説明

多重特異性抗体、抗体アナログ、組成物、及び方法

少なくとも2つの異なるエピトープを特異的に結合する多重特異性抗体が提供される。天然型抗体(抗体アナログ)の構造的変異体もまた提供される。同様に提供されるのは、様々な生物学的活性を有する多重特異性抗体及び抗体アナログである。アゴニスト及びアンタゴニストの多重特異性抗体、及びアゴニスト及びアンタゴニストの抗体アナログが提供される。治療薬及び/又は診断薬とコンジュゲートした多重特異性抗体及び抗体アナログもまた提供され、その理由は薬剤とコンジュゲートした多重特異性抗体及び抗体アナログは、そうした薬剤を欠いた多重特異性抗体及び抗体アナログと比較して、インビボでの半減期を増大させるためである。更に、多重特異性抗体及び抗体アナログを作成する方法、及び多重特異性抗体及び抗体アナログを含む組成物が提供される。多重特異性抗体及び抗体アナログの治療、研究、及び診断上の用途もまた提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
多重特異性抗体を合成する方法であって、第一の単一特異性及び遊離のスルフヒドリル基を有する第一の親抗体から得られた第一の抗体断片を、チオ反応性架橋剤と反応させて、抗体断片−架橋剤部分を生成し、抗体断片−架橋剤部分を、第二の単一特異性及び遊離のスルフヒドリル基を有する第二の親抗体から得られた第二の抗体断片と反応させて、多重特異性抗体を生成し、ここで第一の単一特異性が第二の単一特異性とは異なる方法。
【請求項2】
第一の親抗体が抗Her1及び抗Her2から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第一の親抗体が抗Her2であり、第二の親抗体が抗Her1であるか、又は第一の親抗体が抗Her1であり、第二の親抗体が抗Her2である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列、及び配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項2に記載の方法。
【請求項9】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号18、19、21、及び22から選択される軽鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項11】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号18、19、21、及び22から選択される軽鎖配列、及び配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項12】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択され、抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列を含み、抗Her1から得られた抗体断片が配列番号18、19、21及び22から選択される軽鎖配列を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項14】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含み、抗Her1から得られた抗体断片が配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項15】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列、及び配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含み、及び抗Her1から得られた抗体断片が配列番号18、19、21及び22から選択される軽鎖配列、及び配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
第一の親抗体が抗FcγRIIb及び抗FcεRIαから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第二の親抗体が抗FcεRIαであるか、又は第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第二の親抗体が抗FcγRIIbである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号11及び12から選択される軽鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号11及び12から選択される軽鎖配列、及び配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
抗FcεRIαが22E7である、請求項16に記載の方法。
【請求項23】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号15及び16から選択される軽鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項24】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号15及び16から選択される軽鎖配列、及び配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項26】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号11及び12から選択される軽鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号15及び16から選択される軽鎖配列を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項27】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項28】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号11及び12から選択される軽鎖配列と配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号15及び16から選択される軽鎖配列と配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項29】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
第一の抗体断片及び/又は第二の抗体断片がシステイン改変抗体から得られる、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、及び置換がシステインである、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
第一の抗体断片及び/又は第二の抗体断片が天然型抗体から得られ、天然型抗体がペプシンで消化されF(ab')断片を生成し、F(ab')断片が精製され、還元剤で処置された後、Fabの重鎖及び軽鎖の間にジスルフィドが再形成され、ヒンジ領域のシステイン残基は非酸化のままである条件下で酸化剤により処理される、請求項1に記載の方法。
【請求項35】
抗体アナログを合成する方法であって、遊離のスルフヒドリル基を有する第一の抗体断片をチオ反応性架橋剤と反応させて、抗体断片−架橋剤部分を生成し、抗体断片−架橋剤部分を遊離のスルフヒドリル基を有する第二の抗体断片と反応させ、抗体アナログを生成し、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が単一の親抗体から得られる方法。
【請求項36】
親抗体が抗Her1、抗Her2、抗FcεRIα及び抗FcγRIIbから選択される、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号1、2、3、6及び7から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号4、5及び8から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号1、2、3、6及び7から選択され、及び重鎖配列が配列番号4、5及び8から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項41】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項42】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号18、19、21、及び22から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項43】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号17及び20から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項44】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号18、19、21、及び22から選択され、重鎖配列が配列番号17及び20から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項45】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項36に記載の方法。
【請求項46】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号11及び12から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項47】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号9及び10から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項48】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号11及び12から選択され、及び重鎖配列が配列番号9及び10から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項49】
抗FcεRIαが22E7である、請求項36に記載の方法。
【請求項50】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号15及び16から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項51】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号13及び14から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項52】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号15及び16から選択され、重鎖配列が配列番号13及び14から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項53】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項35に記載の方法。
【請求項54】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
親抗体がシステイン改変抗体である、請求項35に記載の方法。
【請求項56】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
親抗体が天然型抗体であり、天然型抗体がペプシンで消化されてF(ab')断片を生成し、F(ab')断片が精製され、還元剤で処置された後、Fabの重鎖及び軽鎖の間にジスルフィドが再形成され、ヒンジ領域のシステイン残基は非酸化のままである条件下で酸化剤により処理される、請求項35に記載の方法。
【請求項59】
抗体アナログが、親抗体の抗原結合領域とは構造的に異なる抗原結合領域を有する、請求項35に記載の方法。
【請求項60】
架橋剤が保護されたSH基を含む修飾された架橋剤である、請求項1又は請求項35に記載の方法。
【請求項61】
修飾された架橋剤がビスマレイミドアセチルアセテート(BMata)である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
修飾された架橋剤を含む抗体が官能基を含む薬剤と更に反応させられる、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
薬剤がポリエチレングリコール(PEG)、アルブミン結合ペプチド(ABP)、蛍光タグ、放射性イメージング剤、細胞傷害性薬剤、及びsiRNAから選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
薬剤がPEGであり、該PEGが2000mw(2K)PEG、12,000mw(12K)PEG、又は20,000mw(20K)PEGから選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
多重特異性抗体のパネルを合成する方法であって、第一の単一特異性及び遊離スルフヒドリル基を有する第一の親抗体から得られた第一の抗体断片を、チオ-反応性架橋剤と反応させて、抗体断片−架橋剤部分を生成し、抗体断片−架橋剤部分を、各々が遊離スルフヒドリル基を有する、第一の親抗体由来の異なる単一特異性の一又は複数の親抗体から得られた二又はそれ以上の付加的抗体断片の各々と対で反応させ、多重特異性抗体のパネルを生成する方法。
【請求項66】
第一の親抗体が抗Her1、抗Her2,抗FcεRIα及び抗FcγRIIbから選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
第一の抗体断片が抗Her2から得られ、二又はそれ以上の付加的抗体断片の各々が抗Her1から得られ、又は第一の抗体断片が抗Her1から得られ、二以上の付加的抗体断片の各々が抗Her2から得られ、又は第一の抗体断片が抗FcεRIαから得られ、二又はそれ以上の付加的抗体断片の各々が抗FcγRIIbから得られ、又は第一の抗体断片が抗FcγRIIbから得られ、二又はそれ以上の付加的抗体断片の各々が抗FcγRIIbから得られる、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択され、抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項66に記載の方法。
【請求項72】
抗FcεRIIαが22E7である、請求項66に記載の方法。
【請求項73】
抗FcγRIIbが5A6であり、抗FcεRIIαが22E7である、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項75】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
第一の抗体断片及び/又は二又はそれ以上の付加的抗体断片の各々がシステイン改変抗体から得られる、請求項65に記載の方法。
【請求項77】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項76に記載の方法。
【請求項79】
抗体アナログを合成する方法であって、遊離のスルフヒドリル基を有する第一の抗体断片をチオ反応性架橋剤と反応させて、抗体断片−架橋剤部分を生成し、抗体断片−架橋剤部分を遊離のスルフヒドリル基を各々が有する二又はそれ以上の抗体断片の各々と対で反応させて、抗体アナログのパネルを生成し、抗体断片の各々が単一の親抗体から得られる方法。
【請求項80】
親抗体が抗Her1、抗Her2、抗FcεRIα及び抗FcγRIIbから選択される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項80に記載の方法。
【請求項83】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項80に記載の方法。
【請求項84】
抗FcεRIαが22E7である、請求項80に記載の方法。
【請求項85】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項79に記載の方法。
【請求項86】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
親抗体がシステイン改変抗体である、請求項79に記載の方法。
【請求項88】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項87に記載の方法。
【請求項90】
(i)第一の単一特異性及び遊離のスルフヒドリル基を有する第一の親抗体から得られた第一の抗体断片を、チオ反応性架橋剤と反応させ、抗体断片−架橋剤部分を生成し、及び
(ii)抗体断片−架橋剤部分を、第二の単一特異性及び遊離のスルフヒドリル基を有する第二の親抗体から得られた第二の抗体断片と反応させて、多重特異性抗体を生成することを含む方法により合成された多重特異性抗体であって、ここで第一の単一特異性が第二の単一特異性とは異なる多重特異性抗体。
【請求項91】
第一の親抗体が抗Her1及び抗Her2から選択される、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項92】
第一の親抗体が抗Her2であり、第二の親抗体が抗Her1であるか、又は第一の親抗体が抗Her1であり、第二の親抗体が抗Her2である、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項93】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項94】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項95】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項96】
第一の親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片が、配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列、及び配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項97】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項98】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号18、19、21、及び22から選択される軽鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項99】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項100】
第一の親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片が配列番号18、19、21、及び22から選択される軽鎖配列と配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項91に記載の多重特異性抗体。
【請求項101】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択され、抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項92に記載の多重特異性抗体。
【請求項102】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列を含み、抗Her1から得られた抗体断片が配列番号18、19、21及び22から選択される軽鎖配列を含む、請求項92に記載の多重特異性抗体。
【請求項103】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含み、抗Her1から得られた抗体断片が配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項92に記載の多重特異性抗体。
【請求項104】
抗Her2から得られた抗体断片が配列番号1、2、3、6、及び7から選択される軽鎖配列と配列番号4、5、及び8から選択される重鎖配列を含み、抗Her1から得られた抗体断片が配列番号18、19、21及び22から選択される軽鎖配列と配列番号17及び20から選択される重鎖配列を含む、請求項92に記載の多重特異性抗体。
【請求項105】
第一の親抗体が抗FcγRIIb及び抗FcεRIαから選択される、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項106】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第二の親抗体が抗FcεRIαであるか、又は第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第二の親抗体が抗FcγRIIbである、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項107】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項108】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号11及び12から選択される軽鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項109】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項110】
第一の親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片が配列番号11及び12から選択される軽鎖配列と配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項111】
抗FcεRIαが22E7である、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項112】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号15及び16から選択される軽鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項113】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項114】
第一の親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片が配列番号15及び16から選択される軽鎖配列と配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項105に記載の多重特異性抗体。
【請求項115】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号11及び12から選択される軽鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号15及び16から選択される軽鎖配列を含む、請求項106に記載の多重特異性抗体。
【請求項116】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項106に記載の多重特異性抗体。
【請求項117】
抗FcγRIIbから得られた抗体断片が、配列番号11及び12から選択される軽鎖配列と配列番号9及び10から選択される重鎖配列を含み、抗FcεRIαから得られた抗体断片が、配列番号15及び16から選択される軽鎖配列と配列番号13及び14から選択される重鎖配列を含む、請求項106に記載の多重特異性抗体。
【請求項118】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項119】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項118に記載の多重特異性抗体。
【請求項120】
第一の抗体断片及び/又は第二の抗体断片がシステイン改変抗体から得られる、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項121】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項120に記載の多重特異性抗体。
【請求項122】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項120に記載の多重特異性抗体。
【請求項123】
第一の親抗体がT細胞上の標的に特異的に結合し、第二の親抗体が腫瘍細胞上の標的に特異的に結合する、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項124】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗BLR1、抗BR3、抗CD19、抗CD20、抗CD22、抗CD72、抗CD79A、抗CD79B、抗CD180、抗CR2、抗FCER2、抗FcRH1、抗FcRH2、抗FcRH5、抗FCRL4、抗Her2、抗HLA-DOB、及び抗NAG14から選択される、請求項123に記載の多重特異性抗体。
【請求項125】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗CD19である、請求項124に記載の多重特異性抗体。
【請求項126】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗CD20である、請求項124に記載の多重特異性抗体。
【請求項127】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗CD22である、請求項124に記載の多重特異性抗体。
【請求項128】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗FcRH5である、請求項124に記載の多重特異性抗体。
【請求項129】
第一の親抗体が抗CD3であり、第二の親抗体が抗Her2である、請求項124に記載の多重特異性抗体。
【請求項130】
多重特異性抗体が親抗体の各々と区別できない一以上の生物学的活性を示す、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項131】
多重特異性抗体が親抗体の少なくとも一つと区別できない一以上の生物学的活性を示す、請求項90に記載の多重特異性抗体。
【請求項132】
請求項90−104又は118−131の何れか一項に記載の多重特異性抗体の治療的有効量を、治療を必要としている被検体へ投与することを含む、癌を治療するための方法。
【請求項133】
(i)遊離のスルフヒドリル基を有する第一の抗体断片をチオ反応性架橋剤と反応させて、抗体断片−架橋剤部分を生成し、及び
(ii)抗体断片−架橋剤部分を遊離のスルフヒドリル基を有する第二の抗体断片と反応させて、抗体アナログを生成することを含む方法により合成された抗体アナログであって、ここで第一の抗体断片及び第二の抗体断片が単一の親抗体から得られる抗体アナログ。
【請求項134】
親抗体が抗Her1、抗Her2、抗FcεRIα及び抗FcγRIIbから選択される、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項135】
抗Her2がトラスツズマブ及びペルツズマブから選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項136】
親抗体が抗Her2であり、及び第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号1、2、3、6及び7から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項137】
親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号4、5及び8から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項138】
親抗体が抗Her2であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号1、2、3、6及び7から選択され、重鎖配列が配列番号4、5及び8から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項139】
抗Her1がD1-5及びC3-101から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項140】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号18、19、21、及び22から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項141】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号17及び20から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項142】
親抗体が抗Her1であり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号18、19、21、及び22から選択され、重鎖配列が配列番号17及び20から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項143】
抗FcγRIIbが5A6である、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項144】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号11及び12から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項145】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号9及び10から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項146】
親抗体が抗FcγRIIbであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号11及び12から選択され、重鎖配列が配列番号9及び10から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項147】
抗FcεRIαが22E7である、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項148】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号15及び16から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項149】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ重鎖配列を含み、重鎖配列が配列番号13及び14から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項150】
親抗体が抗FcεRIαであり、第一の抗体断片及び第二の抗体断片が同じ軽鎖配列及び同じ重鎖配列を含み、軽鎖配列が配列番号15及び16から選択され、重鎖配列が配列番号13及び14から選択される、請求項134に記載の抗体アナログ。
【請求項151】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドハロゲン化物、ビス-アルキルハロゲン化物、ピリジルジスルフィド、ビス-水銀塩、5-チオ-2-ニトロ安息香酸媒介架橋剤、及びビス-チオスルホン酸塩から選択される、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項152】
チオ反応性架橋剤がビスマレイミドである、請求項151に記載の抗体アナログ。
【請求項153】
親抗体がシステイン改変抗体である、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項154】
システイン改変抗体が軽鎖の位置110又は位置205に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項153に記載の抗体アナログ。
【請求項155】
システイン改変抗体が重鎖の位置118又は位置121に置換を含み、残基の番号付けはEU番号付けシステムに従い、該置換がシステインである、請求項153に記載の抗体アナログ。
【請求項156】
親抗体が天然型抗体であり、天然型抗体がペプシンで消化されてF(ab')断片を生成し、F(ab')断片が精製され、還元剤で処置された後、Fabの重鎖及び軽鎖の間にジスルフィドが再形成され、ヒンジ領域のシステイン残基は非酸化のままである条件下で酸化剤により処理される、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項157】
抗体アナログが、親抗体の抗原結合領域とは構造的に異なる抗原結合領域を有する、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項158】
架橋剤が保護されたSH基を含む修飾された架橋剤である、請求項90又は請求項133に記載の抗体。
【請求項159】
修飾された架橋剤がビスマレイミドアセチルアセテート(BMata)である、請求項158に記載の抗体。
【請求項160】
修飾された架橋剤を含む抗体が官能基を含む薬剤と更に反応する、請求項158に記載の抗体。
【請求項161】
薬剤がポリエチレングリコール(PEG)、アルブミン結合ペプチド(ABP)、蛍光タグ、放射性イメージング剤、細胞傷害性薬剤、及びsiRNAから選択される、請求項160に記載の抗体。
【請求項162】
薬剤がPEGであり、該PEGが2000mw(2K)PEG、12,000mw(12K)PEG、又は20,000mw(20K)PEGから選択される、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
抗体アナログが親抗体と区別できない一以上の生物学的活性を示す、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項164】
生物学的活性が細胞増殖である、請求項163に記載の抗体アナログ。
【請求項165】
抗体アナログがHer2発現細胞のアンタゴニストであり、親抗体がトラスツズマブである、請求項164に記載の抗体アナログ。
【請求項166】
抗体アナログがビスFab1324,ビスFab1328、ビスFab1329から選択される、請求項165に記載の抗体アナログ。
【請求項167】
抗体アナログが親抗体と区別できない一以上の生物学的活性を示す、請求項133に記載の抗体アナログ。
【請求項168】
抗体アナログの生物学的活性がアンタゴニスト性であり、親抗体の生物学的活性がアゴニスト性である、請求項167に記載の抗体アナログ。
【請求項169】
抗体アナログの生物学的活性がアゴニスト性であり、親抗体の生物学的活性がアンタゴニスト性である、請求項167に記載の抗体アナログ。
【請求項170】
生物学的活性が細胞増殖である、請求項169に記載の抗体アナログ。
【請求項171】
抗体アナログがHer2発現細胞のアゴニストであり、親抗体がトラスツズマブである、請求項170に記載の抗体アナログ。
【請求項172】
抗体アナログがビスFab1188,ビスFab1321、ビスFab1322、ビスFab1323、及びビスFab1325から選択される、請求項171に記載の抗体アナログ。
【請求項173】
ビスFab1187、ビスFab1189、ビスFab1190、ビスFab1191、ビスFab1192、ビスFab1193、ビスFab1299、ビスFab1300、ビスFab1301、ビスFab1302、ビスFab1303、ビスFab1304、ビスFab1305、ビスFab1306、及びビスFab1307から選択される一以上の多重特異性抗体を含む組成物。
【請求項174】
ビスFab1188、ビスFab1204、ビスFab1321、ビスFab1322、ビスFab1323、ビスFab1324、ビスFab1325、ビスFab1326、ビスFab1327、ビスFab1328、ビスFab1329、ビスFab1400及びビスFab1401から選択される一以上の抗体アナログを含む組成物。

【図1】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図3A】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4】
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【図5A】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3B】
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【図5B】
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【公表番号】特表2013−512927(P2013−512927A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−542225(P2012−542225)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/058958
【国際公開番号】WO2011/069104
【国際公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】