説明

回転灯装置

【課題】長寿命化、小型化、低コスト、および低背化を図ることのできる回転灯装置を提供すること。
【解決手段】回転灯装置1では、反射体6を光源10の周方向に駆動させるモータ部5として、ブラシおよびコミュテータを有しないブラシレスモータ構造を採用するとともに、ロータ4上に反射体6を直接搭載したダイレクトドライブ方式を採用する。さらに、モータ部5として、ロータマグネット40がステータ3に対して半径方向外側で対向している周対向タイプのモータ構造を採用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転する反射体によって光源からの出射光を反射する回転灯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
回転灯装置は、回転する反射体によって光源からの出射光を反射するようになっており、反射体を回転駆動するにあたっては、従来、ブラシモータから出力された回転を、歯車を介して反射体に伝達する構成が採用されている(特許文献1、2参照)。
【特許文献1】実用新案登録第2516234号公報
【特許文献2】実公平6−50889号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の回転灯装置では、光源として用いた電球の寿命によって回転灯装置自身の寿命が規定されている。しかしながら、近年、電球の長寿命化、さらには、電球より寿命の長い発光ダイオード(LED)を光源として用いるようになってきたため、回転灯装置の長寿命化を図るには駆動機構の長寿命化が必要となっている。
【0004】
しかしながら、従来の回転灯装置は、ブラシモータから出力された回転を、歯車を介して反射体に伝達しているため、歯車の磨耗などに起因してその長寿命化が困難であるという問題点がある。また、歯車を配置するスペースが必要であるため、回転灯装置の小型化が困難であり、かつ、歯車を用いる分、部品点数が多く、回転灯装置の低コスト化を図ることが困難であるという問題点もある。さらに、反射体は、回転中心軸線上から重心位置がずれている構造のものが多く、回転ブレを防止するには、軸受寸法を長くする必要があり、回転灯装置の低背化が困難であるという問題点もある。さらにまた、ブラシモータの場合、ブラシとコミュテータとの磨耗により寿命が短く、回転灯装置の長寿命化が困難である。
【0005】
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、長寿命化、小型化、低コスト、および低背化を図ることのできる回転灯装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明では、光源を保持してベースに支持された固定軸と、駆動コイルを備えたステータと、前記固定軸に回転可能に支持され、前記ステータに対向するロータマグネットを備えたロータと、該ロータに連動して回転しながら前記光源から出射された光を反射する反射体とを有する回転灯装置において、前記反射体は、前記ロータ上に載置され、前記ロータマグネットは、前記ステータに対して半径方向外側で対向していることを特徴とする。
【0007】
本発明では、反射体がロータ上に搭載されているため、ロータの回転を直接、反射体に伝達できる。このため、ロータの回転を歯車を介して伝達する必要がないので、長寿命化、小型化、低コスト化を図ることができる。また、本発明では、ロータマグネットがステータに対して半径方向外側で対向している、いわゆる周対向タイプのモータ構造を採用している。このため、ロータマグネットがステータに対して軸線方向で対向している、いわゆる面対向タイプのモータ構造を採用した場合と比較して、駆動部分の低背化、すなわち、回転灯装置の低背化を図ることができる。さらに、周対向タイプのモータ構造を採用したため、コギングトルクを低減させ、回転むらの発生を抑えることができるという効果も奏する。
【0008】
本発明において、前記ステータおよび前記ロータは、ブラシレスモータ構造のモータ部を構成していることが好ましい。ブラシレスモータ構造のモータ部であれば、ブラシおよびコミュテータが不要である。従って、ブラシおよびコミュテータの磨耗が発生しないので、回転灯装置の長寿命化を図ることができるとともに、これらの部品が不要であるため、小型化および低コスト化を図ることができる。
【0009】
本発明において、前記反射体は、前記固定軸の軸線上から重心位置がずれている構成を採用することができる。例えば、前記反射体としては、凹球面状の内面が前記光源に向いた反射面になっている構造を採用することができる。反射体が偏心している場合、回転ブレを発生させやすいが、本発明では、ロータマグネットがステータに対して半径方向外側で対向している、いわゆる周対向タイプのモータ構造を採用しているため、ロータに大きな慣性力が作用するので、軸受寸法を過大に長くしなくても、反射体の回転ブレを防止することができる。
【0010】
本発明において、前記固定軸は、前記ベースに直立姿勢で固定された支軸部と、該支軸部の上端側で拡径する光源保持部とを備え、前記ロータは、前記固定軸の周りに配置される軸受部と、該軸受部の上端部から半径方向外側に拡径し、前記反射体が上面に載置される反射体載置部と、該反射体載置部の外周端部から前記ステータの外周側に向けて屈曲し、前記ロータマグネットを保持するマグネット保持部とを備え、前記軸受部は、前記支軸部に嵌る円筒状のラジアル軸受部と、該ラジアル軸受部の下端側で前記ベースの上面側で摺動する第1のスラスト軸受部と、前記ラジアル軸受部の上端側で前記光源保持部の下面側で摺動する第2のスラスト軸受部とを備えていることが好ましい。このように構成すると、固定軸およびベースを用いてスラスト軸受を構成することができるなど、簡素な構造で済むので、回転灯装置の長寿命化、小型化、低コスト化、低背化を図ることができる。
【0011】
本発明において、前記ベースと前記第1のスラスト軸受部との間、および前記反射体載置部と前記第2のスラスト軸受部との間のうちの少なくとも一方には、座金、例えば、樹脂製の座金が挿入されていることが好ましい。このように構成すると、ロータが回転する際の摩擦を小さく抑えることができる。
【0012】
本発明において、前記ロータは、前記軸受部が樹脂部品により構成され、前記反射体載置部および前記マグネット保持部が金属部品により構成されていることが好ましい。このように構成すると、前記軸受部が樹脂部品により構成されているので、前記座金の有無にかかわらず、ロータが回転する際の摩擦を小さく抑えることができる。
【0013】
本発明において、前記反射体は、前記反射体載置部に重ねて固定される連結板部と、該連結板部から下方に屈曲して前記反射体載置部と前記マグネット保持部との出角部分に嵌る屈曲部とを備えていることが好ましい。このように構成すると、ロータ上の所定位置に反射体を保持できるので、組み立てが容易で、かつ、回転ブレを防止することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明では、反射体がロータ上に搭載されているため、ロータの回転を直接、反射体に伝達できる。このため、ロータの回転を歯車を介して伝達する必要がないので、長寿命化、小型化、低コスト化を図ることができる。また、本発明では、ロータマグネットがステータに対して半径方向外側で対向している、いわゆる周対向タイプのモータ構造を採用している。このため、ロータマグネットがステータに対して軸線方向で対向している、いわゆる面対向タイプのモータ構造を採用した場合と比較して、駆動部分の低背化、すなわち、回転灯装置の低背化を図ることができる。さらに、周対向タイプのモータ構造を採用したため、コギングトルクを低減させ、回転むらの発生を抑えることができるという効果も奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、図面を参照して、本発明を適用した回転灯装置について説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転灯装置の構成を示す説明図である。図1に示すように、本形態の回転灯装置1は、光源10と、この光源10が発する光を反射させる反射体6と、反射体6を駆動させるモータ部5とを備えており、これらはケース13の開口を覆う板状のベース11に搭載されている。本形態において、光源10として、電球または発光ダイオードを用いることができる。
【0017】
本形態において、モータ部5はブラシレスモータ構造を有している。モータ部5は、ベース11に直立姿勢で固定された固定軸2と、固定軸2の周りに配置された環状のステータ3と、固定軸2に回転可能に支持されたロータ4とを備えている。
【0018】
固定軸2は、ベース11に直立姿勢で固定された支軸部22と、支軸部22の上端側で拡径するソケット部21(光源保持部)とを備えており、ソケット部21と支軸部22との間には段部23が形成されている。支軸部22は円筒であり、ソケット部21に保持された光源10に対する配線がソケット部21からケース13の内部まで通されている。支軸部22の下端部の外周面には段部が形成されており、段部より下端側に形成された円筒状の細径部22aをベース11の貫通穴11aに挿入し、細径部22aの雄ネジ部分にナット12を留めることにより、固定軸2はベース11に直立姿勢で固定される。固定軸2は、ソケット部21が金属製であり、例えば、真鍮によって形成される。
【0019】
本形態において、モータ部5は、以下に説明するように、ステータ3に対して半径方向外側でロータマグネット40が対向する周対向構造を備えている。
【0020】
まず、ステータ3は、ステータコア31にインシュレータを介して駆動コイル30を巻回した構造になっている。かかるステータ3をベース11に固定するにあたって、ベース11上にはステータコア固定部材14が固定されている。ステータコア固定部材14は、ベース11に固定される円環状の取り付け部14a、取り付け部14aの内周縁より起立する筒状の起立部14b、および起立部14bより内側に向かって延びるステータコア固定部14cを備えており、ステータコア固定部14cの上に基板15およびステータ3が重ねて固定させている。基板15には、駆動コイル30への給電を行うための配線パターンが形成されるとともに、ロータ4の駆動制御を行うための駆動回路が実装されている。なお、基板15に実装された駆動回路に、ロータ4の回転速度を制御する機能を備えたドライブICを組み込めば、ロータ4の回転数の微調整を容易に行うことができる。
【0021】
ロータ4は、固定軸2の周りに配置される軸受部41と、軸受部41の上端部から半径方向外側に拡径し、反射体6が上面に載置される反射体載置部42と、反射体載置部42の外周端部からステータ3の外周側に向けて屈曲し、内周面で円筒状のロータマグネット40を保持するマグネット保持部43とを備えている。
【0022】
ここで、軸受部41は樹脂部品により構成され、反射体載置部42およびマグネット保持部43は一体の金属部品48により構成されている。反射体載置部42およびマグネット保持部43を構成する金属部品48は磁性材からなり、ロータマグネット40からの漏れ磁束を抑えるバックヨークとして機能する。
【0023】
軸受部41は、支軸部22に嵌る円筒状のラジアル軸受部41aと、ラジアル軸受部41aの下端側で拡径してベース11の上面側で摺動するフランジ状の第1のスラスト軸受部41bと、ラジアル軸受部41aの上端側で拡径してソケット部21の下面側で摺動するフランジ状の第2のスラスト軸受部41cと、第2のスラスト軸受部41cの外周縁から斜め上方に延びた後、拡径するフランジ状の連結部41dとを備えており、連結部41dは、金属部品48のうち、反射体載置部42の下面に接着、溶接、加締、ネジ止めなどの方法で連結されている。本形態においては、反射体6、反射体載置部42、および金属部品48はネジ止めによって連結されている。
【0024】
第1のスラスト軸受部41bとベース11との間、および第2のスラスト軸受部41cとソケット部21との間には、摺動性に優れた樹脂からなる円環状の座金49a、49bが挿入されている。これにより、ベース11に対する第1のスラスト軸受部41bの摺動性、およびソケット部21に対する第2のスラスト軸受部41cの摺動性を高めることができる。また、軸受部41において支軸部22との摺動部にグリスを塗布すれば、摺動性の更なる向上、および軸受部41の長寿命化を図ることができる。
【0025】
反射体6は、反射体載置部42に重なるように固定された連結板部61と、連結板部61から下方に屈曲して反射体載置部42とマグネット保持部43との間に形成された出角部分43aに嵌る屈曲部62と、屈曲部62からさらに上方において光源10の周りを部分的に覆うように半球状に形成された反射部60とを備えており、反射部60の凹球面状の内面が光源10に向いた反射面65になっている。
【0026】
このように構成した回転灯装置1では、ステータ3の駆動コイル30に通電すると、ロータ4は固定軸2の軸線周りに回転する。また、ロータ4に直結された反射体6も、ロータ4に連動して固定軸2の軸線周りに回転し、光源10から出射された光を開放端側から周囲に出射する一方、その他の方向に向けては光を遮断する。
【0027】
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、反射体6がロータ4上に搭載されているため、ロータ4の回転を直接、反射体6に伝達することでき、かかるダイレクトドライブ方式によれば、ロータ4の回転を、歯車を介して伝達する必要がない。また、モータ部5としてブラシレスモータ構造を採用しているため、ブラシおよびコミュテータが不要である。従って、歯車、ブラシおよびコミュテータなどの磨耗が発生しないので、回転灯装置1の長寿命化を図ることができるとともに、これらの部品が不要であるため、小型化および低コスト化を図ることができる。さらには、ダイレクトドライブ方式であるので、省電力化を図ることができる。
【0028】
また、モータ部5では、ロータマグネット40がステータ3に対して半径方向外側で対向している周対向タイプのモータ構造を採用しているため、ロータマグネットがステータに対して軸線方向で対向している面対向タイプのモータ構造を採用した場合と比較して、モータ部5の低背化、すなわち、回転灯装置1の低背化を図ることができる。また、周対向タイプのモータ構造を採用しているため、モータ部5にて発生するコギングトルクを低減させ、回転むらの発生を抑えることができる。
【0029】
また、反射体6は、固定軸2の軸線上から重心位置がずれている構成になっており、回転ブレを発生させやすいが、周対向タイプのモータ構造を採用しているため、ロータ4に大きな慣性力が作用するので、軸受部41の長さ寸法を過大に長くしなくても、反射体6の回転ブレを防止することができる。それ故、回転灯装置1の低背化を図ることができる。
【0030】
また、固定軸2のソケット部21およびベース11を用いてスラスト軸受構造を実現しているなど、簡素な構造を採用したので、回転灯装置1の長寿命化、小型化、低コスト化、低背化を図ることができる。
【0031】
さらに、本形態では、反射体6の屈曲部62がロータ4の出角部分43aに嵌る構造を採用しているので、ロータ4上の所定位置に反射体6を保持できるので、組み立てが容易で、かつ、回転ブレを防止することができる。このように本形態では、回転ブレを防止することができるため、反射体6を安定して回転させることができる。
【0032】
[実施の形態2]
図2は、本発明の実施の形態2に係る回転灯装置の構成を示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの詳細な説明を省略する。
【0033】
図2に示すように、本形態の回転灯装置1では、実施の形態1にて用いた軸受部41に代えて、一対のベアリング軸受17a、17bが用いられている。このため、ロータ4の樹脂部分46は、ベアリング軸受17a、17bの外輪を保持する筒部46aと、筒部46aの上端側から斜め上方に延びた後、拡径するフランジ状の連結部46bとを備えており、連結部46bは、金属部品48のうち、反射体載置部42の下面と連結されている。
【0034】
また、一対のベアリング軸受17a、17bのうち、ベース11の側(下側)に位置するベアリング軸受17aには、その外輪に当接する支持板19がベース11との間に配置され、ソケット部21の側(上側)に位置するベアリング軸受17bには、その内輪当接する与圧バネ18がソケット部21のとの間に配置されている。このため、ベアリング軸受17は寿命が長く、回転灯装置1の長寿命化を図ることができる。
【0035】
このように構成した回転灯装置1においても、実施の形態1と同様、モータ部5として、ダイレクトドライブ方式、ブラシレスモータ構造、および周対向構造を採用している。このため、回転灯装置1の長寿命化、小型化、低コスト化、低背化、さらには省電力化を図ることができるなど、実施の形態1と略同様の効果を奏する。
【0036】
(その他の実施の形態)
上記形態では、ロータ4の駆動制御を行うための駆動回路を基板15に実装したが、駆動回路については基板15以外の場所に配置してもよい。また、実施の形態2では、軸受としてベアリング軸受を用いたが、メタル軸受または焼結含油軸受を用いてもよい。また、反射体6については、半球状のものに限らず、平板状のものを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態1に係る回転灯装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る回転灯装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1 回転灯装置
2 固定軸
3 ステータ
4 ロータ
5 モータ部
6 反射体
10 光源
21 ソケット部(光源保持部)
22 支軸部
30 ロータマグネット
41 軸受部
42 反射体載置部
43 マグネット保持部
41a ラジアル軸受部
41b 第1のスラスト軸受部
41c 第2のスラスト軸受部
49a、49b 座金
65 反射面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源を保持してベースに支持された固定軸と、駆動コイルを備えたステータと、前記固定軸に回転可能に支持され、前記ステータに対向するロータマグネットを備えたロータと、該ロータに連動して回転しながら前記光源から出射された光を反射する反射体とを有する回転灯装置において、
前記反射体は、前記ロータ上に載置され、
前記ロータマグネットは、前記ステータに対して半径方向外側で対向していることを特徴とする回転灯装置。
【請求項2】
前記ステータおよび前記ロータは、ブラシレスモータ構造のモータ部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の回転灯装置。
【請求項3】
前記反射体は、前記固定軸の軸線上から重心位置がずれていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転灯装置。
【請求項4】
前記反射体は、凹球面状の内面が前記光源に向いた反射面になっていることを特徴とする請求項3に記載の回転灯装置。
【請求項5】
前記固定軸は、前記ベースに直立姿勢で固定された支軸部と、該支軸部の上端側で拡径する光源保持部とを備え、
前記ロータは、前記固定軸の周りに配置される軸受部と、該軸受部の上端部から半径方向外側に拡径し、前記反射体が上面に載置される反射体載置部と、該反射体載置部の外周端部から前記ステータの外周側に向けて屈曲し、前記ロータマグネットを保持するマグネット保持部とを備え、
前記軸受部は、前記支軸部に嵌る円筒状のラジアル軸受部と、該ラジアル軸受部の下端側で前記ベースの上面側で摺動する第1のスラスト軸受部と、前記ラジアル軸受部の上端側で前記光源保持部の下面側で摺動する第2のスラスト軸受部とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の回転灯装置。
【請求項6】
前記ベースと前記第1のスラスト軸受部との間、および前記反射体載置部と前記第2のスラスト軸受部との間のうちの少なくとも一方には、座金が挿入されていることを特徴とする請求項5に記載の回転灯装置。
【請求項7】
前記ロータは、前記軸受部が樹脂部品により構成され、前記反射体載置部および前記マグネット保持部が金属部品により構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の回転灯装置。
【請求項8】
前記反射体は、前記反射体載置部に重ねて固定される連結板部と、該連結板部から下方に屈曲して前記反射体載置部と前記マグネット保持部との出角部分に嵌る屈曲部とを備えていることを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の回転灯装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−4239(P2009−4239A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−164441(P2007−164441)
【出願日】平成19年6月22日(2007.6.22)
【出願人】(000002233)日本電産サンキョー株式会社 (1,337)
【Fターム(参考)】