説明

崩壊剤

【課題】 一般消費者にとって馴染みがあり、抵抗感なく摂取することができ、かつ摂取後における崩壊作用が強い崩壊剤を提供すること。
【解決手段】 本発明者らは、上記の課題を解決するための手段を鋭意検討した結果、崩壊剤に大麦の葉の乾燥粉末を含有させることで、摂取後における崩壊剤の崩壊作用が著しく改善されることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明の崩壊剤は、例えば、錠剤、造粒物、食品、栄養補助剤(サプリメント)、医薬製剤、洗剤、入浴剤、肥料等に配合することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大麦の葉の乾燥粉末を含有する崩壊剤に関する。
【背景技術】
【0002】
崩壊剤とは、錠剤等を崩壊しやすくするために配合する成分のことである。崩壊剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム(特許文献1)や、アラニン(特許文献2)、グリシン(特許文献3)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム(カルボキシルメチルセルロースカルシウム)、クロスカルメロースナトリウム(架橋カルボキシルメチルセルロースナトリウム)、カルボキシメチルスターチナトリウム、部分アルファー化デンプン、クロスポビドン(架橋ポリビニルピロリドン)(特許文献4)、デンプン類(特許文献5)等が知られている。このような崩壊剤は主に医薬用途の錠剤等に広く一般的に使用されている。
【0003】
一方、食品用途(健康食品等)における崩壊剤の使用は、医薬用途に比較すると一般的ではない。この一因として、上記のような崩壊剤は一般消費者にとって馴染みのない化合物であるので、食品に添加されることに対して抵抗感を持つ人が多いためと考えられる。ここで、一般消費者にとって馴染みがあり、抵抗感なく摂取することができる崩壊剤としてはデンプン類が知られているが、必ずしも崩壊作用が十分ではないという問題があった。そこで、一般消費者にとって馴染みがあり、抵抗感なく摂取することができ、かつ摂取後における崩壊作用が強い崩壊剤の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3310233号公報
【特許文献2】特開2006−232680号公報
【特許文献3】特開2001−278812号公報
【特許文献4】特許第4158017号公報
【特許文献5】特公平6−88899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、一般消費者にとって馴染みがあり、抵抗感なく摂取することができ、かつ摂取後における崩壊作用が強い崩壊剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記の課題を解決するための手段を鋭意検討した結果、崩壊剤に大麦の葉の乾燥粉末を含有させることで、摂取後における崩壊剤の崩壊作用が著しく改善されることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、請求項1記載の崩壊剤は、大麦の葉の乾燥粉末を含有することを特徴とする、崩壊剤に関する。
【0007】
また、請求項2記載の崩壊剤は、その崩壊剤を含む錠剤に対して1〜60重量%の割合で配合されることを特徴とする、請求項1記載の崩壊剤に関する。
【0008】
また、請求項3記載の崩壊剤は、さらに動物由来の軟骨抽出物を含有していることを特徴とする、請求項1または2記載の崩壊剤に関する。
【0009】
また、請求項4記載の崩壊剤は、前記軟骨抽出物が豚由来であることを特徴とする、請求項3記載の崩壊剤に関する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の崩壊剤は、青汁等の健康食品として広く市場に流通する大麦の葉の乾燥粉末からなることを特徴としているため、馴染みのない化合物を好まない一般消費者であっても、抵抗感なく摂取することができるという効果がある。
【0011】
また、本発明の崩壊剤は、従来の崩壊剤であるデンプンに比べ、摂取後における崩壊作用が優れているという効果がある。
【0012】
さらに、本発明の崩壊剤は、大麦の葉の乾燥粉末に動物由来の軟骨抽出物を加えることで、摂取後における崩壊作用をより一層高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は崩壊試験開始後420秒後における、比較例1(左)と実施例1(右)の写真である。
【図2】図2は崩壊試験開始後600秒後における、比較例1(左)と実施例1(右)の写真である。
【図3】図3は崩壊試験開始後810秒後における、比較例1(左)と実施例1(右)の写真である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、下記実施形態の記載により限定して解釈されるものでなく、特許請求の範囲における記載の範囲内で種々の変更が可能である。
【0015】
本発明に用いられる大麦の葉の乾燥粉末としては特に制限されるものではなく、通常入手可能な大麦の葉の乾燥粉末(以後、「大麦葉乾燥粉末」と称す)が用いられる。また、大麦の葉の搾汁液または抽出液を乾燥して粉末化した、大麦葉搾汁液の乾燥粉末または大麦葉抽出液の乾燥粉末を用いることもできる。
【0016】
本発明に用いられる大麦葉乾燥粉末の製造方法としては特に制限されるものではないが、例えば、特許3428956号に開示されるような方法で製造される。
【0017】
本発明の崩壊剤は、錠剤等に対して0.1重量%以上の割合で配合する。好ましくは1〜60重量%、より好ましくは20〜60重量%、最も好ましくは30〜60重量%の割合で配合する。
【0018】
本発明の崩壊剤は、例えば、錠剤、造粒物、食品、栄養補助剤(サプリメント)、医薬製剤、洗剤、入浴剤、肥料等に配合することができるが、好ましくは、錠剤に配合することが望ましい。
【0019】
本発明の崩壊剤に添加される成分としては特に制限されるものではないが、動物由来の軟骨抽出物を添加することが望ましい。好ましくは、豚由来の軟骨抽出物を添加することが望ましい。
【0020】
本発明に用いられる動物由来の軟骨抽出物としては特に制限されるものではなく、通常入手可能な動物由来の軟骨抽出物を用いることができる。
【0021】
本発明に用いられる動物由来の軟骨抽出物の製造方法としては特に制限されるものではなく、食品の製造において使用可能な製造助剤等の添加を行うことができる。
【0022】
本発明の崩壊剤に動物由来の軟骨抽出物が添加される場合には、大麦葉乾燥粉末100重量部に対して、好ましくは動物由来の軟骨抽出物が0.1〜1500重量部、より好ましくは0.5〜1000重量部、最も好ましくは1〜500重量部の割合で添加される。
【実施例】
【0023】
以下、本発明の実施例について説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定して解釈されるものではなく、特許請求の範囲における記載の範囲内で種々の変更が可能である。
【0024】
(試験例1:大麦葉乾燥粉末の崩壊作用の評価)
試験例1では、大麦葉乾燥粉末の崩壊作用を評価するため、大麦葉乾燥粉末を配合した錠剤(実施例1)、従来から崩壊剤として知られるデンプンを配合した錠剤(比較例1)、および大麦葉乾燥粉末とは異なる他の植物粉末を配合した錠剤(比較例2〜4)を作成し、それぞれの崩壊時間を測定して比較した。さらに、大麦葉乾燥粉末と動物由来の軟骨抽出物とを組合わせた場合における崩壊作用を評価するため、大麦葉乾燥粉末と動物由来の軟骨抽出物とを配合した錠剤(実施例1)、大麦葉乾燥粉末を配合せず動物由来の軟骨抽出物を配合した錠剤(比較例1)、および大麦葉乾燥粉末と動物由来の軟骨抽出物のいずれも配合していない錠剤(比較例5)を作成し、それぞれの崩壊時間を測定して比較した。
【0025】
(実施例1)
グルコサミン46.9重量%、デンプン16.6重量%、セルロース15重量%、鶏冠抽出物5重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素0.5重量%、豚軟骨抽出物10重量%に対し、崩壊剤として大麦葉乾燥粉末(株式会社東洋新薬製)を5重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、実施例1とした。
【0026】
(比較例1)
実施例1に含まれる大麦葉乾燥粉末5重量%をデンプン5重量%で置き換えてデンプンの配合割合が21.6重量%となるように調製した粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、比較例1とした。
【0027】
(比較例2)
実施例1に含まれる大麦葉乾燥粉末5重量%をケール粉末5重量%で置き換えた粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、比較例2とした。
【0028】
(比較例3)
実施例1に含まれる大麦葉乾燥粉末5重量%をほうれん草粉末5重量%で置き換えた粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、比較例3とした。
【0029】
(比較例4)
実施例1に含まれる大麦葉乾燥粉末5重量%をかぼちゃ粉末5重量%で置き換えた粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、比較例4とした。
【0030】
(比較例5)
実施例1に含まれる大麦葉乾燥粉末5重量%および豚軟骨抽出物10重量%をデンプン15重量%で置き換えてデンプンの配合割合が31.6重量%となるように調製した粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠400mgの錠剤を作成し、比較例5とした。
【0031】
(崩壊試験)
第十五改正日本薬局方(平成18年3月31日 厚生労働省告示第285号)に準じ、崩壊試験器(型番:NT−40H、富山産業株式会社製)を用いて、錠剤が崩壊するまでの崩壊時間を測定した。なお、「錠剤の崩壊」については、下記の第十五改正日本薬局方の定義に従い、判断した。
【0032】
(「錠剤の崩壊」の定義)
試料の残留物を全く認めないか、又は認めても明らかに原形をとどめない軟質の物質であるとき、あるいは剤皮の断片であるとき、錠剤が崩壊したものとする。
【0033】
(試験結果)
上記の方法により、実施例1および比較例1〜5の錠剤の崩壊時間を測定した。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】

【0035】
また、実施例1および比較例1について、崩壊試験開始420秒後、600秒後、および810秒後に写真を撮影した。崩壊試験開始420秒後の写真を図1、崩壊試験開始600秒後の写真を図2および崩壊試験開始810秒後の写真を図3に示す。いずれも、左は比較例1、右は実施例1である。
【0036】
表1の結果から、大麦葉乾燥粉末を配合した錠剤(実施例1)は、従来の崩壊剤であるデンプンを配合した錠剤(比較例1)と比べ、顕著に短い時間で崩壊することが確認できた。このことは、図1〜3の写真でも確認できる。また、大麦葉乾燥粉末を配合した錠剤(実施例1)は、大麦葉乾燥粉末とは異なる他の植物粉末を配合した錠剤(比較例2〜4)と比べても、顕著に短い時間で崩壊することが確認できた。以上のことから、大麦葉乾燥粉末は、従来の崩壊剤であるデンプンや他の植物粉末に比べ、優れた崩壊作用を示すことが明らかとなった。
【0037】
さらに、大麦葉乾燥粉末と動物由来の軟骨抽出物とを配合した錠剤(実施例1)は、大麦葉乾燥粉末を配合せず動物由来の軟骨抽出物を配合した錠剤(比較例1)、および大麦葉乾燥粉末と動物由来の軟骨抽出物のいずれも配合していない錠剤(比較例5)と比べ、顕著に短い時間で崩壊することが確認できた。このことから、大麦葉乾燥粉末に動物由来の軟骨抽出物を加えることで、崩壊作用がより一層高まることが明らかとなった。
【0038】
(試験例2:大麦葉乾燥粉末の錠剤に対する適切な配合割合の検討)
試験例2では、大麦葉乾燥粉末の錠剤に対する適切な配合割合を検討するため、大麦葉乾燥粉末の配合割合が異なる錠剤を作成し、崩壊時間を測定した。
【0039】
(実施例2)
大麦葉乾燥粉末1重量%、デンプン59重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例2とした。
【0040】
(実施例3)
大麦葉乾燥粉末3重量%、デンプン57重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例3とした。
【0041】
(実施例4)
大麦葉乾燥粉末5重量%、デンプン55重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例4とした。
【0042】
(実施例5)
大麦葉乾燥粉末15重量%、デンプン45重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例5とした。
【0043】
(実施例6)
大麦葉乾燥粉末20重量%、デンプン40重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例6とした。
【0044】
(実施例7)
大麦葉乾燥粉末22重量%、デンプン38重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例7とした。
【0045】
(実施例8)
大麦葉乾燥粉末25重量%、デンプン35重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例8とした。
【0046】
(実施例9)
大麦葉乾燥粉末30重量%、デンプン30重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例9とした。
【0047】
(実施例10)
大麦葉乾燥粉末60重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、実施例10とした。
【0048】
(比較例6)
デンプン60重量%、ステアリン酸カルシウム1重量%、二酸化ケイ素2重量%、ヒドロキシプロピルセルロース10重量%、麦芽糖27重量%となるように粉末を混合後、混合粉末を打錠機で打錠することで1錠150mgの錠剤を作成し、比較例6とした。
【0049】
(崩壊試験)
試験例1と同様、第十五改正日本薬局方(平成18年3月31日 厚生労働省告示第285号)に準じて、錠剤が崩壊するまでの崩壊時間を測定した。
【0050】
(試験結果)
実施例2〜10および比較例6の錠剤の崩壊時間を表2に示す。
【0051】
【表2】

【0052】
表2の結果から、大麦葉乾燥粉末を1〜60重量%の割合で配合した錠剤(実施例2〜10)は、大麦葉乾燥粉末の代わりにデンプンを配合した錠剤(比較例6)と比べ、短い時間で崩壊することが確認できた。特に、大麦葉乾燥粉末を20〜60重量%の割合で配合した錠剤(実施例6〜10)は、より短い時間で崩壊した。さらに、大麦葉乾燥粉末を30〜60重量%の割合で配合した錠剤(実施例9〜10)は、顕著に短い時間で崩壊した。
【0053】
以上のことから、錠剤に対して1〜60重量%の割合で大麦葉乾燥粉末を配合することにより、錠剤の崩壊時間を短縮できることが明らかとなった。また、錠剤に対して20〜60重量%の割合で大麦葉乾燥粉末を配合した場合には、より崩壊時間を短縮でき、錠剤に対して30〜60重量%の割合で大麦葉乾燥粉末を配合した場合には、顕著に崩壊時間を短縮できることが明らかとなった。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明の崩壊剤は、青汁等の健康食品として広く市場に流通する大麦の葉の乾燥粉末からなることを特徴としているため、馴染みのない化合物を好まない一般消費者であっても、抵抗感なく摂取することができる。また、本発明の崩壊剤は、従来の崩壊剤であるデンプンに比べ、錠剤に配合した際に優れた崩壊作用を示す。本発明の崩壊剤は、例えば、錠剤、造粒物、食品、栄養補助剤(サプリメント)、医薬製剤、洗剤、入浴剤、肥料等に配合することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
大麦の葉の乾燥粉末を含有することを特徴とする、崩壊剤。
【請求項2】
前記崩壊剤は、その崩壊剤を含む錠剤に対して1〜60重量%の割合で配合されることを特徴とする、請求項1記載の崩壊剤。
【請求項3】
前記崩壊剤は、さらに動物由来の軟骨抽出物を含有していることを特徴とする、請求項1または2記載の崩壊剤。
【請求項4】
前記軟骨抽出物は、豚由来であることを特徴とする、請求項3記載の崩壊剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−285429(P2010−285429A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−111521(P2010−111521)
【出願日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【出願人】(398028503)株式会社東洋新薬 (182)
【Fターム(参考)】