説明

壁パネルおよびシート材

【課題】壁パネルに、加工に関する十分な加工情報を印し、加工情報が不要になった後はその加工情報を壁パネルから速やかに取り除く。
【解決手段】
本発明による壁パネル100は、壁パネルに対する加工情報、例えば、加工穴の中央位置200、穴寸法202、取付部材を示す識別子210,212、取付部材を示す図柄220、加工穴の外形230、加工後の状態230,232,234、規格、加工位置間の寸法線等が、壁パネルに貼着されたシート材110上に印され、作業者は、かかる加工情報に従って壁パネルを加工し、加工終了後、シート材110を取り外す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁を形成する壁パネルにかかり、特に、取付部材の取り付け等のため加工される壁パネルおよびそれに貼着されるシート材に関する。
【背景技術】
【0002】
浴室の内装を構築する際、作業者は、まず、壁パネルを嵌設しその壁パネルに取付穴等の加工を加えて内装を装設する。内装(取付部材)としては、照明、鏡、シャワー等があり、その取付部材の装設は取付穴にボルトで固定する等によってなされている。
【0003】
このような取付部材は、通常、浴槽や扉との関係から予めどの位置に装設するか決められており、作業者は指定された位置に取付穴を設けることとなる。このとき、作業者は、工事現場において取付部材の配置を確認し、その都度取付穴の位置や寸法を測っている。また、壁パネルは複数の部位に分離することができるため、浴室の壁に嵌設する前段階で壁パネルを加工し、その後壁パネルを壁に嵌設することもできる。かかる加工は、通常、壁パネル上に作業者が印した罫書きの案内によって実施される。
【0004】
また、浴室を構成する壁載せ部にマーキングを施し、浴室の平面サイズに合わせて切り落とす技術が知られている(例えば、特許文献1)。このようなマーキングに沿って防水床パンを切り落とす構成により、所定サイズの防水床パンを容易に形成することができる。
【特許文献1】特開平11−29967号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した技術では、対象とする取付部材(壁載せ部)に直接マークが描かれるため、取付部材にはマーキングした跡が残されていた。このようなマーキング跡を残さないようにするには、マークを極力小さくして目立たないようにするといった対応をとるしかなかった。
【0006】
従って、取付部材には、必要最低限の単調な点や線しか付すことができず、文字や図形を付してマーク自体に意味を持たせることができなかった。また、作業者は、そのような点や線のみの情報に基づいて加工を実施することはできず、別途の仕様書等を参照して加工が遂行されていた。
【0007】
本発明は、従来の壁パネルの加工における上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、加工に関する十分な加工情報を印すことができ、加工情報が不要になった後はその加工情報を速やかに取り除くことが可能な新規かつ改良された壁パネルおよびシート材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、加工情報が印されたシート材が貼着されていることを特徴とする、壁パネルが提供される。
【0009】
ここでは、壁パネルを包装または養生するシート材の表面にその壁パネルに対する加工情報が印される。従って、加工情報は、壁パネルに直接ではなく、シート材を介して印されることとなる。かかる構成により、壁パネル全面分のスペースを利用して加工情報を印すことができ、その加工情報を基に作業者による加工効率を向上させることができる。また、加工完了後に加工情報が不要になれば、貼着されているシート材を剥がすだけで加工情報を速やかに取り除くことが可能となる。
【0010】
従って、作業者は、仕様書等を参照する手間や、その場で加工位置を測る手間を省略でき、短時間で容易に壁パネルを加工することが可能となる。また、加工に関する作業者の測定を伴わないので、誤測定等の人為的な加工ミスを回避することができ、加工ミスのための予備壁パネルも少なくすることができる。
【0011】
さらに、シート材を壁パネル全面に貼着する構成により、搬送時や加工工事における粉塵その他の汚れや損傷から壁パネルを保護することができる。
【0012】
加工情報として、加工穴の中央位置と穴寸法が印されているとしてもよい。
【0013】
かかる構成により、作業者は、仕様書等の参照や寸法の実測を実施しなくとも容易に穴位置を特定でき、また、加工手段、例えばドリルのドリル直径を容易に設定することが可能となる。
【0014】
加工情報として、取付部材を示す識別子または図柄が、該取付部材の取付位置に印されているとしてもよい。
【0015】
取付部材を示す識別子や図柄が印されることで、作業者は壁パネルにどの取付部材を取り付けるか容易に判断でき、また、その識別子または図柄が取付位置に印されることで、取付部材を取り付けるべき取付位置に確実に装設することができる。
【0016】
加工情報として、加工後の状態が示されるとしてもよい。ここで、加工後の状態は、切断、穴、溝等の加工を実行した場合における加工後の形状をいう。さらに、加工した箇所に取付部材を取り付けた場合の取付イメージを示すとしてもよい。
【0017】
かかる構成により加工または取付部材の取り付けに先駆けて最終的な加工イメージや取付イメージを確認することが可能となる。
【0018】
シート材は、透視性を有する材質からなるとしてもよい。
【0019】
このような透視性を有するシート材は、壁パネルを保護しつつ、壁パネルの表面外装を作業者に把握させることができる。従って、作業者による壁パネルの取付誤りを防止でき、また、上述した加工後の状態をより一層現実的な外観としてイメージし易くなる。
【0020】
当該壁パネルは、浴室の壁を構成するとしてもよい。
【0021】
本発明の壁パネルでは、壁パネル全面分のスペースを利用して加工情報を印すことができるので、浴室に利用される壁パネルのような複数の取付部材を装設する場合においても、十分な加工情報を印すことができる。また、本発明の壁パネルには、加工位置が正確に印されているので、防水性や耐水性といった高い精度による加工が要求される浴室の壁パネルにも適用することが可能である。
【0022】
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、壁パネルに貼着されるシート材であって、壁パネルの加工情報が予め印されていることを特徴とする、シート材が提供される。
【0023】
上述した、壁パネルの技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該シート材にも適用可能である。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、加工に関する十分な加工情報をシート材上に印すことができ、加工情報が不要になった後はその加工情報を速やかに取り除くことが可能となる。従って、作業者の加工効率を向上させると共に人為的加工ミスも低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0026】
本発明の実施形態にかかるシート材は、搬送時や加工工事における粉塵その他の汚れや損傷から壁パネルを保護すると共に、壁パネルへの加工を案内する加工情報が印される。このようなシート材やそのシート材が貼着される壁パネルの利用形態の理解を容易にするため、まず、浴室内の構造を説明する。
【0027】
(浴室10)
図1は、本実施形態の壁パネルの利用形態を説明するための浴室10の外観図である。かかる外観図も含め以下の実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。
【0028】
図1に示すように、浴室10には、浴槽12、洗い場となる床面14、排水溝16、水栓であるカラン18およびシャワー20、カラン18の下方に設置されたカウンター22、手摺りの例としてのサポートバー24、鏡26、収納棚28、照明30、それらが装設される壁32、および扉34が備えられている。カウンター22は、洗面器などを載置するための台であって、その上面は膝下程度の高さになっている。カウンター22の前面は、壁面よりも浴室中央部に向かって突出した位置に配置され、カウンター22の下部は、壁面に向かって後退している。壁32は複数の壁パネル100(100a,100b,100c)を嵌設して形成される。扉34は浴室10において浴槽12の反対側に設けられている。
【0029】
このような浴室10の内装を構築する際、作業者は、まず、壁パネル100を壁32に嵌設し、その壁パネル100に取付穴等の加工を加え、内装としてのカラン18、シャワー20、カウンター22、サポートバー24、鏡26、収納棚28、照明30等の取付部材を装設する。その取付部材の装設は取付穴にボルトで固定する等によってなされる。以下、壁パネル100およびそれに貼着されるシート材に関して詳細に説明する。
【0030】
(壁パネル100)
図2は、壁パネル100の包装例および加工例を示す斜視図である。図2(a)に示されるように、壁パネル100の製造工程(出荷前)において、当該壁パネル100にシート材110が貼着される。このシート材110の貼着は、粘着跡が残らない程度、かつ、シート材110がずれない程度の粘着力でなされる。このシート材110は浴室の工事が完了すると取り外されるので、粘着力が強すぎて粘着跡が残ると外観上好ましくない。かといって粘着力が弱すぎると搬送時や加工時に壁パネル100との位置関係がずれてしまい、シート材110上に印された加工情報、特に加工位置に関する情報が意味をなさなくなる。
【0031】
図2(b)は、このようにシート材110が貼着された壁パネル100を示している。シート材110は、壁パネル100に貼着することで壁パネル100の搬送時や加工工事における粉塵その他の汚れや損傷から壁パネル100を保護する。このようなシート材110は、壁パネル100の一面にのみ貼着されるとしてもよいし、全面において貼着されるとしてもよい。また、加工情報が必要なところに部分的にシート材110を貼着しても良いし、一旦シート材110を貼着した後でさらに部分的にシート材110を重畳して貼ることもできる。
【0032】
このように壁パネル100表面に貼着されたシート材110の表裏いずれかの面には、図2(c)に示すような加工情報としてのマーク112が印される。ここでは、加工情報として加工穴の中央位置が印されている。かかる加工情報は、壁パネル100に直接ではなく、シート材110を介して印されるので、壁パネル100全面分のスペースを利用して、上述した加工穴の中央位置以外にも様々な加工情報を付加することが可能である。このような加工情報(マーク112)は、浴室10の施工現場において加工箇所を案内する。
【0033】
上述した実施形態では、図2の(a)および(c)に示したように、壁パネル100にシート材110を貼着した後に加工情報を印刷しているが、本実施形態はかかる場合に限られず、予め加工情報が印刷されたシート材110を壁パネル100に位置合わせして貼着する等の他の貼着方法をとることもできる。
【0034】
このような貼着およびマーキング工程を経て製品としての壁パネル100が生成される。当該壁パネル100は、上述したように浴室10の壁32を構成することができる。本実施形態の壁パネル100では、壁パネル100全面分のスペースを利用して加工情報を印すことができるので、浴室に利用される壁パネル100のような複数の取付部材を装設する場合においても、十分な加工情報を印すことができる。また、本実施形態の壁パネル100には、加工位置が正確に印されているので、防水性や耐水性といった高い精度による加工が要求される浴室10の壁パネル100にも適用することが可能である。
【0035】
生成された壁パネル100は、浴室10の施工時に作業者によって加工される。作業者は、壁パネル100上に既にマーク112が表示されているので、その加工位置を別途の手段を用いて特定する必要がない。従って、作業者は、仕様書等を参照する手間や、その場で加工位置を測る手間を省くことができ、短時間で容易に壁パネル100を加工することが可能となる。図2(d)は、図2(c)に示すマーク112に従い、ドリル120を用いて、取付部材の取付穴を貫通させる工程を示している。作業者はマーク112に従って加工すればよいので、全体的な加工効率が向上する。
【0036】
そして、作業者による壁パネル100の加工が完了すると、シート材110は必要なくなり、図2(e)のように取り外される。このように、貼着されているシート材110を剥がすだけで、加工時に参照した加工情報を速やかに取り除くことができる。
【0037】
図2に基づく実施形態では、図2の(d)に示したように、壁パネル100を加工した後、壁32に嵌設することを想定しているが、本実施形態はかかる場合に限られず、先に壁32に嵌設した後、嵌設された壁パネル100に対して加工を施す等、その時の状況に応じて様々な加工順をとることができる。
【0038】
図3は、加工情報、特に取付穴の中心位置が印された壁パネル100の例を示す平面図である。例えば、図3(a)には、壁32の上部を形成し(図1参照)、主にシャワー20の上保持部と照明30とを装設する壁パネル100aの平面図が示されている。同様に、図3(b)には、壁32の中央部を形成し、主に収納棚28とシャワー20の下保持部と鏡26とを装設する壁パネル100bの平面図が、図3(c)には、壁32の下部を形成し、主にサポートバー24とカウンター22とを装設する壁パネル100cの平面図が示されている。作業者は、このような各壁パネル100a,100b,100cに印されたマーク112に従って加工穴を施し、浴室10の壁32に嵌設する。
【0039】
図4は、上述した壁パネル100a,100b,100cを浴室10に嵌設した状態を示す外観図である。作業者は、各壁パネル100a,100b,100cを嵌設した後、その壁パネル100a,100b,100cの取付穴に上述した各取付部材を取り付ける。このようにして図1に示したような浴室10が完成する。
【0040】
(マーク112)
本実施形態においては、壁パネル100の全面分のスペースを利用して加工情報を表すことができるので、上述した取付穴の中心位置以外にも様々な加工情報を追加することができる。以下、このような加工情報の他の例を示す。
【0041】
図5は、壁パネルの他のマーク表示例を示す外観図である。ここでは、上述した壁パネル100aにさらに加工情報を追加した壁パネル300aを示している。壁パネル300aでは、例えば、加工情報として、加工穴の中央位置200と穴寸法202とを印すことができる。かかる構成により、作業者は、仕様書等の参照や寸法の実測を実施しなくとも容易に穴位置を特定でき、また、加工手段、例えばドリル120のドリル直径を容易に設定することが可能となる。
【0042】
また、加工情報として、取付部材を示す識別子を印すこともできる。図5においては、識別子としての取付部材の品名210と製品番号212とが印されている。このように取付部材を示す識別子を付すことにより、作業者は壁パネル100にどの取付部材を取り付けるか容易に判断できる。
【0043】
また、加工情報として、取付部材を示す図柄220を、取付部材の取付位置の近辺もしくは中央に印してもよい。このような図柄220により、作業者は、壁パネル100にどの取付部材を取り付けるか容易に判断でき、さらに、その図柄220の位置を参照することで、取付部材を取り付けるべき取付位置に確実に装設することができる。また、取付部材が図柄220で表されているので作業者は感覚的に取付部材をイメージすることができる。
【0044】
また、加工情報として、加工後の状態が示されるとしてもよい。ここで、加工後の状態は、切断、穴、溝等の加工を実行した場合における加工後の形状をいう。例えば、図5の場合では、加工穴の外形230を示す。また、同様に、加工後の状態として、取付部材を装設した場合の取付イメージを示すこともできる。例えば、図5の場合では、シャワー上保持部取付後の取付イメージ232や照明取付後の取付イメージ234である。かかる構成により、加工または取付部材の取り付けに先駆けて最終的な加工イメージや取付イメージを確認することが可能となる。
【0045】
また、加工情報として、装設する取付部材の規格、取り扱い方法、説明文を示すとしてもよい。例えば、図5では、照明の消費電力240が記載されている。かかる構成により取付部材の規格や説明を容易に把握することができ、取付時において、取付部材の誤発注等を判断することができる。従って、工事が完成した後に取付部材が誤っていたことが判明するなどの問題を未然に防ぐことも可能となる。
【0046】
さらに、加工情報として、加工位置間の寸法線250が示されるとしてもよい。本実施形態においては加工位置そのものが印されているため、基本的に寸法線250は必要ない。しかし、補足的に寸法線250を入れることで、例えば、取付部材と所定穴との結合位置が違っている場合に、出荷時のマーク112の印刷が間違っているのか、作業者の加工ミスか、それとも取付部材が間違っているのかを早期に特定することが可能となる。
【0047】
以上、説明したように、壁パネル100を包装または養生するシート材110の表面にその壁パネル100に対する加工情報を印すことで、壁パネル100全面分のスペースを利用して加工情報を表すことができ、その加工情報を基に作業者による加工効率を向上させることが可能となる。また、加工完了後に加工情報が不要になれば、貼着されているシート材110を剥がすだけで速やかに取り除くことができる。
【0048】
従って、作業者は、仕様書等を参照する手間や、その場で加工位置を測る手間を省略でき、短時間で容易に壁パネルを加工することが可能となる。また、加工に関する作業者の測定を伴わないので、誤測定等の人為的な加工ミスを回避することができ、加工ミスのための予備壁パネルも少なくすることができる。
【0049】
(シート材110)
また、本実施形態では、上述した壁パネル100に貼着されるシート材110自体も提供される。かかるシート材110には、壁パネル100の加工情報が予め印されている。このようなシート材110は、上述したように壁パネル100の加工を案内および支援する。また、その他にも、壁パネルの搬送時や加工工事における粉塵その他の汚れや損傷から壁パネルを保護する役目も担っている。
【0050】
また、シート材110は、透視性を有する材質で形成されてもよい。このような透視性を有するシート材110は、壁パネルを保護しつつ、壁パネル100の表面外装の色、模様や形状を作業者に把握させることができる。従って、作業者による壁パネル100の取付誤りを防止でき、また、上述した加工後の状態をより一層現実的な外観としてイメージし易くなる。
【0051】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0052】
なお、図2を用いて説明した包装や加工の流れは、必ずしも図2に記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理も含むとしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明は、壁を形成する壁パネルにかかり、特に、取付部材の取り付け等のため加工される壁パネルおよびそれに貼着されるシート材に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本実施形態の壁パネルの利用形態を説明するための浴室の外観図である。
【図2】壁パネルの包装例および加工例を示す斜視図である。
【図3】加工情報、特に取付穴の中心位置が印された壁パネルの例を示す平面図である。
【図4】壁パネルを浴室に嵌設した状態を示す外観図である。
【図5】壁パネルの他のマーク表示例を示す外観図である。
【符号の説明】
【0055】
32 壁
100 壁パネル
110 シート材
112 マーク
200 中央位置
202 穴寸法
210 品名
212 製品番号
220 図柄
230 加工穴の外形
232、234 取付イメージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加工情報が印されたシート材が貼着されていることを特徴とする、壁パネル。
【請求項2】
前記加工情報として、加工穴の中央位置と穴寸法が印されていることを特徴とする、請求項1に記載の壁パネル。
【請求項3】
前記加工情報として、取付部材を示す識別子または図柄が、該取付部材の取付位置に印されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の壁パネル。
【請求項4】
前記加工情報として、加工後の状態が示されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の壁パネル。
【請求項5】
前記シート材は、透視性を有する材質からなることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の壁パネル。
【請求項6】
当該壁パネルは、浴室の壁を構成することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の壁パネル。
【請求項7】
壁パネルに貼着されるシート材であって、
前記壁パネルの加工情報が予め印されていることを特徴とする、シート材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−88671(P2008−88671A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−269148(P2006−269148)
【出願日】平成18年9月29日(2006.9.29)
【出願人】(000104973)クリナップ株式会社 (341)
【Fターム(参考)】