説明

履物の向きを変える道具

【課題】玄関に置かれた履物の向を変える道具を提供する。
【解決手段】形状は杖の様に長い本体軸にパイプを使い外側には4の操作パイプを設け、この操作パイプの上端に指掛爪のついた2の部品を32カシメ軸で固定する、次に本体軸パイプ上部からラセンスプリングを内設する、さらに上端には1の握手を取り付、4の操作パイプの下端にアーム付の5のはかまを差し込み31のリベットピンで固定する。最後に8のヘラを36の軸棒でヘラが回動できる状態に固定する、次にアームの30の軸孔とヘラの33の軸孔とを合せ37軸棒で固定する。この道具は、本体軸を引きあげれば履物は斜状になり落すことなく向きを変え目的の場所へと簡単に移動が出来る、履物の向を変える道具である。
【撰択図】図1

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭の玄関及び事業所の玄関で使用するもの。
【背景技術】
【0002】
今迄履物を整理するための道具はなかった。
【発明の開示】

【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
従来玄関内の床には外から入ってきた人が履物を室内方向に向けたまま置いてあるのが普通で、さらに人の出入が多い所では、バラバラになっていて、これを整理するのにはしゃがみこみ、はいつくばる様に行う事になり容易なことではない。
【0004】
これらを容易に出来れば、いつも玄関内は整理整頓ができていて、来客の人から見て良い好感を得ることが出来る。
【0005】
草履や下駄、サンダルにも対応出きる様にヘラの先を(35)二股にしてさらにここの部分を上向きに曲げておく。
【0006】
誰でも簡単に履物の向を変られる様にする。
【0007】
用具の収納場所は既存の傘立に一緒に立て掛られる様にする。
【課題が解決する手段】
【0008】
素材についてはプラスチックでも金属製でも可能である。
【0009】
杖の様な長い柄の先端に履物を吊り上げるための(8)ヘラを設けて、このヘラを自由自在に垂直にしたり横向に出来る様する、これによつて履物の整理整頓が容易に出来る。
【0010】
履物を確実に吊り上げるために、側面から見てちょうど釣針の様になっている、これを履物の中に差し込むと、奥の爪先に近い天井に当るので、これで上に引きあげれば履物は斜状になり、目的の場所まで移動が出来る。
【0011】
使い方は、まず用具の先端部の(8)ヘラ部分を履物の中に差し込み(47)指掛爪を引き上げると、(8)ヘラは横向きになるのでこのまま上に引き上げれば履物は斜状になり落すことなく目的の場所まで移動が出来る。
【0012】
玄間がいつも整理されていて気持が良い。
【0013】
手で整理をした状態を見ると向きは直っていても全体としてバラバラである、これは目と履物とが近いので全体のバランスが良く見えてないからである。本発明の道具を使うと、柄が長いので高い位置から見下すので、全体が良く見え少しの曲もわかり整頓がしやすい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下本発明の実施形態を図面に基づき試作した時の寸法を入れ乍ら詳細に設明すると、
【0015】
図1は本発明の履物整理用具の側面透視図と図2は本発明の使い勝手の順序を図解した側面ずである、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の順で行う。
【0016】
(イ)は用具を履物の中に差しこむ、(ロ)指掛爪を指で引きあげる、(8)ヘラが履物のなかで横になり、履物の奥爪先に近い天井に当るのでこのまま上に持上げれば履物は斜状になり、移動が出来る。(ハ)はここで履物を下に置く、(ニ)最後に指掛爪からゆびを離せばヘラは簡単に抜きだせる。
【実施例】
【0017】
本発明を製作するには、別紙図面を参照し乍ら行うと良い。
【0018】
図6の本体(3)軸柄はG上部F面に(13)の長穴を設ける、この穴はE面まで貫通しておく。ここは(43)のカシメ軸を通して、(43)のスプリングを受けるためと、スプリングを上下に動かすことを兼用するためである。巾約4ミリ、長さは約3センチぐらい、さらに本体軸柄(3)の下部A面側のみ1部長穴を開けておく、ここは4ミリ巾、長さ4センチ開ける、ここは(31)のリベット釘の頭が当らない様にしたバカ穴である。
【0019】
(4)操作パイプG上部のF面側に(2)の指掛爪の付いた部品を設けるための軸受孔(20)を裏側E面まで貫通しておく。
【0020】
(4)操作パイプの下部HのA面側に(44)の腕を固定するための(21)のリベット釘挿入孔を設ける。
【0021】
本発明を組立るには、まず、(4)の操作パイプの中に(3)の軸柄を通し(4)の操作パイプのG面側に(2)の指掛爪付部品をかぶせて(32)のカシメ軸を(4)の操作パイプの(20)の軸受孔へ通し固定する。次に(4)の操作パイプの下部H側から(44)の腕付の(5)はかまを下からかぶせる様に入れ込み(21)の挿入孔より(31)のリベット釘を挿入し固定する。
【0022】
(8)ヘラの取り付は(3)本体軸柄のH側から差し込み(34)の軸受孔より(36)の軸棒を通し(3)の本体軸柄を貫通し(8)のヘラが回動できるように固定する。さらに(33)と(44)の腕にある(30)の軸受孔に(37)の軸棒を差し込み回動できる様に固定する。(43)のラセンスプリングを(3)本体軸柄パイプのG面側の中に挿入する。 最後に(1)握手の(9)ネジ山付の穴の中に接着剤を塗り付て、(3)の本体軸柄の(29)の部分をネジ込み完成する。履物整理用具
【産業上の利用可能性】
【0023】
一般家庭の玄関及び事業所で活用できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】は本発明の履物整理用具全体図でF面から見た透視図である。
【図2】は本発明の履もの整理用具の使い勝手を示した側面図
【図3】は(1)握手でG面から見た平面図
【図4】は(1)の握手でH面から見た平面図
【図5】は(1)の握手でF面から見た側面図
【図6】は(3)本体軸柄パイプでF面から見た側面図
【図7】は(4)操作パイプでF面から見た側面図
【図8】は(4)の操作パイプの上部に設ける指掛爪付部品でぼうしの様なもの、斜視図
【図9】は(31)リベット釘と(43)ラセンスプリングの側面図
【図10】は(44)腕を支さえる台座ではかまの様なもの斜視図
【図11】はカシメ釘で側面図
【図12】は軸棒で側面図
【図13】は履物を吊り上げるためのヘラで斜視図
【図14】は本体軸柄と(4)の操作パイプの下部H面側を見た側面図
【符号の説明】
【0025】
1 握手
2 指掛爪付の部品
3 本体軸柄(パイプ)
4 操作用パイプ
5 腕を支じする台座(はかま)
6 リベット釘を挿入するための孔
7 全長約4センチ
8 履物を吊り上げるためのヘラである
9 はネジ山付の穴
10 は巾寸で約25ミリ
11 は長さで約10センチ
12 は厚さで約20ミリ
13 は長穴でここはF面、E面側に設けた長穴である、大きさは巾約4ミリ長さ3センチぐらい
14 はA面のみに設けた長穴で約巾4ミリ長さ4センチ、ここは(31)のリベット釘の頭が当らない様にするためのバカ穴である
15 は軸受孔
16 は直径16ミリ%
17 は内寸13ミリ
18 は長さ775ミリ
19 長さ710ミリ
20 は軸受孔で約4ミリ%
21 はリベット挿入孔で約3,5ミリ%
22 は直径20ミリ%
23 は内寸16,5ミリ
24 は内寸16,5ミリ
25 は軸受孔
26 は内寸20ミリ
27 は直径13ミリ
28 は軸柄とヘラの角度で約10度
29 はねじ山
30 は軸受孔
31 はリベット釘
32 はカシメ軸
33 は軸受孔
34 は軸受孔
35 ここは上向に曲げてこの先端に二股を設けて、草履、下駄などに対応する。
36 は軸棒4ミリ%
37 軸棒3ミリ%
38 は6センチ
39 20ミリ
40 曲り角度35度
41 先端の巾30ミリ
42 は70ミリ
43 ラセンスプリング
44 は腕(弾性ある素材が好ましい。)
45 は角度で約10度
46 は指掛爪
47 は3センチ
48 は9センチ
A,B,C,D,E,F,G,Hは図面の展開方向を示す符号
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は使い勝手の順序を示す符号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(3)本体軸柄G上部F面側に(13)の長穴を設ける。穴の大きさは約4ミリ巾で長さ3センチぐらい、この穴はE面側迄貫通しておく。ここは(32)のカシメ軸を通して、(43)のスプリングをうけるためと、操作パイプを上下に動かす事を兼用するためのもの。(3)本体軸柄パイプの下部A面側のみに(14)の長穴を開けておく。この所は(31)のリベットの頭が当らない様にしたバカ穴である。(4)操作パイプG上部F面側に(47)の指掛爪付の(2)の部品を設けるための軸受孔(20)をF面からE面まで貫通しておく。(4)操作パイプのH下部のA面側に(44)の腕付ハカマの付いた(5)を設けるための(21)のリベット捜入孔を設ける。寸法および角度については調整が必用。
本発明を組立るには、まず(4)の操作パイプの中に(3)の本体軸柄パイプを差し込み(4)の操作パイプG側から(2)の指掛爪付部品を差し込(32)のカシメ軸を(20)の軸孔へと通しカシメ固定する。
次に操作パイプのH下部から(44)の腕付ハカマ(5)を差し込み(21)の捜入孔に(31)リベット釘を捜入しカシメる。(8)ヘラの取り付は本体軸柄のH下部より差し込みヘラの(34)の軸受孔より(36)の軸棒を通し、本体軸柄の(15)の軸孔へと通しヘラが回動できる様に固定する。(33)の軸受孔と(44)の腕にある(30)軸受孔に(37)の軸棒を通し固定する。次に(43)のラセンスプリングを(3)本体軸柄のG上部からパイプの中へと入れ、最後に(1)の握手の(9)ネジ山付の穴の中に接着剤を塗り付けて(3)本体軸柄の(29)のネジ部分をネジ込んで完成する。履物成整理用具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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