説明

帯状物の裁断準備方法、帯状物の裁断方法および裁断された帯状物の製造方法

【課題】 上刃と下刃の裁断寿命を短縮させることなく上刃と下刃のラップ量を調節することができる帯状物の裁断準備方法と帯状物の裁断方法と裁断された帯状物の製造方法を提供する。
【解決手段】 上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出することを特徴とする帯状物の裁断準備方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は帯状物の裁断準備方法と帯状物の裁断方法と裁断された帯状物の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
紙、磁気テープ、フィルム、フィルム上またはフィルム間に各種機能層(例えば、粘着層、接着層、光拡散層、防汚層、偏光基体、低反射層、帯電防止層、紫外線・近赤外線(NIR)吸収層、ネオンカット層、電磁波シールド層、ハードコート層等)を積層したシート等の連続した薄物の帯状物を所定幅に切断するために裁断装置が使用される。裁断装置は、円形の上刃が取り付けられた上刃回転軸と、円形の下刃が取り付けられた下刃回転軸を備え、上刃回転軸と下刃回転軸とを平行に配置し、上刃と下刃を接近させた後、上刃と下刃を回転させて帯状物の裁断を行うものである。
【0003】
帯状物の厚さや種類に応じて、上刃と下刃とのラップ量(刃噛み深さ)を調整することにより、裁断をスムーズに行うことができる。上刃と下刃のラップ量を調整する方法として、上刃と下刃とを接触させて電気的導通を検出した後、上刃または下刃を所定量移動させる手段が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図7に上刃11と下刃21とのラップ量dを示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭62−53997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法により、上刃と下刃のラップ量を調整することができる。しかしながら、上刃と下刃が接触すると刃の破損・損傷が生じるため、上刃と下刃の裁断寿命が短縮する問題を有するものであった。
【0006】
上記の問題に鑑み、本発明は、上刃と下刃の裁断寿命を短縮させることなく上刃と下刃のラップ量を調節することができる帯状物の裁断準備方法と帯状物の裁断方法と裁断された帯状物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は下記の技術的構成により上記課題を解決できたものである。
【0008】
(1)上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出することを特徴とする帯状物の裁断準備方法。
(2)前記導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする前記(1)に記載の帯状物の裁断準備方法。
(3)前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の帯状物の裁断準備方法。
(4)上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出した後、
該上刃回転軸または該下刃回転軸の少なくとも一方を移動させ、該上刃と該下刃の間に帯状物を配置して両刃間で裁断することを特徴とする帯状物の裁断方法。
(5)導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする前記(4)に記載の帯状物の裁断方法。
(6)前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする前記(4)または(5)に記載の帯状物の裁断方法。
(7)上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出した後、
該上刃回転軸または該下刃回転軸の少なくとも一方を移動させ、該上刃と該下刃の間に帯状物を配置して両刃間で裁断することを特徴とする裁断された帯状物の製造方法。
(8)導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする前記(7)に記載の裁断された帯状物の製造方法。
(9)前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする前記(7)または(8)に記載の裁断された帯状物の製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、導電性部材を介して、上刃と下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出したところをゼロ点とするため、上刃と下刃の裁断寿命を短縮させることなく上刃と下刃間の距離を測定することができる。これによって、上刃と下刃の裁断寿命を短縮させることなく上刃と下刃のラップ量を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明を実施するに使用されうる裁断装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示した正面図である。
【図3】下刃回転軸上に位置合わせ治具を配置したものの斜視図である。
【図4】下刃回転軸上に位置合わせ治具を配置したものの正面図である。
【図5】位置合わせ治具上に導電性部材を載置した正面図である。
【図6】本発明の別の一実施形態を示した正面図である。
【図7】ラップ量を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を図を用いて説明する。
図1は本発明を実施するに使用することができる裁断装置1を示す正面図である。上刃回転軸10には円盤状の上刃11、12が取り付けられ、下刃回転軸20には円盤状の下刃21、22が取り付けられている。上刃11、12および下刃21、22はそれぞれ独立して水平方向(図1の左右方向)に動かすことが可能であり、任意の位置にて固定することができる。
また、対向する上刃と下刃のラップ量を調節するため、上刃と下刃の位置を微調整することができる手段を備えてなることが好ましい。当該手段としては例えば、ダイヤルゲージ(図示せず)を使用することができる。
【0012】
上刃回転軸10と下刃回転軸20は略平行になるように、支柱40に取り付けられてなる。上刃回転軸10と下刃回転軸20は、それぞれ支柱40の垂直方向(図1の上下方向)に可動させることができ、任意の位置にて固定することができる。
略平行とは、本発明の作用効果に鑑みて平行とみなせるものを含む概念であり、真の平行でなくても構わない趣旨である。真の平行に近いほど好ましいが、具体的には、上刃回転軸10と下刃回転軸20とがなす角度が数度程度であればよく、1°以下であることが好ましく、0.1°以下であることがさらに好ましい。
【0013】
上刃11、12、上刃回転軸10および導線60は電気的に接続されてなり、下刃21、22、下刃回転軸20および導線61は電気的に接続されてなる。
したがって、例えば、上刃11と下刃21とを直接あるいは導電性部材を介して接触させることにより、パイロットランプ50が点灯するため、上刃と下刃が電気的に導通したことを確認することができる。
なお、図1においては、導線60が上刃回転軸10に、導線61が下刃回転軸20に接続されてなるが、導線60を上刃11、12、導線61を下刃21、22に接続してもよい。
上述した図1の裁断装置は後述する実施形態1および実施形態2のいずれにも使用することができる。
【0014】
<実施形態1>
図2は、図1に示した上刃11、12と下刃21、22との間に、本発明を構成する導電性部材30を配置したものである。図2に示すように、上刃回転軸10と下刃回転軸20のどちらかを支柱40の垂直方向に稼働させた後、導電性部材30を介して上刃11、12と下刃21、22を垂直方向にて間接的に接触させることにより、パイロットランプ50が点灯するため、上刃と下刃が電気的に導通したことを確認することができる。なお、図2に示すように、それぞれの上刃と下刃を対向させるように配置することにより、上刃と下刃間の距離を電気的導通によって精確に測定しやすくなり好ましい。
【0015】
電気的導通を確認した後、上刃回転軸10または下刃回転軸20の少なくとも一方を垂直方向に移働させ、導電性部材を両刃間から取り除き、上刃11、12と下刃21、22の間に帯状物を配置する。次いで、電気的導通を確認したところをゼロ点として、上刃回転軸または下刃回転軸の少なくとも一方を垂直方向に動かすとともに、上刃または下刃の少なくとも一方を水平方向に移動させる等して、帯状物を裁断するに際し共同して動作する上刃と下刃のおおよその位置決めを行う。続いて、上刃回転軸または下刃回転軸の少なくとも一方に取り付けられたダイヤルゲージ(図示せず)等にて、上刃と下刃のラップ量を調節する。ラップ量の調節後、上刃と下刃を回転稼働させることにより、帯状物を裁断することができる。
【0016】
図2においては、導電性部材30を介して、上刃11、12と下刃21、22の電気的導通を同時に確認することができるが、対向する両刃毎に導電性部材を配置することも可能である。例えば、上刃11と下刃21間に導電性部材30を配置して電気的導通を確認した後、上刃12と下刃22間に導電性部材30を配置して電気的導通を確認してもよい。また、対向する両刃毎にラップ量を調節するとも可能である。加えて、導電性部材を配置する個数も制限されない。
【0017】
<実施形態2>
図3は下刃回転軸20上に位置合わせ治具100を配置したものの斜視図である。図3における位置合わせ治具100は、第1の面101と、第2の面102と水平面103とからなり、下刃回転軸20を挟み込むようにして配置されてなる。なお、位置合わせ治具100は、下刃回転軸20と上刃回転軸(図示せず)との間に水平面103を有するものであればよいのであって、その形状は特に限定されるものではなく任意の形状を取ることができる。
【0018】
図4は下刃回転軸20上に位置合わせ治具100を配置したものの正面図である。
すなわち、上刃回転軸(図示せず)と下刃回転軸20の間に、位置合わせ治具100の水平面103を配置し、該水平面103と下刃21の先端25が水平になるように位置合わせ治具100の垂直方向における高さを調節する(調節機構は図示せず)。
また、図4において、予め水平面103上に導電性部材を載置あるいは積層しておいてもよい。
【0019】
図5は位置合わせ治具の水平面103および下刃21上に導電性部材30を載置し接触させたものの正面図である。導電性部材30が水平を維持しているか確認することが好ましい。
下刃21との距離を調節するために、位置合わせ治具は水平方向に稼動できる機構を有していることが好ましい。
【0020】
導電性部材30は水平面103上に直接載置してもよいし、水平面103上に接着剤層や粘着剤層を設けて導電性部材30を積層してもよい。接着剤層や粘着剤層を設ける場合、それらの厚さの分だけ上刃と下刃との距離が変わるため、厚さを測定しておくことが好ましい。
【0021】
導電性部材30は位置合わせ治具より下刃21側にはみ出す領域αと、位置合わせ治具上に位置する領域βに分けることができる。領域αの長さと領域βの長さの比は1:99〜40:60の範囲内にあることが好ましく、10:90〜50:50の範囲内にあることがさらに好ましい。領域αの長さの比が小さすぎると、下刃に導電性部材30を接触させる際の作業性が低下する恐れがある。領域αの長さの比が大きすぎると、導電性部材30に撓みが生じやすくなり、下刃21と上刃(図示せず)との距離を正確に測定することができなくなる恐れがある。
αの長さとしては、1mm〜100mmであることが好ましく、5mm〜50mmであることが更に好ましく、10mm〜20mmであることが特に好ましい。
βの長さとしては、1mm〜1000mmであることが好ましく、10mm〜500mmであることが更に好ましく、20〜100mmであることが特に好ましい。
【0022】
図6は、本発明の別の一実施形態を示した正面図である。
図5に示したように、位置合わせ治具の水平面103および下刃21上に導電性部材30を載置した後、上刃11を具備してなる上刃回転軸10を垂直方向に稼働させて、上刃11を導電性部材30に接触させることにより上刃11と下刃21とが電気的に接続されるため、パイロットランプ50の点灯を確認することにより、上刃11と下刃21間の距離(ゼロ点合わせ)をすることができるものである。
なお、図6に示すように、上刃と下刃を対向させるように配置することにより、上刃と下刃間の距離を電気的導通によって精確に測定しやすくなり好ましい。
【0023】
電気的導通を確認した後、上刃回転軸10または下刃回転軸20の少なくとも一方を垂直方向に移働させるとともに、位置合わせ治具を下刃回転軸20上から移動させて導電性部材を両刃間から取り除き、上刃11と下刃21の間に帯状物を配置する。次いで、電気的導通を確認したところをゼロ点として、上刃回転軸または下刃回転軸の少なくとも一方を垂直方向に動かすとともに、上刃または下刃の少なくとも一方を水平方向に移動させる等して、帯状物を裁断するに際し共同して動作する上刃と下刃のおおよその位置決めを行う。続いて、上刃回転軸または下刃回転軸の少なくとも一方に取り付けられたダイヤルゲージ(図示せず)等にて、上刃と下刃のラップ量を調節する。ラップ量の調節後、上刃と下刃を回転稼働させることにより、帯状物を裁断することができる。
【0024】
以下、本発明を構成する材料を説明する。なお、本発明を構成する材料は、上記実施形態1〜2のいずれにおいても使用することができる。
【0025】
(導電性部材)
導電性部材としては、導電性と弾性を具備してなるものであれば制限なく使用することができる。これらの性質を具備することにより、上刃と下刃の裁断寿命を短縮させることなく上刃と下刃のゼロ点合わせを行うことができ、ラップ量を調節することができる帯状物の裁断準備方法および帯状物の裁断方法を提供することができる。
導電性部材としては例えば、導電紙、木片や繊維製品に導電性を付与したもの、導電性高分子材料等を使用することができる。これらの中でも導電性部材として導電性の樹脂フィルムを使用することが好ましい。樹脂フィルムであれば上刃と下刃を接触させても塵等のゴミが発生しにくいため、高いクリーン度が要求される帯状物(例えば、光学フィルムや光学シート等の光学用途)であっても好ましく使用することができる。
【0026】
樹脂フィルムの厚さは100μm以上であればよく、1mm以上であることが好ましく、5mm以上であることがさらに好ましい。上限は限定されないが、例えば20mmである。
下限値未満では樹脂フィルムに撓みが生じやすくなり、ゼロ点調節を適切に行えない恐れがある。
【0027】
導電性は、上刃と下刃間に導電性部材を介して電気的接続を確認することができるものであれば、特に制限されない。
【0028】
樹脂フィルムとして熱可塑性の樹脂フィルムを使用することが好ましい。導電性材料を分散させやすいためである。
樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、フッ素樹脂フィルム、高密度ポリエチレン樹脂フィルム、ポリフェニレンサルファイド樹脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ポリウレタン樹脂フィルム等を使用することができる。これらの中でもポリフェニレンサルファイド樹脂フィルムを使用することが、加工精度に優れる点から好ましい。
【0029】
導電性材料としては、例えば、カーボン系導電剤、グラファイト、酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛、ニッケル、アルミニウム、銅等の他、導電性フィラーを使用することができる。
これらの中でもカーボン系導電剤を使用することが好ましい。カーボン系導電剤は、金属材料や他の導電性フィラーに比べて柔らかいため、上刃や下刃の傷発生を低減することができる。カーボン系導電剤としては、例えば、カーボンブラック、カーボンフィブリル、カーボンナノチューブ等を使用することができる。
【0030】
(上刃、下刃)
上刃と下刃としては導電性を有し、帯状物を裁断することができるものであれば制限されることなく使用できる。例えば、ハイス鋼、合金鋼、ステンレス鋼、超硬合金等を使用することができる。これらの材料は、上刃と下刃を別々に使用してもよいし、各上刃および各下刃毎に別のものを使用してもよい。
【符号の説明】
【0031】
1 裁断装置
10 上刃回転軸
11、12 上刃
20 下刃回転軸
21、22 下刃
30 導電性部材
40 支柱
50 パイロットランプ
60、61 導線
100 位置合わせ治具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出することを特徴とする帯状物の裁断準備方法。
【請求項2】
前記導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする請求項1に記載の帯状物の裁断準備方法。
【請求項3】
前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の帯状物の裁断準備方法。
【請求項4】
上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出した後、
該上刃回転軸または該下刃回転軸の少なくとも一方を移動させ、該上刃と該下刃の間に帯状物を配置して両刃間で裁断することを特徴とする帯状物の裁断方法。
【請求項5】
導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする請求項4に記載の帯状物の裁断方法。
【請求項6】
前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項4または5に記載の帯状物の裁断方法。
【請求項7】
上刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の上刃と、
下刃回転軸に取り付けられてなる円盤状の下刃と、を備えてなり、
該上刃回転軸と該下刃回転軸とが略平行に配置されてなり、
導電性部材を介して、該上刃と該下刃を間接的に接触させて電気的導通を検出した後、
該上刃回転軸または該下刃回転軸の少なくとも一方を移動させ、該上刃と該下刃の間に帯状物を配置して両刃間で裁断することを特徴とする裁断された帯状物の製造方法。
【請求項8】
導電性部材が位置合わせ治具の水平面上に積層されてなることを特徴とする請求項7に記載の裁断された帯状物の製造方法。
【請求項9】
前記導電性部材が導電性の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項7または8に記載の裁断された帯状物の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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