説明

四角布から派生したショルダーバッグ

【課題】地球環境重視はわれわれの一瞬もおろそかにできない部面である。トウトバッグが悪用の具に使われることにも留意し、ふろしき様の四角布を利用したエコバッグを提供する。
【解決手段】簡単でかさばらない物入れとして、ふろしき様の四角布ロがあるが、この四角部分をそれぞれ細長く伸ばして基本体をつくる。それにつながる布帛の重なりでは、袋布イも含めた組み合わせの層が随意にできる。物を何も入れていない時には、この布帛製の製品を掌中にもたたみこめる。この簡便さの発生が布帛製ショルダーバッグとして貴重なところである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
布帛の効用すなわち、〔特許請求の範囲〕にて詳述。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ふろしき様の四角布で、その四個所の角部分を細長く伸ばし模式図(A、B)のように、相対する同士で結び合う役目の方(1)と、他の相対する同士ではショルダー用のベルト役(2)に供する。この二方面で機能する布帛の収納用具。最外層にして第一の層となる上述の基本のしくみに、布帛の二枚合わせによってできる袋布(イ)を重ねて仮りにこれを第二の層とし、或いは新たにふろしき様の四角布(ロ)を同様に第三の層として持ってくる。必要によって布帛の層はどのようにでも加除できるのである。
このように布帛の層の多寡によって収納量も調整できる上述考案通りエコバッグが仕上がる。
おもにトウトバッグが主流になっているエコバッグの出現は、歓迎されるべき事象として特記しておきたい。ところが一部の不心得者が引きおこしているとされる万引き用のバッグにこれが一変した時、文字通り悪用の具に急転する。これはまことに由由しい事である。そのような点にも考慮して、かさ張らずエコバッグの究極を追求したこれは考案である。
最後に蛇足ながら付属品としては、布帛の厚さの無さに由来して肩に食いこみやすい点を、やわらげるベルトカバー(伊)を布帛製で作るものや、ケータイ電話入れ(呂)など同様に布帛製としてこしらえるという方向もある。模式図(伊)の素材には、面ファスナーすなわち商品名マジックテープ等で作製し、模式図(呂)の輪っか部はショルダー用ベルトにあてがうのである。なお付け加えるまでもないが、ショルダーベルト部分は中間で切れたものと、そうでないものとがある。