説明

塵芥収集車

【課題】塵芥投入口を大きく開放することが可能な塵芥収集車の提供。
【解決手段】車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥を投入するための塵芥投入口7を有する塵芥投入箱5と、塵芥投入箱5の塵芥投入口7を開閉する開閉扉10であり、下端部が塵芥投入口7の下部に回動自在に軸支された第1開閉扉11と、下端部が第1開閉扉11の上部に回動自在に軸支された第2開閉扉12とから構成される開閉扉10とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体上に搭載された塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設された塵芥投入箱とを備えた塵芥収集車に関する。
【背景技術】
【0002】
塵芥収集車には、収集した塵芥を投入するための塵芥収容箱が搭載されており、その後方開口部には塵芥投入箱が連設されている。塵芥投入箱に投入された塵芥は、塵芥投入箱内に装備された塵芥積込装置の積込動作により塵芥収容箱内へ積み込まれる。なお、塵芥投入箱の後面には、塵芥を投入するための塵芥投入口が設けられており、この塵芥投入口には、塵芥収集車の走行中、塵芥投入箱内から塵芥や汚水等が外へ飛散しないように扉が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に開示されている塵芥収集車の扉は、スライド昇降により塵芥投入口を開閉するようになっており、扉を下方へスライドさせると塵芥投入口が閉鎖され、扉を上方へスライドさせると塵芥投入口が開放される。また、開放時には、この扉は塵芥投入箱本体の後面上部のカバー裏側に収容されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−285317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1に開示されている塵芥収集車では、塵芥投入口を開閉する扉が塵芥投入箱本体の後面上部のカバー裏側に収容されるため、塵芥投入口を大きく開放することができないという問題がある。そのため、塵芥を上方から投入することができず、また投入する塵芥の大きさに注意する必要がある。
【0006】
そこで、本発明においては、塵芥投入口を大きく開放することが可能な塵芥収集車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の塵芥収集車は、車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、内部に塵芥積込装置を有し、後端に塵芥を投入するための塵芥投入口を有する塵芥投入箱と、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉であり、下端部が塵芥投入口の下部に回動自在に軸支された第1開閉扉と、下端部が第1開閉扉の上部に回動自在に軸支され、塵芥投入箱の閉塞状態から車体後方に回動して第1開閉扉の先端部に垂れ下げ可能である第2開閉扉とから構成される開閉扉とを有するものである。
【0008】
本発明の塵芥収集車によれば、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉の第2開閉扉を閉塞状態から車体後方に回動して第1開閉扉の先端部に垂れ下げ、さらに第1開閉扉を車体後方に回動することで、塵芥投入箱の塵芥投入口を大きく開放することが可能となる。
【0009】
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥投入箱の後面上部が保護カバーにより覆われていることが望ましい。これにより、塵芥収集車の投入口に塵芥を投下することで、塵芥が勢い余って、この塵芥投入箱の後面上部の保護カバーに当たり、保護カバーを傷付けることがあっても、傷付いた保護カバーは交換するだけで良く、塵芥投入箱の後面上部の本体を傷付けることがない。
【0010】
また、本発明の塵芥収集車は、第2開閉扉の上端部に、塵芥投入口の閉鎖時に隙間を閉塞する可撓性部材を備えたものであることが望ましい。これにより、塵芥投入口の閉鎖時に塵芥投入口と第2開閉扉との隙間を閉塞することができるとともに、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉の第1開閉扉を車体後方に回動し、さらに第2開閉扉を車体後方に回動した際に地上と第2開閉扉との隙間を閉塞することができる。
【0011】
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥投入箱の外側壁前方に塵芥積込装置の操作盤を備えたものであることが望ましい。これにより、塵芥積込装置の操作を塵芥投入箱の外側壁前方で行うことができる。
【発明の効果】
【0012】
(1)車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥を投入するための塵芥投入口を有する塵芥投入箱と、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉であり、下端部が塵芥投入口の下部に回動自在に軸支された第1開閉扉と、下端部が第1開閉扉の上部に回動自在に軸支された第2開閉扉とから構成される開閉扉とを有することにより、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉の第2開閉扉を車体後方に回動し、さらに第1開閉扉を車体後方に回動することで、塵芥投入箱の塵芥投入口を大きく開放することが可能となり、塵芥の上方からの投入が容易となる。
【0013】
(2)塵芥投入箱の後面上部が保護カバーにより覆われていることにより、塵芥収集車の投入口に塵芥を投下することで、塵芥が勢い余って、この塵芥投入箱の後面上部の保護カバーに当たり、保護カバーを傷付けることがあっても、傷付いた保護カバーを交換するだけで良く、塵芥投入箱の後面上部の本体を傷付けることがない。
【0014】
(3)第2開閉扉の上端部に、塵芥投入口の閉鎖時に隙間を閉塞する可撓性部材を備えたものであることにより、塵芥投入口の閉鎖時に塵芥投入口と第2開閉扉との隙間を閉塞することができるので、風雨がこの隙間から侵入するのを防止することができる。また、塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉の第1開閉扉を車体後方に回動し、さらに第2開閉扉を車体後方に回動した際に地上と第2開閉扉との隙間を閉塞することができるので、塵芥がこの隙間から車体の下部に侵入するのを防止することができる。
【0015】
(4)塵芥投入箱の外側壁前方に塵芥積込装置の操作盤を備えたものであることにより、塵芥積込装置の操作を塵芥投入箱の外側壁前方で行うことができるため、塵芥投入箱の塵芥投入口の上方から投入される塵芥が、作業者の頭上に落下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施の形態における塵芥収集車の側面図である。
【図2】図1の塵芥投入箱の背面図である。
【図3】図1の塵芥投入箱の拡大側面図である。
【図4】図3の第2開閉扉を開いた状態を示す側面図である。
【図5】図4の状態からさらに第1開閉扉を開いた状態を示す側面図である。
【図6】図5の状態で塵芥を投入している状態を示す側面図である。
【図7】図4の状態からさらに第1開閉扉を水平状態まで開いた状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明の実施の形態における塵芥収集車の側面図、図2は図1の塵芥投入箱の背面図、図3は図1の塵芥投入箱の拡大側面図、図4は図3の第2開閉扉を開いた状態を示す側面図、図5は図4の状態からさらに第1開閉扉を開いた状態を示す側面図、図6は図5の状態で塵芥を投入している状態を示す側面図、図7は図4の状態からさらに第1開閉扉を水平状態まで開いた状態を示す側面図である。なお、以下の説明において、前後左右方向は車体の進行方向を基準とする。
【0018】
図1において、本発明の実施の形態における塵芥収集車1は、車体2上に塵芥収容箱3と、この塵芥収容箱3の後端の後方開口部4に連設された塵芥投入箱5とから構成される。塵芥投入箱5は、後方開口部4の上方で投入箱支持ピン(図示せず。)により軸支されており、この投入箱支持を中心に傾動自在になっている。そして、この塵芥投入箱5を上方に傾動した状態で塵芥収容箱3内に設けられた排出板(図示せず。)を後方に移動することにより、塵芥収容箱3内に収容した塵芥を排出することができるようになっている。
【0019】
また、図2に示すように、塵芥投入箱5の後面上部は略矩形状のゴム板からなる保護カバー6により覆われている。なお、本実施形態においては保護カバーの材質をゴム(樹脂)製としているが、ナイロン製、プラスチック製や金属製などとすることも可能である。塵芥投入箱5の後面下部には、塵芥を投入するための略矩形状の塵芥投入口7が開口されている。塵芥投入口7には、この塵芥投入口7を開閉する開閉扉10が設けられている。
【0020】
塵芥投入箱5の内部には、塵芥投入箱5内に塵芥投入口6を通じて投入された塵芥を塵芥収容箱3に積み込むための塵芥積込装置(図示せず。)が装備されている。塵芥積込装置は、圧縮板の反転、下降、圧縮、上昇の各工程を1サイクルとする塵芥積込動作を行う圧縮式のものや、回転板の回転と押込板の揺動によって塵芥積込動作を行う回転板式のもの等を用いることが可能である。また、これらの塵芥積込装置を操作する積込ボタン、下降ボタン、上昇ボタン、反転ボタンや緊急停止ボタン等を有する操作盤8は、塵芥投入箱5の外側壁前方に設けられている。
【0021】
開放扉10は、下端部が塵芥投入口7の下部に回動軸11aによって回動可能に軸支された略矩形状の第1開閉扉11と、下端部が第1開閉扉11の上部に回動軸12aによって回動自在に軸支された略矩形状の第2開閉扉12と、第2開閉扉12の上端部に塵芥投入口7との隙間を閉塞するために設けられた帯状の可撓性部材13とから構成される。なお、本実施形態においては可撓性部材13をゴム製の板とするが、ナイロンやプラスチックなどの容易に変形可能な材質であっても良い。
【0022】
第1開閉扉11は、図3に示す鉛直状態から車体後方に回動し、図5の状態を経て図7に示す水平状態まで回動可能となっている。塵芥投入箱5の下部には、この第1開閉扉11の回動を水平状態で停止させるためのゴム製の第1ストッパ14aが設けられている。この第1ストッパ14aは、塵芥投入箱5の下部に固定されたストッパ台座14上に固定されている。
【0023】
また、第1開閉扉11の左右両端部には、第1開閉扉11の回動位置を固定するためのチェーン15(図5参照。)の一端が連結されるフック16が設けられている。一方、塵芥投入箱5の塵芥投入口7の左右両側方には、このチェーン15を引っ掛けるためのフック17が設けられている。このフック17へのチェーン15の引っ掛け位置を調整することで、第1開閉扉11は任意の傾斜角度で固定することが可能となっている。
【0024】
また、第1開閉扉11の左右両端部には、第1開閉扉11を図3に示す鉛直状態でロックするためのロックピン18が設けられている。一方、塵芥投入箱5の塵芥投入口7の左右両側方のこのロックピン18に対応する位置には、ロックピン18が挿入されるストッパ19が固定されている。ロックピン18は左右にスライド可能となっており、このロックピン18を左右にスライドしてストッパ19に挿入することで、第1開閉扉11は図3に示す鉛直状態でロックされる。
【0025】
第2開閉扉12は、回動アーム20によって回動軸12aに回動自在に支持されており、図3に示すように車体前方へ傾斜した状態、すなわち塵芥投入口7の閉塞状態から車体後方に180°以上回動し、図4に示すように略鉛直状態まで回動可能となっている。なお、回動軸12aは、第1開閉扉11の上端から所定幅だけ下の位置に設けられている。そして、この第1開閉扉11の上端と回動軸12aとの間であって、第2開閉扉12の回動時に干渉しない位置に、第1開閉扉11の回動操作時に把持するための取手21が設けられている。
【0026】
この取手21は、図3に示すように塵芥投入口7の閉塞状態においては塵芥投入箱5の後方から把持可能な位置にあるが、第2開閉扉12が回動アーム20によって回動軸12a周りに回動するために、第2開閉扉12の下方に隙間を設けて回動し、図4に示す位置まで回動した状態においても塵芥投入箱5の後方から把持可能な場所に位置するようになっている。
【0027】
また、前述のストッパ台座14の後部には、図4に示す略鉛直状態となったときに第2開閉扉12に当接するゴム製の第2ストッパ14bが設けられている。また、第2開閉扉12の上端部には回動操作時に把持するための表面の取手22aと裏面の取手22bとが設けられている。
【0028】
また、第2開閉扉12の左右両端部には、第2開閉扉12を図3に示す塵芥投入口7の閉塞状態でロックするためのロックピン23が設けられている。一方、塵芥投入箱5の塵芥投入口7の左右両側方のこのロックピン23に対応する位置には、ロックピン23が挿入されるストッパ24が固定されている。ロックピン23は左右にスライド可能となっており、このロックピン23を左右にスライドしてストッパ24に挿入することで、第2開閉扉12は図3に示す塵芥投入口7の閉塞状態でロックされる。
【0029】
上記構成の塵芥収集車1において、塵芥回収作業時には、まず、図3に示す塵芥投入口7の閉塞状態から第2開閉扉12のロックピン23を左右にスライドしてストッパ24の拘束から解き、取手22a,22bを把持して第2開閉扉12を車体後方に回動し、図4に示す状態とする。次に、第1開閉扉11のロックピン18を左右にスライドしてストッパ19の拘束から解き、チェーン15の先端をフック17に引っ掛けて、取手21を把持して第1開閉扉11を車体後方に回動する。そして、図5の状態や図6の状態まで回動する。
【0030】
これにより、塵芥投入箱5の塵芥投入口7は大きく開放され、図6に示すように塵芥投入口7の上方からベルトコンベアC等により塵芥Rを容易に投入可能となる。そして、作業者は、随時、操作盤8を操作して塵芥積込装置による塵芥積込動作を行う。この操作盤8は、塵芥投入箱5の外側壁前方に配置されているため、作業者は塵芥投入箱5の外側壁前方で作業を行うことが可能であり、塵芥Rが作業者の頭上に落下する心配がない。
【0031】
このとき、第2開閉扉12は第1開閉扉11の先端部に垂れ下がった状態であり、この第2開閉扉12の上端部の可撓性部材13の先端が地上に接触して地上との隙間が閉塞された状態とすると、この塵芥投入時に塵芥Rが車体2の下部に侵入するのを防止することが可能である。また、図7に示すように、チェーン15をフック17より外し、第1開閉扉11を水平状態にして、塵芥収集車1をベルトコンベアCの近くにバックさせる際、ベルトコンベアC先端下方の床面に散乱している塵芥R’を第2開閉扉12の先端の可撓性部材13で掻き集めることができる。その結果、塵芥収集車1の車輪が塵芥R’を踏むこともないので車輪のパンクも防止することができる。
【0032】
塵芥回収作業終了後は、逆の手順により、まずチェーン15をフック17から解き、取手21を把持して第2開閉扉12とともに第1開閉扉11を車体前方に回動し、図4に示す状態とする。次に、第1開閉扉11のロックピン18を左右にスライドしてストッパ19に挿入し、第1開閉扉11をロックする。そして同様に、第2開閉扉12を車体前方に回動し、図3に示す状態として、第2開閉扉12のロックピン23を左右にスライドしてストッパ24に挿入し、第2開閉扉12をロックする。
【0033】
これにより、塵芥投入箱5の塵芥投入口7は開閉扉10により閉じられる。また、この塵芥収集車1では、第2開閉扉12の上端部に備えられた可撓性部材13が、塵芥投入口7の閉鎖時に塵芥投入口7と第2開閉扉12との隙間を閉塞するので、風雨がこの隙間から侵入することが防止される。
【0034】
また、この塵芥収集車1では、塵芥投入箱5の後面上部がゴム板からなる保護カバー6により覆われているので、塵芥収集車1の塵芥投入口7に塵芥Rを投入することで、塵芥が勢い余って、この塵芥投入箱5の後面上部の保護カバー6に当たり、保護カバー6を傷付けることがあっても、傷付いた保護カバー6は交換するだけで良く、塵芥投入箱5の後面上部の本体を傷付けることがない。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱の内部空間に塵芥を積み込んで収集する車両として有用である。特に、本発明は、塵芥収容箱に塵芥を積み込む塵芥投入箱の塵芥投入口を大きく開放することが可能な塵芥収集車として好適である。
【符号の説明】
【0036】
1 塵芥収集車
2 車体
3 塵芥収容箱
4 後方開口部
5 塵芥投入箱
6 保護カバー
7 塵芥投入口
8 操作盤
10 開閉扉
11 第1開閉扉
12 第2開閉扉
13 ゴム板
14 ストッパ台座
14a 第1ストッパ
14b 第2ストッパ
15 チェーン
16,17 フック
18 ロックピン
19 ストッパ
20 回動アーム
21,22a,22b 取手
23 ロックピン
24 ストッパ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、内部に塵芥積込装置を有し、後端に塵芥を投入するための塵芥投入口を有する塵芥投入箱と、
前記塵芥投入箱の塵芥投入口を開閉する開閉扉であり、下端部が前記塵芥投入口の下部に回動自在に軸支された第1開閉扉と、下端部が前記第1開閉扉の上部に回動自在に軸支され、前記塵芥投入口の閉塞状態から車体後方に回動して前記第1開閉扉の先端部に垂れ下げ可能である第2開閉扉とから構成される開閉扉と
を有する塵芥収集車。
【請求項2】
前記塵芥投入箱の後面上部が保護カバーにより覆われていることを特徴とする請求項1記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記第2開閉扉の上端部に、前記塵芥投入口の閉鎖時に隙間を閉塞する可撓性部材を備えた請求項1または2に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記塵芥投入箱の外側壁前方に前記塵芥積込装置の操作盤を備えた請求項1から3のいずれかに記載の塵芥収集車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−1340(P2012−1340A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139687(P2010−139687)
【出願日】平成22年6月18日(2010.6.18)
【出願人】(000002358)新明和工業株式会社 (919)
【Fターム(参考)】