【課題】各メーカーはさまざまな突っ張り家具を販売しているが、斜め天井に対応するものは無い。市販の突っ張り棒を斜め天井に適応できるようにする。
【解決手段】斜め天井ストッパー部品Ａの下方に揺動可能なようにボルト孔を開け、突っ張り家具パイプ用受け口Ｅを有する受け部品Ｂにネジ締めボルト通し穴Ｄを受け口の軸線に対し直角方向に設けて、概ボルト孔とネジ締めボルト穴を合わせた状態でボルトを通して、斜め天井ストッパ部品Ａと受け部品Ｂが揺動可能に取り付ける。天井に接するストッパー面を天井の角度に合わせて揺動調整可能後、調整後ボルトを締めることで、耐震ジェルを貼付したストッパー面が天井に密着させ突っ張り家具を固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、各メーカー市販突っ張り家具の一部変更による『斜め天井適応型への取付部品』である。
【背景技術】
【０００２】
日々、住宅建築事情が変化している現在、狭小住宅・賃貸住宅等で斜め天井の物件が増加している。各メーカーはさまざまな突っ張り家具を販売しているが、斜め天井に対応できる商品はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
各メーカー発売中の製品の天井面ストッパーは固定されているため、斜め天井との隙間ができ、取付が不可能である。本商品は天井設置面を天井の角度に調整できる部品であり、現在市販されている突っ張り家具の最上部分を付け換えることですべての突っ張り家具を『斜め天井適応型』にし、これらの問題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
１） 本商品は各メーカ市販の突っ張り家具の固定されて天井面ストッパー部品を換えることで解決できる。
２） 本商品は天井設置面の部品が左右に傾斜できるよう、中央部分に振れる空間と、中心にボルト通しがついており、使用時には個々の天井斜度にあわせて調節後、中心部分のボルトにネジでしっかり固定することで天井と天井設置面を密着させて家具をしっかり固定させる部品である。
【発明の効果】
【０００５】
本商品は各メーカーが市販している突っ張り家具の『斜め天井適応型への取付部品』であり、天井設置面に耐震ジェルを貼付し、天井の斜度とあわせて調節後、中心部分のボルトをネジでしっかり固定することで天井と天井設置面を密着させて家具をしっかり固定させるため、いままでは斜め天井には適さなかった既成の突っ張り家具を使用可能にし、狭い場所で使える収納家具等の選択肢を拡げることができる。
天井設置面の部品は左右自由に角度を調整できるので、あらゆる斜度の天井に対応することができる。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
Ａ） 斜め天井ストッパー部品（天井設置面に耐震ジェル貼付）
Ｂ） （Ａ）の受け部品および突っ張り家具パイプ用受口
Ｃ） （Ａ）＋（Ｂ）の組合わせ図
Ｄ） ネジ締めボルト通し穴
Ｅ） 突っ張り家具のパイプ受口
Ｆ） （Ｂ）＋（Ｅ）を下部より見た図
Ｇ） （Ａ）（Ａ）’（Ｂ）（Ｂ）’（Ｄ）を上部より透視した図
Ｈ） （Ａ）の左右傾斜図
（ア）直立 （イ）左傾斜 （ウ）右傾斜
図面は突っ張り家具パイプ部分の直径を３ｃｍとしているが、サイズの変更および細かい変更は可能である。
【図１】

【図２】

【特許請求の範囲】
【請求項１】
本商品は、各メーカ市販の突っ張り家具の天井設置面部分を交換し『斜め天井適応型の取付部品』であり、日々住宅建築事情が変化している現在、狭小住宅・賃貸住宅等で斜め天井の住宅が増加しているが、斜め天井に対応する商品の販売はなく、消費者は購入をあきらめている現状であり、本商品は、購入者が天井の傾斜にストッパー面を合わせてボルトにネジ締めで角度を固定することで市販の突っ張り家具を使用可能にするための取付部品である。

【公開番号】特開２０１２−５０７９５（Ｐ２０１２−５０７９５Ａ）
【公開日】平成２４年３月１５日（２０１２．３．１５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２１００５４（Ｐ２０１０−２１００５４）
【出願日】平成２２年９月１日（２０１０．９．１）
【出願人】（５１０１５７２５８）有限会社ヘンミ総合事務所 (4)