説明

学習支援システム

【課題】授業中に場所をとらず、更に、教室を出た後にも同じ携帯端末を使う学習支援システムを提供する。
【解決手段】学習支援用サーバ4、教師用端末3と生徒用携帯通信端末5とが無線通信回線2により接続され、学習支援用サーバ4は、記憶装置に、設問格納手段と正解格納手段と解説格納手段、正誤の判定を行う正誤判定手段、判定結果を集計する成績集計手段を有し、教師用端末3は、生徒用表示手段5と教師用表示手段31を有し、無線通信回線2を介して学習支援用サーバ4に接続して設問を要求する設問要求手段と、設問を少なくとも生徒用表示手段32に表示する設問表示手段と、成績集計結果を教師用表示手段31に表示する集計結果表示手段を有し、生徒用携帯通信端末5は、記憶装置に教師用端末3の生徒用表示手段32に表示された設問に対する解答を送信する解答送信手段を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、学習支援システムに関し、殊に、無線通信手段による生徒用携帯通信端末を使用することを特徴とする学習支援システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、無線通信手段による携帯電話など携帯端末が普及しており、たとえば携帯電話を使用した試験システムのような支援システムがたとえば特開2004−61714号公報などに提示されている。
【0003】
この携帯電話を使用した試験システムは、携帯電話からインターネットを介して学習サーバにアクセスし、学習コンテンツサイトから認定試験モードコンテンツのソフトウェアをダウンロードした後、学習サーバとのアクセスを切断して携帯電話から認定試験モードの学習問題をある時間以内に実行し、解答が終了すると、携帯電話から学習サーバにアクセスし、解答結果を送信する。学習サーバは、受け取った解答結果から、合格/不合格、および合格の場合のランク分けを行い、その結果を携帯電話に送信する。これにより、学習問題をゲーム感覚で学習でき、学習意欲を大幅に向上することができるというものである。
【0004】
しかしながら、前記従来の携帯電話などの無線通信手段による学習支援システムは、各自の携帯端末に設問が送信され、これを見て解答を送信するものであって各生徒がそれぞれ離れた場所にいる場合や各自の好きな時間に学習できるなど便利であるが、これらは生徒個人を対象としたものであった。
【0005】
一方、学校などのように教室における授業でもコンピュータが普及して各生徒の机に生徒用端末を配置して教師用端末による学習支援システムが導入されており、このようなシステムによれば、従来の教科書を用いた学習に比べて高い学習効果を挙げている。
【0006】
しかしながら、従来の教室におけるコンピュータを用いた学習支援システムは生徒個人の机に専用の生徒用端末を設置しなければならず、設備費が掛かるばかりか、机の上が狭くなり、特に各机に設置した生徒用端末を使用する生徒のID登録などをその都度しなければならないなど使い勝手が悪く、また、前記無線通信回線を用いた生徒用携帯通信端末のように教室をでると学習することができない、という問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−61714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、全体として廉価な設備で大きな学習効果が期待できることはいうまでもなく、授業中に場所をとらず、更に、教室を出た後にも同じ携帯端末を使って学習が可能な学習支援システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで、本発明は、学習支援用サーバ、教師用端末および複数の生徒用携帯通信端末とが所定の無線通信回線により接続可能とされており、前記学習支援用サーバは、記憶装置
に、多数の設問を格納する設問格納手段ならびに前記設問に対する正解や解説を格納する正解格納手段ならびに解説格納手段、前記設問に対する解答を前記正解と照合して正誤の判定を行う正誤判定手段、前記正誤の判定結果を集計する成績集計手段を有し、前記教師用端末は、大型画面である生徒用表示手段ならびに教師用表示手段を有するとともに前記無線通信回線を介して前記学習支援用サーバに接続して前記記憶装置に記憶されている設問を要求する設問要求手段と、前記要求手段により要求した設問を前記生徒用表示手段ならびに教師用表示手段の内で少なくとも前記生徒用表示手段に表示する設問表示手段と、前記学習支援用サーバから送信される前記成績集計手段により集計された成績集計結果を前記教師用表示手段に表示する集計結果表示手段を有し、前記生徒用携帯通信端末は、記憶装置に前記教師用端末の前記生徒用表示手段に表示された前記設問に対する解答を前記学習支援用サーバに送信する解答送信手段を有することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、教師は教師用端末から学習支援用サーバの記憶装置に記憶されている設問を設問要求手段により要求した設問を大型の画面を有するたとえばプロジェクタや電子黒板、液晶表示画面のような生徒用表示手段に表示し、これを見た生徒が、その設問に対する解答を携帯端末により理解答送信手段を介して前記学習支援用サーバに送信し、学習支援用サーバでは、前記送信されてきた解答を正誤判定手段により直ちに判定して、その判定結果を成績集計手段により集計して前記解答送信手段により教師用端末に送信する。
【0011】
従って、教師は、教師用端末において選択した設問についての各生徒の解答を各種の集計手段を介して即座に把握することができるので解答結果を参照しつつ次の設問を選択することを含めて授業を進めることができるのできわめて教師および生徒の両者にとって効率のよい授業を行うことができる。
【0012】
また、本発明において、前記教師用表示手段により成績集計結果が表示されて所定時間経過後に、前記教師用端末からの指示により前記学習支援用サーバを介して前記生徒ごとの誤答の設問を各生徒の生徒用携帯通信端末に再度送信して表示装置に表示する誤答設問送信手段を有している場合には、生徒は授業終了後に教室でなくとも授業時の設問に対して誤答があったことを確認することができ、更に、前記生徒用携帯通信端末に前記誤答設問送信手段により送信された誤答の設問に対する回答を前記学習支援用サーバに送信する誤答の設問に対する再解答送信手段を有している場合には、再解答を生徒用携帯通信端末を介して前記前記学習支援用サーバに送信し、再度送信されてきた解答を正誤判定手段により直ちに判定して、その判定結果を前記解答送信手段により生徒用携帯通信端末と教師用端末に送信する。
【0013】
この教師用端末と生徒用携帯通信端末と間で誤答の解答が全て正解になるまで繰り返して行うことにより学習効果を高めることができる。特に、前記解答送信手段により判定結果を生徒用携帯通信端末に送信する際に判定結果として解答と解説とを送信するとよい。
【0014】
更に、本発明において、前記生徒用携帯通信端末が前記学習支援用サーバを介して前記教師用端末からの指令により前記要求手段により送信した設問、設問に対する解答および前記集計結果を表示する表示手段を有している場合には、生徒が教室から離れている所にいる場合にも教師用端末から設問、解答、判定結果などを表示させることができるので、たとえは宿題や通信教育にも使用することができる。
【0015】
尚、生徒用携帯通信端末として一般に生徒が所有している携帯電話を使用することにより、特殊な無線式の携帯端末を用いることを要しないので経済的負担も少なくて済む。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、きわめて効率のよい学習支援システムを提供することができるので教師および生徒が少ない労力で高い学習効果をあげることができる。また、従来の生徒の机にそれぞれコンピュータを備えた従来の学習支援システムに比べて設備的にも簡単で廉価で済み、特に、生徒が無線通信回線を介して接続される携帯端末を用いることから、教室だけでなく、時間や場所に囚われずに学習することができるので補習や宿題なども随時行うことができる。また、生徒用携帯通信端末として携帯電話を用いることにより本発明を更に簡単に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明における実施の形態のシステム構成図である。
【図2】図1のシステムにおけるブロック図である。
【図3】図1のシステムにおける生徒用携帯通信端末における表示装置の画面である。
【図4】図1のシステムにおける教師用端末の生徒用表示手段における画面である。
【図5】図1のシステムにおける教師用端末の教師用表示手段における画面である。
【図6】図1のシステムにおける教師用端末の教師用表示手段における表示装置の画面である。
【図7】図1のシステムにおける教師用端末の生徒用表示手段における画面である。
【図8】図1のシステムにおける教師用端末の教師用表示手段における画面である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
【0019】
図1および図2は、本発明の好ましい実施の形態における学習支援システム1のシステム構成図を示すものであり、学習支援システム1は無線通信回線(携帯電話通信網)2に接続可能な教師用端末3と学習支援サーバ4および携帯電話からなる生徒用端末5とから構成される。
【0020】
そして、前記学習支援用サーバ4は、記憶装置41に、多数の設問を格納する設問手段42ならびに前記設問に対する正解や解説を格納する正解格納手段43、解説格納手段44、前記設問に対する解答を前記正解と照合して正誤の判定を行う正誤判定手段45、前記正誤の判定結果を集計する成績集計手段46、更には前記無線通信回線2に無線で接続可能な送受信装置49および記憶装置41に接続された制御手段(CPU)40を有している。尚、前記記憶装置41に格納された各手段は通常のシステムと同様に記憶装置41に記憶されているプログラムにより運用される。
【0021】
また、前記教師用端末3は、例えばパソコンなどにより形成され、液晶パネルのような教師用表示手段31、教室の黒板位置に設置される例えば大型液晶、プロジェクタ、電子黒板などの大型の生徒用表示手段32、マウスやキーボードのような入力手段33、前記無線通信回線2に無線または有線で接続可能な送受信装置35および制御手段(CPU)40を有している。
【0022】
更に、前記生徒用携帯通信端末5は、従来周知の表示手段53およびキーボタンである入力手段54、記憶装置51やそれらの制御手段(CPU)55を備えた市販の携帯電話をそのまま使用することができ、記憶装置51には前記入力手段54により解答を前記通信手段56を介して前記ご解答通信手段52用端末3を学習支援用サーバ4に送信する解答通信手段52を有している。
【0023】
以上の構成を有する本実施の形態は、先ず、図1に示すように、例えば教室6において行われる授業に使用される。
【0024】
このとき、先ず、生徒は各自が所有する携帯電話である生徒用携帯通信端末5の入力手段(キーボタン)54を操作して、図3(a)に示すように表示画面53に示すように通常の携帯電話のモードを学習支援システムモード71に切り替え、利用ログイン72を選択して図3(b)に示すログイン画面へと移行してログイン73を選択する。尚、このとき、各生徒は自己が使用する生徒用携帯通信端末5においてアカウント74およびパスロード75を予め入力することにより前記学習支援用サーバ4の記憶装置41に各自が使用する生徒用携帯通信端末5の登録しておきログインならびに識別が可能となっている。
【0025】
更に、生徒は生徒用携帯通信端末5を操作して図3(c)に示すように機能選択画面76において授業77モードならびに宿題78モードの内で授業77モードを選択し、図3(d)に示す機能モード79の表示画面に移行し、現在受講している授業モード80(例えば通信技術概論)を選択して、学習支援モード81を選択し、図3(e)に示す解答モード82に移行して待機する。
【0026】
この状態で、教師は、授業を開始する。このとき、必要であれば、教師用端末3を用いて必要な資料を生徒用表示手段32に表示して授業をすることができる。そして、生徒に対して設問が必要なときに、教師用端末3の送受信手段35と無線通信回線2を介して学習支援用サーバ4と接続し、入力手段33を用いて設問要求手段36により学習支援用サーバ4の記憶装置41に格納されている設問格納手段42から例えば5つの設問を選択して設問表示手段37により少なくとも生徒用表示手段32に表示する(図2、図4参照)。
【0027】
これを見た生徒は前記各自の生徒用携帯通信端末5の図3(e)に示した表示画面において設問の番号などを確認した後、正解ボタン83(1−5)の内の1つを選択して解答送受信手段52により解答を学習支援サーバ4に送信する。
【0028】
そして、各生徒の生徒用携帯通信端末5から学習支援用サーバ4に送信された解答は、学習支援用サーバ4の記憶装置41における正解格納手段43の正解と正誤判断手段45により正誤が判断され、各種の成績集計手段46により生徒自身や生徒全体などの予め定めた項目に従って集計された成績として教師用端末3に送信され、直ちに、集計結果表示手段38により教師用表示手段31に表示される(図2、図5参照)。
【0029】
従って、教師は、リアルタイムで設問に対する正解率や理解度などを確認刷ることができるのでそれらの結果を踏まえて授業を継続することができるので教師ならびに生徒の両者にとって効率のよい授業を行うことができる。
【0030】
尚、本実施の形態では生徒用携帯通信端末5からの解答を発信する際に、図3(e)に示したように、生徒の解答に対する確度84を選択して解答と同時に送信するものであり、生徒における解答に対する理解度についても確認することができる。
【0031】
このように、本実施の形態では、近頃の学生であれば殆どの者が所有している携帯電話を生徒用携帯通信端末5として利用できるので、学校側は教室に特別の生徒用端末を設置しておく必要がなく、また、アカウントやパスワードなども所有する生徒が自身で予め登録して携行すればよく、設備費が廉価であるとともにスペースも有効に使用でき、更に、学習支援用サーバ4を共用することができるという利点もある。
【0032】
そして、本実施の形態では、前記成績集計手段46により集計された各生徒についての成績が学習支援用サーバ4の記憶装置にその時刻および生徒用携帯通信端末5情報とともに記憶されており、図6に示すように、各種の統計として使用することができる。加えて
、前記集計から一定時間(例えば24時間後、1,2週間後)に、誤答設問通信手段47により無線通信回線2を介して各生徒の生徒用携帯通信端末5に送信される。
【0033】
この通知を受信した生徒は、図7(a)に示した表示手段53に表示されたリンク先85にアクセスすることにより前記学習支援用サーバ4に接続して誤答設問送信手段47から送信されて図7(b)に示す最設問表示画面に表示される先の設問に対する解答結果86と再設問87とを確認して解答を前記設問の場合と同様に解答通信手段52により学習支援用サーバ4に送信すると、前述同様に正誤判断手段45により解答の正誤が判断されてその結果88が図7(c)に示すように表示手段53に表示される。この手順は前記授業における設問が全て正解になるまで繰り返して行い。全てが正解になると図7(d)に示すように終了画面となり終了する。
【0034】
このように、本実施の形態では、授業時に誤答した設問に対して誤答をしてしまった場合、即ち、授業の理解が十分でない場合には、授業が終了して一定の時間が経過した後、再度設問が配信されることから、生徒は復習をすることになり、更に、誤答について正解になるまで繰り返されるので授業の内容を漏れることなく学習することができる。
【0035】
特に、生徒が使用する端末は、携帯電話のような無線通信回線2を介して送受信可能なものであることから、時間や場所にとらわれることなく実施することができる。
【0036】
また、図8は本実施の形態の更に異なる使用形態を示すものであり、図8(a)に示すように、前記図3(c)に示した生徒用携帯通信端末5における表示手段53に示された宿題モード89を選択することにより、予め教師用端末3により学習支援用サーバ4の記憶装置41に記憶してある設問手段42、正解格納手段43、解説格納手段44、正誤判定手段45、成績集計手段46更には宿題ソフトウェア(図示せず)により設問の選択、正解との判断、成績集計などの作業を用いて図8(b)乃至(f)に示すように宿題についても実施することができる。
【0037】
尚、宿題の設問状態、結果などについては学習支援用サーバ4から教師用端末3にも送信される。
【符号の説明】
【0038】
1 学習支援システム、2 無線通信回線、3 教師用端末、4 学習支援用サーバ、5 生徒用携帯通信端末、31 教師用表示手段、32 生徒用表示手段、41 記憶装置、42 設問格納手段、43 正解格納手段、44 解説格納手段、45 正誤判断手段、46 成績集計手段、47 誤答設問送信手段、48 再解答送信手段、52 解答通信手段、53 表示手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
教師用端末と複数の生徒用携帯通信端末とが学習支援用サーバを介して所定の無線通信回線により接続可能とされており、
前記学習支援用サーバは、記憶装置に、多数の設問を格納する設問格納手段ならびに前記設問に対する正解や解説を格納する正解格納手段ならびに解説格納手段、前記設問に対する解答を前記正解と照合して正誤の判定を行う正誤判定手段、前記正誤の判定結果を集計する成績集計手段を有し、
前記教師用端末は、大型画面である生徒用表示手段ならびに教師用表示手段を有するとともに前記無線通信回線を介して前記学習支援用サーバに接続して前記記憶装置に記憶されている設問を要求する設問要求手段と、前記要求手段により要求した設問を前記生徒用表示手段ならびに教師用表示手段の内で少なくとも前記生徒用表示手段に表示する設問表示手段と、前記学習支援用サーバから送信される前記成績集計手段により集計された成績集計結果を前記教師用表示手段に表示する集計結果表示手段を有し、
前記生徒用携帯通信端末は、記憶装置に前記教師用端末の前記生徒用表示手段に表示された前記設問に対する解答を前記学習支援用サーバに送信する解答送信手段を有することを特徴とする学習支援システム。
【請求項2】
前記学習支援用サーバが、前記教師用表示手段により成績集計結果が表示されて所定
時間経過後に、前記教師用端末からの指示により前記学習支援用サーバを介して前記生徒ごとの誤答の設問を各生徒の生徒用携帯通信端末に再度送信して生徒用携帯通信端末の表示装置に表示する誤答設問送信手段を有していることを特徴とする請求項1記載の学習支援システム。
【請求項3】
前記生徒用携帯通信端末に前記誤答設問送信手段により送信された誤答の設問に対する回答を前記学習支援用サーバに送信する誤答の設問に対する再解答送信手段を有していることを特徴とする請求項1または2記載の学習支援システム。
【請求項4】
前記生徒用携帯通信端末が前記学習支援用サーバを介して前記教師用端末からの指令により前記要求手段により送信した設問、設問に対する解答および前記集計結果を表示する表示手段を有していることを特徴とする請求項3記載の学習支援システム。
【請求項5】
前記生徒用携帯通信端末が携帯電話である請求項1,2,3または4記載の学習支援システム。

【図2】
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【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−103536(P2012−103536A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−252685(P2010−252685)
【出願日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(501100881)イーソル株式会社 (3)
【Fターム(参考)】