説明

可動式アイのルアー

【課題】 従来のルアーは、真っすぐに泳ぐ事を目的にラインを結ぶアイは固定されていたが、アイを固定せず前後左右及び上下に動くような可動式にすることによってルアーを生き物が逃惑うような動きにさせる可動式アイのルアーを提供すること。
【解決手段】 図1のように、アイが前後左右及び上下に傾き動くことができるように上下楕円錐型のしかも楕円形の孔をルアーの潜行部であるリップ上に開け、針金を8の字型に曲げて作ったアイを取り付け、ラインを結んで水中に投げてリールを巻いてラインを引っ張ると、水の抵抗を受けたルアーは揺れながら左右どちらかに動き、次の瞬間ラインに引っ張られて逆方向にアイが動いてルアーが不規則に動き、またロッドロッドワークするとダートアクションやターンアクションが自在にでき、逃惑う生き物のような動きをさせることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーの動きを逃げ惑う生き物のように不規則な動きにするため、ラインの結び目であるアイを前後左右及び上下に可動させて支点を随時変化させることに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のルアーは、ラインを結ぶアイをリップまたはルアー本体に動かないよう固定して、ラインを引いた時左右に揺れながらもバランスを崩さないように真っすぐ泳ぐように設計されている。このアイを潜行板であるリップまたはルアー本体に前後左右及び上下に可動できるようにアイを取り付けると、不規則な動きに変わる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
ラインを結ぶアイの位置がルアーの重心からずれて固定されるとバランスを崩し左右のどちらかだけに動いて上手く潜行出来ない。例え重心がとれても、アイが完全に固定されると、水の抵抗で揺れ動いても規則的な小さな揺れ程度の動きしか得られない。アイの固定の仕方に工夫を加え、生き物のような不規則な動きに変える必要がある。
【課題を解決するための手段】
アイを潜行板であるリップ上に前後左右及び上下に可動できる状態で取り付けると、ラインを引くときの水の抵抗により進行方向と修復方向が不規則になり、生き物のような大きな動きになる。この可動式アイをルアー本体に取り付けても同様に生き物のような動きが得られる。
【発明の効果】
リップ又は本体に取り付けるアイを可動式にすることによってルアーの動きに変化を与え、不規則でより生き物らしい動きを演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1 ルアー本体 2 リップ 3 可動式アイ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣果を上げるための生き物が逃げ惑うような不規則な動きをする構造のルアーで、アイが前後左右に傾くことができ更に上下にも動くことができるような上下擂鉢型のしかも楕円形の孔をルアーの潜行部であるリップまたはルアー本体上に開け、針金を中央部の長い8の字型に曲げて作ったアイを取り付け、ラインを結んでルアーを水中に投げてリールを巻いてラインを引っ張ると、水の抵抗を受けたルアーは揺れながら左右どちらかに動き、次の瞬間ラインに引っ張られて逆方向にアイが動いてルアーが不規則に動き、またロッドワークするとダートアクションやターンアクションが自在にでき、逃げ惑う生き物のような動きをする可動式アイのルアー。

【図1】
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【公開番号】特開2013−90617(P2013−90617A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−249115(P2011−249115)
【出願日】平成23年10月25日(2011.10.25)
【出願人】(505120087)
【Fターム(参考)】