説明

商品展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置

【課題】商品を展示可能であって、かつ、商品見本を展示した場合に商品見本の見映えを損なうことがない自動販売機の商品見本展示装置を提供すること。
【解決手段】商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容する収容穴と、収容穴に連接され、商品見本収容部から径外方向に延在した商品見本係止部を収容する収容溝とを上面に形成したディスプレイ台と、商品を保持可能であって、下面に前記収容穴に収容可能なアタッチメント収容部81aと、アタッチメント収容部81aから径外方向に延在し、収容溝に収容可能なアタッチメント係止部81bとを有した商品展示用アタッチメント8とを備え、収容穴にアタッチメント収容部81aを収容するとともに収容溝にアタッチメント係止部81bを収容した後に、商品展示用アタッチメント8を回動させることにより、ディスプレイ台に商品展示用アタッチメント8を取り付けるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機の前面に画成された展示室に商品を展示する際に用いられる商品展示用アタッチメント、及び商品を展示する自動販売機の商品見本展示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
缶入り飲料、ビン入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機は、自動販売機の前面(たとえば、外扉)に外部から透視可能な展示室を画成し、この展示室にダミー缶と称される商品見本を展示している。
【0003】
ところで、新たに市場に投入された商品を自動販売機で販売する場合等には、商品があるにも拘わらず、商品見本がないという事態が生じうる。このような場合には、商品見本に代えて商品そのものあるいは商品の容器(例えば空き缶)を展示することにより、利用者に商品を周知させることにしている。
【0004】
このように、商品見本のほか商品(商品の容器を含む)を展示室に展示可能とする商品見本展示装置が提案されている。この商品見本展示装置に展示される商品見本は、下面からさらに下方に延在した商品見本収容部と、商品見本収容部から径外方向に延在する一対の商品見本係止部とを有している。一方、商品見本展示装置を構成するディスプレイ台には、商品見本収容部を収容するための収容穴と、収容穴に連設し、商品見本係止部を収容する一対の収容溝とが形成されている。このように収容穴と収容溝を形成したディスプレイ台に商品見本収容部と商品見本係止部とを有した商品見本を取り付ける場合には、商品見本係止部をディスプレイ台の収容溝に合わせ、商品見本収容部をディスプレイ台の収容穴に商品見本係止部をディスプレイ台の収容溝に収容させた後、商品見本を回動させることにより、商品見本係止部をディスプレイ台の収容穴の縁部に係止させればよい。
【0005】
また、ディスプレイ台の背面に、商品を保持する保持具を取り付け可能とした取付板が設けてあり、商品を保持したアタッチメントを取付板に取り付ければ、ディスプレイ台上に商品を展示することもできる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開平10−79078号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した自動販売機の商品見本展示装置は、商品を保持させる必要が生じるか否かに関わらず、ディスプレイ台に取付板を設ける必要があることからコストアップとなり、また、商品見本を取り付けた場合には商品見本の背景に取付板が映ることになると共に透明な容器からなる商品の場合には取付板が透けて見えることになり、見映えを損なうことになる。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、ディスプレイ台に特別な細工を施さなくても商品見本に代えて商品を展示可能な商品展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る商品展示用アタッチメントは、商品を保持した状態で自動販売機のディスプレイ台に取り付けられる商品展示用アタッチメントであって、商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容するディスプレイ台の収容穴に収容可能なアタッチメント収容部と、前記商品見本収容部から径外方向に延在する商品見本係止部を収容するディスプレイ台の収容溝に収容可能であって、前記アタッチメント収容部から径外方向に延在し、前記ディスプレイ台の収容穴の縁部に係止されるアタッチメント係止部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機の商品見本展示装置は、商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容する収容穴と、該収容穴に連接され、商品見本収容部から径外方向に延在した商品見本収容部を収容する収容溝とを上面に形成したディスプレイ台と、商品を保持可能であって、下面に前記収容穴に収容可能なアタッチメント収容部と、前記アタッチメント収容部から径外方向に延在し、前記収容溝に収容可能なアタッチメント係止部とを有した商品展示用アタッチメントとを備え、前記収容穴に前記アタッチメント収容部を収容するとともに前記収容溝に前記アタッチメント係止部を収容した後に、商品展示用アタッチメントを回動させることにより、アタッチメント係止部と収容穴の縁部とが係止され、前記ディスプレイ台に前記アタッチメントが取り付けられたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項3に係る自動販売機の商品見本展示装置は、上記請求項2において、前記商品展示用アタッチメントが白色又は無色透明であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る商品展示用アタッチメントは、商品見本を取り付けるためにディスプレイ台に設けられた収容穴に収容されるアタッチメント収容部と、収容穴に連接された収容溝に収容され、収容穴の縁部に係止されるアタッチメント係止部とを備えたので、ディスプレイ台に設けられた収容穴と収容溝とを利用して、商品展示用アタッチメントを取り付けることができる。この商品展示用アタッチメントを用いれば、ディスプレイ台に特別な細工を施してなくても、商品見本に代えて商品をディスプレイ台に展示することができる。したがって、コストの低減を図ることができると共に商品見本を展示した場合であっても見映えを損なうことがない。
【0013】
本発明に係る自動販売機の商品見本展示装置は、商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容する収容穴と、収容穴に連接され、商品見本収容部から径外方向に延在した商品見本係止部を収容する収容溝とを上面に形成したディスプレイ台と、商品を保持可能であって、下面に前記収容穴に収容可能なアタッチメント収容部と、アタッチメント収容部から径外方向に延在し、収容溝に収容可能なアタッチメント係止部とを有した商品展示用アタッチメントとを備え、収容穴にアタッチメント収容部を収容するとともに収容溝にアタッチメント係止部を収容した後に、商品展示用アタッチメントを回動させることにより、アタッチメント係止部と収容穴の縁部とが係止され、ディスプレイ台にアタッチメントが取り付けられる。ディスプレイ台に設けた商品見本を取り付けるための収容穴と収容溝を用いて商品展示用アタッチメントを取りつけることにより、商品を展示することができる。したがって、商品見本を展示した場合であっても見映えを損なうことがない。
【0014】
本発明に係る自動販売機の商品見本展示装置は、商品展示アタッチメントを白色又は無色透明とすることにより、容器が透明な商品を展示する場合に商品展示アタッチメントが透けて見えても見映えを損なうことがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品展示用アタッチメント、及び商品見本展示装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は本発明の実施の形態である商品見本展示装置を適用した自動販売機を示す正面図、図2は図1に示した自動販売機の構造を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態である自動販売機1は、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、あるいはビン入り飲料等の商品を冷やした状態で販売したり、温めた状態で販売したりする自動販売機に好適なものである。
【0017】
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態である商品見本展示装置7を適用した自動販売機は、本体キャビネット3を備えている。本体キャビネット3は、複数の鋼材を適宜組み合わせることにより構成したもので、図2に示すように、前面が開口した箱状を呈している。
【0018】
図2に示すように、本体キャビネット3の左側縁部には、内扉4と外扉5とが支承してある。内扉4は、断熱材によって構成したもので、本体キャビネット3の前面開口を開閉すべく、本体キャビネット3と外扉5との間に配設してある。
【0019】
外扉5の前面には、硬貨投入口51、紙幣挿入口52、返却レバー53、返却口54、商品取出口55が配設してあり、上部域には、展示室6が画成されている。展示室6は、外扉5の後方側に開閉可能に取り付けた中扉61と外扉の前面側に嵌め込んだ透明な電照板62とにより画成され、利用者が自動販売機1の前面側から展示室6の内部を視認できるようになっている。
【0020】
展示室6を画成する中扉61の上方域は商品展示部63として使用され、下方域は広告部64として使用される。商品展示部63には、本発明の実施の形態である商品見本展示装置7が上下方向に三段並べて配設してあり、広告部64には、商品を広告するポスター等が展示してある。
【0021】
図3は商品見本と商品見本を取り付ける商品見本取付穴とを示す斜視図、図4は図1に示した商品見本展示装置を示す正面図、図5は図4に示した商品見本展示装置の右側断面図である。この商品見本展示装置7に展示される商品見本Sは、自動販売機1が販売する商品、すなわち、本体キャビネット3の内部に収容する商品と同一の形態(形状、模様及び色彩の組み合わせ)を有し、図3に示すように、下面からさらに下方に延在した三つの商品見本収容部S1と、商品見本収容部S1から径外方向に延在した商品見本係止部S2とを有している。
【0022】
一方、商品見本展示装置7を構成するディスプレイ台71は、図5に示すように、下面が開口した箱状を呈しており、その背面を切り起こした係止片71aによって中扉61に取り付けられている。また、図5に示すように、ディスプレイ台71の左右内壁には、蛍光灯72を取り付けるためのソケット(図示せず)が取り付けてあり、当該ソケットには蛍光灯72が取り付けられている。
【0023】
ディスプレイ台71の上面には、商品見本Sを取り付けるための商品見本取付穴73が所定の間隔で複数形成してある。商品見本取付穴73は、図3に示すように、収容穴73aと収容溝73bとから形成されている。収容穴73aは、商品見本収容部S1を収容する円形の穴である。収容溝73bは、商品見本係止部S2を収容する溝であって、収容穴73aに連接され、収容穴73aの外周を三等分する位置から径外方向に延在するように形成してある。このように商品見本取付穴73、すなわち、収容穴73aと収容溝73bとが形成されたディスプレイ台71には、商品見本Sが取り付けられている。すなわち、収容穴73aに商品見本Sの商品見本収容部S1を収容するとともに収容溝73bに商品見本Sの商品見本係止部S2を収容した後に、収容穴73aに商品見本Sの商品見本収容部S1を収容した状態で商品見本Sを回動させることにより、商品見本Sの商品見本係止部が収容穴の縁部に係合され、ディスプレイ台71に商品見本Sが取り付けられている。
【0024】
図4に示すように、ディスプレイ台71の前面には、冷温表示板74と価格表示器75とが取り付けてある。冷温表示板74は、販売する商品が冷やされていること、あるいは温められていることを表示するためのもので、ディスプレイ台71に展示された商品見本Sと1対1で対応するように冷温表示が印刷等してある。具体的には、商品が冷やされていることを意味する「つめたい」と、商品が温められていることを意味する「あったかい」とが冷温表示板74に印刷等されており、いずれか一方が視認できるようになっている。
【0025】
価格表示器75は、販売する商品の価格を表示するためのもので、ディスプレイ台71に展示された商品見本Sと1対1で対応するように価格を表示できるようになっている。価格表示器75は商品見本Sと1対1で対応して価格が表示できるものであれば、冷温表示板74等に印刷等したものであっても良いし、7セグメントLED等により価格が表示できるものであっても良い。
【0026】
外扉5の前面側に嵌め込んだ電照板62には、商品選択ボタン76が配設してある。商品選択ボタン76は、自動販売機1の利用者が商品を選択するためのものであり、商品見本Sと1対1で対応するように配設してある。また、商品選択ボタン76は、本体キャビネット3の内部に収容した商品収納ラック(図示せず)とも対応しており、商品選択ボタン76を押下することによって販売される商品が選択されると、対応する商品収納ラックから商品が搬出されるようになっている。
【0027】
図6は商品展示用アタッチメントを示す斜視図、図7は商品展示用アタッチメントを示す平面図、図8は商品展示用アタッチメントを二つ並べた状態を示す正面図、図9は図6に示したベース部材を前方斜め上方から見た斜視図、図10は図6に示したベース部材を後方斜め下方から見た斜視図、図11は図6に示したホルダ部材の一方を示す斜視図である。本発明の実施の形態である商品見本展示装置7は、商品見本Sに代えて、図6〜図8に示す商品展示用アタッチメント8をディスプレイ台71の商品見本取付穴73に取り付け可能となっている。商品展示用アタッチメント8は、商品そのもの(缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料)あるいは商品の容器(空き缶、空ビン、ペットボトル容器)を商品見本展示装置7に展示するためのものであって、白色又は無色透明なベース部材81、白色又は無色透明なホルダ部材82を備えている。ここで、ベース部材81及びホルダ部材82を白色又は無色透明とするのは、通常、展示室6の背景が白色で形成されていること、更には透明な容器からなる商品の場合に透けて見えても見映えを損なうことがないようにしたものである。
【0028】
ベース部材81は、商品展示用アタッチメント8をディスプレイ台71の商品見本取付穴73に取り付けるための部材であって、図9及び図10に示すように、商品見本Sの商品見本収容部S1に相当するアタッチメント収容部81aと、商品見本Sの商品見本係止部S2に相当するアタッチメント係止部81bのほか、ホルダ部材82を取り付けるためのホルダ取付部81cを有している。
【0029】
アタッチメント収容部81aは、商品見本Sの商品見本収容部S1と同様に、ベース部材81の下面からさらに下方に延在した部分であって、ディスプレイ台71の上面に設けた収容穴73aの外周を三等分する位置に設けてある。アタッチメント係止部81bは、商品見本Sの商品見本係止部S2と同様に、アタッチメント収容部81aから径外方向に延在した部分であって、ディスプレイ台71の上面に設けて収容溝73bに収容可能であって、かつ、収容穴73aの縁部に係止可能である。
【0030】
ホルダ取付部81cは、ベース部材81の後方から起立した部分である。ホルダ取付部81cの高さ方向中程から上部に亘り、正面向かって左側部81cLと正面向かって右側部81cRとが後退させてあり、左側部81cL及び右側部81cRと中央部81cMとの間に隙間が形成されている。また、ホルダ取付部81cの中央部81cMの背面には、円柱状の突起81dが上下に二つ並べて設けてある。なお、突起81dの相互間寸法はホルダ部材82の二分の一を超える寸法となるように設けてある。さらに、ホルダ取付部81cの中央部81cMの上端部は背面側に屈曲した後に再び上方に延在することにより、ホルダ部材82の脱落を防止するようになっている。
【0031】
図6〜図8に示すように、ホルダ部材82は、左右一対で構成され、各ホルダ部材82は、ベース部材81のホルダ取付部81c(左側部81cL及び右側部81cRと中央部81cMとの間に形成された隙間)に挟持される取付部82L1、82R1と、取付部82L1、82R1からそれぞれ前方に延在する腕部82L2、82R2とを有している。一方のホルダ部材82(図6〜図8において左側となるホルダ部材82L)の取付部82L1の背面には、平面視三角形状となる凹凸が形成してあり、他方のホルダ部材82(図6〜図8において右側となるホルダ部材82R)の取付部82R1の前面には、平面視三角形状となる凹凸が形成してある。また、図11に示すように、少なくとも一方のホルダ部材82Lの取付部82L1には、ベース部材81のホルダ取付部81cの中央部81cMの背面部に設けられた突起81dが挿通する長穴82aが形成してある。そして、一方のホルダ部材82Lの凹凸と他方のホルダ部材82Rの凹凸とが噛み合わさった状態でベース部材81のホルダ取付部81cに挟持され、ベース部材81のホルダ取付部81cの中央部81cMの背面に形成された突起81dの一方がホルダ部材82に形成された丸穴を連結した長穴82aに挿通される。
【0032】
ホルダ部材82の腕部82L2、82R2は、円柱形状をした缶入り商品あるいはビン入り商品のほか、角部を面取りした四角柱形状をしたペットボトル入り商品を保持すべく、湾曲するように形成してある。
【0033】
上述した本発明の実施の形態である商品見本展示装置(商品展示用アタッチメント8)によれば、図12及び図13に示すように、ディスプレイ台71に特別な細工を施さなくても、商品見本を取り付けるための収容穴73aと収容穴73aに連接した収容溝73bとを用いて商品展示用アタッチメント8を取り付けることができる。したがって、ディスプレイ台71に商品見本Sを展示した場合であっても見映えを損なうことはない。
【0034】
また、ベース部材81の後方から起立したホルダ取付部81cを構成する中央部81cMの背面に二つの突起81dを設け、この突起81dの一方にホルダ部材82に設けた長穴82aを挿通させるので、ホルダ部材82の上下方向の移動が規制され、ホルダ取付部81cからホルダ部材82の脱落を抑制できる。また、図8に示すように、突起81dは上下に並べて設けてあるので、上の突起81dを長穴82aに挿通させた場合には、商品高さの高い商品を保持するのに好適となり、下の突起81dを長穴82aに挿通させた場合には、商品高さの低い商品を保持するのに好適となる。
【0035】
また、一方のホルダ部材82Lの凹凸と他方のホルダ部材82Rの凹凸とが噛み合う位置を変更することができるので、商品の外径ごとに商品展示用アタッチメント8を準備することなく、商品を商品展示用アタッチメント8によって商品見本展示装置7に展示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態である商品見本展示装置を適用した自動販売機を示す正面図である。
【図2】図2は図1に示した自動販売機の構造を示す斜視図である。
【図3】商品見本と商品見本を取り付ける商品見本取付穴とを示す斜視図である。
【図4】図1に示した自動販売機の商品見本展示装置を示す正面図である。
【図5】図2に示した自動販売機の商品見本展示装置を示す側断面図である。
【図6】商品展示用アタッチメントを示す斜視図である。
【図7】商品展示用アタッチメントを示す平面図である。
【図8】商品展示用アタッチメントを二つ並べた状態を示す正面図である。
【図9】図6に示したベース部材を前方斜め上方から見た斜視図である。
【図10】図6に示したベース部材を後方斜め下方から見た斜視図である。
【図11】図6に示したホルダ部材の一方を示す斜視図である。
【図12】商品展示用アタッチメントを用いて商品をディスプレイ台に展示した状態を示す正面図である。
【図13】商品展示用アタッチメントを用いて商品をディスプレイ台に展示した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0037】
5 外扉
6 展示室
7 商品見本展示装置
8 商品展示用アタッチメント
61 中扉
62 電照板
63 商品展示部
71 ディスプレイ台
72 蛍光灯
73 商品見本取付穴
73a 収容穴
73b 収容溝
76 商品選択ボタン
81 ベース部材
81a アタッチメント収容部
81b アタッチメント係止部
81c ホルダ取付部
81cL 左側部
81cR 右側部
81cM 中央部
81d 突起
82 ホルダ部材
82L ホルダ部材
82L1 取付部
82L2 腕部
82R ホルダ部材
82R1 取付部
82R2 腕部
82a 長穴
S 商品見本
S1 商品見本収容部
S2 商品見本係止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品を保持した状態で自動販売機のディスプレイ台に取り付けられる商品展示用アタッチメントであって、
商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容するディスプレイ台の収容穴に収容可能なアタッチメント収容部と、
前記商品見本収容部から径外方向に延在する商品見本係止部を収容するディスプレイ台の収容溝に収容可能であって、前記アタッチメント収容部から径外方向に延在し、前記ディスプレイ台の収容穴の縁部に係止されるアタッチメント係止部と
を備えたことを特徴とする商品展示用アタッチメント。
【請求項2】
商品見本の下面からさらに下方に延在した商品見本収容部を収容する収容穴と、該収容穴に連接され、商品見本収容部から径外方向に延在した商品見本収容部を収容する収容溝とを上面に形成したディスプレイ台と、
商品を保持可能であって、下面に前記収容穴に収容可能なアタッチメント収容部と、前記アタッチメント収容部から径外方向に延在し、前記収容溝に収容可能なアタッチメント係止部とを有した商品展示用アタッチメントと
を備え、
前記収容穴に前記アタッチメント収容部を収容するとともに前記収容溝に前記アタッチメント係止部を収容した後に、商品展示用アタッチメントを回動させることにより、アタッチメント係止部と収容穴の縁部とが係止され、前記ディスプレイ台に前記アタッチメントが取り付けられたことを特徴とする自動販売機の商品見本展示装置。
【請求項3】
前記商品展示用アタッチメントが白色又は無色透明であることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品見本展示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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