説明

対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするシステム、方法および装置

例示的な実施例に従って対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするシステムおよび方法は、非対話式ビデオ広告データと前記非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信し、前記非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成し、前記非対話式ビデオ広告データ中に、前記対話式コンテンツデータを埋め込み、1つ以上のエンドユーザーデバイスへの送信のために、広告システムの広告サーバコンポーネントへ、前記非対話式ビデオ広告データと前記埋め込まれた対話式コンテンツデータとを送信することを含んでいるだろう。

【発明の詳細な説明】
【関連出願のクロスリファレンス】
【0001】
この特許出願は、2009年4月1日に出願され、それによってここにて、参考資料としそっくりそのまま組み込まれている米国プロビジョナル特許出願No.61/165,852に対して優先権を主張する。
【技術分野】
【0002】
本発明は、一般的に、ビデオ広告に関し、特に、対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするシステム、方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
一般的には、テレビジョン配布業者およびテレビジョン放送業者は、ビデオ広告スポット(例えば、通常のテレビジョンプログラム内にちりばめられているビデオ広告データ)を管理するために、ビデオ広告管理システムを使用するだろう。これらのビデオ広告スポットは、伝統的な非対話式ビデオ広告だろう。そのような基本ビデオ広告は、しかしながら、エンドユーザーの視聴経験をエンハンスしないだろう。
【発明の開示】
【0004】
少なくとも一つの例示的な実施例は、対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスする方法を提供する。本実施例は、非対話式ビデオ広告データと前記非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信し、前記非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成し、前記非対話式ビデオ広告データ中に、前記対話式コンテンツデータを埋め込み、1つ以上のエンドユーザーデバイスへの送信のために、広告システムの広告サーバコンポーネントへ、前記非対話式ビデオ広告データと前記埋め込まれた対話式コンテンツデータとを送信することを含んでいる。
【0005】
本発明による別の例示的な実施例は、対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするシステムを提供する。本実施例は、非対話式ビデオ広告データおよび前記非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信するように構成されたオーダー管理者コンピューティング装置と、前記非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータ生成するように構成されたクリエイティブ管理者コンピューティング装置と、前記非対話式ビデオ広告データ内に前記対話式コンテンツデータを埋め込み、広告システムの広告サーバコンポーネントへ、1つ以上のエンドユーザーデバイスに送信用に、前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータを送信するように構成された刊行管理者コンピューティング装置とを含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
以下に記載される例示的な実施例の目的と範囲は、類似の参照記号が類似の構成要素を示すために使用されており、各図が次の通りである添付の図面と連結している以下の詳細な記述から明白となるであろう。
【図1】図1は、1つ以上の例示的な実施例に従って、従来の非対話式広告システムを描写する例示的な線図である。
【図2】図2は、1つ以上の例示的な実施例に従って、会員対話式広告システムの構成要素を描写する例示的な線図である。
【図3】図3は、1つ以上の例示的な実施例に従って、会員対話式広告システムの1つ以上の作業を遂行する例示的なモジュールを図解する例示的な線図である。
【図4】図4は、1つ以上の例示的な実施例に従って、対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスする方法を図解する例示的なフローチャートである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下の記述は、対話式ビデオ広告コンテンツをエンハンスするための会員システムの使用と関連していくつかの特定の実施例および詳細を提供することで、本発明の理解を伝達することを意図している。しかしながら、本発明が、例示的なだけであるこれらの特定の実施例および詳細に限定されないことが、理解される。さらに、その技術に通常の技量を有する者は、公知のシステムおよび方法に鑑みて、特定の設計やその他の要求に応じていかなる数の代替の実施例にて、本発明の意図される目的および利益のために本発明の使用を正当に認識するであろうことが、理解される。
【0008】
テレビジョン産業界内では、テレビジョン配布業者(例えば、ケーブルテレビジョン配布業者、衛星テレビジョン配布業者、インターネットプロトコルテレビジョン(IPテレビ)配布業者、ファイバー光サービス(FiOS)テレビジョン配布業者)およびテレビジョン放送業者(例えば、MTV、ESPN)は、ビデオ広告スポットを管理するために、現行の広告システムを利用するだろう。例えば、これらの広告システムは、ビデオ広告スポットの初期販売からエンドユーザーの(例えば、視聴者の)テレビジョン上でのビデオ広告コンテンツ(ビデオ広告スポットに関連している)の表示まで、ビデオ広告スポットを管理するように構成されるだろう。
【0009】
対話式広告システムは、対話式ビデオ広告データ(例えば、エンドユーザーに入力を備えることを可能にするだろうビデオ広告データ)を処理および提供するように構成されるだろう。そのような対話式広告システムは、しかしながら、現存の非対話式ビデオ広告のハードウエアのインフラおよびワークフローを著しく変更する複雑な機能に依存するだろう。例えば、これらの対話式広告システムは、ビデオストリームが配布ネットワークへ(例えば、リアルタイムで)放送されるので、1つ以上の被エンハンスTVバイナリ交換フォーマット(EBIF)アプリケーションをビデオストリームへとつなぎ合わせることを含む1つ以上の後結合機能を遂行するだろう。後結合機能は、調整および挿入プロセスの各ステージを管理するために、1つ以上の複雑な調整メカニズムおよび1つ以上のサーバーを利用するだろう。また、そのような複雑さを管理するために、これらの対話式広告システムは、テレビジョン配布者の現存のオーダーエントリーシステムおよびレポーティングシステムを新しいオーダーエントリーコンポーネントおよびレポーティングコンポーネントと取り替えるだろう。
【0010】
この後結合アプローチは、キャンペーンコンテンツおよびターゲティングコンテンツなどのようなある種のタイプのコンテンツを頻繁に更新する必要性に応じて、使用されるだろう。そのような頻繁に更新されるコンテンツは、1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイス上で動作する(例えば、実行する)1つ以上のソフトウエアアプリケーションとの注意深い連携を必要とするだろう。
【0011】
非対話式広告システムは、非対話式広告データを非対話式広告システムのサブシステム(例えば、コンポーネント、プロセス)からサブシステムへとデータファイル(例えば、スタテイックアセット)として運ばれるスタテイックアセットとして取り扱うことにより、非対話式ビデオ広告データ(例えば、エンドユーザーに入力の提供を可能にしないであろうビデオ広告データ)を処理および提供するように構成されるだろう。非対話式ビデオ広告データを記憶するこれらのデータファイルは、1つ以上のCPEデバイスへの放送のために必要とされるまで、データベースシステム内に記憶されるだろう。
【0012】
図1は、1つ以上の例示的な実施例に従って、従来の非対話式広告システムを描写する例示的な線図である。現行の非対話式広告システムは、図1に例示されている1つ以上の機能に従って機能するように構成されるだろう。例えば、これらの非対話式広告システムは、オーダーエントリーシステム104を使用した1つ以上のオーダーエントリー機能と、トラフィック・課金システム106を使用した1つ以上のトラフィック・課金機能と、DPI/自動化システム108を使用した1つ以上のDPI/自動化機能と、完成システム110を使用した1つ以上のエンコーディング機能と、広告(アドバータイズメント)サーバーシステム112を使用した1つ以上の広告提供機能と、デジタルスプライサーシステム114を使用した1つ以上のデジタルスプライサー機能のいくつか、または、組み合わせを遂行するように構成されるだろう。
【0013】
オーダーエントリーシステム104は、非対話式ビデオ広告データ102(例えば、非対話式スポット広告ビデオ)を受信するように構成されるソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。非対話式ビデオ広告データ102は、広告者(例えば、広告代理店)によって生産されて、オーダーエントリーシステム104により遂行されるオーダーエントリー機能を使用するビデオ配布システム(例えば、ビデオ配布システム122)へと入力されるだろう。オーダーエントリーシステム104は、非対話式ビデオ広告データ102に対応して、広告オーダーデータ(例えば、1つ以上のオーダーエントリー機能を遂行する結果として生成されるデータ、メタデータ)を生成するだろう。広告オーダーデータは、オーダーエントリーシステム104によって非対話式ビデオ広告データ102へ割り当てられてきたスポット識別子(例えば、いくつかの、一連の文字)を有するだろう。スポット識別子は、非対話式ビデオ広告データ102に関連する特別な広告スポットを指示するだろう。オーダーエントリーシステム104は、また、広告サーバーシステム112による処理に備えて、非対話式ビデオ広告データ102のフォーマットトランスコーディング(例えば、一つのフォーマットエンコーディングから別のフォーマットエンコーディングへデータを変換する)を遂行するだろう。オーダーエントリーシステム104は、1つ以上のトラフィック・課金機能の遂行のために、トラフィック・課金システム106へ広告オーダーデータを送信するだろうし、1つ以上の広告提供機能の遂行のために、広告サーバーシステム112へ非対話式ビデオ広告データ102を送信するだろう。
【0014】
トラフィック・課金システム106は、オーダーエントリーシステム104から広告オーダーデータを受信するように構成されているソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有し、広告サーバーシステム112からスポットメトリックスデータ118を受信するだろう。スポットメトリックスデータは、特別な広告スポットの1つ以上の統計特性の値(または、おおよその値)(例えば、特別な広告スポットが視聴される量)を指示するいくつかデータを有するだろう。広告サーバーシステム112により提供されるスポットメトリックスデータ118に基づいて、トラフィック・課金システム106は、非対話式ビデオ広告データ102がプレイアウト用にいつスケジュールされるかを指示するスケジュールデータ116を生成(例えば、1つ以上のCPEデバイスへ放送)するだろう。トラフィック・課金システム106は、DPI/自動化システム108に、スケジュールデータ116に従って、(例えば、テレビジョン標準による、CATV通信技術者協会(SCTE)-35標準規格による)キュートーン信号の1つ以上を生成するよう指示(例えば、開始)するだろう。トラフィック・課金システム106は、また、受信されたスポットメトリックスデータ118に基づいた課金目的のために、非対話式ビデオ広告データ102の実際のプレイアウト(例えば、放送)の測定およびレポーティングを取り扱うだろう。トラフィック・課金システム106は、ビジネスおよびその他のフルフィルメントルール(例えば、ビデオ広告がいつ十分に広告されてきたかを指示するルール)を非対話式ビデオ広告データ102と関連付けるだろう。トラフィック・課金システム106は、DPI/自動化システム108および広告サーバーシステム112へスケジュールデータ116を送信するだろう。トラフィック・課金システム106は、また、DPI/自動化システム108へ広告オーダーデータを送信するだろう。
【0015】
DPI/自動化システム108は、トラフィック・課金システム106からスケジュールデータ116および広告オーダーデータを受信するように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。DPI/自動化システム108は、スケジュールデータ116に従ってキュートーン信号を生成するように構成されるだろう。キュートーン信号は、放送フィード(例えば、ビデオ放送フィード)へ非対話式ビデオ広告データ102の挿入(広告掲載)を始めるだろう。DPI/自動化システム108は、完成システム110へ広告オーダーデータを送信するだろう。
【0016】
完成システム110は、DPI/自動化システム108から広告オーダーデータを受信するように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。完成システム110は、広告サーバーシステム112からアクセスされる非対話式ビデオ広告データ102をエンコーディングすることによって、プレイアウト(例えば、放送)用に非対話式ビデオ広告データ102を準備するように構成されるだろう。
【0017】
広告サーバーシステム112は、非対話式ビデオ広告データ102およびスケジュールデータ116を受信するように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。トラフィック・課金システム106により生成されるスケジュールデータ116に基づいて、広告サーバーシステム112は、非対話式ビデオ広告データ102を、それがプレイアウト用にスケジュールされるまで、記憶するだろう。適切なキュートーン信号がDPI/自動化システム108から一旦受信されると、広告サーバーシステム112は、1つ以上のデジタルスプライサー機能の遂行のために、非対話式ビデオ広告データ102をデジタルスプライサーシステム114へ送信するだろう。
【0018】
デジタルスプライサーシステム114は、広告サーバーシステム112から非対話式ビデオ広告データ102を受信するように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。デジタルスプライサーシステム114は、非対話式ビデオ広告データ102を放送フィード120(例えば、動画エクスパートグループ(MPEG)標準ビデオトランスポートストリーム)へとスプライスするように構成されるだろう。放送フィード120(例えば、MPEGビデオトランスポートストリーム)は、ビデオ配布システム122(例えば、1つ以上のCPEデバイスをテレビジョン放送システムか、非対話式広告システムか、または、双方に結合するシステム)を経由してネットワークに通信的に結合される1つ以上のCPEデバイス(例えば、顧客構内設備124)に送信される。
【0019】
ネットワークは、無線ネットワーク、有線ネットワーク、または、無線ネットワークおよび有線ネットワークのいかなる組み合わせであってもよい。例えば、ネットワークは、ファイバー光ネットワーク、能動的光ネットワーク、無線近距離通信ネットワーク(例えば、ブルートゥースネットワーク)、ケーブルネットワーク、インターネットネットワーク、衛星ネットワーク(例えば、Cバンド、KuバンドまたはKaバンド内で動作するネットワーク)、無線ローカルエリア(LAN)、移動体通信グローバルシステム(GSM(GSMは登録商標))、パーソナル通信サービス(PCS)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、D・アンプ、Wi−Fi、固定無線データ、IEEE802.11a、802.11b、802.15.1、802.11nおよび802.11g、または、データ信号を送信または受信するように構成されたその他のいかなる有線または無線ネットワークのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。また、データネットワーク104は、限定されないが、電話線、光ファイバー、IEEEイーサネット802.3(イーサネットは登録商標)、広域ネットワーク(WAN)、LANまたはインターネットなどのグローバルネットワークを有するか、または、それらに接続される。また、ネットワークは、インターネットネットワーク、無線通信ネットワーク、セルラーネットワーク、放送ネットワークなど、または、それらのいかなる組み合わせをサポートするだろう。ネットワークは、さらに、スタンドアロンネットワークとして、または、互いに協働して動作する上述の例示的なタイプのネットワークのひとつまたは任意の数を有するだろう。ネットワークは、それが通信的に結合される1つ以上のネットワーク構成要素の1つ以上のプロトコルを利用するだろう。ネットワークは、ネットワークデバイスの1つ以上のプロトコルにその他のプロトコルからまたはそれらへと、トランスレイトするだろう。ネットワークは、例えば、サービス提供者ネットワーク、インターネット、放送事業者のネットワーク、ケーブルテレビジョンネットワーク、企業ネットワーク、ホームネットワークなどの複数の相互接続されたネットワーク有するだろう。
【0020】
テレビジョン配布業者は、放送ストリーム(例えば、MPEGストリーム)以内に対話式ソフトウエアアプリケーション(例えば、対話式ビデオコンテンツ、対話式ビデオ広告データ)を埋め込むために、1つ以上の標準規格を使用するだろう。例えば、これらの1つ以上の標準規格は、米国コロラド州ルイスビルのケーブルラボにより作成されたEBIF標準規格、および、オープンケーブルアプリケーションプラットホーム(OCAP)標準規格の一方または双方を含むだろう。続いて、これらの埋め込まれた対話式ソフトウエアアプリケーションは、1つ以上のCPEデバイス(例えば、セットトップボックス、対話準備完了のテレビ、コンピュータ、携帯電話)へ送信(例えば、配給、配信、放送)される。ここにて開示されるシステム、方法および装置と連結したこれらのアプローチに基づいて、複雑な同期技術を使用するアプリケーション配給メカニズムが必要ではないだろう。
【0021】
一実施例において、EBIFフォーマットに従ってエンコードされた対話式ソフトウエアアプリケーションは、1つ以上のビデオストリームとともに送信されるだろう。その結果、1つ以上のエンドユーザー(例えば、テレビ視聴者)は、入力デバイス(例えば、テレビ入力デバイス、テレビリモコン、キーボード)を使用して対話式ソフトウエアアプリケーション(例えば、対話式ビデオ広告、対話式ビデオ広告データ)と対話することを許可されるだろう。これらのEBIFアプリケーションは、また、視聴者とテレビ間の交流を指示する情報(例えば、データ)を収集するだろう。いくつかの実施例において、そのような情報は、広告視聴率および反響の測定をサポートするために、テレビジョン配布業者および広告者へ送信されるだろう。
【0022】
本発明のある実施例は、テレビジョン配布業者およびテレビジョン放送業者により使用される現存の非対話式広告システム(例えば、図1に記載される非対話式広告システム)と連動してビデオ広告に双方向性を付加するためのエンド・ツー・エンド会員対話式広告システムを提供する。いくつかの実施例において、このプロセスは、1つ以上のCPEデバイス上で連続して動作する1つ以上の協同するアプリケーションとの連携が必要とされないように、EBIFアプリケーションにより遂行されるだろう。ビデオストリーム(例えば、MPEGビデオストリーム)へのリアルタイム修正が必要ではないだろうから、前結合メカニズムが使用されるだろう。一実施例において、前結合メカニズムは、ビデオ広告ワークフロー内で、対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)をビデオ広告以内に事前に埋め込むように構成されるだろう。
【0023】
いくつかの実施例において、会員対話式広告システムは、非対話式ビデオ広告データがオーダーエントリーシステム(例えば、オーダーエントリーシステム104)から広告サーバーシステム(例えば、広告サーバーシステム112)へ送信されるにつれて、対話式ビデオ広告データ(例えば、1つ以上のEBIFアプリケーション)を非対話式ビデオ広告データ(例えば、1つ以上のビデオ広告、ビデオ広告コンテンツ)へとトランスペアレントに(例えば、シームレスに)作成して埋め込むように構成されるだろう。広告サーバーシステムは、放送ビデオストリームへの放送送信用に必要とされるまで、対話可能とされたビデオ広告データ(例えば、EBIF・可能とされた対話式ビデオ広告データ)を記憶するだろう。この会員対話式広告システムは、対話式ビデオ広告データがスタテイックアセット(例えば、非対話式ビデオ広告データと対話式ビデオ広告データ、非対話式ビデオ広告データとEBIFアプリケーション)として動作または機能するように、対話式ビデオ広告を作成するだろう。その結果、対話式ビデオ広告は、非対話式広告システムのインフラによって、非対話式ビデオ広告データとして処理および取り扱われるだろう。対話式ビデオ広告がCPEデバイスによって受信されると、埋め込まれた対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)は、検出および処理される(例えば、実行される)だろう。
【0024】
いくつかの実施例において、会員対話式広告システムは、テレビジョン配布業者またはテレビジョン放送業者によって使用中の既存のオーダーエントリーシステムまたはキャンペーン管理システムを置き換えることはしないだろう。さらに、会員対話式広告システムは、対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)の作成と埋め込みおよび対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)により生成されるメトリックスデータを統合する測定レポートの生成を管理するように構成されるだろう。
【0025】
会員対話式広告システムの利益は、下記の事項を含むだろう。非対話式広告システムの既存のインフラが、対話式ビデオ広告データ(例えば、対話式EBIFアプリケーション)の管理および配給を調整するために、使用されるだろう。データファイルとしてプロセスからプロセスへ運ばれて、放送用に必要とされるまで、データベースシステム内に記憶されるスタテイックアセットとしての非対話式ビデオ広告データの非対話式広告システムの処置と同様に、本発明の実施例は、埋め込まれた対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)付きの対話式ビデオ広告が非対話式ビデオ広告データと並んでスタテイックアセットとして管理されることを可能にするだろう。EBIFソフトウエアアプリケーションが、広域な利用メトリクスおよびキャンペーンフルフィルメントデータ(例えば、Tコマース「デジタルテレビジョンジョンを使用するEコマース」オーダーデータ、情報・要求データ)を戻すであろうから、会員対話式広告システムにより生成される1つ以上のレポートは、(見積りよりはむしろ)もっと的確な視聴率および対話データを提供するだろう。このデータから生成されるレポートは、現存のオーダーエントリーシステムまたはキャンペーン管理システムに関連する1つ以上の広告識別子に関連するだろう。その結果、レポート増加および比較が、現存のシステムを取り替えることなく促進されるだろう。
【0026】
図2は、1つ以上の例示的な実施例に従って、会員対話式広告システムの構成要素を描写する例示的な線図である。アドウィジェットコンソール202は、会員対話式広告システムのコンポーネントだろう。アドウィジェットコンソール202は、既存のオーダーエントリーシステム104を経由して現存の非対話式広告システムへと入る非対話式ビデオ広告データ102をアクセスするように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。アドウィジェットコンソール202は、対話式ビデオ広告データを非対話式ビデオ広告データ102と関連付けるように構成されるだろう。オーダーエントリーシステム104により非対話式ビデオ広告データ102に割り当てられたスポット識別子は、対話式メトリックスデータ(例えば、利用データ)とフルフィルメントデータのレポーティングをスポットメトリックスデータのレポーティングと同期させるメカニズムを提供するために、対話式ビデオ広告データのメタデータへとコピーされるだろう。2006年9月15日に出願され、「デジタルテレビジョン用内蔵式ミニアプリケーションのシステムと方法・・・」の名称を持ち、その記載によってここにて、参考資料とし組み込まれているスロサウバー他発明の米国特許出願番号11/532.286が、内蔵式ミニアプリケーション(例えば、ウィジェット)を作成および実施するための方法およびシステムを開示している。
【0027】
アドウィジェットコンソール202は、非対話式ビデオ広告データ102内への対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)の作成および埋め込みを管理するように構成されるだろう。その結果、アドウィジェットコンソール202は、広告サーバーシステム112へ非対話式ビデオ広告データおよび埋め込まれた対話式ビデオ広告データ204を送信するだろう。アドウィジェットコンソール202は、また、1つ以上のCPEデバイスで対話式ビデオ広告データ(例えば、実行済みのEBIFアプリケーション)により生成される対話式メトリックスデータおよびフルフィルメントデータ206を受信するように構成されるだろう。アドウィジェットコンソール202は、対話式メトリックスデータおよびフルフィルメントデータ206を統合する測定レポートの生成を管理するだろう。
【0028】
尚、図1および図2に描かれた、同様に命名された機能およびシステムは、1つ以上の同様の機能を遂行するだろう。これにより、会員対話式広告システムは、既存の従来技術システムとシームレスに相互運用されて、テレビジョン配布業者およびテレビジョン放送業者によりすでに使用中の既存のオーダーエントリーまたはキャンペーン管理システムを取り替える必要がない。尚、図1に図解される非対話式広告システムは、例示的である。会員対話式広告システムは、その他の非対話式広告システムと相互運用されるだろう。
【0029】
会員対話式広告システムにより作成された対話式ビデオ広告(例えば、対話式ビデオアセット)は、現存の非対話式広告システムの展望からは、非対話式ビデオ広告(例えば、非対話式ビデオアセット)と同一であるように見えるだろう。その結果、埋め込まれた対話式ビデオ広告データ(例えば、埋め込まれたEBIFアプリケーション)は、ビデオアセットの一部になるだろうし、現存の非対話式広告システムの残の部分により無視されるだろう。対話式コンテンツ(例えば、対話式ビデオ広告データ)によりエンハンスされたビデオ広告が、CPEデバイス(例えば、顧客構内設備124)に到達すると、埋め込まれた対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)が検出および処理される(例えば、実行される)だろう。利用対話式メトリックスデータおよびフルフィルメントデータ206は、トラフィック・課金システム106に提供されるスポットメトリックスデータ118を増やすために会員対話式広告システム(例えば、アドウィジェットコンソール202)に送信されるだろう。
【0030】
図3は、1つ以上の例示的な実施例に従って、会員対話式広告システムの1つ以上の作業を遂行する例示的なモジュールを図解する例示的な線図である。会員対話式広告システム300の作業は、キャンペーンワークフローアシスタント(例えば、アドウィジェットコンソール202)により管理されるだろう。例示的な実施例において、会員対話式広告システム300のアドウィジェットコンソール202は、レポーティング管理モジュール302、オーダー管理モジュール304、クリエイティブ管理モジュール306、および刊行管理モジュール308を有するだろう。モジュール302、304、306および308は例示的であることが注目される。モジュール302、304、306および308の機能は、アドウィジェットコンソール202に対してリモートまたはローカルなその他のモジュールにて遂行され、モジュール302、304、306および308は組み合わされるか、または、個別だろう。その他のモジュールは、必要および/または要望に応じて提供されるだろう。
【0031】
オーダー管理モジュール304は、非対話式ビデオ広告データおよび宣伝オーダーに関連する情報(例えば、レポーティングするためのキャンペーン識別子)を受信する(例えば、取り込む、アクセスする)ように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。オーダー管理モジュール304は、また、1つ以上のスポット識別子および非対話式ビデオ広告スポット102(例えば、非対話式ビデオ広告データ102)に関連する1つ以上のオーダー識別子310を受信するだろう。
【0032】
クリエイティブ管理モジュール306は、ユーザーが対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)を作成することを可能にするように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。一実施例において、クリエイティブ管理モジュール306は、EBIFアプリケーションユーザーインターフェースを規定してその規定されたEBIFアプリケーションを作成するために、ステップバイステップのプロセスをユーザーに提供するだろう。ユーザーは、その規定されたEBIFアプリケーションを作成するために、エンドユーザーシステム(例えば、コンピュータ表示312)を使用するだろう。
【0033】
刊行管理モジュール308は、対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)を非対話式ビデオ広告データ102内に埋め込むように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを有するだろう。一実施例において、埋め込むことは、非対話式ビデオ広告データをパケタイズされたストリーム(例えば、MPEGパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES))内にカプセル化することおよび対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)を別のパケタイズされたストリーム(例えば、MPEGパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES))内にカプセル化することを有するだろう。刊行管理モジュール308は、また、独特なプログラムマップ図表(PMT)内のパケット識別子(例えば、PID)により各パケタイズされたストリームを参照するだろう。刊行管理モジュール308は、結果として生じるビデオファイル(例えば、対話式ビデオ広告データが埋め込まれた非対話式ビデオ広告データ)を現存の広告サーバーシステム112に送信するだろう。
【0034】
前に議論したように、会員対話式広告システムは、現存のオーダーエントリーシステム(または、その他のキャンペーン管理システム)104および現存の広告サーバーシステム112にトランスペアレントだろう。非対話式の場合において、オーダーエントリーシステム(または、キャンペーン管理システム)104は、広告サーバーシステム112に、1つ以上のビデオアセット(例えば、MPEG-2トランスポートストリーム、非対話式ビデオ広告データ)を送信するだろう。対話式の場合において、会員対話式広告システムは、オーダーエントリーシステム104および広告サーバーシステム112間に挿入されるだろう。会員対話式広告システムの出力(例えば、非対話式ビデオ広告データおよび対話式ビデオ広告データ、オーダー情報を含むビデオファイル)は、埋め込まれた対話式ビデオ広告データ(例えば、EBIFアプリケーション)が効果的に不可視であるので、非対話式の場合において生産されたビデオアセットと同一であるように見えるだろう。その結果、対話式および非対話式の双方の場合において、広告サーバーシステムへ送信されるビデオファイルは、スタテイックアセットだろう。スケジューリングまたは調整は、現存の非対話式広告システムによってほかの場所で管理されるだろう。
【0035】
顧客構内設備(CPE)デバイス124は、その上でEBIFアプリケーションが動作するアプリケーション実行エンジンを提供するように構成されたユーザーエージェント(例えば、EBIFユーザーエージェント)を有するだろう。CPEデバイス124は、また、レポーティング管理モジュール302へ対話式メトリックスフォーマットデータおよびフルフィルメントデータを送信するように構成された通信メカニズムを有するだろう。対話式メトリックスフォーマットデータおよびフルフィルメントデータは、例えば、EBIFアプリケーションメトリックスレポーティングフォーマットなどの特別なフォーマットにて送信されるだろう。
【0036】
レポーティング管理モジュール302は、対話式メトリックスフォーマットデータおよびフルフィルメントデータを処理するように構成されたソフトウエアおよびハードウエアのいくつかまたは組み合わせを有するだろう。一実施例において、レポーティング管理モジュール302は、スポットメトリックスデータを更新するために、対話式メトリクスフォーマットデータおよびフルフィルメントデータを処理するだろう。
【0037】
図4は、1つ以上の例示的な実施例に従って、対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスする方法を図解する例示的なフローチャートである。この方法は、一例として提供されており、すなわち、ここにて開示された方法を行なうためには様々な方法がある。図4に示す方法400は、遂行でき、または、さもなければ種々のシステムのひとつまたは組み合わせにより遂行できる。方法400は、一例として、図2に示されるアドウィジェットコンソール202によって行なわれるように以下に記述されており、アドウィジェットコンソール202の種々の構成要素が、図4の実施例方法を説明するのに参照されている。図4に示される各々のブロックは、方法400に携行されている1つ以上のプロセス、方法またはサブルティーンを代表する。図4を参照すると、方法400はブロック402で始まるだろう。
【0038】
ブロック402において、方法400は、非対話式ビデオ広告データおよびその非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信することを有するだろう。一実施例において、アドウィジェットコンソール202のオーダー管理モジュール304は、非対話式広告システムから非対話式ビデオ広告データおよびその非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信するだろう。非対話式広告システムは、テレビジョン配布業者およびテレビジョン放送者によって使用されるレガシーシステムだろう。方法400は、ブロック404へと続くだろう。
【0039】
ブロック404において、方法400は、非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成することを有するだろう。一実施例において、アドウィジェットコンソール202のクリエイティブ管理モジュール306は、非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成するだろう。例えば、クリエイティブ管理モジュール306は、EBIFアプリケーションユーザーインターフェースを規定し、規定されたEBIFアプリケーションを作成するためにステップバイステップのプロセスをユーザーに提供することで対話式コンテンツデータを生成するだろう。方法400は、ブロック406へと続くだろう。
【0040】
ブロック406において、方法400は、非対話式ビデオ広告データ内に、対話式コンテンツデータを埋め込むことを有するだろう。一実施例において、アドウィジェットコンソール202の刊行管理モジュール308は、非対話式ビデオ広告データ内に、対話式コンテンツデータを埋め込むだろう。一実施例において、埋め込むことは、非対話式ビデオ広告データをパケタイズされたストリーム(例えば、MPEGパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES))内へカプセル化すること、および、カプセル化された対話式コンテンツデータ(例えば、EBIFアプリケーション)を別のパケタイズされたストリーム(例えば、MPEGパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES))内へカプセル化することを有するだろう。方法400は、ブロック408へと続くだろう。
【0041】
ブロック408において、方法400は、広告システムの広告サーバコンポーネントに、1つ以上のエンドユーザーデバイスへの送信の用にビデオ広告データおよび埋め込まれた対話式コンテンツデータを送信することを有するだろう。一実施例において、アドウィジェットコンソール202の刊行管理モジュール308は、広告システムの広告サーバコンポーネントに、1つ以上のエンドユーザーデバイスへの送信用にビデオ広告データおよび埋め込まれた対話式コンテンツデータを送信するだろう。エンドユーザーデバイスは、CPEデバイス、セットトップボックス、テレビジョンなどを有するだろう。方法400は、それから終了するだろう。
【0042】
会員対話式広告システムは、また、デジタルケーブルマーケット範囲内で使用中の現存の地域ターゲティングシステムから利益を得るだろう。異なるビデオ広告アセット、または、同じ広告の異なるバージョンが、ケーブルマーケット範囲内の異なる地域への配布用に経路付けされるだろう。対話式EBIFアプリケーションには、ビデオアセットが埋め込まれるので、それらはいかなる外部の連携なしにビデオコンポーネントと同じ地域に沿って運ばれるだろう。「MPEGストリームスイチングのための動的アプリケーション挿入・・・」と題名され、ここにて参照されて組み入れられている、スロサウバー他が発明の米国仮出願特許番号61/116.204は、MPEGプログラムトランスポートストリームに、アプリケーションを動的に作成して挿入するための方法およびシステムを開示し、そこにおいて、アプリケーションは、ターゲティング情報などのその他の利用可能なデータに基づいて視聴者への提示用コンテンツストリーム間のスイッチングに作用するために、CPEデバイス上でその次に動作される。これは、対象ターゲティングがEBIFアプリケーション範囲内に埋め込まれた技術によってどのようにしてさらに増やされ、CPEまたは追加の調整インフラ上の外部サポートアプリケーションのための必要性を取り除くだろうかを記載するだろう。
【0043】
上記の記載は、1つ以上のモジュールを有するだろうシステム、ネットワークおよびデバイスを記述しており、そのいくつかが明確に図面に示される。ここにて使用されているように、用語「モジュール」は、コンピュータが実行可能なソフトウエア、ファームウェアおよびハードウエアのいくつか、または、組み合わせを参照していることが理解されるだろう。モジュールの機能的パーティションは例示的であることが注目される。モジュールは、種々のアプリケーションをサポートするために組み合わされ、一体化され、分離されまたは複製されるだろう。また、特別なモジュールで遂行されるとしてここにて記載された機能は、1つ以上のその他のモジュールで、または、特別なモジュールで遂行される機能の代わりにまたは機能に加えて1つ以上のその他のデバイスにより遂行されるだろう。さらに、モジュールは、複数のデバイスに、または、互いにローカルまたはリモートのその他のコンポーネントにわたって実装されるだろう。さらに、モジュールは、1つのデバイスから移されて別のデバイスに加えられるだろうし、または、複数のデバイスに含まれるだろう。
【0044】
さらに、ここにて記載されたソフトウエアは、限定されないが、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロピーディスク、ハードディスクドライブ、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラツシュメモリおよびソフトウエアを記憶できるその他の物理的な媒体などのいくつか、または,組み合わせような1つ以上の物理的な媒体にて明白に具体化されることが注目される。その上、図面は、種々のコンポーネント(例えば、システム、ネットワークおよびCPEデバイス)を別々に図解している。種々のコンポーネントで遂行されるとして記載された機能は、その他のコンポーネントで遂行されるだろうし、種々のコンポーネントは組み合わされか、または、別々だろう。その他の変形が、また、なされるだろう。
【0045】
本明細書においては、様々な例示的な実施例が添付図面を参照して記述されてきた。しかしながら、以下に続く特許請求範囲にて明らかにされる本発明のより広い範囲から逸脱しないで、種々の修正または変更がそれに対してなされるだろうし、あるいは、追加の実施例が実施されるであろうことが明らかであろう。明細書および図面は、従って、限定的よりはむしろ説明的であるとみなされるべきである。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするコンピュータ利用方法であって、
非対話式ビデオ広告データと前記非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信し、
前記非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成し、
前記非対話式ビデオ広告データ中に、前記対話式コンテンツデータを埋め込み、
1つ以上のエンドユーザーデバイスへの送信のために、広告システムの広告サーバコンポーネントへ、前記非対話式ビデオ広告データと前記埋め込まれた対話式コンテンツデータとを送信する
ことを具備するコンピュータ利用方法。
【請求項2】
前記広告オーダーデータが、スポット識別子を具備することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項3】
前記対話式コンテンツデータが、被エンハンスTVバイナリ交換フォーマット(EBIF)アプリケーションを具備することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項4】
前記対話式コンテンツデータが、オープンケーブルアプリケーションプラットフォーム(OCAP)アプリケーションを具備することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項5】
前記対話式コンテンツデータを埋め込むことが、さらに、
前記非対話式ビデオ広告データを第1のパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES)と関連付けし、
前記対話式コンテンツデータを第2のパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES)と関連付けし、
マップ図表に記憶されるパケット識別子によって、各PESを識別すること
を具備することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項6】
前記1つ以上のエンドユーザーデバイスが、1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイスを具備することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項7】
前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータが、前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイス上で処理されることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項8】
前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータが、特別な地理的領域に関連する前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイス上で処理されることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項9】
前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイスが、1つ以上のセットトップボックスを具備することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項10】
さらに、前記1つ以上のエンドユーザーデバイスから、利用データおよびフルフィルメントデータを受信することを具備する、請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項11】
さらに、非対話式広告システムから前記非対話式ビデオ広告データを受信することを具備する、請求項1に記載のコンピュータ利用方法。
【請求項12】
対話式コンテンツによりビデオ広告をエンハンスするコンピュータ利用システムであって、
非対話式ビデオ広告データおよび前記非対話式ビデオ広告データに関連する広告オーダーデータを受信するように構成されたオーダー管理者コンピューティング装置と、
前記非対話式ビデオ広告データに関連する対話式コンテンツデータを生成するように構成されたクリエイティブ管理者コンピューティング装置と、
前記非対話式ビデオ広告データ内に前記対話式コンテンツデータを埋め込み、広告システムの広告サーバコンポーネントへ、1つ以上のエンドユーザーデバイスに送信用に、前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータを送信するように構成された刊行管理者コンピューティング装置とを
具備するコンピュータ利用システム。
【請求項13】
前記広告オーダーデータが、スポット識別子を具備することを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項14】
前記対話式コンテンツデータが、被エンハンスTVバイナリ交換フォーマット(EBIF)アプリケーションを具備することを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項15】
前記対話式コンテンツデータが、オープンケーブルアプリケーションプラットフォーム(OCAP)アプリケーションを具備することを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項16】
前記刊行管理者コンピューティング装置が、前記対話式コンテンツデータを、
前記非対話式ビデオ広告データを、第1のパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES)と関連付けし、
前記対話式コンテンツデータを、第2のパッケタイズドエレメンタリーストリーム(PES)と関連付けし、
マップ図表に記憶されたパケット識別子により、各PESを識別すること
によって、埋め込むように構成されたことを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項17】
前記1つ以上のエンドユーザーデバイスが、1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイスを具備することを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項18】
前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータが、前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイス上で処理されることを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項19】
前記非対話式ビデオ広告データおよび前記埋め込まれた対話式コンテンツデータが、特別な地理的領域に関連する前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイス上で処理されることを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項20】
前記1つ以上の顧客構内設備(CPE)デバイスが、1つ以上のセットトップボックスを具備することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項21】
さらに、前記1つ以上のエンドユーザーデバイスから、利用データおよびフルフィルメントデータを受信するように構成されたレポーティング管理者コンピューティング装置を具備する請求項12に記載のコンピュータ利用システム。
【請求項22】
前記オーダー管理者コンピューティング装置が、非対話式広告システムから前記非対話式ビデオ広告データを受信するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ利用システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2012−523169(P2012−523169A)
【公表日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−503655(P2012−503655)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【国際出願番号】PCT/US2010/029374
【国際公開番号】WO2010/114889
【国際公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【出願人】(507334303)フォースウォール・メディア・インコーポレーテッド (9)
【Fターム(参考)】