説明

商品販売データ処理装置およびプログラム

【課題】オペレータおよび顧客の両方が理解できる言語によって商品販売に関わる情報を閲覧することができる。
【解決手段】実施形態の商品販売データ処理装置は、オペレータ用表示器と、客用表示器と、設定手段と、変更手段と、を備える。前記設定手段は、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語を前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定する。前記変更手段は、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定された言語に従って、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示された前記商品販売データに含まれる文字を変更する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、オペレータに商品販売データを表示するオペレータ用表示器と顧客に商品販売データを表示する客用表示器の2面のディスプレイを持つPOS(Point Of Sales)端末装置においては、オペレータ用表示器および客用表示器に商品販売データを表示する際、同一の言語で商品販売データを表示していた。したがって、オペレータと顧客とがそれぞれ異なる言語を母国語としている場合に、オペレータおよび顧客のいずれか一方の言語を用いて商品販売データを表示すると、一方の人は商品販売データの内容を理解することができるが、他方の人は商品販売データの内容を理解することができなかった。
【0003】
そこで、特許文献1では、客用表示器に商品販売データを表示する際の言語を顧客が選択可能とすることで、顧客が選択した言語に変換した商品販売データを客用表示器に表示する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のPOS端末装置においては、通常、オペレータ用表示器に商品販売データを表示する際に使用する言語は、当該POS端末装置の出荷時に設定されている。そのため、従来のPOS端末装置においては、異なる言語を母国語とする複数のオペレータによってPOS端末装置が使用される場合、一のオペレータは商品販売データの内容を理解することができるが、他のオペレータは商品販売データの内容を理解することができない、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の商品販売データ処理装置は、オペレータ用表示器と、客用表示器と、設定手段と、変更手段と、を備える。前記オペレータ用表示器は、商品販売に関わる情報を表す文字を含む商品販売データをオペレータに対して表示する。前記客用表示器は、前記商品販売データを顧客に対して表示する。前記設定手段は、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語を前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定する。前記変更手段は、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定された言語に従って、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示された前記商品販売データに含まれる文字を変更する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】図1は、本実施形態にかかるPOS端末を示す斜視図である。
【図2】図2は、POS端末のキーボードを例示する平面図である。
【図3】図3は、本実施形態にかかるPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、アカウント情報を示す図である。
【図5】図5は、商品販売データが表示された商品販売データ画面を示す図である。
【図6】図6は、商品販売データ画面のフォーマットを示す図である。
【図7】図7は、言語選択画面を示す図である。
【図8】図8は、言語リソース情報を示す図である。
【図9】図9は、本実施形態にかかるPOS端末の機能構成を示すブロック図である。
【図10】図10は、商品販売データに含まれる文字が変更された商品販売データ画面を示す図である。
【図11】図11は、商品販売データを表示する際に使用する文字の変更処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、本実施形態にかかるPOS端末を示す斜視図である。POS(Point Of Sales)端末1は、図示しないドロワ上に載置されており、図示しないドロワの引出しの開放動作を制御することができる。POS端末1の上面右側には、キーボード104とオペレータ用表示器105とが配列され、上面左側にはレシートプリンタ106が配列されている。POS端末1の上面後方には、客用表示器107が立設されている。図1中、POS端末1の右側面近傍に設けられている溝は、カードリーダライタ(図3参照)によるカード情報の読み取り等をする際に、カードをスキャンするためのカード読取溝109である。POS端末1での各種情報の入力は、入力装置として機能するキーボード104によって可能である。なお、オペレータ用表示器105は、レジ係(オペレータ)に対して情報(例えば、商品販売データ画面D(図5参照))を表示する。また、客用表示器107は、顧客に対して情報(例えば、商品販売データ画面D(図5参照))を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)と、当該LCDの上に積層されたタッチパネルと、を備えているものとする。
【0008】
図2は、POS端末のキーボードを例示する平面図である。キーボード104には、置数キー104a、PLU(Price Look Up)キー104b、部門キー104c、テーブル番号キー104d、預/現金キー104e等を含む基本的なキーが含まれている。また、キーボード104は、明細割勘キー104f、単純割勘キー104g、1〜4までの人数キー104h、言語切替キー104i等の各種キーが含まれている。
【0009】
図3は、本実施形態にかかるPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末1は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)201を備えている。CPU201には、固定データを固定的に記憶するROM(Read Only Memory)202と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disk Drive)204とがバスライン205を介して接続されている。HDD204は、POS端末1を操作するレジ係用の会計プログラム204aや顧客へのコンテンツ表示用のコンテンツ表示プログラム204bなどの各種のプログラムがインストールされている。HDD204にインストールされているプログラムは、POS端末1の起動時、その全部または一部がRAM203にコピーされる。CPU201は、RAM203にコピーされたプログラムに従った処理を実行する。
【0010】
キーボード104、オペレータ用表示器105、レシートプリンタ106、客用表示器107、カードリーダライタ108は、いずれも各種の入出力回路(図示しない)とバスライン205とを介してCPU201に接続され、CPU201によって動作制御される。
【0011】
POS端末1は、POS端末1が設置されている店舗に設けられるサーバ2に接続するための通信インターフェース206を備えており、この通信インターフェース206も、バスライン205を介してCPU201に接続されている。HDD204にインストールされている各種のプログラムは、一例として、通信インターフェース206を介してサーバ2等の上位機器からダウンロードされたものである。
【0012】
また、通信インターフェース206を介して接続されたサーバ2には、アカウント情報207、コンテンツ情報208、および言語リソース情報209が記憶されている。
【0013】
図4は、アカウント情報を示す図である。アカウント情報207は、POS端末1を操作するレジ係のユーザIDやパスワードなどレジ係の認証に用いる認証情報に対応付けて、レジ係が予め選択した言語を記憶している。
【0014】
図5は、商品販売データが表示された商品販売データ画面を示す図である。図6は、商品販売データ画面のフォーマットを示す図である。図7は、言語選択画面を示す図である。コンテンツ情報208は、オペレータ用表示器105および客用表示器107に表示する画像を記憶している。コンテンツ情報208に記憶されている画像としては、例えば、取引の料金としての商品代金など商品販売に関わる情報を表す文字を含む商品販売データが表示される商品販売データ画面D(図5参照)のフォーマットF(図6参照)や、客用表示器107に表示する言語選択画面S(図7参照)などがある。
【0015】
図8は、言語リソース情報を示す図である。言語リソース情報209は、図8に示すように、商品販売データに含まれる文字の文字コードと、当該文字コードに対応する文字とを、顧客またはレジ係により選択可能な言語毎に対応付けて記憶している。例えば、「ミルク」というメニュー品目を表す文字の文字コードが「0001」だとすると、言語リソース情報209は、「0001」という文字コードに対応付けて、「ミルク」および「Fresh Milk」などの文字を記憶している。同様に、「コーヒー」というメニュー品目が表す文字コードが「0002」だとすると、言語リソース情報209は、「0002」という文字コードに対応付けて「コーヒー」および「Coffee」などの文字を記憶している。
【0016】
POS端末1は、POS端末1の起動時、キーボード104からユーザIDおよびパスワードの入力を受け付ける。次いで、POS端末1は、入力を受け付けたユーザIDおよびパスワードと、サーバ2のアカウント情報207に記憶されたユーザIDおよびパスワードとが一致して認証に成功した場合に、その全部または一部がRAM203にコピーされたHDD204にインストールされたプログラムに従って、商品販売処理を実行する。本実施形態にかかるPOS端末1は、オーダーエントリシステムの一部を構成するものであるため、顧客が注文したメニュー品目は、給仕が所持するハンディターミナル(図示しない)で入力されて無線送信され、予めPOS端末1で受信している。したがって、ハンディターミナルでのメニュー品目の入力があれば、POS端末1ではそのメニュー品目が入力された状態にある。入力されたメニュー品目は、ハンディターミナルからメニュー品目と共に送信されたテーブル番号に対応付けられてRAM203に一時記憶される。そこで、POS端末1は、例えば、顧客が持ち寄った伝票に記録されているテーブル番号をキーとして、そのテーブル番号に対応付けられているメニュー品目について商品販売処理を実行する。この際、テーブル番号は、一例として、キーボード104のテーブル番号キー104dを押下した後の置数キー104aによって入力することが可能である。商品販売処理では、商品販売データを図示しない売上メモリに格納し、格納した商品販売データが表示された商品販売データ画面Dを生成し、生成した商品販売データ画面Dをオペレータ用表示器105および客用表示器107に表示する。
【0017】
ここで、本実施形態にかかるPOS端末1が有する特徴的な機能について説明する。図9は、本実施形態にかかるPOS端末の機能構成を示すブロック図である。CPU201は、RAM203に記憶されたHDD204が記憶する会計プログラム204aおよびコンテンツ表示プログラム204bに従って動作することで、図9に示すように、表示制御部901、読出部902、設定部903、および変更部904として機能する。
【0018】
読出部902は、POS端末1の起動時、入力を受け付けたユーザIDおよびパスワードと、アカウント情報207に記憶されたユーザIDおよびパスワードと、が一致してレジ係の認証に成功した場合、アカウント情報207から、入力を受け付けたユーザIDおよびパスワードと対応付けられた言語を読み出すものである。
【0019】
また、読出部902は、レジ係の認証に成功してレジ係が会計操作を開始した場合およびレジ係が会計操作を完了した場合に、コンテンツ情報208から、フォーマットFを読み出すとともに、言語リソース情報209から、商品販売データを表示する際に使用する文字(デフォルトの言語の文字)を読み出す。
【0020】
さらに、読出部902は、顧客によって客用表示器107が有するタッチパネルが操作されて商品販売データの参照が要求された場合に、コンテンツ情報208から、言語選択画面Sを読み出す。
【0021】
表示制御部901は、読出部902によって読み出されたフォーマットFおよび商品販売データを表示する際に使用する文字をRAM203に格納する。そして、表示制御部901は、RAM203に格納した文字を、RAM203に格納したフォーマットFに含めた商品販売データ画面Dを生成し、生成した商品販売データ画面Dをオペレータ用表示器105および客用表示器107に表示する。
【0022】
また、表示制御部901は、読出部902によって読み出された言語選択画面SをRAM203に格納する。そして、表示制御部901は、RAM203に格納した言語選択画面Sを客用表示器107に表示する。
【0023】
設定部903は、オペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに表示する商品販売データに含まれる文字の言語をオペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに設定するものである。本実施形態では、設定部903は、読出部902により読み出された言語を、オペレータ用表示器105に表示する商品販売データに含める文字の言語に設定する。また、設定部903は、表示制御部901により客用表示器107に表示した言語選択画面Sにおいて顧客が選択した言語を、客用表示器107に表示する商品販売データに含める文字の言語に設定する。
【0024】
なお、本実施形態では、設定部903は、言語選択画面Sにおいて顧客が選択した言語を、客用表示器107に表示する商品販売データに含める文字の言語に設定しているが、これに限定するものではない。例えば、設定部903は、顧客が所持するクレジットカードなどの予め設定された言語が記憶されたIDから、カードリーダライタ108により読み取られた言語を、客用表示器107に表示する商品販売データに含める文字の言語に設定しても良い。
【0025】
変更部904は、設定部903によりオペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに設定された言語に従って、オペレータ用表示器105および客用表示器107に表示された商品販売データに含まれる文字を変更するものである。
【0026】
図10を用いて、商品販売データに含まれる文字の変更処理について説明する。図10は、商品販売データに含まれる文字が変更された商品販売データ画面を示す図である。なお、以下の説明では、オペレータ用表示器105に表示された商品販売データに含まれる文字の変更について説明するが、客用表示器107に表示された商品販売データに含まれる文字の変更も同様に行うものとする。
【0027】
設定部903によりオペレータ用表示器105について言語が設定されると、変更部904は、オペレータ用表示器105に表示された商品販売データ画面D(図5参照)において商品販売データに含まれる文字の文字コードを特定する。次いで、変更部904は、言語リソース情報209から、設定部903により設定された言語(例えば、英語)の文字のうち、特定した文字コードと対応付けられた文字を読み出す。そして、変更部904は、図10に示すように、オペレータ用表示器105に表示された商品販売データ画面D(図5参照)において商品販売データの表示に使用されている文字を、読み出した文字に変更する。
【0028】
次に、図11を用いて、商品販売データを表示する際に使用する文字の変更処理の流れについて説明する。図11は、商品販売データを表示する際に使用する文字の変更処理の流れを示すフローチャートである。
【0029】
読出部902は、POS端末1が起動すると、入力を受け付けたレジ係の認証に成功したか否かを判断する(ステップS1001)。入力を受け付けたユーザIDおよびパスワードと、アカウント情報207に記憶されたユーザIDおよびパスワードと、が一致してレジ係の認証に成功した場合(ステップS1001:Yes)、読出部902は、アカウント情報207から、入力を受け付けたユーザIDおよびパスワードと対応付けられた言語を読み出す(ステップS1002)。
【0030】
次いで、読出部902は、置数キー104aからテーブル番号が入力されてレジ係が会計操作を開始したか否かを判断する(ステップS1003)。テーブル番号が入力された場合(ステップS1003:Yes)、読出部902は、コンテンツ情報208からフォーマットFおよび言語選択画面Sを読み出すとともに、言語リソース情報209から商品販売データを表示する際に使用する文字を読み出す(ステップS1004)。
【0031】
読出部902によってフォーマットF、言語選択画面S、および商品販売データを表示する際に使用する文字が読み出されると、表示制御部901は、フォーマットFに文字を含めた商品販売データ画面Dを生成し、オペレータ用表示器105に生成した商品販売データ画面Dを表示する(ステップS1005)。さらに、表示制御部901は、言語選択画面Sを客用表示器107に表示する(ステップS1006)。
【0032】
設定部903は、言語選択画面Sにおいて言語が選択されるのを待つ(ステップS1007)。そして、所定時間以内に言語が選択された場合(ステップS1007:Yes)、設定部903は、オペレータ用表示器105について、アカウント情報207から読み出した言語を設定し、客用表示器107について、言語選択画面Sにおいて選択された言語を設定する(ステップS1009)。一方、所定時間以内に言語が選択されなかった場合(ステップS1007:No、ステップS1008:Yes)、設定部903は、オペレータ用表示器105について、アカウント情報207から読み出した言語を設定し、客用表示器107について、デフォルトの言語を設定する(ステップS1010)。
【0033】
変更部904は、オペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに設定された言語に従って、オペレータ用表示器105および客用表示器107に表示された商品販売データに含まれる文字を変更する(ステップS1011)。
【0034】
その後、商品販売処理が完了し、レジ係がログアウトしなかった場合(ステップS1012:No)、ステップS1003〜ステップS1011に示す処理が繰り返される。一方、レジ係がログアウトした場合(ステップS1012:Yes)、ステップS1001に戻る。
【0035】
このように本実施形態にかかるPOS端末1によれば、商品販売に関わる情報を表す文字を含む商品販売データを表示するオペレータ用表示器105および客用表示器107を備え、当該オペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに表示する商品販売データに含まれる文字の言語をオペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに設定し、オペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに設定された言語に従って、オペレータ用表示器105および客用表示器107それぞれに表示された商品販売データに含まれる文字を変更することにより、複数のオペレータによってPOS端末1を共有する場合に、オペレータ毎に異なる言語で商品販売データを表示させることができるので、オペレータおよび顧客の両方が理解できる言語によって商品販売に関わる情報を閲覧することができる。
【0036】
なお、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供することもできる。
【0037】
本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0038】
さらに、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【符号の説明】
【0039】
1 POS端末
105 オペレータ用表示器
107 客用表示器
201 CPU
204 HDD
204a 会計プログラム
204b コンテンツ表示プログラム
203 RAM
207 アカウント情報
208 コンテンツ情報
209 言語リソース情報
901 表示制御部
902 読出部
903 設定部
904 変更部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0040】
【特許文献1】特開2001−118147公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品販売に関わる情報を表す文字を含む商品販売データをオペレータに対して表示するオペレータ用表示器と
前記商品販売データを顧客に対して表示する客用表示器と、
前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語を前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定する設定手段と、
前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定された言語に従って、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示された前記商品販売データに含まれる文字を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
【請求項2】
オペレータの認証に用いる認証情報と予め設定された言語とを対応付けて記憶する記憶手段から、オペレータの認証に用いた前記認証情報と対応付けられた言語を読み出す読出手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記読み出した言語を、前記オペレータ用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語に設定することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
予め設定された言語が記憶されたIDカードから、言語を読み取る読取手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記読み取った言語を、前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語に設定することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項4】
コンピュータを、
商品販売に関わる情報を表す文字を含む商品販売データを、オペレータに対して情報を表示するオペレータ用表示器および顧客に対して情報を表示する客用表示器に表示する表示制御手段と、
前記オペレータ用表示器および前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語を前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定する設定手段と、
前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに設定された言語に従って、前記オペレータ用表示器および前記客用表示器それぞれに表示された前記商品販売データに含まれる文字を変更する変更手段と、
として機能させるためのプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータを、さらに、
オペレータの認証に用いる認証情報と予め設定された言語とを対応付けて記憶する記憶手段から、オペレータの認証に用いた前記認証情報と対応付けられた言語を読み出す読出手段として機能させ、
前記設定手段は、前記読み出した言語を、前記オペレータ用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語に設定することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータを、さらに、
予め設定された言語が記憶されたIDカードから、言語を読み取る読取手段として機能させ、
前記設定手段は、前記読み取った言語を、前記客用表示器に表示する前記商品販売データに含まれる文字の言語に設定することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−48397(P2012−48397A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−188721(P2010−188721)
【出願日】平成22年8月25日(2010.8.25)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】