天然ゼオライト練り歯磨き

【課題】練り歯磨き組成物として通常の練り歯磨き成分の中に天然ゼオライト鉱石を磨り潰した粉を練り込み煙草のヤニ除去や口臭の消臭と低価格が課題である。
【解決手段】本発明の天然ゼオライト鉱石は骨格中にある分子レベルの孔に水や有機分子などいろいろな分子を骨格中に取り込み吸収する特性を利用して、天然ゼオライト鉱石を加熱、脱水、乾燥して平均３０μｍ以下の粒子に磨り潰し通常の練り歯磨きに０．０５〜５重量％割合で練り込み使用することで煙草のヤニの除去や口臭の消臭と豊富な天然ゼオライト鉱石利用による低価格の効果がある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は歯を磨く際に使用する天然ゼオライト練り込み歯磨き組成物に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来の練り歯磨きには活性炭の物はあるが天然ゼオライト粉末を練りこんだ組成物はなかつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
練り歯磨きは、研磨剤、発泡剤、粘結剤、湿潤剤を基本成分として保存料等を適宣配合したものとなっている、又煙草のヤニ取りや口臭除去専用の練り歯磨きもあるが原材料が高く高価である。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明の天然ゼオライトを練り込み歯磨きに利用する、天然ゼオライトの構造としては、オングストローム（１億分の１センチ）という極微小の連続した空洞を有し、その中には水分子が存在し加熱によって脱水しても天然ゼオライト自体の構造は破壊されず、脱水後に空いた空洞に再び口臭ガスや水分の分子を強力に吸着する特性かあり１ｇあたりの比表面積はおよそ３５０ｍ^２という広大な面積を有した構造特性を生かして分子を骨格中に取り込む（吸着）ことが効率良く出来るように練り歯磨き成分中に平均３０μｍ以下の天然ゼオライト粒子を０．０５〜５重量％の割合で含有させて煙草のヤニ取りと口臭の脱臭に優れた歯磨きが材料の豊富な天然ゼオライトの利用によって低価格で出来る。
【発明の効果】
【０００５】
本発明の天然ゼオライト練り歯磨きは天然ゼオライトの分子レベル孔により活性炭以上の消臭効果と粒子の粒によって歯の表面の煙草ヤニの除去効果、又天然ゼオライトは自然に豊富にあり原料の低価格効果もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【０００６】
練り歯磨き組成物の調整に天然ゼオライト鉱石を加熱し水分を蒸発脱水してから金属用ヤスリで削って粉にしさらに、すり鉢に入れ細かく磨り潰し平均粒子径３０μｍ以下の微粒子として市販のチューブ入り練り歯磨き１００ｇに対し５重量％の割合の約５ｇの調整した天然ゼオライト鉱石微粒子を練り込ませて利用する。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
練り歯磨き成分中に平均粒子径３０μｍ以下の天然ゼオライト粉末が０．０５〜５重量％の割合で含有されてなる練り歯磨き組成物。

【公開番号】特開２００８−１２７３８１（Ｐ２００８−１２７３８１Ａ）
【公開日】平成２０年６月５日（２００８．６．５）
【国際特許分類】