説明

安全弁作動検査補助装置

【課題】安全弁が流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている場合に、安全弁を圧力流体系に取り付けられた状態から取り外すことなく、且つ遮断弁或いは逆止弁を要することなく、安全弁の作動検査を行うことを可能にする安全弁作動検査補助装置を提供する。
【解決手段】安全弁の作動検査を行うとき、フランジ/ボルト締結手段により安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に締め合わされて該流体入口端を閉じると共に該流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する板状部を有する安全弁作動検査補助装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化学プラント等のボイラーや冷凍、空調装置等の圧力流体系に係る発明であり、特に圧力流体系を過圧から保護すべく該圧力流体系に取付けられた状態にある安全弁の作動検査を補助する安全弁作動検査補助装置に係る。
【背景技術】
【0002】
安全弁については、正常に作動することを確認する作動検査が定期的に行われなければならない。安全弁の作動検査は、安全弁の流体入口に圧力計にて圧力が読み取れる検査用圧力流体を供給し、検査用圧力流体の圧力が所定の値に達したとき安全弁が開いてその流体出口に検査用圧力流体が流出してくることを確認することにより行われるが、そのような作動検査を行うためには、安全弁は圧力流体系に取り付けられた状態から取り外されなければならなかった。
【0003】
安全弁を圧力流体系に取り付けられた状態から取り外すことなく安全弁の作動検査を行うことができるよう、圧力流体系の安全弁取付け端であって手前に遮断弁が設けられている構造の安全弁取付け端に、作動検査用圧力流体注入ポートを備えた接続ブロックを介して安全弁を取り付けておき、常時は遮断弁が開かれ、作動検査用圧力流体注入ポートが閉じられた状態としておき、安全弁の作動検査を行うときには遮断弁を閉じ、作動検査用圧力流体注入ポートから作動検査用圧力流体を注入して安全弁の作動検査を行うことができるようにすることが、下記の特許文献1に提案されている。また下記の特許文献2には、同じく安全弁を圧力流体系に取り付けられた状態から取り外すことなく安全弁の作動検査を行うことができるよう、圧力流体系の安全弁取付け端の手前に逆止弁を設けた上で、安全弁取付け端に作動検査用圧力流体注入ポートを備えた接続ブロックを介して安全弁を取り付けておき、圧力流体系内が過圧状態となったときには、圧力流体は逆止弁を開いて安全弁に流れ、安全弁の作動検査を行うときには、作動検査用圧力流体注入ポートから作動検査用圧力流体が注入され、逆止弁が閉じた状態で安全弁の作動検査が行えるようにすることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−51246
【特許文献2】特開昭63−251699
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
安全弁は、多くの場合、その流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている。本発明は、このように安全弁が流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている場合に、かかるフランジ/ボルト締結手段による付き合わせ締め付け構造を利用し、フランジ/ボルト締結手段のボルトを一旦弛めることで、圧力流体系に取り付けられた状態から安全弁を取り外すことなく、且つ上記の特許文献1に於ける遮断弁或いは上記の特許文献2に於ける逆止弁を要することなく、安全弁の作動検査を行うことを可能にする安全弁作動検査補助装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するものとして、本発明は、流体入口端を有する安全弁が前記流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造の圧力流体系用過圧防止手段のための安全弁作動検査補助装置に於いて、前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に挿入されて前記フランジ/ボルト締結手段により前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に締め合わされて前記流体入口端を閉じると共に前記流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する板状部を有することを特徴とする安全弁作動検査補助装置を提案するものである。
【0007】
安全弁が更に流体出口端を有し、圧力流体系用過圧防止手段は安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造を含む場合には、安全弁作動検査補助装置は、安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に挿入されてフランジ/ボルト締結手段により安全弁の流体入口端と安全弁取付け端の間に締め合わされて流体入口端を閉じると共に該流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する前記の板状部に加えて、更に、安全弁の前記流体出口端と前記流体排出管の一端の間に挿入されて該流体出口端と該流体排出管の一端とを付き合わせ状態に締め付けるフランジ/ボルト締結手段により該安全弁の流体出口端と該流体排出管の一端の間に締め合わされて該安全弁の流体出口端を閉じると共に該流体出口端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する板状部を有していてよい。
【0008】
或いはまた、安全弁が更に流体出口端を有し、圧力流体系用過圧防止手段は、安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と接続されている構造である場合には、安全弁作動検査補助装置は、安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に挿入されてフランジ/ボルト締結手段により安全弁の流体入口端と安全弁取付け端の間に締め合わされて流体入口端を閉じると共に該流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する前記の板状部に加えて、更に、該流体排出管の他端に装着されて該他端を閉じると共に該他端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する蓋体を有していてよい。
【発明の効果】
【0009】
上記の如く圧力流体系の過圧防止手段が、流体入口端を有する安全弁がその流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造を含む場合に、前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に挿入されて前記フランジ/ボルト締結手段により前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に締め合わされて前記流体入口端を閉じると共に前記流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する板状部を有する安全弁作動検査補助装置があれば、安全弁の作動検査を行うべき時には、前記フランジ/ボルト締結手段のボルトの締め付け状態を一旦弛め、安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間の突き合わせ状態を解除してその間に隙間を作り、ここに上記の安全弁作動検査補助装置の板状部を挿入し、前記フランジ/ボルト締結手段により該板状部を安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に締め合わせることにより、安全弁を圧力流体系より取り外すことなく、安全弁の流体入口端に作動検査用の圧力流体を注入して安全弁の作動検査を行うことができる状態が得られる。
【0010】
更に、安全弁が流体出口端を有し、圧力流体系用過圧防止手段は安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造を含んでいる場合に、安全弁作動検査補助装置が、安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に挿入されてフランジ/ボルト締結手段により安全弁の流体入口端と安全弁取付け端の間に締め合わされて該流体入口端を閉じると共に該流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する前記の板状部に加えて、安全弁の流体出口端と流体排出管の一端の間に挿入されて該流体出口端と該流体排出管の一端とを付き合わせ状態に締め付けるフランジ/ボルト締結手段により該流体出口端と該流体排出管の一端の間に締め合わされて該流体出口端を閉じると共に該流体出口端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する板状部を有していれば、安全弁の作動検査を行うべき時、前記安全弁の流体出口端と前記流体排出管の一端とを締め付けるフランジ/ボルト締結手段のボルトの締め付け状態を一旦弛め、該安全弁の流体出口端と該流体排出管の一端の間の突き合わせ状態を解除してその間に隙間を作り、ここに上記の板状部を挿入し、フランジ/ボルト締結手段により該板状部を安全弁の流体出口端と流体排出管の一端の間に締め合わせることにより、安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている圧力流体系用過圧防止手段の構造を大きく崩すことなく、安全弁の流体出口端を閉じると共に該流体出口端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成することができ、かかる検査流体流出ポートに任意の管の一端を接続し、その他端を水中に沈めておくこと等により、安全弁が開いたことを容易に検知することができる。
【0011】
或いはまた、安全弁が流体出口端を有し、圧力流体系用過圧防止手段は安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と接続されている構造を含んでいる場合に、安全弁作動検査補助装置が、上記の安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に挿入されてフランジ/ボルト締結手段により安全弁の流体入口端と安全弁取付け端の間に締め合わされて流体入口端を閉じると共に該流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する前記の板状部に加えて、流体排出管の他端に装着されて該他端を閉じると共に該他端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する蓋体を有していれば、安全弁の作動検査を行うべき時、流体排出管の他端に前記蓋体を取り付けることにより、安全弁がその流体出口端にて流体排出管の一端と接続されている構造を崩すことなく、流体排出管の他端を閉じると共に該流体排出管の他端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成することができ、かかる検査流体流出ポートに管の一端を接続し、その他端を水中に沈めておくこと等により、安全弁が開いたことを確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図Aは、本発明による安全弁作動検査補助装置の適用対象となる圧力流体系用過圧防止手段を一つの実施の形態について示す一部断面による側面図であり、図Bは、図Aに示す圧力流体系用過圧防止手段より、安全弁の作動検査に当たって、安全弁が従来技術に従って取り外される要領示す一部断面による側面図である。
【図2】図1に示す圧力流体系用過圧防止手段に、安全弁の作動検査に当たって、本発明による安全弁作動検査補助装置が適用された状態を一つの実施の形態について示す一部断面による側面図である。
【図3】図2に示す如く安全弁の流体入口端と圧力流体系の安全弁取付け端の間に挿入され、フランジ/ボルト締結手段によりその間に締め合わされて安全弁の流体入口端を閉じると共に安全弁の流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する板状部を有する本発明による安全弁作動検査補助装置を一つの実施の形態について示す図であり、図Aは断面図、図Bは平面図である。
【図4】図1に示す圧力流体系用過圧防止手段に、安全弁の作動検査に当たって、本発明による安全弁作動検査補助装置が適用された状態を他の一つの実施の形態について示す一部断面による側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明による安全弁作動検査補助装置の適用対象となる圧力流体系用過圧防止手段を一つの実施の形態について示す図1の図Aに於いて、10は安全弁であり、安全弁10は、その流体入口端12にて圧力流体系14の安全弁取付け端16と付き合わされ且つフランジ18、20とそれらの周辺部に開けられた孔22,24に通された複数のボルト26およびナット28とからなるフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている。図示の実施の形態では、安全弁10の流体入口端12および圧力流体系14の安全弁取付け端16には、それぞれ環状のリブ部30および32が形成されており、フランジ18、20はそれぞれこれらのリブ部30、32に係合する環状の部材として作られている。
【0014】
更に、図示の圧力流体系用過圧防止手段に於いては、安全弁10は流体出口端34を有し、安全弁10はその流体出口端34にて流体排出管36の一端38と付き合わされ且つフランジ40、42とそれらの周辺部に開けられた孔44,46に通された複数のボルト48およびナット50とからなるフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている。安全弁10の流体出口端34および流体排出管36の一端38にも、上記の環状のリブ部30および32と同様の環状のリブ部が形成されており、フランジ40、42もまた、それぞれこれらのリブ部に係合する環状の部材として作られている。
【0015】
図1の図Aに示す如くフランジ/ボルト締結手段により圧力流体系14に組み付けられた安全弁10の作動検査を行うには、従来、図1の図Bに示す如くボルト26および48よりそれぞれナット28および50を完全に取り外し、フランジ18と20の間の締結およびフランジ40と42の間の締結を完全に解除して、安全弁10を圧力流体系14より取り外すことが行われていた。
【0016】
これに対し、本発明による安全弁作動検査補助装置を用いて図1の図Aに示す圧力流体系用過圧防止手段の安全弁10の作動検査を行うには、図1の図Aに示す状態から、先ずナット28および50をそれぞれボルト26および48より外れない限度内で一杯に弛める。次いで、安全弁10を僅かに持ち上げて安全弁10の流体入口端12と圧力流体系14の安全弁取付け端16の間および安全弁10の流体出口端34と流体排出管36の一端38の間を開き、図2に示す如く安全弁10の流体入口端12と圧力流体系14の安全弁取付け端16の間に安全弁作動検査補助装置52の板状部54を挿入し、また安全弁10の流体出口端34と流体排出管36の一端38の間に安全弁作動検査補助装置56の板状部58を挿入し、安全弁10の流体入口端12と圧力流体系14の安全弁取付け端16とをその間に安全弁作動検査補助装置52の板状部54を挟んで整合させ、ナット28をボルト26に対し締め付け、また安全弁10の流体出口端34と流体排出管36の一端38とをその間に安全弁作動検査補助装置56の板状部58を挟んで整合させ、ナット50をボルト48に対し締め付ける。
【0017】
安全弁作動検査補助装置52は、図3に一つの実施の形態として示されている如き構造を有する。図示の如く、安全弁作動検査補助装置52は安全弁10の流体入口端12と圧力流体系14の安全弁取付け端16の外輪郭に整合した外輪郭の円盤状の板状部54とこれに連なる腕部60とを備えている。板状部54は、圧力流体系14の安全弁取付け端16に対しては、これに当接して安全弁取付け端16の開口を閉じるが、安全弁10の流体入口端12に対しては、その環状輪郭に整合した環状座62にて当接することにより、安全弁10の流体入口端12に対し開いた室空間64を呈しており、腕部60を貫通して延在する通路66と通じ、外部より安全弁10の流体入口端12に安全弁作動検査用の圧力流体を供給することのできるポートを形成するようになっている。腕部60の外端には、通路66を外部の圧力流体源に接続する管継手68が設けられている。
【0018】
安全弁作動検査補助装置56も安全弁作動検査補助装置52と同様の構造のものであってよく、ただ安全弁作動検査補助装置56に於ける安全弁10の流体出口端34と流体排出管36の一端38の外輪郭に整合した外輪郭の円盤状の板状部58は、流体排出管36の一端38に対しては、これに当接して流体排出管36の一端38の開口を閉じるが、安全弁10の流体出口端34に対しては、その環状輪郭に整合した環状座にて当接することにより、安全弁10の流体出口端34に対し開いた室空間を呈し、腕部60と同様の腕部を貫通して延在する通路と通じ、安全弁10の流体出口端34より安全弁作動検査用流体を流出させることのできるポートを形成するようになっている。
【0019】
図2に戻ってみると、安全弁作動検査補助装置52の管継手68には、圧力流体源70より調圧弁72にて調圧された安全弁作動検査用圧力流体を供給する圧力計74を備えた管76が接続されるようになっている。また安全弁作動検査補助装置56には管78の一端が接続され、その他端は水槽80内に張られた水中に浸されており、安全弁10が開いたときには管78の他端から泡が出ることによりそれが検知されるようになっている。
【0020】
図4に示す本発明の安全弁作動検査補助装置の適用例は、上に図2および3を参照して説明した安全弁作動検査補助装置の適用例に比して、安全弁10の流体出口端34と流体排出管36の一端38との間に安全弁作動検査補助装置56を組み込むことに代えて、流体排出管36の他端に該他端を閉じると共に該他端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する蓋体82が装着され、水槽80によって安全弁10が開いたことを検出する管78の一端が蓋体82に設けられてその内側に通じる管継手84に接続されている点に於いて異なっている。
【0021】
以上に於いては本発明をいくつかの実施の形態ついて詳細に説明したが、これらの実施の形態ついて本発明の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【符号の説明】
【0022】
10…安全弁、12…安全弁の流体入口端、14…圧力流体系、16…圧力流体系の安全弁取付け端、18,20…フランジ、22,24…孔、26…ボルト、28…ナット、30,32…環状のリブ部、34…安全弁の流体出口端、36…流体排出管、38…流体排出管の一端、40,42…フランジ、44,46…孔、48…ボルト、50…ナット、52…安全弁作動検査補助装置、54…板状部、56…安全弁作動検査補助装置、58…板状部、60…腕部、62…環状座、64…室空間、66…通路、68…管継手、70…圧力流体源、72…調圧弁、74…圧力計、76,78…管、80…水槽、82…蓋体、84…管継手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体入口端を有する安全弁が前記流体入口端にて圧力流体系の安全弁取付け端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造の圧力流体系用過圧防止手段のための安全弁作動検査補助装置に於いて、前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に挿入されて前記フランジ/ボルト締結手段により前記流体入口端と前記安全弁取付け端の間に締め合わされて前記流体入口端を閉じると共に前記流体入口端に安全弁作動検査流体を圧入するポートを形成する板状部を有することを特徴とする安全弁作動検査補助装置。
【請求項2】
前記安全弁は流体出口端を有し、前記圧力流体系用過圧防止手段は前記安全弁が前記流体出口端にて流体排出管の一端と付き合わされ且つフランジ/ボルト締結手段により付き合わせ状態に締め付けられている構造を含み、前記流体出口端と前記流体排出管の一端の間に挿入されて前記流体出口端と前記流体排出管の一端とを付き合わせ状態に締め付ける前記フランジ/ボルト締結手段により前記流体出口端と前記流体排出管の一端の間に締め合わされて前記流体出口端を閉じると共に前記流体出口端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する板状部を有することを特徴とする請求項1に記載の安全弁作動検査補助装置。
【請求項3】
前記安全弁は流体出口端を有し、前記圧力流体系用過圧防止手段は前記安全弁が前記流体出口端にて流体排出管の一端と接続されている構造を含み、前記流体排出管の他端に装着されて該他端を閉じると共に該他端より安全弁作動検査流体を流出させるポートを形成する蓋体を有することを特徴とする請求項1に記載の安全弁作動検査補助装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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