説明

基板収容ボックス

【課題】軽量性に優れ、しかも充分な強度を備え、かつコスト的に有利で、再利用可能な基板収容ボックスを提供する。
【解決手段】側面壁21は、積層貼り合わせ板における内側プラスチック板23に基板収容ボックスの奥行き方向に沿う基板収容溝25を複数本形成し、内側プラスチック板23と外側プラスチック板26間には、基板収容溝25に沿う補強用中空筒部31を基板収容溝25の上下に形成し、下面壁41及び上面壁51は、基板収容ボックスの幅方向両縁において、基板収容ボックスの奥行き方向に沿う接合補強用中空筒部47,57を、内側プラスチック板43,53と外側プラスチック板46,56間に形成し、内側プラスチック板43,53には、基板収容ボックスの幅方向に沿う補強用リブ48,58を基板収容ボックス内へ向けて接合補強用中空筒部47,57間に複数本並設した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板の製造ライン等において、製造途中あるいは製造後の基板を収容保管したり取り出したりするのに好適な基板収容ボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
回路や電子部品が設けられた基板の製造ライン等においては、製造途中あるいは製造後の基板を基板収容ボックス(基板搬送容器あるいはカセットとも称される)に一時的に収容保管し、次の工程へロボットにより順次搬送して、工程内容に応じて基板を取り出したり、あるいは再度収容したりすることが行われる。
【0003】
基板収容ボックスとしては、プラスチックの射出成形によってボックス状に形成したものが提案されている。しかし、基板収容ボックスは、ライン等での搬送中に基板を保護できるように充分な強度が要求されるため、射出成形品からなるものでは、各壁面の厚みを大にして強度を高める必要があり、その結果、基板収容ボックスが重くなって取り扱い難くなると共に、コストが嵩むようになる。
【0004】
【特許文献1】特開2004−79615号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、軽量性に優れ、しかも充分な強度を備え、かつコスト的に有利で、繰り返し使用可能な基板収容ボックスの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、側面壁、下面壁、上面壁及び背面壁の接合によりボックス状とされ、前面が基板出し入れ口として開口した基板収容ボックスにおいて、少なくとも前記側面壁と前記下面壁及び上面壁は、二枚のプラスチック板を積層して接着した積層貼り合わせ板からなり、前記側面壁は、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板に、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う基板収容溝が複数本形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板と外側プラスチック板間には、前記基板収容溝に沿う補強用中空筒部が前記基板収容溝の上下に形成され、前記下面壁及び上面壁は、前記基板収容ボックスの幅方向両縁において、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う接合補強用中空筒部が、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板と外側プラスチック板間に形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板には、前記基板収容ボックスの幅方向に沿う補強用リブが前記基板収容ボックス内へ向けて前記接合補強用中空筒部間に設けられ、前記下面壁の前記接合補強用中空筒部の表面と前記側面壁の下縁が接合されると共に、前記上面壁の前記接合補強用中空筒部の表面と前記側面壁の上縁が接合されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1において、前記側面壁を、上下方向に凹凸が繰り返される凹凸屈曲形状に賦形されているものとしたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記基板収容ボックスの側部外面の上部と下部の少なくとも一方に、作業用アーム挿入溝が前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿って形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、少なくとも前記側面壁と前記下面壁及び上面壁は、二枚のプラスチック板を積層して接着した積層貼り合わせ板からなり、前記側面壁は、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板に、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う基板収容溝が複数本形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板と外側プラスチック板間には、前記基板収容溝に沿う補強用中空筒部が前記基板収容溝の上下に形成されていることにより、基板収容溝に基板が挿入された際に最も荷重の加わる基板収容溝を上下の補強用中空筒部で強度増加させることができるため、側面壁を構成する積層貼り合わせ板を薄くすることが可能となる。さらに、下面壁及び上面壁は、前記基板収容ボックスの幅方向両縁において、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う接合補強用中空筒部が、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板と外側プラスチック板間に形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板には、前記基板収容ボックスの幅方向に沿う補強用リブが前記基板収容ボックス内へ向けて前記接合補強用中空筒部間に設けられ、前記下面壁の前記接合補強用中空筒部の表面と前記側面壁の下縁が接合されると共に、前記上面壁の前記接合補強用中空筒部の表面と前記側面壁の上縁が接合されていることにより、側面壁と下面壁及び上面壁との接合部を接合補強用中空筒部により強度を増加させることができ、下面壁及び上面壁を構成する積層貼り合わせ板を薄くすることが可能となる。これらのことにより、基板収容ボックスの軽量化及びコストの低減が可能となる。さらに、基板収容ボックスの強度増加により繰り返し使用も可能である。
【0010】
請求項2の発明によれば、前記側面壁を、上下方向に凹凸が繰り返される凹凸屈曲形状に賦形したことにより、側面壁の強度が増加し、側面壁を構成する積層貼り合わせ板を薄くすることが可能となり、基板収容ボックスの軽量化及びコストの低減が可能となり、また基板収容ボックスは一度の使用では破損し難いため、繰り返し使用が可能となる。
【0011】
請求項3の発明によれば、前記基板収容ボックスの側部外面の上部と下部の少なくとも一方に、作業用アーム挿入溝が前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿って形成されていることにより、基板収容ボックスの作業用アーム挿入溝にロボットの作業用アームを挿入して基板収容ボックスを搬送することが可能となり、基板収容ボックスの搬送が容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下この発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる基板収容ボックスの前面側斜視図、図2は同基板収容ボックスの背面側斜視図、図3は図1の3−3断面図、図4は図2の4−4断面図である。
【0013】
図に示す基板収容ボックス10は、左右の側面壁21、下面壁41、上面壁51及び背面壁61の接合により直方体のボックス状とされ、前面が基板出し入れ口11として開口したものからなる。
【0014】
前記側面壁21は、左右の側面を構成し、内側プラスチック板23と外側プラスチック板26の二枚のプラスチック板の積層貼り合わせ板からなり、図示の例では平面形状が長方形とされている。内側プラスチック板23と外側プラスチック板26は、真空成形可能なプラスチック、例えばポリプロピレンやポリスチレンなどからなり、さらには静電気によって基板の部品が破損するのを防止し、また加熱後の基板を収容した際に基板収容ボックス10が熱変形するのを防止するため、導電性及び耐熱性を有するプラスチックが、より好ましい。また、内側プラスチック板23と外側プラスチック板26のそれぞれの厚みは、真空成形可能で、かつ基板収容ボックス10が所要の強度を有する厚みとされるが、例として0.5〜2.0mm程度を挙げる。
【0015】
前記側面壁21の内側プラスチック板23と外側プラスチック板26は、それぞれ真空成形によって所定形状に賦形されている。前記内側プラスチック板23と外側プラスチック板26においては、周縁にフランジ部(外方張り出し部)22,28が形成され、前記フランジ部22,28で包囲された部分が、上下方向に凹凸の繰り返される凹凸屈曲形状に賦形されている。なお、図示の例では、前記内側プラスチック板23及び前記外側プラスチック板26は前記フランジ部22,28で包囲された部分全体が、前記基板収容ボックス10の内方へ屈曲賦形され、前記内方へ屈曲賦形された面に前記凹凸屈曲形状が形成されている。図3における符号24は、内側プラスチック板23に形成された凹凸屈曲形状のうち、基板収容ボックス10の内方に対して凹の部分を示し、符号27は凸の部分を示す。なお、同図3における符号29は、外側プラスチック板26に形成された凹凸屈曲形状のうち、基板収容ボックス10の内方に対して凹の部分を示し、符号30は凸の部分を示す。前記凹凸はそれぞれ基板収容ボックス10の奥行き方向に沿って形成され、かつ、内側プラスチック板23の凹凸と外側プラスチック板26の凹凸は互いに重なるように形成されている。
【0016】
前記側面壁21には基板収容溝25と補強用中空筒部31が前記基板収容ボックス10の奥行き方向に沿ってそれぞれ平行に複数本形成されている。前記基板収容溝25は、前記左右の側面壁21における内側プラスチック板23に、左右の側面壁21,21で対称となるように形成されている。前記基板収容溝25の上下間隔は、基板Kの部品等が接触せず、かつ基板Kの取り出しが容易な間隔とされ、前記基板収容溝25の本数は、基板収容ボックス10のサイズに応じて決定される。さらに図示の例では、前記基板収容溝25は、前記内側プラスチック板23と外側プラスチック板26の凹凸形状のうち、前記基板収容ボックス10の内方に対して凸の部分27,30の上下中央位置において内側プラスチック板23に形成されている。
【0017】
前記補強用中空筒部31は、前記内側プラスチック板23と外側プラスチック板26間が中空筒形状とされたもので、図示の例では前記基板収容溝25の上下に中空角筒形状で形成され、かつ左右の側面壁21,21で対称とされている。さらに図示の例では、前記補強用中空筒部31は、前記内側プラスチック板23と外側プラスチック板26の凹凸形状のうち、前記基板収容ボックス10の内方に対して凸の部分27,30において、前記基板収容溝25を上下に挟むようにして内側プラスチック板23と外側プラスチック板26間に形成されている。
【0018】
また、前記側面壁21の上縁と下縁は、前記フランジ部22,28と最上位及び再下位の補強用中空筒部31間が階段状に屈曲形成されて下面壁41又は上面壁51との接合部38を構成している。
【0019】
前記側面壁21は、前記補強用中空筒部31を除いて内側プラスチック板23と外側プラスチック板26が重なって接着されている。したがって、前記補強用中空筒部31の上下も内側プラスチック板23と外側プラスチック板26が重なって接着されているため、前記補強用中空筒部31の強度が一層向上し、さらに前記補強用中空筒部31と隣接する前記基板収容溝25の底部においても内側プラスチック板23と外側プラスチック板26が重なって接着されているため、前記補強用中空筒部31の強度向上との相乗効果により基板収容溝25の強度が一層向上する。
【0020】
前記下面壁41は前記基板収容ボックス10の下面を構成し、前記上面壁51は前記基板収容ボックス10の上面を構成する。前記下面壁41及び上面壁51は、それぞれ、内側プラスチック板43,53と外側プラスチック板46,56の積層貼り合わせ板からなり、平面形状が長方形からなる。前記下面壁41及び前記上面壁51の内側プラスチック板43,53及び外側プラスチック板46,56は、前記側面壁21の内側プラスチック板23及び外側プラスチック板26と同様の材質からなる。
【0021】
前記下面壁41及び前記上面壁51には、前記基板収容ボックス10の幅方向両端から所要量内側の両縁において、前記基板収容ボックス10の奥行き方向に沿う接合補強用中空筒部47,57が、前記下面壁41及び前記上面壁51を構成する積層貼り合わせ板における内側プラスチック板43,53と外側プラスチック板46,56間に形成されている。図示の例では、前記内側プラスチック板43,53が、前記基板収容ボックス10の幅方向両縁において外側プラスチック板46,56から離れる方向へ断面略矩形状に真空成形により屈曲賦形されて、前記外側プラスチック板46,56との間に接合補強用中空筒部47,57を形成している。さらに前記接合補強用中空筒部47,57は、前記側面壁21の階段状接合部38と対向する表面が階段状とされて強度増大が図られると共に、前記側面壁21の接合部38との接着の際に前記階段形状により接着面積を大にして接着強度を高めるように構成されている。
【0022】
また、前記下面壁41及び前記上面壁51の積層貼り合わせ板における内側プラスチック板43,53には、前記基板収容ボックス10の幅方向に沿う補強用リブ48,58が前記基板収容ボックス10内へ向けて屈曲形成され、前記接合補強用中空筒部47,47,57,57間に複数本並設されている。
【0023】
前記下面壁41及び前記上面壁51の積層貼り合わせ板における内側プラスチック板43,53と外側プラスチック板46,56は、前記接合補強用中空筒部47,57及び前記補強用リブ48,58の部分を除いて重なって接着されている。
【0024】
前記背面壁61は、図示の例では一枚のプラスチック板からなり、前記左右の側面壁21,21と前記下面壁41及び前記上面壁51における背面側に接着されている。前記背面壁61を構成するプラスチック板の材質は、適宜とされるが、前記側面壁21、前記下面壁41及び前記上面壁51と同様とするのが好ましい。また、図示の背面壁61は、中央に窓62が形成され、軽量化が図られている。なお、前記背面壁61についても、二枚のプラスチック板の積層貼り合わせ板で構成すると共に、積層貼り合わせ板の内側プラスチック板と外側プラスチック板間に補強用中空筒部を、基板収容ボックス10の上下方向あるいは幅方向に形成してもよい。
【0025】
さらに、前記基板収容ボックス10においては、側部外面の上部と下部の少なくとも一方に、作業用アーム挿入溝12が基板収容ボックス10の奥行き方向に沿って形成されている。図示の例では、前記側面壁21の上端と前記上面壁51との境界及び前記側面壁21の下端と前記下面壁41との境界に隙間が形成され、前記隙間からなる作業用アーム挿入溝12が前記基板収容ボックス10の奥行き方向に沿って前記基板収容ボックス10の外面側に形成されている。前記上下の両方あるいは何れか一方の作業用アーム挿入溝12にロボットの作業用アームを挿入して前記基板収容ボックス10を搬送する。
【0026】
このようにしてなる前記基板収容ボックス10は、前面の基板出し入れ口11から、前記基板収容溝25に基板Kが収容され、その状態で前記作業用アーム挿入溝12にロボットの作業用アームが挿入されてライン等における搬送が行われる。その際、前記基板収容溝25の上下に存在する補強用中空筒部31によって基板収容溝25が補強されるため、基板Kの重みで基板収容溝25が変形するのを防止でき、基板Kを正しく保持できると共に基板Kのスムーズな収容及び取り出しを確保することができる。さらに、前記基板収容溝25の上下の補強用中空筒部31、及び前記下面壁41及び上面壁51における接合補強用中空筒部47,57と補強用リブ48,58によって、基板収容ボックス10の強度が増大しているため、基板収容ボックス10が変形するおそれがない。しかも、前記側面壁21と下面壁41及び上面壁51の強度増大により、基板収容ボックスを射出成形によって形成するよりも壁面を薄くすることができ、軽量化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施形態にかかる基板収容ボックスの前面側斜視図である。
【図2】同基板収容ボックスの背面側斜視図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【図4】図2の4−4断面図である。
【符号の説明】
【0028】
10 基板収容ボックス
11 基板出し入れ口
12 作業用アーム挿入溝
21 側面壁
23 側面壁の積層貼り合わせ板を構成する内側プラスチック板
25 基板収容溝
26 側面壁の積層貼り合わせ板を構成する外側プラスチック板
31 補強用中空筒部
41 下面壁
43 下面壁の積層貼り合わせ板を構成する内側プラスチック板
46 下面壁の積層貼り合わせ板を構成する外側プラスチック板
51 上面壁
53 上面壁の積層貼り合わせ板を構成する内側プラスチック板
56 上面壁の積層貼り合わせ板を構成する外側プラスチック板
47,57 接合補強用中空筒部
48,58 補強用リブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面壁(21)、下面壁(41)、上面壁(51)及び背面壁(61)の接合によりボックス状とされ、前面が基板出し入れ口として開口した基板収容ボックス(10)において、
少なくとも前記側面壁(21)と前記下面壁(41)及び上面壁(51)は、二枚のプラスチック板(23,26,43,46,53,56)を積層して接着した積層貼り合わせ板からなり、
前記側面壁(21)は、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板(23)に、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う基板収容溝(25)が複数本形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板(23)と外側プラスチック板(26)間には、前記基板収容溝(25)に沿う補強用中空筒部(31)が前記基板収容溝(25)の上下に形成され、
前記下面壁(41)及び上面壁(51)は、前記基板収容ボックスの幅方向両縁において、前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿う接合補強用中空筒部(47,57)が、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板(43,53)と外側プラスチック板(46,56)間に形成され、前記積層貼り合わせ板における内側プラスチック板(43,53)には、前記基板収容ボックスの幅方向に沿う補強用リブ(48,58)が前記基板収容ボックス内へ向けて前記接合補強用中空筒部(47,57)間に設けられ、
前記下面壁(41)の前記接合補強用中空筒部(47)の表面と前記側面壁(21)の下縁が接合されると共に、前記上面壁(51)の前記接合補強用中空筒部(57)の表面と前記側面壁(21)の上縁が接合されていることを特徴とする基板収容ボックス。
【請求項2】
前記側面壁(21)は、上下方向に凹凸が繰り返される凹凸屈曲形状に賦形されていることを特徴とする請求項1に記載の基盤保管用ボックス。
【請求項3】
前記基板収容ボックスの側部外面の上部と下部の少なくとも一方に、作業用アーム挿入溝(12)が前記基板収容ボックスの奥行き方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板収容ボックス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−1578(P2006−1578A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−179095(P2004−179095)
【出願日】平成16年6月17日(2004.6.17)
【出願人】(599125319)株式会社大和真空 (3)
【Fターム(参考)】