片が前記収納スペース内の開放部近傍の内壁に固着され、他方の半片が前記収納スペース内に突出するように設けられた2つ折りの折曲片から成り、前記収納スペース内の開放部近傍の両内壁に固着された前記保持部の突出する両半片によって板状体が保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【0010】
請求項6に係る発明は、前記保持部は、隣り合う2つの前記収納スペースを形成する前記収納保持体の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの前記収納スペース側に延設される折曲片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【0011】
請求項7に係る発明は、前記保持部は、前記収納スペース内の開放部近傍の両内壁に設けられた弾性片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【0012】
請求項8に係る発明は、前記保持部は、隣り合う2つの前記収納スペースを形成する前記収納保持体の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの前記収納スペース側に延設される弾性片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【0013】
請求項9に係る発明は、前記収納保持体は、軟質発泡樹脂により、一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納容器を提供するものである。
【0014】
請求項10に係る発明は、前記容器本体の両端開口部に、外周部が小さく形成された前記蓋体を嵌合させるため嵌合部が形成され、前記蓋体は、一端開放の箱状に形成され、前記蓋体の開放口の一辺が前記嵌合部端部の一辺に回転自在に支着され、前記嵌合部端部の前記一辺の対向辺の外周部は、前記蓋体の嵌合を容易にするため、斜設又は斜欠されていることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【0015】
請求項11に係る発明は、前記容器本体の両壁に両端部を固着され、前記収納保持体の略中間部を保持して、前記収納保持体の所定以上の変形を防止する変形防止板を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか一に記載の収納容器を提供するものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明の請求項1記載の発明によれば、DVD、CD又はFD等の媒体、或いは、その他の板状体等を効率良くコンパクトに収納できると共に、媒体又は板状体等の不慮の落下を防ぎ、出し入れが容易で、安価に製作できる収納容器を提供することができる。又、本発明の収納容器は携帯性が良く、取り扱いが容易である。更に、本発明の収納容器は両端開口部から収納できるので収納効率及び出し入れの効率が良く、又、右利き、左利きの何れの利用者にも使い勝手が良い。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、収納保持体を安価に製作できる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、収納保持体を安価に製作できる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加え、保持部を容易に製作できる。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、保持部を安価に製作できる。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、保持部を安価に製作できる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、保持部を安価に製作できる。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、保持部を安価に製作できる。
【0024】
請求項9記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、収納保持体を安価に製作できる。
【0025】
請求項10記載の発明によれば、請求項1乃至9のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、蓋体の開閉が容易である。
【0026】
請求項11記載の発明によれば、請求項1乃至10のうちいずれか一に記載の発明の効果に加え、変形防止板によって、収納保持体の所定以上の変形を防止し、収納された板状体の偏りを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3に於いて、1は、本発明の収納容器を示し、収納容器1は、筒状の容器本体2と、容器本体2の両端開口部3,3に開閉自在に設けた蓋体4,4と、容器本体2内に配設され、DVD等の板状体5を収納保持するための収納保持体6とを備えている。
尚、収納容器1は、紙、プラスチック、木、竹、金属等で作成される。又、板状体5とは、DVD、CD、FD、ICカード、キャッシュカード等の記憶媒体や、各種カード、ケース入りDVD、ケース入りCD、ケース入りFD等である。
【0028】
そして、収納保持体6は、容器本体2の両端開口部3,3側に順次交互に逆方向に開放される複数の収納スペース11,11を備え、収納スペース11の開放部12近傍に板状体5を保持する保持部13が設けられている。
【0029】
収納保持体6は、図5(a)に示すように、収納保持体本体6aが蛇腹状に形成され、保持部13は、半片が収納スペース11内の開放部12近傍の内壁に固着され、他方の半片が収納スペース11内に突出するように設けられた2つ折りの折曲片から成り、収納スペース11内の開放部12近傍の両内壁に固着された保持部13,13の突出する両半片によって板状体5が保持されるように構成されている。
尚、板状体5は、収納スペース11を形成する収納保持体本体6aによって、収納スペース11内奥部でも保持される。
【0030】
又、収納保持体6は、板状体5を収納スペース11内に収納した状態で、板状体5の一部が収納スペース11の開放部12から外方に突出(露出)するように形成されている。
更に、収納保持体本体6aの厚み、保持部13の厚み、及び、保持部13の突出する半片の突出寸法等により、収納スペース11,11内に収納される隣り合う板状体5,5の収納スペース11の開放部12から突出する部分は、出し入れが容易になるように、相互に所定間隔離間して収納されるように構成されている。
【0031】
そして、図1又は図2に示すように、収納保持体6の略中間部を保持して、収納保持体6の所定以上の変形を防止する変形防止板14が、容器本体2の上下両壁に両端部を固着されて設けられている。
【0032】
更に、容器本体2の両端開口部3,3に、蓋体4,4を嵌合させるため外周部が小さく形成された嵌合部15,15が形成され、蓋体4は、一端開放の箱状に形成され、蓋体4の開放口の一辺が嵌合部15端部の一辺に回転自在に支着され、嵌合部15端部の前記一辺の対向辺の外周部15aは、蓋体4の嵌合を容易にするため、斜設又は斜欠されている。
尚、図に於いて、16は、容器本体2に貼付されるラベルであり、収納容器1内に収納される板状体5、即ち、DVD等の名称等を記入するものである。
【0033】
図3は、板状体5であるDVD(盤)5Aを本発明の収納容器1内に収納した状態を示している。
収納容器1は、図3に示すように、容器本体2の両端部の蓋体4,4を容器本体2に対し90度開いた状態にして、蓋体4,4を台等の上に載置すると、蓋体4,4上に容器本体2が立設状態で載置し、DVD5A等を出し入れし易くなる。
このように、収納容器1の蓋体4,4を開いた状態で、DVD5Aを収納保持体6の収納スペース11に収納すると、DVD5Aは収納スペース11内の内奥部で収納スペース11を形成する収納保持体本体6aの両壁部に挟圧されると共に、収納保持体本体6aの両壁部から突出する保持部13,13の両半片によって挟圧されて保持され、DVD5Aは、収納容器1が多少傾いても収納スペース11から離脱(脱落又は落下)しないように保持される。
尚、この時、DVD5Aは、前述したように、DVD5Aの一部が収納スペース11の開放部12から突出し、出し入れが容易になるように収納される。
【0034】
又、収納スペース11,11内に収納される隣り合うDVD5A,5Aは、収納スペース11の開放部12から突出する部分が相互に所定間隔離間し、出し入れが容易になるように収納される。
【0035】
DVD5Aを取り出す時は、収納スペース11の開放部12から突出するDVD5Aの一部を摘んで、取り出すことができる。
【0036】
尚、DVD5Aを出し入れする時の、収納容器1は、図3に示すように、立設状態であっても良いが、収納容器1の容器本体2を片手で把持して、片方の蓋体4を開け、他方の手でDVD5Aを把持して出し入れしても良い。
【0037】
収納容器1は、開けた蓋体4側からDVD5Aを出し入れする時にDVD5Aのレーベル面が見えるように上面となる面がDVD5Aの表面となるように収納することができる。
又、右利きの人と、左利きの人では、DVD5Aの出し入れ方向が異なることになるが、その場合にも、右利きの人と、左利きの人に合わせて、出し入れ時にDVD5Aのレーベル面が見えるように収納することができる。
【0038】
図4(a)は、収納容器1の片方の蓋体4のみを開けた状態を示している。このように、蓋体4は、必要な蓋体4のみを開けることができる。
図4(b)は、収納容器1の両方の蓋体4,4が閉じられた状態を示している。
【0039】
図5(b)は、前記収納保持体{図5(a)に於いて6}の第1変形例の収納保持体21を示し、収納保持体21は、2つ折りした折曲板21Aが開放部を順次交互に逆方向に向けられ、複数枚積層されて形成されたものである。
この場合、収納保持体21の保持部22は、2つ折りした折曲板21Aの開放端部を夫々収納スペース23,23側へ所定長さ折曲して形成されたものである。
所定長さ折曲された保持部22が、前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【0040】
図5(c)は、前記収納保持体{図5(a)に於いて6}の第2変形例の収納保持体31を示し、収納保持体31は、蛇腹状に形成され、保持部32は、隣り合う2つの収納スペース33,33を形成する収納保持体31の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの収納スペース33,33側に延設される折曲片から成る。
保持部32の収納スペース33側に延設される部分が、前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【0041】
図6(a)は、前記収納保持体{図5(a)に於いて6}の第3変形例の収納保持体41を示し、収納保持体41は、蛇腹状に形成され、保持部42は、隣り合う2つの収納スペース43,43を形成する収納保持体41の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの収納スペース43,43側に延設される軟質発泡樹脂等の弾性片から成る。
保持部42の収納スペース43側に延設される部分が、前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【0042】
図6(b)は、前記収納保持体{図5(a)に於いて6}の第4変形例の収納保持体51を示し、収納保持体51は、蛇腹状に形成され、保持部52は、収納スペース53内の開放部54近傍の両内壁に夫々設けられる軟質発泡樹脂等の弾性片から成る。
保持部52が、前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【0043】
図6(c)は、前記収納保持体{図5(a)に於いて6}の第5変形例の収納保持体61を示し、収納保持体61は、軟質発泡樹脂等により一体に形成され、保持部62は、収納スペース63の開放部近傍の収納スペース63両壁面から夫々対向するように突出して形成されている。
保持部62の収納スペース63側に突出する部分が、前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【0044】
尚、図示は省略するが、図5(b)に示した第1変形例の収納保持体21に於いて、保持部22に代えて(即ち、折曲板21Aの開放端部を折曲しないで)、前記保持部32、保持部42、又は、保持部52を設けることも可能である。然る時も、それらの保持部が前記保持部{図5(a)に於いて13}の折曲された半片と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明による収納容器の斜め右方から見た斜視図である。
【図2】本発明による収納容器の斜め左方から見た斜視図である。
【図3】本発明による収納容器にDVDを収納した状態を示す斜視図である。
【図4】(a)本発明による収納容器の右蓋体を開けた状態を示す斜視図である。(b)本発明による収納容器の両蓋体を閉じた状態を示す斜視図である。
【図5】(a)本発明による収納保持体の一例を示す平面図である。(b)本発明による収納保持体の第1変形例を示す平面図である。(c)本発明による収納保持体の第2変形例を示す平面図である。
【図6】(a)本発明による収納保持体の第3変形例を示す平面断面図である。(b)本発明による収納保持体の第4変形例を示す平面断面図である。(c)本発明による収納保持体の第5変形例を示す平面断面図である。
【符号の説明】
【0046】
1 収納容器
2 容器本体
3 開口部
4 蓋体
5 板状体
6,21,31,41,51 収納保持体
11,23,33,43,53,63 収納スペース
12 開放部
13,32,42,52 保持部
14 変形防止板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の容器本体と、前記容器本体の両端開口部に開閉自在に設けた蓋体と、前記容器本体内に配設され、板状体を収納保持するための収納保持体とを備える収納容器であって、前記収納保持体は、前記容器本体の両端開口部側に順次交互に逆方向に開放される複数の収納スペースを備え、前記収納スペースの開放部近傍に板状体を保持する保持部が設けられていることを特徴とする収納容器。
【請求項2】
前記収納保持体は、蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
【請求項3】
前記収納保持体は、2つ折りした折曲板が開放部を順次交互に逆方向に向けて複数枚積層されてなることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
【請求項4】
前記保持部は、2つ折りした前記折曲板の開放端部を夫々前記収納スペース側へ所定長さ折曲して形成されたものであることを特徴とする請求項3記載の収納容器。
【請求項5】
前記保持部は、半片が前記収納スペース内の開放部近傍の内壁に固着され、他方の半片が前記収納スペース内に突出するように設けられた2つ折りの折曲片から成り、前記収納スペース内の開放部近傍の両内壁に固着された前記保持部の突出する両半片によって板状体が保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器。
【請求項6】
前記保持部は、隣り合う2つの前記収納スペースを形成する前記収納保持体の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの前記収納スペース側に延設される折曲片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器。
【請求項7】
前記保持部は、前記収納スペース内の開放部近傍の両内壁に設けられた弾性片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器。
【請求項8】
前記保持部は、隣り合う2つの前記収納スペースを形成する前記収納保持体の開放側端部を被包すると共に、隣り合う2つの前記収納スペース側に延設される弾性片であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の収納容器。
【請求項9】
前記収納保持体は、軟質発泡樹脂により、一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
【請求項10】
前記容器本体の両端開口部に、外周部が小さく形成された前記蓋体を嵌合させるため嵌合部が形成され、前記蓋体は、一端開放の箱状に形成され、前記蓋体の開放口の一辺が前記嵌合部端部の一辺に回転自在に支着され、前記嵌合部端部の前記一辺の対向辺の外周部は、前記蓋体の嵌合を容易にするため、斜設又は斜欠されていることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一に記載の収納容器。
【請求項11】
前記容器本体の両壁に両端部を固着され、前記収納保持体の略中間部を保持して、前記収納保持体の所定以上の変形を防止する変形防止板を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか一に記載の収納容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate