説明

大豆の発芽加工によるイソフラボンの増量

【課題】大豆イソフラボンが注目され、含有量などの記載が積極的になされているが実際体内においての摂取率は分子量が大きな為あまり効率良く吸収されてはいなかった。
【解決手段】大豆を発芽する事によって各種栄養素が低分子化される。
中でもイソフラボン類が低分子化される為、イソフラボン類の中でも最も分子量が小さく、栄養効果が有用とされるアグリコン型イソフラボンが増加する。
この様な事から今後は発芽大豆によるイソフラボンの効率的な摂取または効果がより一層期待できる。大豆を原料とするあらゆる製品への流用が可能であり、期待される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は大豆イソフラボンを増加させる為に発芽加工が有用である。
【背景技術】
【0002】
従来、大豆イソフラボンを増加させる具体的な方法は存在していなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
抗酸化効果や美容などで謳われているイソフラボンの中でも有用とされるアグリコン型イソフラボンが増量することにより、今まで以上に摂取効果が期待できる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
大豆を発芽加工させる事によって各種栄養素が低分子化される為、イソフラボン類も同様に低分子化される為、分子量の小さなアグリコン型のイソフラボンが増量される。
【発明の効果】
【0005】
イソフラボン類の中でも、分子量の小さなアグリコン型のイソフラボンが増量されることにより、体内でのイソフラボンの栄養吸収率が大幅に上昇する。
尚、アグリコン型イソフラボンが美容・抗酸化などに最も効果があるとされている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
穀物を5〜50度の水温の中で1〜72時間特定環境下にて浸漬させる。
その後、穀物の胚芽部分が膨潤した段階で発芽状態とみなし、その状態と通常の穀物状態との対比で大豆に含有されるイソフラボンの含有量を測定する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
大豆を発芽加工させる事によって大豆に含まれるイソフラボンの中でも有用とされるアグリコン型イソフラボンが増量する。

【公開番号】特開2008−22834(P2008−22834A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−221693(P2006−221693)
【出願日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願人】(506278750)
【Fターム(参考)】