説明

安全キャップを備えたボトル

開いたネック(2)と、少なくともネックの一部の周りの第1の保持フランジ(3)とを有するボトルと、ネックの上に嵌合された押し込み式キャップとを含み、キャップには、出口を通る流れを制御するための弁(32)を備えた出口と、第2の保持フランジとが配置され、キャップ(7)をボトル(1)上に配置するとき、第1及び第2の保持フランジ(3、9)は、これらが通り過ぎるときに互いに相対的に撓み、ひとたび通り過ぎると所定の位置に跳ね返り、第1の保持フランジの肩部(41)が第2の保持フランジの肩部(131)に係合して、キャップをボトル上にしっかりと保持する、安全キャップ(7)を備えたボトル(1)である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、安全キャップを備えたボトルに関する。
【背景技術】
【0002】
ひとたびボトルに取り付けられると、実際には、取り外すのが難しいように設計されたキャップが、当技術分野において周知である。このようなキャップは、普通の人が手だけを使って取り外すことができないように設計されている。しかしながら、道具を使用することによって、又は、著しく強い力を加える何らかの他の方法で、キャップを取り外すことが可能であることもあるが、こうしたどのような取り外しも、ボトルの破壊をもたらすことが多い。
【0003】
蓋の上にねじ込まれた方向とは反対の方向に蓋が回転されたときに、相補的なねじ山の係合を防止するような方法で、蓋を付勢するラチェット歯を有するねじ込み式キャップが周知である。このような機構は効果的ではあるが、ねじ山及びラチェット歯についての要件の結果、該機構を収容するために適度に厚い蓋がもたらされる。また、例えば、キャップの下縁部又は外側スカートが平面でないプロファイルを有する場合には、キャップの形状が必ずしもねじ山の係合に適するとは限らない。
【0004】
吐出用オリフィスを開けるためにキャップの回転量が特に制限される、スナップ式の蓋を開示した多数の文献(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4及び特許文献5)が、当技術分野において周知である。このような容器は、一般的に、タルカム・パウダー等のような、細かい粉末状物質のために用いられる。これらの閉鎖物(closure)は、本発明が考える安全な閉鎖物(closure)とは関係がない。
【0005】
本発明は、自動ディスペンサによって定量吐出される石鹸等のリフィル(詰替え)を提供するボトルのために特に設計される。ひとたびリフィルが空になり、ユーザがキャップを取り外してボトルを補充する場合、定量吐出装置と不適合の製品でボトルを満たす危険、又はキャップを適切に交換することができず、その結果、よくても汚く、最悪の場合には装置を損傷するディスペンサへの漏れをもたらす危険がある。
【0006】
この問題に対処する1つの方法が、本出願人の以前の出願である特許文献6に開示される。この特許文献6においては、不正開封防止キャップを備えたボトルを開示する。この不正開封防止キャップを備えたボトルは、壊れやすい部材によって所定の位置に保持される蓋のための保持部材を有するように設計される。キャップが取り外されると、壊れやすい部材は壊れるので、後でキャップをボトル上に保持することはできない。
【0007】
このことは、蓋を容易に取り外すことを可能にするので、ボトルの再使用を防止する目的を達成するのには効果的であるが、例えば、ボトルの内容物のにおいをかぎたい場合など、消費者がうっかり蓋を取り外した場合には、ボトルが使用できない状態になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許第4,022,464号明細書
【特許文献2】米国特許第3,237,819号明細書
【特許文献3】欧州特許第1 847 472号明細書
【特許文献4】英国特許第1107605号明細書
【特許文献5】米国特許第3,295,730号明細書
【特許文献6】英国特許第0820984.3号明細書
【発明の概要】
【0009】
本発明の第1の態様によると、
開いたネック及び少なくともネックの一部の周りの第1の保持フランジを有するボトルと、
ネックの上に嵌合される押し込み式キャップと、
を含み、キャップには、出口と、第2の保持フランジとが配置され、キャップをボトル上に配置するときに、第1の保持フランジ及び第2の保持フランジは、これらが通り過ぎるときに互いに相対的に撓み、ひとたび通過すると所定の位置に跳ね返り、第1の保持フランジの肩部が第2の保持フランジの肩部に係合して、キャップをボトル上にしっかりと保持し、
ボトル・ネック及びキャップの一方は、ボトル・ネック及びキャップの他方の相補的な凹部内に嵌合して、キャップ及びボトルの回転を実質的に防止する突出部を有する、
安全キャップを備えたボトルが提供される。
【0010】
従って、本発明は、キャップの再取り付けを防止するのではなく、とにかくキャップが取り外されるのを防止するのを目的とするという点で、特許文献6とは根本的に異なる手法を取る。
【0011】
キャップと蓋の相対的な回転を防止するための手段と併せて、第1及び第2の保持フランジの係合する肩部の組み合わせにより、普通の人がこれを容易に取り外すためにキャップを十分にしっかりと握るのが非常に困難になる。当然のことながら、この機構は、例えば、人が、キャップとボトルの間にナイフ又は他の何らかの道具を挿入するといった、確固たる努力によって機能しなくなる可能性がある。しかしながら、この機構は、これを取り外すためのほとんど最大の断固たる努力に抵抗するのに十分なだけ頑丈にすることができる。
【0012】
第1及び第2の保持フランジは、キャップがボトルから取り外される場合、これらの一方又は両方が損傷され、それによりキャップの機能が損なわれるように構成することができる。
【0013】
キャップには、ボトル上のキャップを用いて、第1の保持フランジが第2の保持フランジと補助フランジとの間に保持されるように配置された補助フランジが設けられることが好ましい。補助フランジは、第1の保持フランジの内向きの撓みを防止するように働き、それによりユーザが2つの肩部を切り離すのがさらに困難になる。
【0014】
1つより多い突出部及び対応する相補的な凹部が存在することが好ましい。突出部は、ボトル上に設けられることが好ましく、一方、凹部は蓋上に設けられることが好ましい。凹部は、キャップの外側スカートと第2の保持フランジを定める内側周方向要素との間に延びる一対のリブによって定められることが好ましい。これが、リブに構造上の剛性をもたらす。
【0015】
キャップがボトルの上に配置されるときに案内面を提供するように、突出部、凹部、第1及び第2の肩部のうちの少なくとも1つに、傾斜した縁部が設けられることが好ましい。
【0016】
本発明の第2の態様によると、開いたネック及び少なくともネックの一部の周りの第1の保持フランジを有するボトルと、ネックの上に嵌合される押し込み式キャップとを含み、キャップには、非回転運動によって開けることができる閉鎖物により閉じられる出口と、第2の保持フランジとが配置され、キャップをボトル上に配置するとき、第1の保持フランジ及び第2の保持フランジは、これらが通り過ぎるときに互いに相対的に撓み、ひとたび通り過ぎると所定の位置に跳ね返り、第1の保持フランジの肩部が第2の保持フランジの肩部に係合して、キャップをボトル上にしっかりと保持し、ボトル・ネック及びキャップの一方は、ボトル・ネック及びキャップの他方の相補的な凹部内に嵌合し、キャップ及びボトルの回転を実質的に防止する突出部を有する、安全キャップを備えたボトルが提供される。
【0017】
閉鎖物は、開けるためにキャップの回転運動に依存しない、いずれの要素にしてもよい。例えば、閉鎖物は、穿孔可能な箔とすることができるが、zel/スリット弁又は弾性的に変形可能な部材によりその座部の上に付勢されたる弁部材のような弾性的に変形可能な部材であることが好ましい。
【0018】
ここで安全キャップの一例を、添付図面を参照して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】ボトルの平面図である。
【図2】ボトルの側面図である。
【図3】ボトルの斜視図である。
【図4】キャップの底部平面図である。
【図5】キャップの底部斜視図である。
【図6】ボトル上のキャップを示す断面図である。
【図7A】ボトルをキャップに挿入する直前の、キャップ及びボトルの部分断面図である。
【図7B】完全に挿入されたボトルを有する同様の図である。
【図7C】キャップに対するボトルの僅かな回転を示す同様の図である。
【図8】キャップの第2の例の底部斜視図である。
【図9】キャップの第2の例の底部平面図である。
【図10】図8及び図9のキャップ、並びに、第2のボトルの下端部を通る断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
ボトル1は、一般的に、液体石鹸等を収容する硬質プラスチック製容器である。これは、図1に示されるように、断面がほぼ楕円形である。これは、ハンドクリーム、ボディローション、保湿剤、美顔用クリーム、シャンプ、シャワー用ジェル、泡タイプのハンドソープ、ひげそり用クリーム、食器洗い用液体洗剤、歯磨き粉、又はアルコール・ジェルのような殺菌剤といった、他の液体又は半液体の製品(理想的には、水よりも大きい粘度を有する)を定量吐出するために用いることもできる。ボトルは、自動ディスペンサ上で上下逆の構成で用いられるように特に設計されている。しかしながら、このことは、本発明の一部を形成するものではなく、ここでは説明されない。
【0021】
ボトルは、第1の保持フランジ3により囲まれたネック2を有する。この第1の保持フランジ3は、ネックの周囲の周りに連続していてもよく、又は、断続的なものであってもよい。図6に示されるように、下記に説明される理由のために、第1の保持フランジ3には、一方の側上にテーパ状表面4、及び、他方の上に肩部4´を有する突出部が設けられている。
【0022】
ネックの上部の正反対の位置において、図3に示されるようなテーパ状上面6を有する一対の突出部5が存在する。同様に、1つだけの又は2つより多いこれらの突出部も存在し得る。
【0023】
キャップ7は、図4及び図5に最も良く示されている。キャップは、ボトルの形状に対応するほぼ楕円形状を有し、該キャップには、連続的であっても又は連続的でなくてもよい円形の補助フランジ8と、下記により詳細に説明される第2の保持フランジ9と、楕円形状の蓋を有し、かつ、ディスペンサ(図示せず)上に配置するための一対の突起11が設けられた外側スカート10とが備えられる。補助フランジ8は、ネック2の内側壁に対して密閉する働きもする。
【0024】
第2の保持フランジ9は、図6に最も良く示される。この第2の保持フランジ9は、断続的なものであっても又は周方向に連続していてもよく、キャップの下面から上向きに突出する。フランジ9の自由端は、上部のテーパ状表面13と、下方に向いた肩部13´を定める拡大部分12である。
【0025】
突出部5の位置に対応する正反対の位置において、第2の保持フランジ9には、ボトルがキャップに挿入されるときに、第2の保持フランジ9が撓むのを可能にする多数のノッチ15が設けられる。ノッチ15の各対の間には、外側スカート10まで外方に延びる一対の半径方向リブ16がある。リブ16の間では、第2の保持フランジが中断され、これが、突出部5を収容する凹部17を定める。リブ16の周方向外方には、テーパ状表面18がある。
【0026】
ここで、ボトル1をキャップに挿入する方法が、図7Aを参照して説明される。これは、キャップに部分的に挿入されたボトルを示す。この場合には、ボトルは、キャップと僅かにずれており、突出部上のテーパ状表面6が、キャップ内の表面18と協働して、ボトルを正しい位置合わせに導く。ボトルが挿入されると、第1の保持フランジ3上のテーパ状表面4が、第2の保持フランジ9上のテーパ状表面13と協働して、肩部4´、13´が互いに行き違うまで、ノッチ15の助けによりテーパ状表面13を外方に撓ませ、第2のフランジが所定の位置に跳ね返り、それにより、図6に示されるように肩部がしっかりと配置され、第1のフランジ3を第2のフランジ9と補助フランジ8との間に保持する。
【0027】
図7Bに示されるように、突出部5は、凹部17内にある。キャップは、突出部5がリブ16(図7Cに示されるような)のうちの1つに当接して、さらなる回転を防止するまで、僅かに(25°未満、より好ましくは20°未満、最も好ましくは15°未満)回転することができる。
【0028】
この位置において、キャップは、ボトルのネック上にしっかりと保持され、特に、ユーザがキャップをかなりの程度回転させることができないとき、ユーザがキャップをしっかりと握るのは非常に困難である。実際には、キャップ及びネックは、15kg未満、好ましくは20kg未満、より好ましくは30kg未満の力によってはキャップを取り外すことができないように設計される。このような力が加えられた場合、第1のフランジ及び第2のフランジの一方が、もはやキャップをボトル上に保持できない程まで壊れる又は塑性的に変形されるように設計される。
【0029】
同様に、ほぼ楕円形の構成を有することに加えて、スカート10の上縁部21及びボトル1の接面22が湾曲したプロファイルを有することも、図7A−図7Cから留意されるであろう。これらの環境の下では、キャップ及びボトル1のどのような著しい相対的回転によっても、かなりの力が再生され、ボトルからキャップを分離する傾向がある。2つの構成要素の相対的回転を防止するか又は著しく制限することによって、この力を加えることができなくなる。また、キャップがボトルに対して相対的に回転できる場合、実質的な楕円形状のために、ボトルとキャップとの間に大きい張り出し部が存在し、それにより、ユーザが、蓋を極めてしっかりと握ることが可能になる。さらにまた、この2つの構成要素の相対的回転は、ボトル上の蓋の相対的回転を防止すること又は著しく制限することによって防止される。
【0030】
図6には、弁機構も示される。キャップの下面には、環状壁31で囲まれた出口オリフィス30がある。弁要素32は、壁31の上部に着座し、複数の弾性部材33によって所定の位置に付勢される。空気入口開口部34が概略的に示され、弁部材35によって閉じられている。使用中、ボトルは、図6に示される向きに基部内に配置される。基部は、その上部に胸壁(castellation)が設けられたスピゴット(図示せず)を備える。スピゴットは、弾性部材33の作用に対抗して弁要素32を開け、それにより弁要素32の下に、スピゴット内の胸壁を通る流路が生成される。液体がボトル1を出ると、圧力は低下し、圧力の低下により、空気入口弁要素が開き、ボトルに空気が入ることが可能になる。
【0031】
キャップ及びボトルの第2の例が、図8乃至図10に示される。これは、大部分の点で第1の例に類似している。必要に応じて同じ参照数字が用いられる。図6に示される同じ弁32及び出口30も存在するが、これは図10には示されない。
【0032】
唯一の違いは、第2の保持フランジ9´の構成に関連する。この場合には、第1の例の連続するフランジは、間隙37によって分離される複数の支持部材36上に支持された構成要素に置き換えられる。各々の間隙の上方には、第1の例における表面13に類似した断面をもつテーパ状表面13´がある。図10に示されるように、係合は、図6のものに類似しているが、第2の保持フランジ9´の断続的な性質は、組み立て状態において2つの部品間がより大きく重なるのを可能にする。また、第1のフランジ3と係合する多数の別個の区域を設けることにより、キャップが取り外されたとき、これらの1つ又はそれ以上が壊れる可能性が増大する。
【符号の説明】
【0033】
1:ボトル
2:ネック
3:第1の保持フランジ
4、6、13、18:テーパ状表面
4´、13´:肩部
5:突出部
6:テーパ状上面
7:キャップ
8:補助フランジ8
9、9´:第2の保持フランジ
10:外側スカート
11:突起
12:拡大部分
15:ノッチ
16:リブ
17:凹部
21:上縁部
22:接面
30:出口
31:環状壁
32:弁要素
33:弾性部材
34:空気入口開口部
35:弁部材
36:支持部材
37:間隙

【特許請求の範囲】
【請求項1】
安全キャップを備えたボトルであって、
開いたネック及び少なくとも前記ネックの一部の周りの第1の保持フランジを有するボトルと、
前記ネックの上に嵌合された押し込み式キャップと、
を含み、前記キャップには、出口及び第2の保持フランジが配置され、前記ボトル上に前記キャップを配置するとき、前記第1の保持フランジ及び第2の保持フランジは、これらが通り過ぎるときに互いに相対的に撓み、ひとたび通り過ぎると所定の位置に跳ね返り、前記第1の保持フランジの肩部が前記第2の保持フランジの肩部に係合して、前記キャップを前記ボトル上にしっかりと保持し、
前記ボトル・ネック及びキャップの一方は、前記ボトル・ネック及びキャップの他方の相補的な凹部内に嵌合して、前記キャップ及びボトルの回転を実質的に防止する突出部を有することを特徴とするボトル。
【請求項2】
前記第1及び第2のフランジは、前記キャップが前記ボトルから取り外される場合、これらの一方又は両方が損傷され、それにより前記キャップの機能が損なわれるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のボトル。
【請求項3】
前記キャップには、前記ボトル上の前記キャップを用いて、前記第1の保持フランジが前記第2の保持フランジと前記補助フランジとの間に保持されるように配置された補助フランジが設けられることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載のボトル。
【請求項4】
1つより多い突出部及び対応する相補的な凹部が存在することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のボトル。
【請求項5】
前記凹部は、前記キャップの外側スカートと前記第2の保持フランジを定める内側周方向要素との間に延びる一対のリブによって定められることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のボトル。
【請求項6】
前記出口は、該出口を通る流れを制御するための弁を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のボトル。
【請求項7】
前記出口は、非回転運動によって開けることが可能な閉鎖物によって閉じられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のボトル。
【請求項8】
安全キャップを備えたボトルであって、
開いたネック及び少なくとも前記ネックの一部の周りの第1の保持フランジを有するボトルと、
前記ネックの上に嵌合される押し込み式キャップと、
を含み、前記キャップには、非回転運動によって開けることができる閉鎖物により閉じられる出口と、第2の保持フランジとが配置され、前記キャップを前記ボトル上に配置するとき、前記第1の保持フランジ及び第2の保持フランジは、これらが通り過ぎるときに互いに相対的に撓み、ひとたび通り過ぎると所定の位置に跳ね返り、前記第1の保持フランジの肩部が前記第2の保持フランジの肩部に係合して、前記キャップを前記ボトル上にしっかりと保持し、
前記ボトル・ネック及びキャップの一方は、前記ボトル・ネック及びキャップの他方の相補的な凹部内に嵌合して、前記キャップ及びボトルの回転を実質的に防止する突出部を有することを特徴とするボトル。
【請求項9】
前記閉鎖物は、弾性的に変形可能な部材であることを特徴とする、請求項8に記載のボトル。
【請求項10】
前記第1及び第2の保持フランジは、前記キャップが前記ボトルから取り外される場合、これらの一方又は両方が損傷され、それにより前記キャップの機能性が損なわれるように構成されることを特徴とする、請求項8〜9のいずれかに記載のボトル。
【請求項11】
前記キャップには、前記ボトル上の前記キャップを用いて、前記第1の保持フランジが前記第2の保持フランジと前記補助フランジとの間に保持されるように配置された補助フランジが設けられることを特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載のボトル。
【請求項12】
1つより多い突出部及び対応する相補的な凹部が存在することを特徴とする、請求項8〜11のいずれかに記載のボトル。
【請求項13】
前記凹部は、前記キャップの外側スカートと前記第2の保持フランジを定める内側周方向要素との間に延びる一対のリブによって定められることを特徴とする、請求項8〜12のいずれかに記載のボトル。
【請求項14】
前記出口は、該出口を通る流れを制御するための弁を有することを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載のボトル。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7A】
image rotate

【図7B】
image rotate

【図7C】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公表番号】特表2012−532802(P2012−532802A)
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−519068(P2012−519068)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【国際出願番号】PCT/GB2010/051137
【国際公開番号】WO2011/004202
【国際公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【出願人】(509134020)レキット アンド コールマン (オーヴァーシーズ) リミテッド (14)
【Fターム(参考)】