説明

取付ユニット

【課題】火災警報器などの装置の筺体を係合するアタッチメント1を、固定用ピン2で石膏ボート等の壁面に打ち付ける際の作業性を向上させるとともに、梱包用のポリ袋等のゴミを出さないで、環境保護を図る。
【解決手段】アタッチメント3は、ベース部31と、ベース部31の上方に連設された上突出片部32及び係合爪部33,34と、ベース部31の下方に連設された下突出片部35と、下突出片部35の下端に形成されたサブベース部36とを有している。アタッチメント3のベース部31の筺体側の中央部には凹部31Aを形成し、下突出片部35の両脇に対応する2カ所の位置に、筺体側と壁面側にかけて上方に傾斜して貫通するピン挿通孔31a,31aを形成する。サブベース部36の中央に、筺体側と壁面側にかけて下方に傾斜して貫通するピン挿通孔36eを形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス漏れ警報器や火災警報器等の装置の筐体を壁面に取り付けるための取付ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、警報器等の取り付けに関する作業性の向上を目的とした取付ユニットとして、例えば、特開2007−128210号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この特許文献1のものは、ガス漏れ警報器や火災警報器等の装置の筺体を木の壁面や石膏ボードの壁面に取り付けるものである。そして、木の壁面に取り付けた木ねじの頭部に吊す際にも、あるいは、石膏ボードの壁面に小径長尺の固定用ピンで取り付けたアタッチメントのフックに吊す際も、筺体の木ねじの頭部やフックの位置合わせを作業性よく行うことができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−128210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種の従来の取付ユニットでは、出荷後、取り付け先にて警報器を壁面に取り付けようとする際に、アタッチメントは固定用ピン及び木ねじと共にポリ袋に梱包されている。このため、ポリ袋から取り出す際に、小さい固定用ピンが飛び散り、棚や冷蔵庫等の下に入り込んでしまって紛失したり、固定用ピンの先端で指を怪我したり、設置作業後にポリ袋がゴミとして残ってしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、従来のアタッチメントの設置性の機能を損なうことなく、ポリ袋等を用いないでもアタッチメントと固定用ピンとを保持できるようにして、ポリ袋等のゴミが発生を抑えた取付ユニットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の取付ユニットは、壁面に設置される装置の筐体に係合して該筺体を前記壁面に取り付けるのに使用されるアタッチメントと、該アタッチメントに形成されたピン挿通孔に貫通して前記壁面に打設される固定用ピンと、からなる取付ユニットであって、前記アタッチメントの前記ピン挿通孔の入り口内部に該ピン挿通孔の軸に対して傾斜した当接面が形成され、前記固定用ピンの先端を該当接面に当接させるとともに該固定用ピンを前記ピン挿通孔の軸から傾斜させて該ピン挿通孔の入り口内部に仮保持するようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の取付ユニットは、請求項1に記載の取付ユニットであって、前記アタッチメントの前記装置の筺体を係合する側に、該筺体内に挿通して該装置の起動スイッチを操作するスイッチ用突起が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の取付ユニットによれば、アタッチメントに形成されたピン挿通孔の入り口内部において固定用ピンの先端を当接面に当接させ、この固定用ピンがピン挿通孔におい仮保持されているので、請求項1と同様に梱包箱等からアタッチメントを取り出すとき固定用ピンが一体になって取り出すことができ、固定用ピンの紛失等も防止でき装置の設置時の作業性を損なうことがない。また、ポリ袋等も必要とせず、ゴミを低減して環境保護にもなる。
【0009】
請求項2の取付ユニットによれば、請求項1の効果に加えて、アタッチメントに装置の筺体を係合して該装置を設置したときに、アタッチメントに形成されたスイッチ用突起により装置の起動スイッチが操作されるので、装置の例えば電源投入の作業を別途行う必要がなく、設置作業の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の第1参考例の取付ユニットの5面図である。
【図2】同取付ユニットの装置の筺体を係合する側から見た斜視図である。
【図3】同取付ユニットの壁面に当接する側から見た斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における火災警報器の出荷時に梱包する梱包箱の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2参考例のアタッチメントを示す筺体側から見た斜視図である。
【図6】実施懈怠における火災警報器の要部ブロック図である。
【図7】同アタッチメントに火災警報器を係合した状態を示す一部断面斜視図である。
【図8】本発明の実施形態の取付ユニットの出荷時の状態を示す斜視図及び一部拡大断面斜視図である。
【図9】同アタッチメントを壁面に固定するときの状態を示す斜視図及び一部拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の実施の形態及び参考例を図面を参照して説明する。なお、実施の形態の取付ユニットは火災警報器を設置するためのものである。図1は第1参考例の取付ユニットの5面図、図2は同取付ユニットの装置の筺体を係合する側(以下、「筺体側」という。)から見た斜視図、図3は同取付ユニットの壁面に当接する側(以下、「壁面側」という。)から見た斜視図である。
【0012】
この第1参考例の取付ユニットは、アタッチメント1と3本の固定用ピン2とから成る。アタッチメント1は、ベース部11と、ベース部11の上方に連設された上突出片部12及び係合爪部13,14と、ベース部11の下方に連設された下突出片部15と、下突出片部15の下端に形成されたサブベース部16とを有している。また、固定用ピン2は円錐形状の先端部21と、円柱状の軸部22と円盤状の頭部23とで構成されている。
【0013】
アタッチメント1のベース部11は横長直方体状の形状をしており、このベース部11には、上突出片部12の両端下方に対応する2カ所の位置に、筺体側と壁面側にかけて上方に傾斜して貫通するピン挿通孔11a,11aが形成されている。上突出片部12は、上端面12aとテーパ面12bを有する略台形柱状の形状をしいる。この上突出片部12には、そのテーパー面12bから下突出片部15側に貫通する3つのピン保持孔(ピン保持部)12c,12c,12cが形成されている。このピン保持孔12cの筺体側の内面と壁面側の内面の間隔は、固定用ピン2の軸部22の直径よりわずかに小さく形成されている。
【0014】
サブベース部16はテーパ面16aを有する略台形柱状の形状とされており、このサブベース部16の前記ベース部11側には、筺体に当接する筺体当接端16b,16bを有する板状のピン隠しリブ16cが形成されている。このピン隠しリブ16cは前記3つのピン保持孔12c,12c,12cに対向している。また、ピン隠しリブ16cとテーパ
面16aとの間には溝16dが形成され、さらに、溝16dの中央に筺体側と壁面側とに貫通するピン挿通孔16eが形成されている。下突出部15には木ねじ等により壁面に取り付ける時のダルマ孔15aが形成されており、この下突出部15の壁面側でダルマ孔15aの左右両脇には、円錐状の係止爪15b,15bが突設されている。
【0015】
以上の構成により、アタッチメント1に固定用ピン2を仮保持するときは、固定用ピン2の先端部21をアタッチメント1のピン保持孔12cを通し、該先端部21がピン隠しリブ16cに当接するまで挿入される。この状態で、頭部23の裏側が上突出片部12の上端面12aに当接する。また、ピン保持孔12cの筺体側の内面と壁面側の内面の間隔が軸部22の直径よりわずかに小さく形成されているので、固定用ピン2はアタッチメント1を逆さにしても外れることはない。
【0016】
アタッチメント1の上突出部12にはテーパ面12bが形成されているので、このテーパ面12bの位置で、固定用ピン2の軸部22の一端(頭部23側)が上突出部12から露出しているので、この部分で、特に頭部23が固定用ピン2を取り出す時の手がかりになり、取り出し易くなっている。また、固定用ピン2の先端部21は隠しリブ16cで保護されているので、この固定用ピン2の先端部21で怪我などすることがない。
【0017】
図4は火災警報器の出荷時に梱包する梱包箱の一例を示す斜視図であり、梱包箱20には火災警報器10が収納されている。梱包箱20は段ボールで形成されており、この梱包箱20は段ボールの一部分で形成された部品保持部を有している。この部品保持部20aには、固定用ピン2を保持した状態でアタッチメント1を挟んで収納するためのスリット部20bが形成されている。そして、アタッチメント1は前記サブベース16をスリット部20内に挿入して当該アタッチメント1が火災警報器10と共に梱包される。ここで、アタッチメント1のサブベース部16の下端には前記テーパ面16aが形成されている。したがって、アタッチメント1をスリット部20bに嵌め込むときに、このテーパ面16aによりスリット部20bに導き易くなり、梱包作業の作業性が向上する。なお、図示は省略するが、木ねじはスリット部20bの近くに開けた穴に差し込んで梱包される。
【0018】
アタッチメント1を壁面に固定するときは、壁面側を壁面に当接させ、固定用ピン2,2,2を、ベース部11のピン挿通孔11a,11aとサブベース部16のピン挿通孔16eに筺体側から挿入し、ベース部11においては壁面に上方に向かって傾斜してピン2,2を打ち込み、サブベース16においては壁面に垂直にピン2を打ち込む。また、このとき、下突出片部15の壁面側に突設された係止爪15b,15bが壁面に押し付けられて食い込み、壁面に係止される。なお、サブベース部16のピン挿通孔16eの周囲一部には溝16dが形成されているので、作業のやり直しが発生した場合、この溝16dにラジオペンチ等を挿入して固定用ピン2を容易に引き抜くことができる。
【0019】
また、図3に一点鎖線で示すように、火災警報器10の筺体の裏面の上部には、左右方向の中央には、アタッチメント1を嵌合するための水平凹部10Aと垂直凹部10Bとが形成されている。また、水平凹部10Aの両端には筺体の上面に貫通する貫通孔10C,10Dが形成されている。そして、アタッチメント1の係合爪部13,14を貫通孔10C,10Dに挿入し、アタッチメント1のベース部11及び上突出片部12を水平凹部10Aに、下突出片部15及びサブベース部16を垂直凹部10Bにそれぞれ嵌合させることにより、火災警報器10の筺体がアタッチメント1に係合される。
【0020】
図5は第2参考例のアタッチメント1を示す筺体側から見た斜視図であり、第1参考例と同様な要素には図1〜3と同符号を付記して詳細な説明は省略する。なお、この第2参考例では固定用ピンは図示を省略してある。
【0021】
このアタッチメント1には、サブベース部16の筺体当接端16b,16bのうちの一方に、下突出部15と垂直にして筺体側に突出するスイッチ用突起16fが形成されている。なお、このスイッチ用突起16f以外は第1実施形態と同じ構造である。
【0022】
図6は第2参考例のアタッチメント1に係合される火災警報器10の要部ブロック図である。火災警報器10はCPU100を備えており、CPU100には、煙センサ20、引き紐の操作によりオン/オフする点検スイッチ30、メモリ回路40及び音声出力回路50が接続されている。また、火災警報器は電池Baからの電源を当該火災警報器の各部に供給する電源回路60を備えている。この電源回路60は当該火災警報器の各部に所定の電圧を供給するが、音声出力回路50に対しては前記起動スイッチ10bを介して電源を供給する。図6において、起動スイッチ10bはオン状態を示しており、この起動スイッチ10bがオン状態のときには音声出力回路50への電源は遮断され、起動スイッチ10bがオフ状態になると音声出力回路50に電源が供給される。なお、音声出力回路50は、点検機能時あるいは火災検出時に警報用の音声信号を出力してスピーカ70で警報を鳴らす。また、図示は省略するが外部機器との接続を行うインターフェース回路等も備えている。
【0023】
火災警報器10のCPU100の制御による概略動作について説明する。起動スイッチ10bがオンの状態では出荷モードとなり、この出荷モード時には、CPU100は起動スイッチ10bの状態を監視する低消費状態となる。起動スイッチ10bがオフの状態で監視モードとなる。監視モード時には、CPU100は火災センサ20を監視しており、火災発生時に火災センサ20が煙を検知すると、CPU100は音声出力回路50を駆動してスピーカ70によりブザー音及び音声で火災警報を発する。引き紐の引き動作により点検スイッチ30がオンとなると、機器の点検機能として警報の出力を行うとともに、この点検機能時に引き紐の引き動作により点検スイッチ30がオンとなると警報音の停止等が行われる。
【0024】
図7は第2参考例のアタッチメント1に火災警報器10を係合した状態を示す一部断面斜視図である。火災警報器10の筺体10aの内部には当該火災警報器10を起動するための前記起動スイッチ10bが形成されており、アタッチメント1に係合されていないときには、起動スイッチ10bはオン状態となっており、前記出荷モードとなっている。そして、当該火災警報器10をアタッチメント1に係合(設置)すると、アタッチメント1のスイッチ用突起16fが該起動スイッチ10bを押すことにより火災警報器10が起動する。これにより、火災警報器10を設置するだけで自動的に起動することができ、設置作業の作業性が向上する。
【0025】
図8は本発明の実施形態の取付ユニットの出荷時の状態を示す斜視図(図8(A) )及び一部拡大断面斜視図(図8(B) )である。なお、図では固定用ピン2を一本図示を省略してある。この実施形態の取付ユニットは、アタッチメント3と3本の固定用ピン2とから成る。アタッチメント3は、ベース部31と、ベース部31の上方に連設された上突出片部32及び係合爪部33,34と、ベース部31の下方に連設された下突出片部35と、下突出片部35の下端に形成されたサブベース部36とを有している。
【0026】
アタッチメント3のベース部31の筺体側の中央部には凹部31Aが形成されており、このベース部31の下突出片部35の両脇に対応する2カ所の位置に、筺体側と壁面側にかけて上方に傾斜して貫通するピン挿通孔31a,31aが形成されている。また、サブベース部36の中央には、筺体側と壁面側にかけて下方に傾斜して貫通するピン挿通孔36eが形成されている。
【0027】
図8(B) はピン挿通孔31aの入り口内部の構造を示す図であり、このピン挿通孔31aの入り口には長開口部31a1を有している。この長開口部31a1の形状は、下突出片部35に平行な方向の幅が固定用ピン2の軸部22の直径よりわずかに小さく、下突出片部35に直角な方向の幅が固定用ピン2の軸部22の直径より大きくなるような形状となっている。また、ピン挿通穴31aは内部に下突出部35に対して直角で、ピン挿通孔31aの軸Lに対して傾斜した当接面31a2が形成されている。
【0028】
以上の構成により、アタッチメント3に固定用ピン2を仮保持するときは、固定用ピン2の先端部21をピン挿通孔31a内に挿入し、この先端部21を当接面31a2に当接させるとともに固定用ピン2をピン挿通孔31aの軸Lから傾斜させ、下突出片部35と平行な状態でピン挿通孔31aの入り口内部に仮保持する。このとき、固定用ピン2の軸部22の先端部21側の一部も長開口部31a1内に挿入する。この状態で、長開口部31a1の下突出片部35に平行な方向の幅が固定用ピン2の軸部22の直径よりわずかに小さく形成されているので、固定用ピン2はピン挿通孔31aから外れることはない。また、サブベース部36のピン挿通孔36eの構造も前記ピン挿通孔31aと同様であり、このピン挿通孔36eと固定用ピン2との作用効果も同様である。
【0029】
なお、この実施形態のアタッチメント3もサブベース部36の下端にテーパ面36aが形成されており、アタッチメント3を梱包箱20のスリット部20bに嵌め込むときに、このテーパ面36aによりスリット部20bに導き易くなり、梱包作業の作業性が向上する。
【0030】
図9は実施形態のアタッチメント3を壁面に固定するときの状態を示す斜視図(図9(A) )及び一部拡大斜視図(図9(B) )である。このアタッチメント3を壁面に固定するときは、図9に示すように、固定用ピン2の頭部23側を斜めに起こし、軸部22をピン挿通孔31a,36eの軸L,Lにそれぞれ一致させる。そして、ベース部31においては壁面に上方に向かって傾斜して固定用ピン2,2を打ち込み、サブベース36においては壁面に下方に向かって傾斜してピン2を打ち込む。
【0031】
以上のように、実施形態の取付ユニットによれば、固定用ピン2がアタッチメント1のピン保持孔12c、あるいはアタッチメント3のピン挿通孔31a,ピン挿通孔36eにより仮保持されているので、梱包箱20からアタッチメント1,3を取り出すとき固定用ピン2の紛失等も防止でき火災警報器10の設置時の作業性を損なうことがない。また、ポリ袋等も必要としせず、ゴミを低減して環境保護にもなる。
【0032】
実施形態では火災警報器10を壁面に対して取り付け固定する場合を例に取って説明したが、本発明は、火災警報器10に限らず、アタッチメントを介して筐体を壁面に取り付ける装置の全般に、広く適用可能であることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0033】
1,3 アタッチメント
2 固定用ピン
21 先端部
12c ピン保持孔(ピン保持部)
16c ピン隠しリブ
31a, ピン挿通孔
31a2 当接面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面に設置される装置の筐体に係合して該筺体を前記壁面に取り付けるのに使用されるアタッチメントと、該アタッチメントに形成されたピン挿通孔に貫通して前記壁面に打設される固定用ピンと、からなる取付ユニットであって、
前記アタッチメントの前記ピン挿通孔の入り口内部に該ピン挿通孔の軸に対して傾斜した当接面が形成され、前記固定用ピンの先端を該当接面に当接させるとともに該固定用ピンを前記ピン挿通孔の軸から傾斜させて該ピン挿通孔の入り口内部に仮保持するようにしたことを特徴とする取付ユニット。
【請求項2】
前記アタッチメントの前記装置の筺体を係合する側に、該筺体内に挿通して該装置の起動スイッチを操作するスイッチ用突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の取付ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−123844(P2012−123844A)
【公開日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−69079(P2012−69079)
【出願日】平成24年3月26日(2012.3.26)
【分割の表示】特願2007−200807(P2007−200807)の分割
【原出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】