説明

地下構造物用蓋のヒンジ装置

【課題】部品点数や組付けに要する工程を削減し、蓋本体への組付けを容易に行うことができる地下構造物用蓋のヒンジ装置を提供する。
【解決手段】地下構造物用蓋のヒンジ装置は、蓋本体(2)のヒンジ取付部(16)とそこに取付けられるヒンジ(18)とを備え、ヒンジ(18)は球状ヘッド(24)と、ロッド形状のヒンジ本体(20)とを備え、この球状ヘッド(24)はその一対の平坦面(26)間にて形成された狭幅部(28)が蓋本体(2)の外周面に開口したアクセス孔(48)に合致する向きにあるとき、アクセス孔(48)を通じてヒンジ取付部(16)の装着空間(34)内に挿入可能であり、この後、ヒンジ本体(20)が球状ヘッド(24)を中心に回動された状態において、球状ヘッド(24)はその球面部により、装着空間(34)及びアクセス孔(48)に抜脱不能且つ蓋本体(2)の径方向に沿って回動可能に支持されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地下構造物用蓋のヒンジ装置に関する。
なお、本願明細書でいう「地下構造物用蓋」とは、下水道設備における地下埋設物,地下構造施設等と地上とを通じさせる開口部を閉塞するための大型鉄蓋,マンホール蓋,汚水桝蓋、或いは電力・通信設備における地下敷設機器や配線等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋,送電用鉄蓋,配電用鉄蓋、上水道設備やガス供給設備における路面下の埋設導管及びその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋,制水弁蓋,仕切弁蓋,空気弁蓋,ガス配管用蓋,量水器蓋などを総称するものである。
【背景技術】
【0002】
地下構造物用蓋の蓋本体は、例えば下水道設備等の地下構造物の上部に設置される受枠に嵌合される一方、受枠にヒンジ装置を介して回動可能に支持され、このヒンジ装置により開閉可能となっている。例えば、この種のヒンジ装置は、地下構造物用蓋における蓋本体と受枠とを連結する蝶番具を備え、この蝶番具はその上端部が蓋本体の裏面の蝶番取付座に回動自在に装着されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平11-210010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1のヒンジ装置は、蓋本体に蝶番具を取り付けるに当たり、蝶番取付座からの蝶番具の脱落を防止する抜け止め具が必要となっている。このため、ヒンジ装置は抜け止め具の分だけ部品点数が増加し、その構造が複雑化するばかりでなく、蓋本体へのヒンジ装置の組付けには、蓋本体に対して抜け止め具をボルトや溶接等により固定しなければならず、ヒンジ装置の組付けを容易に行うことができない。
【0004】
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的は部品点数や組付けに要する工程の削減が図られることで、蓋本体に対する組付けが容易であるととともに、その開閉操作時、蓋本体からの脱落を確実に防止することができる地下構造物用蓋のヒンジ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明は、蓋本体と前記蓋本体を開閉可能に支持する受枠とを連結する地下構造物用蓋のヒンジ装置において、
前記ヒンジ装置は、前記蓋本体の裏面側に設けられたヒンジ取付部と、前記ヒンジ取付部に回動可能に取り付けられるヒンジとを有し、
前記ヒンジは、その外径よりも小さい狭幅部を設けた球状ヘッドと、前記球状ヘッドの側面または下面に下方に向けて延設されたヒンジ本体とを備え、
前記ヒンジ取付部は、前記球状ヘッドを回動可能に支持する受座を有した装着空間と、この装着空間に連通し且つ前記蓋本体の外周面に開口したアクセス孔とを備え、
前記アクセス孔の開口幅は、前記狭幅部の幅よりも大きく、且つ前記球状ヘッドの外径よりも小さく形成されている。(請求項1)。
【0006】
具体的には、前記ヒンジは、前記ヒンジ本体の長手方向を前記蓋本体の表面に対してほぼ平行にした姿勢で、前記蓋本体の外周側から中心側に向けて移動させることにより、前記球状ヘッドを前記アクセス孔に挿通させて前記装着空間に位置させ、
前記球状ヘッドを中心として、前記ヒンジ本体を前記蓋本体の外周面に接する面に沿って略90度回動させた状態において、前記球状ヘッドが前記装着空間の受座から抜脱不能且つ前記蓋本体の径方向に沿って回動可能に支持される。(請求項2)。
【0007】
好ましくは、前記球状ヘッド又は前記装着空間の受座のいずれか一方の回動軸上に凸部が設けられ、いずれか他方の回動軸上に前記凸部を受け入れる凹部が設けられる。(請求項3)。
【発明の効果】
【0008】
請求項1〜3の本発明の地下構造物用蓋のヒンジ装置は、ヒンジがヒンジ取付部の装着空間の受座に回動可能且つ抜脱不能に支持されるから、ヒンジ取付部へのヒンジ組付けのために別部材を必要としない。
それ故、本発明のヒンジ装置は部品点数の削減のみならず、蓋本体へのヒンジの組付けを蓋本体の姿勢変更を必要とすることなく容易に行え、しかも、組付け後にあっては、蓋本体からのヒンジの脱落を確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1及び図2は地下構造物用蓋の一部、即ち、その蓋本体2を示す。この蓋本体2は、図1中、2点鎖線で示す地下構造物の上部に設置された受枠4に嵌合されて受枠4の開口を閉じることができ、この場合、受枠4の内周面及び蓋本体2の外周面は雌及び雄のテーパ面としてそれぞれ形成されている。
図2から明らかなように蓋本体2には図1中、2点鎖線で示すとおり外装盤8が嵌め込まれ、この外装盤8は蓋本体2の上面と面一の上面を有している。このような合成樹脂製の外装盤8は地下構造物用蓋の軽量化に大きく寄与する。なお、図1,2中、参照符号10は外装盤8のための取付け孔を示す。
【0010】
蓋本体2の外周縁部には蓋本体2の開蓋操作に使用されバールや手鈎等の開蓋治具のための挿入孔12が形成され、この挿入孔12は蓋本体2を上下方向に貫通している。
一方、挿入孔12に対して蓋本体2の直径方向に離間する蓋本体2の外周縁には、その裏面に後述するヒンジ装置14のヒンジ取付部16が形成されている。
図3は、ヒンジ装置14を具体的に示す。
【0011】
ヒンジ装置14は、蓋本体2の裏面側に設けられたヒンジ取付部16と、ヒンジ取付部16に回動可能に取り付けられる合成樹脂製のヒンジ18を更に備えている。ヒンジ18は、ヒンジ取付部16に回動可能に取り付けられる球状ヘッド24と、球状ヘッド24の側面に下方に向けて延設されたロッド形状をなすヒンジ本体20を備え、このヒンジ本体20は、図3に示す蓋本体2のヒンジ取付部16に取り付けた状態では、球状ヘッド24からヒンジ本体20の一部である首部22を介して蓋本体2の中心側に位置する。より詳しくは、ヒンジ本体20は、蓋本体2の外周側に向けて突き出すような弓形状をなしている。
【0012】
球状ヘッド24は完全な球体ではなく、例えば図3でみたとき、その上下面に平坦面26をそれぞれ有する。これら平坦面26は互いに平行であって、球状ヘッド24にその外径より小さい幅の狭幅部28を形成する。図4に示すとおり、この狭幅部28の幅、即ち、平坦面26間の距離W1は球状ヘッド24の直径Dよりも短い。
また、球状ヘッド24の回動軸上には半球状の一対の凸部29が一体に形成され、これら凸部29は球状ヘッド24の直径方向に互いに離間し、且つ、平坦面26と平行で且つ球状ヘッド24の中心を通過する線上に配置されている。
【0013】
一方、図4から明らかなように、ヒンジ本体20の下端は逆T字形状をなし、平坦面26とほぼ平行にして両側にそれぞれ突出する突出部30を備える。なお、図3及び図4中、参照符号32はヒンジ本体20及び球状ヘッド24の外面に分布して形成された窪みを示し、これら窪み32はヒンジ18を軽量化するとともにヒンジ本体20及び球状ヘッド24の美観を向上させる。また、図示されていないが、ヒンジ本体20の下端は受枠4側に連結されるようになっている。
【0014】
図5〜図7は前述したヒンジ取付部16の詳細を示す。
図5から明らかなようにヒンジ取付部16は蓋本体2の裏面側に設けられ、前述した球状ヘッド24を回動可能に支持する受座44を有した装着空間34と、この装着空間34に連通し且つ蓋本体2の外周面に開口したアクセス孔48とを備える。この装着空間34は蓋本体2の裏面と平行な断面でみて、図6に示されるように略T字形状をなしている。より詳しくは、装着空間34は、蓋本体2の外周面側に設けられ、蓋本体2の径方向に延びる径方向溝36と、この径方向溝36の内端に連なり且つ蓋本体2の周方向に延びる周方向溝38を有し、この周方向溝38の周方向の溝幅は径方向溝36の溝幅よりも長い。
【0015】
径方向溝36は、蓋本体2の周方向にヒンジ本体20よりやや広幅の間隔をもって互いに離間した一対の垂直壁40により形成されており、これら垂直壁40の下端縁は蓋本体2の裏面外周から突出した縁巻リブ42に連なっている。そして、一対の垂直壁40は互いに対向する受座44をそれぞれ有し、これら受座44は半球状の凹面から形成され、球状ヘッド24をその両側から回動可能に支持する大きさとなっている。また、受座44の中央には半球状の凹部46が形成され、この凹部46は球状ヘッド24の前述した凸部29を受け入れ可能となっている。
【0016】
従って、図3に示すように蓋本体2のヒンジ取付部16にヒンジ18が組付けられたとき、ヒンジ18の球状ヘッド24に形成した凸部29が受座44の凹部46に嵌め込まれるとともにヒンジ本体20の上部が垂直壁40にわずかに隙間をもって挟持されている。それ故、蓋本体2は球状ヘッド24を中心に安定した状態で回動して開閉される。
ヒンジ取付部16へのヒンジ18の組付けを可能にするため、蓋本体2の外周面には装着空間34、即ち、その径方向溝36に連通するアクセス孔48が開口して形成されている。アクセス孔48は装着空間34と同様に蓋本体2の裏面側にも開口する一方、蓋本体2の周方向に関し、径方向溝36の開口幅に一致した開口幅W2を有する。ここで、開口幅W2は、前述した球状ヘッド24の距離W1、即ち、その狭幅部28の幅よりも若干大きい。
【0017】
更に、図5及び図7を参照すれば明らかなように、アクセス孔48は径方向溝36の天井壁よりも蓋本体2の上面側に拡張されたアーチ部48Uを有し、このアーチ部48Uは前述した受座44まで延びている。アーチ部48Uの天井には円弧溝50が形成され、この円弧溝50は前述した球状ヘッド24に形成したヒンジ本体20の長手方向を蓋本体2の表面に対してほぼ平行にした姿勢で凸部29を受け入れ可能な大きさを有し、蓋本体2の外周面から受座4まで延びている。
【0018】
次に、図8及び図9を参照しながら、ヒンジ取付部16へのヒンジ18の組付け手順を説明する。
先ず、図8中の2点鎖線で示されるようにヒンジ18を蓋本体2の表面に対してほぼ平行な姿勢とし、そして、球状ヘッド24を蓋本体2のアクセス孔48に向ける。この状態で、蓋本体2の外周側から中心側に向けて移動させることにより、ヒンジ18の球状ヘッド24を装着空間34の径方向溝36内にアクセス孔48を通じて所定位置まで挿入する。
【0019】
ここで、球状ヘッド24はその一対の平坦面26が径方向溝36の垂直壁40に沿った状態にあり、また、一対の平坦面26間にて形成される球状ヘッド24の狭幅部28の幅、即ち、一対の平坦面26間の距離W1はアクセス孔48及び径方向溝36の開口幅W2よりも小さく、更に、アクセス孔48はアーチ部48Uを有していることから、球状ヘッド24は凸部29を有する球面部の存在に拘わりなく、アクセス孔48を通じて径方向溝36内に挿入でき、この径方向溝36内に図8中実線で示す如く円滑に位置付けることができる。なお、この挿入の際には、球状ヘッド24の一方の凸部29はアクセス孔48の円弧溝50(図5,図7参照)を通じて案内され、凸部29が球状ヘッド24の挿入を阻害することもない。
【0020】
この後、ヒンジ本体20が蓋本体2に対して起立するように、蓋本体2の外周面に接する面沿って、球状ヘッド24を中心にヒンジ本体20を略90度回動させると、即ち、図8中に1点鎖線で示す軸線Aの回りにヒンジ本体20を略90度回動させると、この回動に伴い、図9に示されるように球状ヘッド24の球面部は装着空間34の受座44にそれぞれ合致し、これら受座44に嵌め合わされる。この際、球状ヘッド24の各凸部29は対応する側の受座44の凹部46に嵌め込まれる。なお、ここでの円弧溝50からの凸部29の抜け出しや凹部46への凸部29の嵌め込みは、球状ヘッド24、即ち、凸部29が弾性変形することによってもたらされる。
【0021】
この後、図9に示す状態から、ヒンジ本体20を蓋本体2の径方向に回動、即ち、図9中に1点線で示す軸線Bの回りに球状ヘッド24を中心としてヒンジ本体20を回動させ、ヒンジ本体20の上端20aを装着空間34の周方向溝38内に位置付ければ、ヒンジ18は図3及び図10に示す組付け姿勢となる。なお、図10中、参照符号52は前述した挿入孔12の開閉装置を示す。
【0022】
図3の組付け姿勢では、球状ヘッド24の球面部は受座44間に狭持された状態にあり、そして、球状ヘッド24の直径Dは装着空間34の径方向溝36及びアクセス孔48の開口幅W1よりも大であるので、球状ヘッド24が装着空間34からアクセス孔48を通じて抜脱することはなく、装着空間34に球状ヘッド24を確実に保持することができる。
【0023】
従って、本実施例のヒンジ装置によれば、蓋本体2へのヒンジ18の組付けに際し、ヒンジ18の抜け止め具が不要となるので、その部品点数の削減を図ることができる。また、抜け止め具の取付けや固定に要する工程もまた不要となるから、ヒンジ18の組付けを容易に行うことができる。
更に、前述したようにヒンジ18の組付けは、蓋本体2の外周側からの球状ヘッド24の挿入操作と、蓋本体2に対するヒンジ本体20の回動操作によって達成されることから、蓋本体2の表面を上向きとした姿勢または蓋本体2の外周面を上向きとした(蓋本体2を立てた)姿勢のままで、蓋本体2に対するヒンジ18の組付けをすこぶる容易且つ迅速に行うことができる。
【0024】
更にまた、球状ヘッド24の凸部29及び受座44の凹部46は球状ヘッド24の更なる抜止めとして機能するばかりでなく、図9から明らかなように軸線Bと直交する鉛直方向の軸線回りの球状ヘッド24の回動、即ち、ヒンジ本体20の捻りをも阻止する。
本発明は上述の一実施例に限定されるものでなく、装着空間34、球状ヘッド24の狭幅部28及びアクセス孔48の具体的な形状は種々に変形可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】一実施例の地下構造物用蓋の蓋本体の平面図である。
【図2】図1中、II-II線に沿う蓋本体の断面図である。
【図3】蓋本体のヒンジ取付部に組付けられた状態のヒンジの側面図である。
【図4】(a)は、図3中、IVa方向からみたヒンジの正面図、(b)は図4(a)中、IVbからみたヒンジの平面図である。
【図5】図3のヒンジ取付部の詳細を示した断面図である。
【図6】図5中、VI-VI線に沿う断面図である。
【図7】蓋本体のアクセス孔を示した正面図である。
【図8】ヒンジ取付部の装着空間にヒンジの球状ヘッドが挿入された状態を示す図である。
【図9】図8の状態からヒンジが蓋本体に対して起立された状態を示す図である。
【図10】ヒンジが組付けられた蓋本体をその裏面側からみた斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
2 蓋本体
4 受枠
14 ヒンジ装置
16 ヒンジ取付部
18 ヒンジ
20 ヒンジ本体
24 球状ヘッド
28 狭幅部
29 凸部
34 装着空間
36 径方向溝
40 垂直壁
44 受座
46 凹部
48 アクセス孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓋本体と前記蓋本体を開閉可能に支持する受枠とを連結する地下構造物用蓋のヒンジ装置において、
前記ヒンジ装置は、前記蓋本体の裏面側に設けられたヒンジ取付部と、前記ヒンジ取付部に回動可能に取り付けられるヒンジとを有し、
前記ヒンジは、その外径よりも小さい狭幅部を設けた球状ヘッドと、前記球状ヘッドの側面または下面に下方に向けて延設されたヒンジ本体とを備え、
前記ヒンジ取付部は、前記球状ヘッドを回動可能に支持する受座を有した装着空間と、この装着空間に連通し且つ前記蓋本体の外周面に開口したアクセス孔とを備え、
前記アクセス孔の開口幅は、前記狭幅部の幅よりも大きく、且つ前記球状ヘッドの外径よりも小さく形成されたことを特徴とする地下構造物用蓋のヒンジ装置。
【請求項2】
前記ヒンジは、前記ヒンジ本体の長手方向を前記蓋本体の表面に対してほぼ平行にした姿勢で、前記蓋本体の外周側から中心側に向けて移動させることにより、前記球状ヘッドを前記アクセス孔に挿通させて前記装着空間に位置させ、
前記球状ヘッドを中心として、前記ヒンジ本体を前記蓋本体の外周面に接する面に沿って略90度回動させた状態において、前記球状ヘッドが前記装着空間の受座から抜脱不能且つ前記蓋本体の径方向に沿って回動可能に支持された請求項1に記載の地下構造物用蓋のヒンジ装置。
【請求項3】
前記球状ヘッド又は前記装着空間の受座のいずれか一方の回動軸上に凸部が設けられ、いずれか他方の回動軸上に前記凸部を受け入れる凹部が設けられた請求項1又は2に記載の地下構造物用蓋のヒンジ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−84409(P2010−84409A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−254020(P2008−254020)
【出願日】平成20年9月30日(2008.9.30)
【出願人】(505093769)株式会社ライセンス&プロパティコントロール (16)
【Fターム(参考)】