説明

取り外し可能に固定できるワンピース調整可能な胃バンド

【課題】病的肥満の処置を行う、外科的に埋め込まれる
胃バンドを提供する。
【解決手段】頭部10bと端部10aとを共に着脱可能に固定するための着脱可能な固定手段を含み、端部10aは歯18を含んでも良く、頭部10bは歯18と噛み合う切り欠きを含んでも良い。端部10aを頭部10bに装入した場合、歯18は切り欠きと噛み合い、端部10aを頭部10b中に着脱可能に固定する。着脱可能に固定できる胃バンドは、また、取り外しタブ24を含む。胃バンドの中心軸に垂直な方向に、取り外しタブ24に力を加えた場合、歯18が切り欠きからはずれ、胃バンドを取り外せるようにする。

【発明の詳細な説明】
【発明の背景】
【0001】
1.技術分野
本発明は、一般に、取り外し可能な固定付属具を有する、胃を取り囲む、外科的に埋め込まれる胃バンドに関する。取り外し可能な胃バンド装置を用いた、病的肥満の処置方法についても述べる。
【0002】
2.関連技術の説明
胃を取り囲むベルト状の胃バンドは、参照することによりここに取り込まれるVincentの米国特許5,601,604号に開示されている。このバンドは、胃周囲を通り、取り囲み位置で固定され、胃の中に小孔開口部を形成するベルトを含む。バンドの調整可能な部分は拡張部材を含み、小孔が形成された後にバンドを配置することにより小孔開口部の微調整を可能とする。小孔開口部は、拡張部材に流体を加えたり出したりすることにより調整できる。拡張部材に流体を入れる方法は、通常、皮膚の下部に配置され、経皮的な注射により体外からアクセスできる注入口を含む。このように、埋め込みに続いて、胃バンドは、必要なように小孔を拡張したり縮小したり調整できる。
【0003】
胃バンドは、腔鏡検査法や開腹法により外科的に埋め込まれ、調整装置を胃内に配置し、小孔の位置を決め、小孔の上部に作製された袋を測定しても良い。胃バンドは、胃の周囲の位置に重なり、通常、胃に縫われる(即ち、組織がバンド上で覆われ、それ自身に対して固定される)ことによりスリップを防止する。
【0004】
Vincentにより開示されたように、拡張部材又は外皮は、好適には、胃バンドの胃に面した内面と実質的に同一の広がりを有する。更に、拡張部材は調整される場合にしわになったり折りたたまれたりしないように観察され、内部周囲に沿って実質的にスムースな輪郭を形成する。これは、胃組織が拡張部材でつかまれ、苦痛や壊死に至ることを確実に防止するとともに、調整の意図する範囲を超えて拡張した場合、又は外皮がドーナツ状又は環状に形成されなかった場合に起きる、しわに折りたたまれた欠陥(crease fold failure)として知られる現象から外皮を守る。
【0005】
使用に際して、現状の胃バンドは、一旦胃の周囲に固定されて小孔を形成すれば、容易には緩めることができないことが分かった。これは、埋め込み後に胃バンドを動かそうとする外科医の試みを十分に妨げることとなる。特に、患者の生理機能や生理機能の変化は、最初の位置からバンドを移動させることを必要とする。バンドを移動したり緩めたりすることを必要する他の要素は、患者の食料摂取量の不能を含む。
【0006】
バンドが位置から滑って不適当な位置に配置された場合、又は患者の生理機能の変化によりバンドの移動が必要となった場合、現在知られている胃バンドでは、患者の胃の周囲でバンドをきつく締める固定手段を緩めることができない。いくつかの装置は、最後には緩めることができるが、そのような装置は一般に相当な力の行使が必要となり、バンドの損傷や故障を起こしうる。更に、バンドを腹腔鏡下で操作する場合、そのような手続き中に与えられる力の量は、非常に制限される。
【0007】
固定したり外したりする能力を備えた胃を縛る装置の一つが、HELIOGAST(登録商標)の名前で販売されている。HELIOGASTバンドは、テールに取り付けられ、バンドの頭に取り付けられた輪に挿入される、拡張可能な固定手段を有する拡張可能な胃バンドである。埋め込み後、バンドは膨らんで、バンドを所定位置に固定する。理論的には、このバンドは、配置後に再び開かれて、医学専門家がバンドを再配置できるようにする。しかしながら、膨らんで所定位置に固定されるため、開いたり動かせたりする前に縮めなければならないという欠点を有する。バンドが固定するために膨らまなければならないという要求は、そのようなバンドで達成できる小孔開口部の範囲を制限する。なぜならば、固定する際にバンドは、所定量の液体圧をバンド内に有することを必要とするからである。従って、HELIOGASTバンドの調整範囲は、拡張レベルに関係なく固定できる本発明のバンドに比較して制限される。加えて、従来技術のバンドに比較して、より小さい力で開くことができる。より小さい力で固定メカニズムを解除することができることは、例えば患者の嘔吐中に、偶然バンドがはずれる可能性が増加する。
【0008】
それゆえに、患者の胃の周囲に配置して着脱可能に固定でき、患者の胃に胃バンドを再配置するために緩めたり外したり(又はバンド全体を外す)し、続いて患者の胃の周りに再度固定できる着脱可能な胃バンドに対する要求がある。更に、外す前に収縮が不要で、固定手段のそれに続く拡張なしに固定できる、着脱可能に固定できる胃バンドに対する要求がある。加えて、通常の生理的力でははずれない胃バンドに対する要求もある。
【0009】
国際市場の胃バンドに比較して容易に使用できる調整可能な胃バンド、特に、バンドに沿って高い引張り応力を有する一方、小さな力で開くことができる胃バンドに対する要求がある。
【0010】
本発明の多くの他の目的、長所、及び特徴は、以下の記載から容易に分かるであろう。そして、新規な特徴は、特に添付された請求項に示されるであろう。
【発明の概要】
【0011】
本発明は、端部(tail end)と、端部を受ける頭部(head end)とを有する、着脱可能に固定できる拡張可能な胃バンドに関する。胃バンドは、また、頭部と端部を共に着脱可能に固定できる、着脱可能な固定手段を含む。端部は歯を含んでも良く、頭部は歯と噛み合う切り欠きを含んでも良い。端部を頭部に挿入する場合、歯は切り欠きと噛み合い、端部を頭部中に着脱可能に固定する。着脱可能に固定できる胃バンドは、また、取り外しタブを含んでも良い。取り外しタブに対して、胃バンドの中心軸に垂直方向の力が加わった場合、取り外しタブは歯の上に働き、歯は切り欠きからはずれる。
【0012】
本発明を特徴付ける多くの新規な特徴は、特に、この記載に付属してこの記載の一部を形成する請求項に示される。本発明、使用者により達成されるその効果のある特徴や特別な目的をより良く理解するために、本発明の好ましい具体例が記載された、添付された記述事項ともに説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、必要な場合に再位置や除去を容易にするために腹腔鏡下で開いたり緩めたりするように設計された、腹腔鏡下で埋め込まれる調整可能な胃バンドに関する。一旦所定位置に固定された、LAP−MAND(登録商標)のような公知の腹腔鏡胃バンドは、開くのが困難であり、必要な力による構成部分の損傷の危険がある。腹腔鏡埋め込み、取り外し、及び/又は除去に特に適するとともに、本発明にかかる胃バンドは標準的な腹腔鏡手続きにも適している。
【0014】
図1および図7を参照すると、着脱可能に固定できる胃バンド12の端部10aが示されている。図2および図6には、胃バンド12の頭部10bが記載されている。端部10aは細長い先端18を含み、端部10aには拡張管30と傾斜した歯14が組み込まれる。拡張管30は、液体がそこを通ってバンド32の拡張部分に加えられ又は除去され、バンドが胃又は所望の内臓の周囲を取り巻く位置にある場合に直径を水圧で調整するための、管孔を有する。従来からよく知られているように、所望の大きさの小孔は、胃バンドの直径を調整することにより形成される。調整は、水圧的に又は機械的に行われる。水圧的に調整される胃バンドにおいて、拡張管30は端部10aに組み込まれる必要はない。代わりに、頭部10bやそれらの間の他の部分に組み込んでも良い。代わりに、胃バンド12は、多くの公知の機械的手段により調整しても良い。水圧的であろうと機械的であろうと、胃バンドは体外からの遠隔操作により好適に調整される。そのような遠隔調整制限装置は、電池、キャパシタ等のような埋め込まれる電源により作動するアクティブ装置、又は無線周波数、インダクション、電磁気エネルギ等を通して伝えられるエネルギにより体外から作動させるパッシブ装置でも良い。
【0015】
本発明の取り外し可能な固定の特徴に戻ると、歯14は切り欠き16により一の側面に規定され、視覚的な表示38を含んでも良い。これについては頭部10bとの関係で、後述する。また、バンドの調整可能な部分32が、図1に示されている。胃バンド12の頭部10a上に握り部34が形成され、外科医又は他の医学的専門家が、バンドの流体圧力部分に損傷をおそれることなく胃バンド12を握れるようになっている。握り部34は、特に、先に固定された胃バンドを散り外す場合に助けとなる。
【0016】
図2に示すように、頭部10bはバックル20を含み、このバックル20は端部10を受けて固定し、胃の周囲を取り囲む位置にバンドを形成する、バックル20は、端部10aの歯14を受けるための切り欠き部22を含む。頭部10bは、更に、取り外しタブ24を含む。頭部10bの他の外観は表示窓36である。外科医や他の医学的専門家は、端部10aの表示38部分、強調された色彩または色調により好適に拡張される部分を見る。端部10aは頭部10bに挿入された場合、胃バンドが所定位置に取り外せるように固定されたことを表示する、明確な(positive)視覚的及び/又は触覚的表示を提供する。
【0017】
実際、胃バンドは、胃バンドの分野において当業者に良く知られた標準的な腹腔鏡又は腹腔鏡手続きを用いて、患者の胃の周囲に埋め込まれる。一旦、胃バンド12が胃を取り囲み、胃の長さに沿った所望の位置に配置されると、端部10aは頭部10bのバックル20に挿入される。参照することによりその開示がここに組み込まれる、VincentとCoeの米国特許5,658,298に記載されたように、閉鎖ツールが、端部10aと頭部10bとをそれぞれ一緒に固定するために用いられても良い。例えば、端部10aはバックル20を通って、歯14と切り欠き部22とが噛み合い又は結合し、胃バンド12が拡がるのを阻止するまで引っ張られる。胃バンドの2つの端部が共に適当に固定された場合、端部10a上の表示部38を、頭部10b上の窓部36を通して見ることができる。
【0018】
胃バンド12の更なる要素は、頭部10aと端部10bの連結リセス26、28である。実質的に互いの反転像である、それらのリセスは、バンドが閉じた位置にある場合、ぶつかって、胃バンドの内部の胃に面した表面32の2つの端部の重なりを防ぐ。リセス26、28はそれぞれ頭部および端部に形成され、実質的に平坦な連続面が患者の胃に接触するのを確実にする。
【0019】
本発明にかかる、着脱可能に固定された胃バンドは、その固定された頭部と端部を取り外すのに2つの工程を必要とする。第1は、閉じた胃リング12の中心軸に垂直な方向に取り外しタブ24を引っ張ることにより、結合した歯14と切り欠き部20との噛み合わせを外す。取り外しタブ24の引っ張りを補助するために、外科医又は医学的専門家は、第2の医学的道具を用いて握り部34を掴んでも良い。そうすることにより胃リング12が所定の位置に保持され、取り外しタブ24に力を効果的に加えることができる。次に、端部10aが頭部10bから外されてもよく、もしバンドが外されたり十分に緩んだら、患者の胃の長さ方向に沿って胃バンド12を再配置することができる。
【0020】
従来技術と米国特許5,601,604のLAP−BAND(登録商標)と比較して、少し長くなった頭部10bを使用することで、取り外しタブ24の引っ張りが胃バンド12の中心軸に向かって力を伝え、これにより、胃バンドの損傷を恐れることなく、本発明の胃バンド12の頭部と端部の取り外しおよび緩めが、胃バンド12の再配置や除去を可能とする。歯14とリセス20の嵌めあい、および胃バンドが形成される材料の弾力性の双方は、比較的小さい力を取り外しタブ24に与えることを必要とする、胃バンドの十分に固い接合を確実にするために最適化される。
【0021】
自然に、歯14と切り欠き部22以外の配置は、本発明にかかるバンドを着脱可能に固定する能力を達成するために用いられる。そのような配置は、複数のより小さな結合要素を含む。更に、固定要素は、「ポップフィット(pop-fit)」ようの形状で、バンドが所定位置に固定されたり、もし外すのにより大きい抵抗が必要な場合、触覚表示を示す。
【0022】
本発明は、図3に示され、当業者に知られている、実質的に平坦な調整可能な部材32と関係して用いられても良い。代わりに、本発明は、図4に示すような、より新しい耐疲労拡張部材32aと関係して用いられても良い。耐疲労バンドは、PCT/US03/26678に詳細に記載され、参照することによりここに組み込まれる。そこに記載されているように、耐疲労拡張部分32aは、複数の部屋を有し、調整の範囲を超えるしわや折りたたみに抵抗する。図3に示す調整部分32のように、耐疲労拡張部分32aは、内部の円周に沿って実質的に平坦な外形を有し、使用者を楽にし、壊死につながる胃のはさみ込みを防止する。耐疲労拡張部材は、完全な胃バンドから分離されて図4に示され、その新規な特徴をより示す。従来のバンドのように、耐疲労拡張部分32aを含む胃バンドは、予め環状にされ、外科医や医学的専門家によって所定位置に固定され、一の好ましい具体例では、胃バンドの端部10aを通る拡張管腔を通して拡張される。
【0023】
本発明にかかる胃バンドは連続したモールド工程で形成することができ、この結果、完全な自動組み立てと高い精度を得ることができる。更に、胃バンドが形成される材料は、シリコンや、人体内に埋め込むのに適した当業者に知られた他の材料を含む。
【0024】
処置の記載から明らかになる述の目的は効果的に達成されることがこのようにわかる。上述の方法を行うにあたり、また上述の構造において、本発明の範囲から離れることなく所定の変形が可能であるため、上記記載に含まれ、図面とともに示された全ての内容は、単に例示として解釈され、これに限定されるものではないことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明にかかる胃バンドの端部の側面図である。
【図2】本発明にかかる胃バンドの頭部の側面図である。
【図3】平坦な拡張部材を有する本発明にかかる胃バンドを示す。
【図4】胃バンドの疲労防止拡張部材を示す。
【図5】Vincentの米国特許5,601,604号にかかる従来の胃バンドを示す。
【図6】頭部を手前に示した本発明にかかる胃バンドの斜視図である。
【図7】端部を手前に示した本発明にかかる胃バンドの斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
10a 端部、10b 頭部、12 胃リング、14 歯、18 細長い端部、24 取り外しタブ、26 リセス、38 視覚的表示器。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
着脱可能に固定できる調整可能な胃バンドであって、
端部と、
該端部を受け入れる頭部と、
該胃バンドの該頭部と該端部とを、取り囲む位置に、着脱可能に固定するための着脱可能な固定手段とを含む着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項2】
更に、上記端部上に形成された歯を含む請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項3】
更に、上記歯と噛み合う上記頭部の切り欠き部を含む請求項2に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項4】
上記端部を上記頭部に装入した場合に、上記歯が上記切り欠き部と噛み合い、該端部を該頭部の中に着脱可能に固定される請求項3に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項5】
更に、上記頭部上に取り外しタブを含む請求項4に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項6】
上記胃バンドの中心軸に実質的に垂直な方向に上記取り外しタブに加えた力が、上記切り欠き部から上記歯の噛み合いを外し、上記頭部から上記端部がはずれるようにすることを特徴とする請求項5に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項7】
更に、視覚的な固定表示器を含む請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項8】
更に、上記頭部と上記端部とが共に着脱可能に固定された場合、明確な視覚的表示を与える窓部を含む請求項7に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項9】
上記端部が上記頭部に装入されたのに続いて、上記表示器が上記窓部に表れた時に、上記胃バンドが所定位置に着脱可能に固定される請求項8に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項10】
更に、触覚的な固定表示器を含む請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項11】
更に、上記バンドが、水圧を用いた拡張により調整できる請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項12】
更に、拡張管を含む請求項11に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項13】
上記端部が、上記拡張管を含む請求項12に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項14】
上記頭部が、上記拡張管を含む請求項12に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項15】
上記バンドが、機械的に調整できる請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項16】
上記バンドが、遠隔調整できる請求項1に記載の着脱可能に固定できる胃バンド。
【請求項17】
着脱可能に固定できる胃バンドを取り外す方法であって、
該胃バンドの頭部に配置された取り外しタブを掴む工程と、
該胃バンドの中心軸に実質的に垂直な方向に上記取り外しタブに力を加える工程とを含む方法。
【請求項18】
上記力を加えことにより、上記胃バンドの歯部が上記胃バンドの切り欠き部から離れ、これにより上記端部が上記頭部から外れる請求項17の方法。
【請求項19】
更に、上記力を加える工程の適用のために、上記胃バンドを保持するために、握り部を掴む工程を含む請求項18の方法。
【請求項20】
患者に小孔を形成する方法であって、
該患者の胃の周囲に胃バンドを外科的に埋め込む工程と、
該胃バンドの端部を該胃バンドの頭部に装入する工程と、
該端部に形成された表示器が、該頭部に形成された窓部中に見えるまで、該頭部を通して該端部を引っ張ることにより該胃バンドを着脱可能に固定する工程とを含み、
該胃バンドの中心軸に実質的に垂直な方向に、該胃バンドに形成された取り外しタブに力を加えることにより、該胃バンドを取り外すことができる方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−269160(P2010−269160A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−170347(P2010−170347)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【分割の表示】特願2006−551218(P2006−551218)の分割
【原出願日】平成17年1月21日(2005.1.21)
【出願人】(591018268)アラーガン、インコーポレイテッド (293)
【氏名又は名称原語表記】ALLERGAN,INCORPORATED
【Fターム(参考)】