説明

取手付きまな板

【課題】固い材質でできていたまな板では切った具材を鍋に移すときに、横からこぼれそうになり又、薄く曲がる材質でもまな板の両辺を両方の手で持ち、鍋に入れるものであったため、具材をうまく鍋、又はボールに掻き出すことは不可能だった。
本発明は、片手で持てば自然と湾曲する取手付きまな板を提供する。
【解決手段】薄く自在に曲がる長方形状板(1)からなる板の片方の辺の真ん中に引っ掛け穴(2)を開け、その辺の二つの角(3)を内側におり、その内部を一回り小さく持ち手穴(4)を開け持ち手とすることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取手の付きで握れば自然に曲がる、取手付きまな板に関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来、まな板といえば固く曲がらない材質でできていたおり取手も付いていなかった。
なお、曲がる材質で正方形の中に円の目盛りが書いてあるシート状のまな板が知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2004−136058号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのため次のような問題点があった。
(イ) 固い材質でできていたまな板では切った具材を鍋に移すときに、横からこぼれていた。
(ロ) 薄く曲がる材質でもまな板の両辺を両方の手で持ち鍋に入れるものであったため具材をうまく鍋、又はボールに掻き出すことは不可能だった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
薄く自在に曲がる 長方形状板(1)の片方の辺の真ん中に 引っ掛け穴(2)を開け、その辺の二つの 角(3)を内側に折り、その内部を一回り小さく 持ち手穴(4)を開け持ち手とする。
以上を特徴とする取手付きまな板。
【発明の効果】
【0006】
従来、固く取っての付かないまな板だと切った具材を鍋に移すときこぼしていたが、本発明により片手で持てばまな板が自然と曲がり切った具材が包み込まれるようになるためこぼさずにもう片方の手で具材を掻き出すように鍋、又はボールに入れることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)薄く自在に曲がる 長方形状板、(1)
(ロ)長方形の板(1)の片方の短い辺の真ん中に、引っ掛け穴、(2)を開ける。
(ハ)板(1)に、ふたつの角、(3)をたてる。
(二)二つの角(3)の部分の中に一回り小さな三角の穴を開け、持ち手穴、(4)にする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、(1)の上で具材を切り 持ち手穴、(4)に片方の手の指を外からいれ 持ち手穴、(4)に指を入れた状態で手を握れば、同時に 長方形状板(1)も曲がり具材を包み込む。そのまま持ち上げてそのまま鍋、又はボールにいれる。その時に片方の手で具材を掻き出すことができる。
【符号の説明】
【0009】
1、長方形状板、
2 引っ掛け穴
3 角、
4 持ち手、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄く自在に曲がる 長方形状板(1)の片方の辺の真ん中に 引っ掛け穴(2)を開け、その辺の二つの 角(3)を内側におり、その内部に 持ち手穴(4)を開けたことを特徴とする取手付きまな板。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−235057(P2011−235057A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−119814(P2010−119814)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【出願人】(510145565)
【Fターム(参考)】